6786 RVH 2020-06-08 20:30:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年6月8日
上 場 会 社 名 株式会社RVH 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6786 URL https://rvh.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 和田 佑一
問合せ先責任者 (役職名) 管理本部長 (氏名) 吉田 淳 (TEL) 03-4579-9755
定時株主総会開催予定日 2020年6月29日 配当支払開始予定日 ー
有価証券報告書提出予定日 2020年6月30日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に
税金等調整前
売上高 EBITDA 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 54,523 △7.2 2,851 31.5 △341 - △26 - △3,298 - △1,625 -
2019年3月期 58,740 10.8 2,168 △46.4 △942 - △1,004 - △2,371 - △3,539 -
(注) 包括利益 2020年3月期 △1,627百万円( -%) 2019年3月期 △3,533百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 △84.09 - △20.6 △0.0 △0.6
2019年3月期 △183.11 - △33.8 △1.3 △1.6
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 -百万円 2019年3月期 -百万円
(注)EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 78,875 7,104 9.0 367.56
2019年3月期 78,511 8,695 11.1 449.85
(参考) 自己資本 2020年3月期 7,104百万円 2019年3月期 8,695百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 △178 △596 944 1,850
2019年3月期 △2,869 180 △32 1,659
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2021年3月期(予想) - 0.00 - 0.00 0.00 -
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、現時点では合理的な算定が困難であるこ
とから、未定とさせていただきます。今後業績予想の合理的な算定が可能となった段階で、速やかに公表いたしま
す。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 -社 (社名)- 、 除外 -社 (社名)-
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 19,330,560株 2019年3月期 19,330,560株
② 期末自己株式数 2020年3月期 600株 2019年3月期 600株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 19,329,960株 2019年3月期 19,329,960株
(参考) 個別業績の概要
1.2020年3月期の個別業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 252 △10.5 10 △57.6 18 △72.6 △6,721 -
2019年3月期 282 △36.2 25 △88.7 68 △75.1 585 113.8
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期 △347.72 -
2019年3月期 30.27 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 12,524 3,331 26.6 172.37
2019年3月期 17,656 10,053 56.9 520.09
(参考) 自己資本
2020年3月期 3,331百万円 2019年3月期 10,053百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び合
理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、様々な要因によって異なる可能性がありま
す。なお、業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料6ペー
ジ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 5
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 6
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 ………………………………………………………… 6
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 7
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 8
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 8
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 10
連結損益計算書 ………………………………………………………………………………… 10
連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………… 11
