6800 ヨコオ 2021-08-03 12:00:00
2022年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月3日
上 場 会 社 名 株式会社ヨコオ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6800 URL https://www.yokowo.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役兼執行役員社長(氏名) 徳間 孝之
問合せ先責任者 (役職名) 取締役兼執行役員専務 (氏名) 深川 浩一 (TEL) 03-3916-3111
四半期報告書提出予定日 2021年8月3日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 16,021 38.5 1,219 185.7 1,287 271.1 916 278.3
2021年3月期第1四半期 11,569 △22.7 426 △63.7 346 △62.8 242 △65.1
(注) 包括利益 2022年3月期第1四半期 1,034百万円( 224.5%) 2021年3月期第1四半期 318百万円( 52.6%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 40.80 40.78
2021年3月期第1四半期 11.95 11.93
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 60,822 39,177 64.3
2021年3月期 56,868 36,202 63.6
(参考) 自己資本 2022年3月期第1四半期 39,131百万円 2021年3月期 36,152百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 16.00 - 20.00 36.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 18.00 - 18.00 36.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 32,000 18.0 2,400 17.1 1,850 7.8 1,350 6.1 58.36
通期 65,000 8.4 5,800 12.0 5,250 △1.3 3,850 0.8 166.44
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 23,669,878株 2021年3月期 22,579,878株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 538,426株 2021年3月期 538,426株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 22,473,952株 2021年3月期1Q 20,288,382株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の本資料に記載されている業績見通し等は様々な要因により大きく異な
る可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、四半
期決算短信(添付資料)4ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に
関する説明」をご覧ください。
株式会社ヨコオ(6800) 2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………8
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………9
1
株式会社ヨコオ(6800) 2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における売上高は、回路検査用コネクタセグメントにおいて前年同期の新型コロナウイ
ルス感染拡大の影響により強まっていた前倒し受注が正常化し減収となった一方、車載通信機器及び無線通信機器
セグメントが増収となった結果、16,021百万円(前年同期比+38.5%)となりました。営業損益につきましては、回
路検査用コネクタ及び無線通信機器セグメントが前年同期比で減収となりましたが、車載通信機器セグメントが大
幅に改善した結果、1,219百万円の利益(前年同期比+185.7%)となりました。経常損益につきましては、為替差益
49百万円を計上したことなどにより、1,287百万円の利益(前年同期比+271.1%)となりました。親会社株主に帰属
する四半期純損益につきましては、経常増益などにより、916百万円の利益(前年同期比+278.3%)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 車載通信機器
当セグメントの主要市場である自動車市場は、世界的な半導体不足などの影響により、自動車メーカーにおいて
生産停滞や在庫不足がみられたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大幅に受けていた前年同期と比較す
ると小幅なものとなりました。地域別では、米国市場において前年同期における減産の反動増がみられ、中国/ア
セアン/日本国内市場でも需要が底堅く推移したことなどから、販売台数は前年同期を上回りました。
このような状況の中、主力製品であるシャークフィンアンテナ/GPSアンテナをはじめとする自動車メーカー向け
アンテナの国内・海外販売及びETCアンテナなど国内向けを主とする製品の販売は、反動増により前年同期を大幅に
