6798 SMK 2020-05-15 13:00:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月15日
上 場 会 社 名 SMK株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6798 URL https://www.smk.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 池田 靖光
問合せ先責任者 (役職名) 常務執行役員 (氏名) 大垣 幸平 TEL 03-3785-1111
定時株主総会開催予定日 2020年6月23日 配当支払開始予定日 2020年6月24日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月23日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有(機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 54,161 △5.6 △244 ― △185 ― △2,651 ―
2019年3月期 57,386 △4.0 △1,834 ― △707 ― △834 ―
(注) 包括利益 2020年3月期 △3,541 百万円 ( ―%) 2019年3月期 △1,414 百万円 ( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 △410.88 ― △9.9 △0.3 △0.5
2019年3月期 △126.47 ― △2.8 △1.2 △3.2
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 37 百万円 2019年3月期 30 百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 50,204 24,629 49.6 3,870.65
2019年3月期 58,713 28,612 48.7 4,415.09
(参考) 自己資本 2020年3月期 24,915 百万円 2019年3月期 28,612 百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 6,345 △2,525 △4,176 10,437
2019年3月期 1,608 △2,091 997 10,776
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 ― 0.00 ― 50.00 ― 326 ― 1.1
2020年3月期 ― 0.00 ― 40.00 40.00 259 ― 1.0
2021年3月期(予想) ― ― ― ― ― ―
(注1) 当社は、2018年10月1日を効力発生日として普通株式10株につき1株の割合で株式併合を実施しており、2019年
3月期の1株当たり期末配当金については、当該株式併合の影響を考慮した金額を記載し、年間配当金合計は
「-」として記載しております。
(注2) 2021年3月期の配当予想に関しましては、現時点では未定とさせていただきます。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 23,400 △17.7 △150 ― 0 ― 0 ― 0.00
通 期 47,000 △13.2 200 ― 700 ― 300 ― 46.60
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 7,500,000 株 2019年3月期 7,500,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 1,062,909 株 2019年3月期 1,019,483 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 6,452,458 株 2019年3月期 6,598,177 株
(注)自己株式数については、「株式給付信託(BBT)」制度に係る信託財産として、資産管理サービス信託銀行株式会社
(信託E口)が保有している当社株式が含まれております。
(参考) 個別業績の概要
1.2020年3月期の個別業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 43,723 △5.8 △626 ― 609 △56.2 △746 ―
2019年3月期 46,401 △2.7 △526 ― 1,390 ― 620 33.8
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期 △115.49 ―
2019年3月期 93.77 ―
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 47,777 25,589 53.6 3,968.56
2019年3月期 53,862 26,989 50.1 4,155.12
(参考) 自己資本 2020年3月期 25,589 百万円 2019年3月期 26,989 百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づ
いており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
2.当社は、2020年5月29日に機関投資家・アナリスト向けの決算説明会を開催する予定です。当日使用した決算説明資料については、開催後速
やかに当社ホームページに掲載する予定です。
SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………13
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………13
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………13
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………15
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………15