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 12
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 14
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 16
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 16
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………… 16
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 17
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………… 22
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………… 22
4.その他 ………………………………………………………………………………………………… 24
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㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
(当連結会計年度の経営成績)
当連結会計年度における我が国経済は、2019年10月の消費税増税による個人消費の落ち込みに加え、2020年か
らの新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による経済活動の停滞により、急速に停滞感を強める状況で推移
し、国内及び世界経済の大幅な下振れ懸念が強まってまいりました。
このような状況のもと、当連結会計年度の当社グループの経営成績は、売上高54,523百万円(前年同期比7.2%
減)、EBITDA2,851百万円(同31.5%増)、営業損失341百万円(前年同期は営業損失942百万円)、経常損失26百万円
(前年同期は経常損失1,004百万円)、特別損失として、株式会社ミュゼプラチナム及び株式会社不二ビューティの
株式譲渡に伴うのれん減損損失959百万円、株式会社ラブリークィーンにおける減損損失437百万円、その他子会
社ののれん減損損失404百万円、株式会社リーガルビジョンの株式譲渡代金に係る貸倒引当金繰入額1,035百万円
等を計上したこと等により税金等調整前当期純損失3,298百万円(前年同期は税金等調整前当期純損失2,371百万
円)となり、法人税等合計1,673百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失1,625百万円(前年同期
は3,539百万円)の親会社株主に帰属する当期純損失となりました。
(単位:百万円)
報告セグメント 連結損益計算書
調整額
レディスサービス事業 その他事業 計上額
金額 増減率 金額 増減率 金額 増減率 金額 増減率
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
セグメント売上高 53,244 △3.2 3,788 △48.2 △2,509 - 54,523 △7.2
セグメント損益 △335 △67.1 △43 - 36 - △341 △63.8
(参考)EBITDA 2,782 39.4 25 △76.2 43 - 2,851 31.5
※1 セグメント売上高には、内部売上高を含めております。
※2 セグメント損益は、連結損益計算書の営業損益と調整しております。
※3 EBITDA=セグメント損益+減価償却費+のれん償却額
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、従来「メディア・コンサルティング事業」、「システム開発事業」として記載していた報告セグメント
につきましては、「メディア・コンサルティング事業」の量的な重要性が乏しくなったため、第1四半期連結会
計期間よりこれらを統合し、「その他事業」として記載する方法に変更しております。
また、前連結会計年度のセグメント情報についても変更後の区分で記載しています。
1) レディスサービス事業
<美容脱毛部門>
部門売上高は、ミュゼプラチナムブランドにおいて2019年4月より販売開始した家庭用光美容器が物品売上を牽
引したこと、マキアブランドの出店強化に努めたことにより上期の売上高が好調に推移した一方、美容脱毛ブラ
ンドの統一により一部店舗の統廃合を実施したこと、下期において消費税増税の反動や外出自粛の影響により一
部地域の来店が減少したこと等から、前期比100.2%で着地いたしました。部門利益は、下期においては売上高減
少に伴い落ち込み傾向で推移したものの、通期では美容脱毛ブランド統一による広告効率化により前期比増益で
着地いたしました。
<エステティック部門>
部門売上高は、エステティック業界全体の深刻な人材不足感が継続する状況の中、たかの友梨ビューティクリ
ニックブランドにおける店舗収益確保のための店舗統廃合を実施したこと、下期において消費税増税の反動や外
出自粛の影響により一部地域の来店が減少したこと等により前期比89.7%で着地いたしました。部門利益は、店
舗統廃合による店舗賃借料の圧縮、商品管理の徹底による原価率抑制、広告宣伝効率化等のコスト削減施策を実
施したこと等により上期は回復傾向で推移した一方、下期における売上高減少の影響により通期では前期比減益
で着地いたしました。
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<アパレル部門>
部門売上高は、上期においては前期同水準で推移したものの、下期において消費税増税の反動の影響を受けた
ことに加え、新型コロナウイルス感染症による外出及びイベント自粛要請に伴う卒業式・入学式の中止、家族葬
増加等の影響により、例年のイベント需要等で年間最大の繁忙期と見込んでいた2月~3月が大きく減収し、前期