上回りました。
この結果、当セグメントの売上高は10,184百万円(前年同期比+89.7%)と、前年同期比で大幅な増収となりまし
た。セグメント損益につきましては大幅に改善したものの、海上運賃の高騰と部材調達難・生産遅れに伴う航空便
の多用による物流費増などにより、1百万円の利益(前年同期は942百万円の損失)となりました。
② 回路検査用コネクタ
当セグメントの主要市場である半導体検査市場は、コロナ禍におけるテレワーク拡大に伴うパソコン需要や、外
出制限・自粛に伴うインターネット利用急増によるサーバー需要の拡大に加え、5Gの浸透などにより世界のスマー
トフォン出荷台数が増加するなど、好調に推移しました。
このような状況の中、当社グループの主力製品である半導体後工程検査用治具の販売は、ロジック半導体検査用
ソケット・高周波検査対応ソケットの受注が根強く推移したものの、前年同期の受注増に対する反動減や、ロック
ダウンに伴うマレーシア工場の稼働制限による一部生産遅れなどにより、前年同期を下回りました。また、半導体
前工程検査用治具の販売も、周辺機器を含めてワンストップソリューションでサービスを提供するターンキービジ
ネスが順調に拡大したものの、前年同期における前倒し受注が正常化したことなどにより、前年同期を下回りまし
た。
この結果、当セグメントの売上高は3,400百万円(前年同期比△16.0%)と、前年同期比で減収となりました。セグ
メント損益につきましては、内製比率引き上げにより利益率が上昇したものの、減収に伴う減益や原材料価格上昇
などにより、771百万円の利益(前年同期比△11.0%)となりました。
③ 無線通信機器
当セグメントの主要市場である携帯通信端末市場は、スマートフォンの販売が堅調に推移し、ウェアラブル端末
は多様化・高機能化により今後の成長が見込まれております。POS端末市場は、物流/製造を始めとする幅広い業界
において、情報管理による業務効率化実現の観点から着実な成長を続けているほか、産業機器などの他市場も成長
が期待されております。
このような状況の中、微細スプリングコネクタを中核製品とするファインコネクタ事業におきましては、POS端末
向け販売の堅調な推移に加え、ワイヤレスイヤホンなどウェアラブル端末向け販売も増加したことなどにより、売
上高は前年同期を上回りました。
当セグメントに含めておりますメディカル・デバイス事業につきましては、ユニット製品販売が堅調に推移した
ものの、医療現場逼迫により部品販売が落ち込んだことなどにより、売上高は前年同期を下回りました。
この結果、当セグメントの売上高は2,437百万円(前年同期比+13.2%)となりました。セグメント損益につきまし
ては、ファインコネクタ事業における比較的利益率の高い製品の売上比率低下やメディカル・デバイス事業の減収
に伴う減益などにより、447百万円の利益(前年同期比△11.1%)となりました。
2
株式会社ヨコオ(6800) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(事業セグメント別連結売上高) (単位:百万円、%)
前第1四半期 前四半期 当第1四半期
自 2020年4月 自 2021年1月 自 2021年4月 前年同期比 前四半期比
至 2020年6月 至 2021年3月 至 2021年6月
売 上 高 売 上 高 売 上 高 増 減 率 増 減 率
車載通信機器 5,367 10,624 10,184 +89.7 △4.1
回路検査用コネクタ 4,048 3,359 3,400 △16.0 +1.2
無線通信機器 2,153 2,255 2,437 +13.2 +8.1
合 計 11,569 16,239 16,021 +38.5 △1.3
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産は、現金及び預金増加1,577百万円、売上債権増加481百万円、棚卸資
産増加1,255百万円、有形固定資産増加153百万円などにより、60,822百万円(前連結会計年度末比3,953百万円の増
加)となりました。現金及び預金の増加は、第三者割当による新株予約権の発行及びその行使代金入金による2,440
百万円の増加のほか、売上債権・仕入債務増加などに伴う増減によります。また、棚卸資産の大幅な増加は、車載
通信機器セグメントにおける生産増に伴う完成品・部材在庫の増加及び回路検査用コネクタセグメントにおけるマ
レーシア工場のロックダウンによる生産停滞に伴う部材在庫の増加などによるものです。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、仕入債務増加773百万円などにより、21,645百万円(前連結会計年
度末比979百万円の増加)となりました。仕入債務の増加は、主に回路検査用コネクタセグメントにおける日本での
代替生産拡大に伴う部材等の仕入増加などによるものです。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、第三者割当増資の払込に伴い資本金が1,220百万円、資本剰余金
が1,220百万円増加したこと、親会社株主に帰属する四半期純利益916百万円の計上などにより、39,177百万円(前
連結会計年度末比2,974百万円の増加)となりました。
(自己資本比率)
当第1四半期連結会計期間末における自己資本比率は64.3%(前連結会計年度末比+0.7ポイント)となりました。
3
株式会社ヨコオ(6800) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年3月期の業績見通しにつきましては、予想の前提となる条件を次のとおり想定しております。
・新型コロナウイルス感染症は依然として収束の兆しが見えず、予断を許さない状況が続くと予想されますが、
