6798 SMK 2019-04-25 13:00:00
通期業績予想と実績値との差異、棚卸評価損(売上原価)及び法人税等調整額(損)の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                                          2019 年4月 25 日
 各       位
                                                 会 社 名       SMK株式会社
                                                 代表者名        代表取締役社長        池田   靖光
                                                 (コード番号        6798   東証第1部)
                                                 問合せ先        常務執行役員         大垣   幸平
                                                 (TEL.   03-3785-1111)


通期業績予想と実績値との差異、棚卸評価損(売上原価)及び法人税等調整額(損)の計上
                 に関するお知らせ

 2018 年 10 月 25 日に公表いたしました 2019 年3月期(2018 年4月 1 日~2019 年3月 31 日)の通期業績予想と
本日公表の実績に差異が生じましたのでお知らせいたします。
 また、2019 年3月期第4四半期連結会計期間(2019 年1月1日~2019 年3月 31 日)において、下記のとおり
棚卸評価損(売上原価)及び法人税等調整額(損)を計上しましたのでお知らせいたします。


                                       記


1.2019 年3月期通期連結業績予想数値と実績の差異(2018 年4月1日~2019 年3月 31 日)
                                                              親会社株主
                                                                            1株当たり
                             売 上 高    営業利益        経常利益        に帰属する
                                                                            当期純利益
                                                              当期純利益
                              百万円      百万円          百万円         百万円            円 銭
     前回発表予想(A)
                             59,000    △600          400         200           30.27
     今 回 実 績 ( B )           57,386   △1,834        △707         △834       △126.47

     増 減 額 ( B - A )         △1,613   △1,234      △1,107       △1,034

     増   減   率   (   %   )    △2.7          -            -            -
     (ご参考)前期実績
                             59,786        485       358         △288        △43.63
     (2018 年3月期)
 (注)当社は、2018 年 10 月1日を効力発生日として普通株式 10 株につき 1 株の割合で株式併合を実施しており、
    前連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益を算定しております。




2.差異の理由
  2019 年3月期通期連結業績につきましては、売上高は中国市場の需要停滞、セットトップボックス用の米国
 得意先向け新製品の立ち上げ遅れ等の影響を受け、前回予想を下回る結果となりました。営業利益は、生産
 性改善及び固定費削減に努めましたが、プロダクトミックスの影響、及び特に年初以降の売上高が
 計画を下回る一方で海外生産コストが増加したこと、加えて、下記のとおり、当社連結子会社の棚
 卸評価損7億4千万円の計上により、前回予想を大幅に下回りました。経常利益につきましても営業利益
 の減少等により前回予想を下回りました。親会社株主に帰属する当期純利益は、固定資産の譲渡による特別利
 益 12 億5千9百万円を計上しましたが、当社及び当社子会社の繰延税金資産の一部取崩による法人税等調整額
 の計上等により前回予想を大幅に下回りました。


3.棚卸評価損(売上原価)の計上の内容
 当社が 2015 年5月に、Logomotion,s.r.o.(スロバキア)と合弁で設立した SMK-LOGOMOTION 株式会社につい
ては、これまで近距離通信事業(Near Field Communication)として microSD カードビジネスの展開を図って
まいりましたが、一部の在庫について収益性が認められないことおよび今後の microSD カードビジネスの進展
が不透明であることから、棚卸評価損として7億4千万円を売上原価に計上いたしました。


4.法人税等調整額(損)の計上の内容
 当社グループは将来の課税所得を見積り、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討しました結果、2019 年3
月期第 4 四半期連結会計期間において、当社及び当社子会社の繰延税金資産を一部取崩したことに伴う法人税等
調整額 705 百万円を計上いたしました。




                                                                以   上