比78.9%で着地いたしました。部門利益は、効率的な人員配置の徹底による人件費及び旅費交通費等の削減に努
めたものの、上述の減収を補填するには至らず、前期比減益で着地いたしました。
これらの結果、レディスサービス事業全体では、売上高は53,244百万円(前年同期比3.2%減)セグメント損失
335百万円(前年同期はセグメント損失1,018百万円)、EBITDA2,782百万円(39.4%増)となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より、非連結子会社であった株式会社イナンナを連結の範囲に加えたため、報
告セグメント「レディスサービス事業」に含めております。
2) その他事業
その他の事業では、外部顧客向けマーケティングサービス及びグループ内WEB広告サービス、システム開発、
人材派遣等の事業を行っております。前期においてその他事業に属する一部子会社の全株式を譲渡したこと、一
部WEB広告案件及びWEBアプリ開発案件の受注が当初見込みを下回ったこと等により、売上高は3,788百万円(前年
同期比48.2%減)、セグメント損失43百万円(前年同期はセグメント利益15百万円)、EBITDA25百万円(前年同期は
EBITDA105百万円)となりました。
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(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末において、資産、負債及び純資産は以下の通りとなりました。各増減要因は後述の通りであ
ります。なお、勘定科目の名称を一部省略して記載したほか、増減要因は主なものに限定して記載しておりま
す。
前連結会計 当連結会計
増減額 増減率
年度末 年度末
百万円 百万円 百万円 %
資産 78,511 78,875 364 0.5
負債 69,815 71,770 1,954 2.8
純資産 8,695 7,104 △1,590 △18.3
(資産の部)
前連結会計 当連結会計
増減額 当連結会計年度における主な増減内訳
年度末 年度末
百万円 百万円 百万円 内容 百万円 主な要因
受取手形及び
① 3,096 物品売上の増加
売掛金
流動資産 28,234 27,993 △240 ② 貸倒引当金 △1,082 貸倒懸念債権の増加
③ 未収入金 △2,271 長期貸付金への振替
① 長期貸付金 971 未収入金からの振替
② 繰延税金資産 2,397 算出根拠の見直しによる増加
固定資産 50,276 50,881 604 建物及び構築
③ △622 減損計上及び減価償却
物
④ のれん △1,362 のれん減損損失による減少
(負債の部)
前連結会計 当連結会計
増減額 当連結会計年度における主な増減内訳
年度末 年度末
百万円 百万円 百万円 内容 百万円 主な要因
① 短期借入金 1,672 外部借入の増加
流動負債 53,808 56,844 3,036
② 前受金 1,684 美容契約獲得による増加
固定負債 16,007 14,925 △1,081 ① 長期預り金 △909 会員預り金の減少
(純資産の部)
前連結会計 当連結会計
増減額 当連結会計年度における主な増減内訳
年度末 年度末
百万円 百万円 百万円 内容 百万円 主な要因
親会社株主に帰属する当期純損
株主資本合計 8,688 7,099 △1,588 ① 利益剰余金 △1,588
失の計上
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(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)については、以下の通りとなりまし
た。
(現金及び現金同等物)
前連結会計 当連結会計
増減額
年度末 年度末
百万円 百万円 百万円
現金及び現金同等物 1,659 1,850 191
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
前連結会計 当連結会計
増減額 当連結会計年度における主な増減内訳
年度末 年度末
百万円 百万円 百万円 内容 百万円
① 税金等調整前当期純損失 △926
② 減損損失 1,748
営業活動による 事業譲受対価の見直しに伴う債権債務の
△2,869 △178 2,690 ③ 997
キャッシュ・フロー 増減額
④ 売上債権の増加 2,050
⑤ 前受金の増加 △3,223
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
前連結会計 当連結会計
増減額 当連結会計年度における主な増減内訳
年度末 年度末
百万円 百万円 百万円 内容 百万円
① 有形固定資産の取得による支出 77
投資活動による
180 △596 △776 ② 定期預金の増減額 △728
キャッシュ・フロー
③ 長期貸付金の回収による収入 △259
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
前連結会計 当連結会計
増減額 当連結会計年度における主な増減内訳
年度末 年度末
百万円 百万円 百万円 内容 百万円
① 短期借入金の純増減額 1,355
財務活動による ② 長期借入れによる収入 △472
△32 944 977
キャッシュ・フロー ③ 長期借入金の返済による支出 59
④ 割賦債務の返済による支出 50
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(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2020年 2019年 2018年 2017年 2016年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
自己資本比率 (%) 9.0 11.1 15.4 15.4 29.4
時価ベースの自己資本比率 (%) 2.0 4.4 12.4 19.8 67.9
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 (年) ― ― 0.3 1.7 4.5