4.その他 …………………………………………………………………………………………………16
受注及び販売の状況(市場別) ……………………………………………………………………16
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1) 当期の経営成績の概況
当連結会計年度の世界経済は、年初の段階では長期化する米中貿易摩擦問題が一旦の落着きを見せ、英国のEU離
脱問題にも一定の進展が見られましたが、全体としては緩やかな減速基調の中で推移することとなりました。
しかしながら、2月に入り中国において新型コロナウイルス感染が急拡大し世界経済にも大きな影を落とすこと
になりました。感染拡大が経済環境を一変させ世界景気は停滞を余儀なくさせられることとなりました。
当電子部品業界におきましては、情報通信市場はスマートフォンの需要一巡や米中貿易摩擦の影響による需要減
により低調に推移しました。また、車載市場は自動車の電子化が進展しましたが、世界的な自動車販売不振の影響
を受け減少しました。一方、IoT、メディカル・ヘルスケアなどの新市場は拡大基調にありましたが、穏やかな
成長にとどまりました。
しかしながら、2月以降の新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、電子部品業界においても感染拡大の
影響を受けることになり、先行き不透明感が増すことになりました。
このような状況の下、当社は積極的な新製品の投入と固定費削減に努めましたが、売上高は541億6千1百万円
(前期比5.6%減)、営業損失は2億4千4百万円(前期は営業損失18億3千4百万円)となりました。経常損失は1億
8千5百万円(前期は経常損失7億7百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は減損損失29億5千3百万円を特
別損失に計上したことにより、26億5千1百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失8億3千4百万円)とな
りました。
セグメントの業績は、次のとおりです。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、当連結会計年度の比較・分析は、変更後の
区分に基づいております。
(CS事業部)
コネクタは、これまで好調に拡大してきた車載市場では米中貿易摩擦の影響などによる中国を中心とした世界
的な自動車販売不振の影響や、2月以降は新型コロナウイルスの影響も加わり、前期比で減少に転じました。情
報通信市場においては、新型コロナウイルスの影響があったものの中国得意先のスマートフォン用は堅調に推移
しました。一方、米国得意先のスマートフォン・タブレット端末用はポテンシャルの減少や得意先の販売不振な
どの影響を受け、前年を下回りました。産機・その他市場においては、ヘルスケア関連用が新興国向けの特需が
あったものの主力市場での普及の一巡により需要が減少し、前年を下回る結果となりました。
この結果、当事業の売上高は186億7千万円(前期比14.0%減)、営業利益は1億4千1百万円(前期比45.4%減)
となりました。
(SCI事業部)
リモコンは、米国得意先向けセットトップボックス用が2月以降は新型コロナウイルスの影響があったものの、
通年では順調に売上拡大し、前年を大きく上回りました。また、ユニットは、車載用カメラモジュールは採用増
により売上拡大しましたが住宅設備用が減少し、前期比で微減となりました。スイッチは、スマートフォン用が
増え、前年を上回りました。一方、タッチパネルは、主力の車載用が中国マーケットでの自動車販売減、新型コ
ロナウイルスの影響などにより、前年を割り込む結果となりました。
SCI事業部全体ではタッチパネル事業の減少を、リモコン事業の拡大がカバーし、前年並みの結果となりま
した。
この結果、当事業の売上高は351億3千7百万円(前期比0.1%減)、営業利益は1千万円(前期は営業損失8億6
千2百万円)となりました。
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
(開発センター)
開発センターの主力事業の無線通信モジュールにおいて、Bluetooth®モジュールがプリンター用は順調に拡大
しましたが、決済端末用は得意先生産機種の切り替えなどにより売上減となりました。
この結果、当事業の売上高は2億8千1百万円(前期比40.4%減)、営業損失は2億7千9百万円(前期は営業損
失3億1千6百万円)となりました。
なお、当セグメントでは新規無線モジュールと総務省から委託を受けた技術開発をベースとした実証実験を行
いながら、IoT運用管理技術の次期の事業化を目指しております。
(2) 当期の財政状態の概況
流動資産は、前連結会計年度末に比べて11.5%減少し、303億3千2百万円となりました。これは、受取手形及び
売掛金が21億6千4百万円、商品及び製品が10億9千1百万円、原材料及び貯蔵品が5億9百万円それぞれ減少し
たことなどによります。固定資産は、前連結会計年度末に比べて18.7%減少し、198億7千2百万円となりました。
これは、有形固定資産が43億1百万円減少したことなどによります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて14.5%減少し、502億4百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて21.8%減少し、185億9千8百万円となりました。これは、短期借入金が
46億2千4百万円減少したことなどによります。固定負債は、前連結会計年度末に比べて10.3%増加し、69億7千
6百万円となりました。これは、長期借入金が9億1千2百万円増加し、繰延税金負債が3億8百万円減少したこ
となどによります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて15.0%減少し、255億7千5百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて13.9%減少し、246億2千9百万円となりました。これは、利益剰余金
が30億1千4百万円減少したことなどによります。
(3) 当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、期首残高から3億3千8百万円減少し、104億3千7百万円とな
