6788 日本トリム 2020-05-14 15:30:00
通期連結業績予想と実績値の差異並びに通期個別業績と前期実績値の差異に関するお知らせ [pdf]

                                                         2020年5月14日

各 位



                                       代表者名 代表取締役 森澤紳勝
                                        (コード番号:6788 東証第一部)
                                 問合せ先 専務取締役 管理本部長 田原周夫
                                            (TEL: 06-6456-4600)



  持分法による投資損失の計上(連結)並びに貸倒引当金繰入額の計上(個別)及び、
通期連結業績予想と実績値の差異並びに通期個別業績と前期実績値の差異に関するお知らせ

 当社は、2020年3月期決算において、下記のとおり貸倒引当金を計上いたしましたのでお知ら
せいたします。これに伴いまして、2019年4月25日に公表いたしました2020年3月期(2019年4
月1日~2020年3月31日)の連結業績予想と本日公表の実績値に差異が生じましたのでお知らせ
いたします。
 また、通期の個別業績につきましても前期実績値との間に差異が生じましたのでお知らせ
いたします。


                            記

1.持分法による投資損失の計上(連結)並びに貸倒引当金繰入額の計上(個別)について
 中国病院運営事業におきまして、北京漢琨(はんくん)医院では、現在、遅れている公的保険
の適用承認を待ちながら本格稼働に向けて取り組んでいるところですが、新型コロナウイルスの感
染拡大の影響により投資回収に要する期間が延びる可能性があると判断いたしました。つきまし
ては、当社から漢琨(はんくん)國際控股有限公司※1への貸付金1,100百万円全額につきまして、
保守的に引当金を計上いたしました。当該引当金計上につきましては、個別財務諸表においては
貸倒引当金繰入額(特別損失)に、連結財務諸表においては持分法による投資損失(営業外費用)
に計上しております。
 今般の医療ニーズの高まりから、当事業の将来性はさらに大きくなっております。本格稼動に
時間を要しておりますが、堅実に進めてまいります。

 ※1 香港の特別目的会社。当社グループの出資比率40%。持分法適用会社。


2.通期連結業績予想と実績値との差異について
(1)2020年3月期通期連結業績予想値と実績値との差異(2019年4月1日~2020年3月31日)
                                               親会社株主
                                                         1株当たり
               売上高       営業利益       経常利益       に帰属する
                                                         当期純利益
                                               当期純利益
                 百万円       百万円         百万円       百万円         円 銭
 前回発表予想(A)
                16,360     2,630       2,530     1,480      185.89
   実績値(B)
                16,116     2,303       1,007       218       27.67
  (2020年3月期)
  増減額(B-A)       △243      △326       △1,522    △1,261          -

   増減率(%)        △1.5     △12.4       △60.2      △85.2          -
 (ご参考)前期実績
                15,179     2,250       2,121     1,250      157.05
  (2019年3月期)

                             1
(2)差異の理由
  経常利益につきましては、「1.持分法による投資損失の計上(連結)並びに貸倒引当金繰入
額の計上(個別)について」に記載のとおり、漢琨(はんくん)國際控股有限公司への貸付金
1,100百万円全額について引当金を計上し、当該損失を連結財務諸表上、持分法による投資損失
(営業外費用)に計上したことにより差異が生じました。これに伴い、親会社に帰属する当期純
利益にも差異が生じました。


3.通期個別業績と前期実績値との差異について
(1)2020年3月期通期個別業績値(2019年4月1日~2020年3月31日)と前期実績値(2018年
   4月1日~2019年3月31日)との差異
                                                       1株当たり
               売上高       営業利益      経常利益      当期純利益
                                                       当期純利益

  前期実績値(A)       百万円       百万円       百万円       百万円        円 銭
  (2019年3月期)    12,885     1,435     1,527     1,043     131.09
   実績値(B)
                12,882     1,347     2,706     1,105     139.99
  (2020年3月期)
  増減額(B-A)         △3       △88      1,179        61         -

   増減率(%)        △0.0      △6.1      77.2       5.9          -


(2)差異の理由
 経常利益につきましては、連結子会社が剰余金の配当を実施したことにより、前期実績値との
差異が生じました。当期純利益につきましては、前述の受取配当金の計上により増加した一方、
「1.持分法による投資損失の計上(連結)並びに貸倒引当金繰入額の計上(個別)について」
に記載のとおり、漢琨(はんくん)國際控股有限公司への貸付金1,100百万円全額について引当
金を計上し、当該損失を個別財務諸表上、貸倒引当金繰入額(特別損失)に計上したことにより
減少したため、前期実績値との大きな差異はございませんでした。



                                                             以上




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