インタレスト・カバレッジ・レシオ (倍) ― ― 73.2 22.4 11.5
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
(注) 1.いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
3.営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動による
キャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を用いております。
4.2019年3月期及び2020年3月期は営業キャッシュ・フローがマイナスのため、キャッシュ・フロー対有利子
負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは記載しておりません。
(4)今後の見通し
当社グループは、2020年2月26日付にて公表いたしました「連結子会社の異動(子会社株式の譲渡)に関する
お知らせ」のとおり、2020年4月13日開催の当社臨時株主総会における承認決議を経て株式会社ミュゼプラチナ
ム及び株式会社不二ビューティの全株式を譲渡いたしました。また、2020年6月3日付にて公表いたしました
「連結子会社の異動(子会社株式の譲渡)に関するお知らせ」のとおり、外出自粛要請に伴う商業施設の休業又
は営業時間短縮や卒業式・入学式の中止、家族葬の増加が続き、足元の収益性が急激に悪化している状況のなか、
新型コロナウイルス感染症に係る今後の影響やその後の個人消費の回復時期等の先行きが極めて不透明であるこ
とを踏まえ、コントロール不能なリスクの増大を回避するため2020年6月3日付にて株式会社ラブリークィーン
の全株式を譲渡いたしました。
これらの子会社株式譲渡により、株式会社ミュゼプラチナム、株式会社不二ビューティ及び株式会社ラブリー
クィーンは2021年3月期第1四半期会計期間より当社連結から除外されますが、当社といたしましては、引き続
き既存事業における収益体質の強化を図るとともに、新規事業領域への進出に向けた積極的なM&A戦略による新た
な収益基盤の構築を目指し、当社グループの企業価値向上に努めてまいる方針であります。
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済の先行きを見通すことが困難な
状況が続くものと予想されます。当社グループの各事業においても、新規案件の提案等の営業活動に一部影響が
発生しておりますが、新型コロナウイルス感染症の収束時期や再流行の可能性等の先行きが極めて不透明である
ことから、現時点で通期の連結業績予想を合理的に算定することは困難であると判断し、2021年3月期の業績予
想につきましては未定とさせていただきます。
今後、業績予想の合理的な算定が可能となった段階で、速やかに公表いたします。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、1.経営成績等の概況(4)今後の見通しに記載のとおり、2021年3月期第1四半期会計期
間において、株式会社ミュゼプラチナム、株式会社不二ビューティ及び株式会社ラブリークィーンの全株式を第
三者へ譲渡しております。
これらの子会社株式譲渡により、当社グループの2021年3月期連結売上高は大幅な減少が見込まれますが、当
社といたしましては、引き続き既存事業における収益体質の強化を図るとともに、新規事業領域への進出に向け
た積極的なM&A戦略による新たな収益基盤の構築を目指し、当社グループの安定した収益力の確保と企業価値向上
に努めてまいる方針であります。
これらの施策により、2021年3月期においては利益改善を見込んでおり、当社グループには、継続企業の前提
に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
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2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、企業間及び経年での比較可能性を確保するため、当社の連結財務諸表は「連結財務諸表の用語、
様式及び作成方法に関する規則(第7章及び第8章を除く)」(昭和51年大蔵省令28号)に基づいて作成しております。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,975 2,060
受取手形及び売掛金 11,934 15,031
商品及び製品 2,814 2,930
仕掛品 57 48
原材料及び貯蔵品 652 565
未収入金 9,188 6,916
短期貸付金 821 765
その他 2,014 1,981
貸倒引当金 △1,222 △2,305
流動資産合計 28,234 27,993
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 8,935 8,565
減価償却累計額 △4,188 △4,441
建物及び構築物(純額) 4,746 4,123
機械装置及び運搬具 1,763 2,139
減価償却累計額 △1,372 △1,662
機械装置及び運搬具(純額) 391 476
工具、器具及び備品 3,066 3,002
減価償却累計額 △1,842 △1,862
工具、器具及び備品(純額) 1,224 1,140
リース資産 165 153
減価償却累計額 △153 △143
リース資産(純額) 11 10
建設仮勘定 57 33
土地 2,278 2,136
有形固定資産合計 8,710 7,920
無形固定資産
のれん 25,990 24,628
ソフトウエア 423 329
その他 39 56
無形固定資産合計 26,453 25,014
投資その他の資産
投資有価証券 1,471 1,480
関係会社株式 91 7
長期貸付金 2,159 3,131
繰延税金資産 7,840 10,237
その他 3,686 3,294