りました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、前期と比較して、47億3千7百万円増加し、
63億4千5百万円の流入となりました。
主に、減価償却費32億9千2百万円、売上債権の減少額16億2千2百万円、たな卸資産の減少額13億9千4百
万円による流入によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、前期と比較して、4億3千3百万円減少し、
25億2千5百万円の流出となりました。
主に、有形固定資産の取得による支出26億3千7百万円による流出によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、前期と比較して、51億7千4百万円減少し、
41億7千6百万円の流出となりました。
主に、借入金の純減少額37億7百万円、配当金の支払額3億2千5百万円による流出によるものです。
(4) 今後の見通し
世界経済の先行きは、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞とその長期化懸念に加え、米中貿易
摩擦、地政学リスクといった下振れリスク要因が残存し、その不確実性が高まりつつあります。
当社グループを取り巻く事業環境は、世界経済が減速する中、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から不透明
感を増しつつあります。当社グループの新型コロナウイルス対策としては、社員の健康と、事業活動の低下を最小
限に抑えることを第一に考え、グループの工場やオフィスにおいて感染防止策をとっているところです。
当社の主要海外生産拠点については、中国は新型コロナウイルス防止策による移動規制が解除されたことから正
常操業に戻りつつあります。一方、東南アジアならびにメキシコの生産拠点は4月の段階では移動規制が延長継続
されておりましたが、5月に入り規制解除が進み正常操業に向けて準備を整えているところです。また、テレワー
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
クを活用しグローバルな営業活動を維持継続しております。
当社が注力する車載関連ビジネスについては、自動車業界への新型コロナウイルスの影響が長引きその停滞が長
期化する場合に、また情報通信ビジネスについては、消費活動の停滞が長期化する場合に、影響が出ることが予想
されます。
斯かる環境下、当社グループとしては、お客様のニーズに適確に対応するとともに、積極的な新製品投入と一層
の原価低減、経費削減に努めてまいりたいと思います。
2021年3月期予想につきましては、新型コロナウイルスの影響により上期は不安定な事業環境が継続し、その後
徐々に市況が回復していくことを想定し、売上高470億円、営業利益2億円、経常利益7億円、親会社株主に帰属す
る当期純利益3億円としております。また、業績見通しの前提となる為替レートは、1米ドル108円を想定しており
ます。
なお、当該予想は、現時点において可能な限りの前提をもとに作成したもので、事業環境に変化が生じ、大きく
予想から乖離する場合には速やかに公表いたします。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の企業間の比較可能性を確保するため、当面は日本基準で連結財務諸表を作成す
る方針であります。
なお、今後につきましては、国内外の情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1) 連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 10,889 10,514
受取手形及び売掛金 14,496 12,332
商品及び製品 3,477 2,385
仕掛品 854 810
原材料及び貯蔵品 3,739 3,230
その他 932 1,162
貸倒引当金 △106 △104
流動資産合計 34,283 30,332
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 19,063 19,032
減価償却累計額及び減損損失累計額 △13,628 △13,772
建物及び構築物(純額) 5,435 5,260
機械装置及び運搬具 23,585 22,762
減価償却累計額及び減損損失累計額 △17,533 △19,949
機械装置及び運搬具(純額) 6,051 2,812
工具、器具及び備品 22,737 19,082
減価償却累計額及び減損損失累計額 △21,213 △18,072
工具、器具及び備品(純額) 1,523 1,009
土地 6,001 5,977
リース資産 ― 30
減価償却累計額及び減損損失累計額 ― △13
リース資産(純額) ― 16
使用権資産 ― 127
減価償却累計額及び減損損失累計額 ― △34
使用権資産(純額) ― 93
建設仮勘定 681 221
有形固定資産合計 19,693 15,392
無形固定資産
その他 154 120
無形固定資産合計 154 120
投資その他の資産
投資有価証券 2,548 2,493
長期貸付金 61 50
退職給付に係る資産 1,219 1,114
繰延税金資産 115 100
その他 678 641
貸倒引当金 △40 △39
投資その他の資産合計 4,582 4,359
固定資産合計 24,430 19,872
資産合計 58,713 50,204
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 5,301 5,101
短期借入金 14,263 9,639
未払金 1,491 1,468
未払法人税等 524 283
賞与引当金 623 576
役員賞与引当金 ― 0
その他 1,573 1,529
流動負債合計 23,778 18,598
固定負債
長期借入金 4,601 5,513
繰延税金負債 799 491
役員退職慰労引当金 176 134
退職給付に係る負債 53 62
その他 691 774
固定負債合計 6,323 6,976
負債合計 30,101 25,575
純資産の部
株主資本
資本金 7,996 7,996
資本剰余金 12,057 12,057