生産拠点における感染防止対策を最重点として徹底することにより、これまでどおり安定稼働を継続できる
ものと想定しております。なお、マレーシア工場につきましては、政府によるロックダウン政策を受けて本
年6月より60%稼働で生産を行っており、上期中は続くものと想定しております。
・当社の主要市場である自動車市場につきましては、需要が回復傾向にあるものの、世界的な半導体不足及び
東南アジアでの感染拡大による自動車メーカーの減産が想定以上に広がりつつあり、当面継続すると見込ん
でおります。
・半導体検査市場につきましては、5G関連需要の増加の一方で、米中貿易摩擦激化の影響が見込まれます。
・携帯通信端末市場につきましては、POS端末を中心に着実に伸長すると見られ、ウェアラブル端末や産業機器
向けの需要も堅調に増加すると見込まれますが、一方で、世界的な半導体不足に伴う減産により一部減殺さ
れるものと想定しております。
・先端医療機器市場につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う医療現場の逼迫から不要不急の手
術の回避が上期中は続くものの、下期以降は一定程度回復するものと想定しております。
このような前提のもと、第2四半期連結累計期間(上期)と通期の売上高及び各利益は次のとおり見込み、下表の
とおりといたします。
① 第2四半期連結累計期間(上期)
売上高につきましては、第2四半期において、回路検査用コネクタセグメントの受注増が見込まれることから、下
表のとおり上方修正いたします。
各利益につきましては、物流費の高騰及び原材料価格の上昇により車載通信機器セグメントで利益率低下が見込
まれる一方で、回路検査用コネクタセグメントの増収及び円安効果による増益などを勘案し、下表のとおり上方修
正いたします。
なお、経常利益につきましては、想定為替レートを本年8月以降当期末まで1米ドル=105円として為替差損550百
万円(前回予想と同様)を見込んでおります。
② 通期
売上高につきましては、下期において回路検査用コネクタセグメントで当初見込んでいた新規案件獲得の進捗を
考慮し、据え置きます。
各利益につきましては、上期と同様に車載通信機器セグメントで利益率改善の遅れが見込まれる一方で、回路検
査用コネクタセグメントにおける利益率上昇などを踏まえて、据え置きます。
なお、経常利益につきましては、想定為替レート1米ドル=105円の下、下期での為替差損益は発生しないものと
見込んでおります。
第2四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年9月30日) (単位:百万円、%)
当 初 予 想
修 正 予 想 増 減 増 減 率
(2021年5月14日公表)
売 上 高 31,500 32,000 +500 +1.6
車載通信機器 20,300 - - -
回路検査用コネクタ 6,700 7,200 +500 +7.5
無線通信機器 4,500 - - -
営 業 利 益 2,200 2,400 +200 +9.1
経 常 利 益 1,650 1,850 +200 +12.1
親会社株主に帰属する
1,200 1,350 +150 +12.5
四半期純利益
4
株式会社ヨコオ(6800) 2022年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 15,463 17,041
受取手形及び売掛金 11,026 11,507
商品及び製品 6,062 6,672
仕掛品 441 491
原材料及び貯蔵品 3,808 4,405
その他 1,618 1,892
貸倒引当金 △3 △3
流動資産合計 38,417 42,006
固定資産
有形固定資産 13,909 14,062
無形固定資産 1,003 1,002
投資その他の資産
退職給付に係る資産 726 745
その他 2,812 3,005
投資その他の資産合計 3,539 3,751
固定資産合計 18,451 18,816
資産合計 56,868 60,822
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,491 7,265
短期借入金 5,024 5,022
1年内返済予定の長期借入金 3,400 3,400
未払法人税等 725 330
賞与引当金 673 492
その他 3,565 4,237
流動負債合計 19,880 20,748
固定負債
退職給付に係る負債 202 210
その他 582 687
固定負債合計 785 897
負債合計 20,666 21,645
純資産の部
株主資本
資本金 6,387 7,607
資本剰余金 6,373 7,593
利益剰余金 22,199 22,623
自己株式 △633 △633
株主資本合計 34,326 37,191
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 543 595
為替換算調整勘定 845 929
退職給付に係る調整累計額 437 414
その他の包括利益累計額合計 1,825 1,939
新株予約権 8 1
非支配株主持分 41 45
純資産合計 36,202 39,177
負債純資産合計 56,868 60,822
5
株式会社ヨコオ(6800) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 11,569 16,021
売上原価 9,412 12,872
売上総利益 2,156 3,149
販売費及び一般管理費 1,729 1,929
営業利益 426 1,219
営業外収益
受取利息 3 4
受取配当金 19 19
持分法による投資利益 - 9
為替差益 - 49
その他 16 8
営業外収益合計 39 92
営業外費用
支払利息 21 12