貸倒引当金 △136 △204
投資その他の資産合計 15,112 17,946
固定資産合計 50,276 50,881
資産合計 78,511 78,875
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 857 1,126
短期借入金 428 2,101
1年内返済予定の長期借入金 219 147
未払金 2,672 2,514
未払法人税等 84 37
預り金 1,449 1,427
前受金 44,283 45,967
賞与引当金 302 196
ポイント引当金 43 80
返品調整引当金 251 138
その他 3,216 3,108
流動負債合計 53,808 56,844
固定負債
長期借入金 405 282
退職給付に係る負債 215 191
長期預り金 15,305 14,396
その他 80 55
固定負債合計 16,007 14,925
負債合計 69,815 71,770
純資産の部
株主資本
資本金 1,678 1,678
資本剰余金 7,520 7,520
利益剰余金 △510 △2,098
自己株式 △0 △0
株主資本合計 8,688 7,099
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △0 △2
退職給付に係る調整累計額 8 7
その他の包括利益累計額合計 7 5
純資産合計 8,695 7,104
負債純資産合計 78,511 78,875
― 9 ―
㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 58,740 54,523
売上原価 10,257 9,099
売上総利益 48,483 45,424
返品調整引当金戻入額 895 905
返品調整引当金繰入額 975 792
差引売上総利益 48,403 45,537
販売費及び一般管理費 49,346 45,879
営業損失(△) △942 △341
営業外収益
受取利息 213 312
受取配当金 7 6
受取賃貸料 26 36
業務受託料 9 10
その他 88 94
営業外収益合計 345 460
営業外費用
支払利息 81 115
貸倒引当金繰入額 316 -
その他 9 29
営業外費用合計 407 144
経常損失(△) △1,004 △26
特別利益
保険差益 - 13
移転補償金 - 21
投資有価証券売却益 3 -
受取和解金 11 -
その他 1 1
特別利益合計 15 35
特別損失
固定資産除却損 77 61
減損損失 238 1,987
貸倒引当金繰入額 678 1,195
債権売却損 151 -
関係会社株式売却損 12 30
関係会社株式評価損 24 2
投資有価証券評価損 170 -
その他 30 30
特別損失合計 1,382 3,307
税金等調整前当期純損失(△) △2,371 △3,298
法人税、住民税及び事業税 138 37
過年度法人税等 76 -
法人税等調整額 953 △1,710
法人税等合計 1,167 △1,673
当期純利益 △3,539 △1,625
親会社株主に帰属する当期純損失(△) △3,539 △1,625
― 10 ―
㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純損失(△) △3,539 △1,625
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1 △1
退職給付に係る調整額 8 △0
その他の包括利益合計 6 △2
包括利益 △3,533 △1,627
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △3,533 △1,627
非支配株主に係る包括利益 - -
― 11 ―
㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,678 7,516 3,029 △0 12,224
当期変動額
親会社株主に帰属する
△3,539 △3,539
当期純利益
連結子会社株式の売却
3 3
による持分の増減
連結範囲の変動 -
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - 3 △3,539 - △3,535
当期末残高 1,678 7,520 △510 △0 8,688
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益 純資産合計
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 0 - 0 12,225
当期変動額
親会社株主に帰属する
△3,539
当期純利益
連結子会社株式の売却
3
による持分の増減
連結範囲の変動 -
株主資本以外の項目の
△1 8 6 6
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △1 8 6 △3,529
当期末残高 △0 8 7 8,695
― 12 ―
㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,678 7,520 △510 △0 8,688
当期変動額
親会社株主に帰属する
△1,625 △1,625
当期純利益
連結範囲の変動 36 36
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - △1,588 - △1,588
当期末残高 1,678 7,520 △2,098 △0 7,099
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益 純資産合計
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 △0 8 7 8,695
当期変動額
親会社株主に帰属する
△1,625
当期純利益
連結範囲の変動 36
株主資本以外の項目の
△1 △0 △2 △2