利益剰余金 14,597 11,582
自己株式 △4,313 △4,391
株主資本合計 30,338 27,245
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 297 106
繰延ヘッジ損益 △7 △18
為替換算調整勘定 △2,027 △2,295
退職給付に係る調整累計額 10 △122
その他の包括利益累計額合計 △1,726 △2,329
非支配株主持分 ― △286
純資産合計 28,612 24,629
負債純資産合計 58,713 50,204
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
(2) 連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 57,386 54,161
売上原価 49,962 46,221
売上総利益 7,424 7,940
販売費及び一般管理費 9,258 8,185
営業損失(△) △1,834 △244
営業外収益
受取利息 41 55
受取配当金 51 50
不動産賃貸料 1,076 1,050
為替差益 350 ―
その他 369 407
営業外収益合計 1,890 1,563
営業外費用
支払利息 114 109
不動産賃貸原価 556 559
為替差損 ― 692
その他 92 141
営業外費用合計 763 1,503
経常損失(△) △707 △185
特別利益
固定資産売却益 1,317 90
投資有価証券売却益 195 ―
ゴルフ会員権売却益 ― 23
その他 3 ―
特別利益合計 1,516 113
特別損失
固定資産売却損 1 36
固定資産除却損 199 72
減損損失 148 2,953
投資有価証券評価損 86 23
関係会社整理損 67 ―
その他 2 6
特別損失合計 505 3,093
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損
303 △3,165
失(△)
法人税、住民税及び事業税 620 228
法人税等還付税額 ― △292
法人税等調整額 517 △163
法人税等合計 1,138 △227
当期純損失(△) △834 △2,937
非支配株主に帰属する当期純損失(△) ― △286
親会社株主に帰属する当期純損失(△) △834 △2,651
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純損失(△) △834 △2,937
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △33 △191
繰延ヘッジ損益 2 △10
為替換算調整勘定 △119 △268
退職給付に係る調整額 △430 △132
その他の包括利益合計 △580 △603
包括利益 △1,414 △3,541
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △1,414 △3,254
非支配株主に係る包括利益 ― △286
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
(3) 連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 7,996 12,057 15,730 △4,001 31,783
当期変動額
剰余金の配当 △264 △264
親会社株主に帰属す
△834 △834
る当期純損失(△)
自己株式の取得 △507 △507
自己株式の処分 △34 196 161
利益剰余金から資本
34 △34 ―
剰余金への振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 ―
額)
当期変動額合計 ― ― △1,133 △311 △1,445
当期末残高 7,996 12,057 14,597 △4,313 30,338
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算調整勘 退職給付に係る その他の包括利 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 331 △9 △1,907 440 △1,145 ― 30,637
当期変動額
剰余金の配当 △264
親会社株主に帰属す
△834
る当期純損失(△)
自己株式の取得 △507
自己株式の処分 161
利益剰余金から資本
―
剰余金への振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △33 2 △119 △430 △580 △580
額)
当期変動額合計 △33 2 △119 △430 △580 ― △2,025
当期末残高 297 △7 △2,027 10 △1,726 ― 28,612
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 7,996 12,057 14,597 △4,313 30,338
当期変動額
剰余金の配当 △326 △326
親会社株主に帰属す
△2,651 △2,651
る当期純損失(△)
自己株式の取得 △128 △128
自己株式の処分 △37 49 12
利益剰余金から資本
―
剰余金への振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 ―
額)
当期変動額合計 ― ― △3,014 △78 △3,093
当期末残高 7,996 12,057 11,582 △4,391 27,245
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算調整勘 退職給付に係る その他の包括利 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 297 △7 △2,027 10 △1,726 ― 28,612
当期変動額
剰余金の配当 △326
親会社株主に帰属す
△2,651
る当期純損失(△)
自己株式の取得 △128
自己株式の処分 12
利益剰余金から資本
―
剰余金への振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △191 △10 △268 △132 △603 △286 △889