持分法による投資損失 9 -
新株予約権発行費 - 6
為替差損 82 -
その他 5 6
営業外費用合計 119 25
経常利益 346 1,287
特別利益
固定資産売却益 4 1
特別利益合計 4 1
特別損失
固定資産売却損 - 1
固定資産除却損 4 2
特別損失合計 4 3
税金等調整前四半期純利益 347 1,285
法人税、住民税及び事業税 63 205
法人税等調整額 36 159
法人税等合計 99 364
四半期純利益 248 920
非支配株主に帰属する四半期純利益 5 3
親会社株主に帰属する四半期純利益 242 916
6
株式会社ヨコオ(6800) 2022年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 248 920
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 130 52
為替換算調整勘定 △48 83
退職給付に係る調整額 △11 △22
その他の包括利益合計 70 113
四半期包括利益 318 1,034
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 313 1,030
非支配株主に係る四半期包括利益 5 3
7
株式会社ヨコオ(6800) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は2020年11月10日開催の取締役会決議に基づき、当第1四半期連結累計期間において第三者割当による新株式
発行を行いました。この結果、資本金が1,220百万円、資本剰余金が1,220百万円増加し、当第1四半期連結会計期間
末において資本金が7,607百万円、資本剰余金が7,593百万円となっております。
(会計方針の変更)
1 収益認識に関する会計基準等の適用
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を
当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又は
サービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。これにより、金型販売取引に
つき、売買契約に関する金型が検収された時点で収益を認識する方法に変更しております。また有償支給取引につ
き、従来は有償支給した支給品について消滅を認識しておりましたが、支給品を買い戻す義務を負っている場合、
当該支給品の消滅を認識しない方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四半期
連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。この結果、当
該会計基準の適用が当第1四半期連結累計期間の損益及び期首利益剰余金に及ぼす影響は軽微です。
なお、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取
扱いに従って、前第1四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりませ
ん。
2 時価の算定に関する会計基準等の適用
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等
を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業
会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会
計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える影響はありません。
8
株式会社ヨコオ(6800) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
回路検査用 合計
車載通信機器 無線通信機器 計 (注)
コネクタ
売上高
外部顧客への売上高 5,367 4,048 2,153 11,569 - 11,569
セグメント間の内部売上高
- - - - - -
又は振替高
計 5,367 4,048 2,153 11,569 - 11,569
セグメント利益又は損失(△) △942 867 502 427 △0 426
(注) 1 セグメント利益又は損失(△)のその他△0百万円は、主に親子会社間の内部取引の相殺であります。
2 セグメント利益又は損失(△)は四半期連結損益計算書の営業利益との調整を行っています。
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
回路検査用 合計
車載通信機器 無線通信機器 計 (注)
コネクタ
売上高
日本 3,644 420 610 4,675 - 4,675
欧米 4,213 637 221 5,072 - 5,072
アジア 2,325 2,342 1,604 6,273 - 6,273
顧客との契約から生じる収益 10,184 3,400 2,437 16,021 - 16,021
外部顧客への売上高 10,184 3,400 2,437 16,021 - 16,021
セグメント間の内部売上高
- - - - - -
又は振替高
計 10,184 3,400 2,437 16,021 - 16,021
セグメント利益 1 771 447 1,219 - 1,219
(注) 1 セグメント利益の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と同額となっております。
2 (会計方針の変更)に記載のとおり当第1四半期連結会計期間より「収益認識に関する会計基準」等を適用
しております。
9