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △1 △0 △2 △1,590
当期末残高 △2 7 5 7,104
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㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純損失(△) △2,371 △3,298
減価償却費 1,311 1,293
のれん償却額 1,800 1,899
差入保証金償却額 149 99
貸倒引当金の増減額(△は減少) 1,192 1,201
賞与引当金の増減額(△は減少) △55 △105
返品調整引当金の増減額(△は減少) 79 △113
受取利息及び受取配当金 △220 △319
支払利息 81 115
固定資産除却損 - 61
減損損失 238 1,987
売上債権の増減額(△は増加) △5,134 △3,083
たな卸資産の増減額(△は増加) △506 17
立替金の増減額(△は増加) △5 20
前払費用の増減額(△は増加) - 182
未収入金の増減額(△は増加) △953 1,063
仕入債務の増減額(△は減少) 321 223
未払金の増減額(△は減少) 373 △164
前受金の増減額(△は減少) 4,908 1,684
未払費用の増減額(△は減少) 360 20
預り金の増減額(△は減少) △708 △979
事業譲受対価の見直しに伴う債権債務の増減額 △3,153 △2,155
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) - △25
その他の流動資産の増減額(△は増加) △841 △146
その他の流動負債の増減額(△は減少) △166 99
その他の固定負債の増減額(△は減少) 3 -
その他 390 118
小計 △2,906 △302
利息及び配当金の受取額 187 328
利息の支払額 △82 △94
法人税等の支払額 △133 △109
法人税等の還付額 65 0
営業活動によるキャッシュ・フロー △2,869 △178
― 14 ―
㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の増減額(△は増加) 834 106
有形固定資産の取得による支出 △1,095 △1,018
無形固定資産の取得による支出 △110 △99
有形固定資産の売却による収入 189 1
投資有価証券の売却による収入 42 3
貸付けによる支出 △502 △38
貸付金の回収による収入 131 47
長期貸付けによる支出 △19 △3
長期貸付金の回収による収入 455 196
関係会社株式の売却による収入 15 0
関係会社株式の取得による支出 △82 -
敷金及び保証金の差入による支出 △193 △128
敷金及び保証金の回収による収入 373 382
資産除去債務の履行による支出 - △85
保険積立金の解約による収入 - 57
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却によ
117 -
る収入
その他 22 △17
投資活動によるキャッシュ・フロー 180 △596
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △194 1,161
長期借入れによる収入 542 69
長期借入金の返済による支出 △314 △255
割賦債務の返済による支出 △76 △25
リース債務の返済による支出 △14 △4
非支配株主からの払込みによる収入 25 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △32 944
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △2,721 169
現金及び現金同等物の期首残高 4,380 1,659
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 - 21
現金及び現金同等物の期末残高 1,659 1,850
― 15 ―
㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
― 16 ―
㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の
配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、当社及び当社の連結子会社別に、事業別のセグメントから構成されており、以下の2つを報告セ
グメントとしております。
報告セグメントの名称 主な事業内容
・美容脱毛サロン並びにエステティックサロン等の運営
・化粧品等の企画・開発・販売
レディスサービス事業 ・通販サイトの運営
・広告媒体等の販売
・レディスウェアの企画・製造・販売
・Webマーケティング事業
・ゲームアプリの開発、Webサイトの制作企画など
その他事業 ・業務システムの受託開発、サーバの構築・運用・保守
・業務系システム開発に関するITサポート、人材派遣
・医用画像表示ソフトウェアの販売など
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」におけ
る記載と概ね同一であります。
報告セグメントの損益は、営業損益ベースの数値であります。
― 17 ―
㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額
計上額
レディス (注)1
その他事業 計 (注)2
サービス事業
売上高
外部顧客への売上高 54,981 3,753 58,734 6 58,740
セグメント間の内部売上高
19 3,556 3,575 △3,575 -
又は振替高
計 55,001 7,309 62,310 △3,569 58,740
セグメント利益又は損失(△) △1,018 15 △1,002 59 △942
セグメント資産 78,624 1,323 79,948 △1,436 78,511
その他の項目