額)
当期変動額合計 △191 △10 △268 △132 △603 △286 △3,982
当期末残高 106 △18 △2,295 △122 △2,329 △286 24,629
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
(4) 連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期
303 △3,165
純損失(△)
減価償却費 3,664 3,292
減損損失 148 2,953
賞与引当金の増減額(△は減少) △44 △44
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 4 △41
退職給付に係る資産負債の増減額(△は減少) △367 △62
受取利息及び受取配当金 △93 △105
支払利息 114 109
投資有価証券売却損益(△は益) △193 ―
固定資産売却損益(△は益) △1,316 △53
投資有価証券評価損益(△は益) 86 23
ゴルフ会員権売却損益(△は益) ― △23
固定資産除却損 199 72
売上債権の増減額(△は増加) 924 1,622
たな卸資産の増減額(△は増加) 784 1,394
仕入債務の増減額(△は減少) △1,659 533
未収入金の増減額(△は増加) △35 109
未払金の増減額(△は減少) △692 271
その他 230 △80
小計 2,057 6,806
利息及び配当金の受取額 103 106
利息の支払額 △113 △102
法人税等の支払額 △439 △464
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,608 6,345
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △30 △228
定期預金の払戻による収入 32 258
有形固定資産の取得による支出 △4,639 △2,637
有形固定資産の売却による収入 2,556 250
無形固定資産の取得による支出 △47 △40
無形固定資産の売却による収入 ― 0
投資有価証券の取得による支出 △223 △159
投資有価証券の売却による収入 241 ―
ゴルフ会員権の売却による収入 ― 29
貸付けによる支出 △28 △30
貸付金の回収による収入 45 32
その他 0 ―
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,091 △2,525
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 2,228 △5,692
長期借入れによる収入 2,090 4,000
長期借入金の返済による支出 △2,704 △2,015
自己株式の取得による支出 △506 △127
自己株式の売却による収入 161 12
配当金の支払額 △264 △325
その他 △8 △29
財務活動によるキャッシュ・フロー 997 △4,176
現金及び現金同等物に係る換算差額 △219 17
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 294 △338
現金及び現金同等物の期首残高 10,482 10,776
現金及び現金同等物の期末残高 10,776 10,437
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
(5) 連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
国際財務報告基準を適用している在外子会社は、当連結会計年度の期首より、国際財務報告基準第16号「リース」
(以下「IFRS第16号」という。)を適用しております。これにより、リースの借手は、原則としてすべてのリースを連
結貸借対照表に資産及び負債として計上することとしました。IFRS16号の適用については、経過的な取扱いに従って
おり、会計方針の変更による累積的影響額を適用開始日に認識する方法を採用しております。
これによる連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、経営者が経営資
源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、製品別の事業部を置き、各事業部は取り扱う製品について国内及び海外の包括的戦略を立案し、
事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは事業部を基礎としたセグメントから構成されております。
(CS(コネクション・システム)事業部)
コネクタ(同軸、FPC)、ジャックの製造販売
(SCI(センシング・コミュニケーション・インターフェース)事業部)
リモコン、スイッチ、カメラモジュール、タッチパネルの製造販売
(開発センター)
無線モジュールの製造販売
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度より、2019年4月1日付で実施した組織再編に伴い、報告セグメントを従来の「CS事業部」、
「FC事業部」、「TP事業部」及び「開発センター」の4区分から、「CS事業部」、「SCI事業部」及び
「開発センター」の3区分に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の報告セグメントの区分及び算定方法に基づき作成
しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
4.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 調整額 連結財務諸表
合計
CS SCI 開発 (注)1 (注)2 計上額
計
事業部 事業部 センター
売上高
外部顧客への売上高 21,712 35,180 471 57,365 21 57,386 ― 57,386
セグメント間の内部
― ― ― ― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 21,712 35,180 471 57,365 21 57,386 ― 57,386