減価償却費 1,293 11 1,304 7 1,311
のれんの償却額 1,721 78 1,800 - 1,800
減損損失 238 - 238 - 238
有形固定資産及び無形固定
3,152 10 3,162 2 3,165
資産の増加額
(注) 1.調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント損益の調整額59百万円には、セグメント間取引消去284百万円及び各報告セグメントに配分し
ていない全社費用△224百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない持株
会社運営に係る費用であります。
(2) セグメント資産の調整額△1,436百万円には、報告セグメント間の債権の相殺消去△7,081百万円、各報告
セグメントに配分していない全社資産17,561百万円及び投資と資本の相殺消去等△11,916百万円が含まれ
ております。全社資産は、主に提出会社の投資有価証券、短期貸付金等であります。
(3) 減価償却費の調整額7百万円は、全社資産に係る減価償却費であります。
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額2百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資
産であります。
2.セグメント損益は、連結損益計算書の営業損益と調整を行っております。
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㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額
計上額
レディス (注)1
その他事業 計 (注)2
サービス事業
売上高
外部顧客への売上高 53,215 1,308 54,523 - 54,523
セグメント間の内部売上高
29 2,479 2,509 △2,509 -
又は振替高
計 53,244 3,788 57,033 △2,509 54,523
セグメント利益又は損失(△) △335 △43 △378 36 △341
セグメント資産 79,013 1,247 80,261 △1,385 78,875
その他の項目
減価償却費 1,277 9 1,286 7 1,293
のれんの償却額 1,840 58 1,899 - 1,899
減損損失 1,582 404 1,987 - 1,987
有形固定資産及び無形固定
2,363 15 2,379 3 2,382
資産の増加額
(注) 1.調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント損益の調整額36百万円には、セグメント間取引消去261百万円及び各報告セグメントに配分し
ていない全社費用△224百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない持株
会社運営に係る費用であります。
(2) セグメント資産の調整額△1,385百万円には、報告セグメント間の債権の相殺消去△8,319百万円、各報告
セグメントに配分していない全社資産15,734百万円及び投資と資本の相殺消去等△8,800百万円が含まれ
ております。全社資産は、主に提出会社の投資有価証券、短期貸付金等であります。
(3) 減価償却費の調整額7百万円は、全社資産に係る減価償却費であります。
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額3百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資
産であります。
2.セグメント損益は、連結損益計算書の営業損益と調整を行っております。
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㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省
略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
連結損益計算書の売上高の10%以上を占める顧客がないため、該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省
略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
連結損益計算書の売上高の10%以上を占める顧客がないため、該当事項はありません。
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㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
レディスサービス事業 その他事業 合計
減損損失 238 - 238
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
レディスサービス事業 その他事業 合計
減損損失 1,582 404 1,987
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
レディスサービス事業 その他事業 合計
当期償却額 1,721 78 1,800
当期末残高 25,445 545 25,990
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
レディスサービス事業 その他事業 合計
当期償却額 1,840 58 1,899
当期末残高 24,545 82 24,628
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㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 449.85円 367.56円
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期
△183.11円 △84.09円
純損失(△)