セグメント利益又は
258 △862 △316 △919 △914 △1,834 ― △1,834
損失(△)(営業損失)
セグメント資産 12,944 21,387 341 34,673 7,636 42,309 16,403 58,713
その他の項目
減価償却費 1,869 1,588 15 3,472 191 3,664 ― 3,664
有形固定資産及び無
1,993 2,212 16 4,222 64 4,287 ― 4,287
形固定資産の増加額
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、その他部品事業、リース事業、不
動産賃貸事業及び労働者派遣事業を含んでおります。
2.セグメント資産の調整額16,403百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 調整額 連結財務諸表
合計
CS SCI 開発 (注)1 (注)2 計上額
計
事業部 事業部 センター
売上高
外部顧客への売上高 18,670 35,137 281 54,088 73 54,161 ― 54,161
セグメント間の内部
― ― ― ― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 18,670 35,137 281 54,088 73 54,161 ― 54,161
セグメント利益又は
141 10 △279 △127 △117 △244 ― △244
損失(△)(営業損失)
セグメント資産 9,791 16,856 247 26,895 7,272 34,168 16,036 50,204
その他の項目
減価償却費 1,704 1,387 23 3,115 176 3,292 ― 3,292
有形固定資産及び無
1,633 722 1 2,357 639 2,996 ― 2,996
形固定資産の増加額
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、その他部品事業、リース事業、不
動産賃貸事業及び労働者派遣事業を含んでおります。
2.セグメント資産の調整額16,036百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 4,415.09円 3,870.65円
1株当たり当期純損失金額(△) △126.47円 △410.88円
(注) 1.当社は、2018年10月1日を効力発生日として普通株式10株につき1株の割合で株式併合を実施しており、前
連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり当期純損失を算定しております。
2.株主資本において自己株式として計上されている「株式給付信託(BBT)」に残存する自社の株式は、1株当
たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めており、また、1株当たり当期
純損失の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。1株当たり純資産額
の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数は前連結会計年度43,800株、当連結会計年度43,800株であ
り、1株当たり当期純損失の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は前連結会計年度27,375株、
当連結会計年度43,800株であります。
3.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在し
ないため記載しておりません。
4.1株当たり当期純損失金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純損失(△)
△834 △2,651
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
△834 △2,651
当期純損失(△)(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 6,598 6,452
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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SMK株式会社(6798) 2020年3月期 決算短信
4.その他
受注及び販売の状況(市場別)
①受注実績
(単位:百万円、%)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日 増減
市場別
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
金額 構成比 金額 構成比 金額 増減率
情報通信 9,102 16.1 9,219 17.3 116 1.3
家電 22,210 39.1 20,832 39.0 △1,378 △6.2
車載 20,239 35.7 17,058 32.0 △3,180 △15.7
産機・その他 5,164 9.1 6,232 11.7 1,067 20.7
合計 56,717 100.0 53,343 100.0 △3,374 △5.9
②販売実績
(単位:百万円、%)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日 増減
市場別
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
金額 構成比 金額 構成比 金額 増減率
情報通信 9,464 16.4 8,772 16.1 △692 △7.3
家電 20,397 35.6 21,369 39.5 971 4.8
車載 20,338 35.4 17,879 33.0 △2,458 △12.1
産機・その他 7,185 12.6 6,140 11.4 △1,045 △14.5
合計 57,386 100.0 54,161 100.0 △3,224 △5.6
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