(注) 1.前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、
潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 8,695 7,104
純資産の部の合計額から控除する金額
- -
(百万円)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 8,695 7,104
1株当たり純資産額の算定に用いられた
19,329,960 19,329,960
期末の普通株式の数(株)
3.1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純利益又は1株当たり
当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益又は
親会社株主に帰属する当期純損失(△) △3,539 △1,625
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
当期純利益又は親会社株主に帰属する △3,539 △1,625
当期純損失(△)(百万円)
期中平均株式数(株) 19,329,960 19,329,960
(重要な後発事象)
(連結子会社の範囲の異動)
2020年2月26日開催の当社取締役会において、当社連結子会社である株式会社ミュゼプラチナム(以下、「MP
社」といいます。)及び株式会社不二ビューティ(以下、「FB社」といいます。)の全株式譲渡に係る株式譲渡契
約の締結を決議し、2020年4月13日開催の当社臨時株主総会における当該子会社株式譲渡契約の承認が原案通り承
認可決いたしました。
1.連結子会社の異動に関する事項
(1)当該異動に係る子会社の名称、所在地、代表者の氏名、資本金及び事業の内容
①MP社
名称:株式会社ミュゼプラチナム
所在地:東京都渋谷区広尾一丁目1番39号恵比寿プライムスクエア
代表者の氏名:代表取締役 和田佑一(2020年3月31日現在)
資本金:10百万円
事業の内容:美容脱毛事業、コスメ事業
②FB社
名称:株式会社不二ビューティ
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㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
所在地:東京都港区南青山二丁目12番12号
代表者の氏名:代表取締役会長 髙野友梨
資本金:95百万円(2020年3月31日現在)
事業の内容:エステティック事業
(2)当該異動の前後における当社の所有に係る当該子会社の議決権の数及び当該子会社の総株主等の議決権に対する
割合
①MP社
(ⅰ)当社の所有に係る当該子会社の議決権の数
異動前:200株
異動後:0株
(ⅱ)総株主等の議決権に対する割合
異動前:100%
異動後:0%
②FB社
(ⅰ)当社の所有に係る当該子会社の議決権の数
異動前:190,000株
異動後:0株
(ⅱ)総株主等の議決権に対する割合
異動前:100%
異動後:0%
(3)当該異動の理由及びその年月日
①異動の理由
当社は、これまで新規事業領域への進出および既存事業の拡大を通じた持続的な事業拡大及び企業価値向上のた
め、2016年1月4日付にてMP社を、2017年2月22日付にてFB社を完全子会社化し、美容脱毛サロンの運営、自
社化粧品の企画開発・販売、エステティックサロン運営等の事業を推進してまいりました。
MP社及びFB社の属する美容エステティック市場では、競争の激化や深刻な人材不足が続いており、MP社に
おいては物品販売の強化や広告宣伝投資の効率化によるコスト削減、FB社においては戦略的店舗統廃合による1
店舗当たりの生産性の維持向上施策、MP社・FB社間での相互送客の実施による両社のブランド競争力の強化施
策等を実施することで、利益ベースでの業績の改善及び拡大に向けた取り組みを推進し、一定の成果を上げてまい
りましたが、外部環境要因に左右されづらい強固な事業基盤を構築し、中長期的に安定した収益を確保するために
は、今後もブランディング強化・マーケティングに係る継続的な広告投資や特殊要因発生時の一時的運転資金等、
一定量の資金確保が必要不可欠であると判断しております。
また、当連結会計年度第3四半期会計期間においては、上記の市場環境に加え、消費税増税の反動や台風による
店舗の一時休業等が発生した影響により、売上高及び契約獲得は一時的に鈍化傾向で推移しており、これら特殊要
因に対応するための一時的な運転資金確保のため、各子会社において資金の外部借入を行っております。
このような状況のもと、当社といたしましては、美容エステティック業における中長期的な成長性に一定の期待
感はあるものの、現状として当社グループの経営資源が限定されていることを考慮し、より限定した事業分野に対
する経営資源の集中投下や、当該分野又はその周辺領域への機動的なM&Aを推進することで、当社の中長期的な
企業価値の向上を目指す方針へ転換することとし、MP社及びFB社の全株式譲渡について検討を進めてまいりま
した。
上記の株式譲渡検討の過程において、FB社の元親会社である株式会社G.Pホールディング(以下、「G.Pホールデ
ィング」という)より株式譲受の提案があり、MP社及びFB社においても、MP社及びFB社が独立体制となり、
新たな資本の下で機動的な経営体制により事業を推進していくことが、両社の中長期的な企業価値向上に資すると
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㈱RVH (6786) 2020年3月期 決算短信
判断し、当社株主総会における特別決議が承認可決されることを条件として、G.Pホールディングに対してMP社及
びFB社の全株式を譲渡することといたしました。
②異動の年月日
2020年4月16日
(連結子会社の範囲の異動及び債権放棄(株式会社ラブリークィーン))
2020年6月3日開催の当社取締役会において、当社連結子会社である株式会社ラブリークィーン(以下、「LQ
社」といいます。)の全株式譲渡に係る株式譲渡契約の締結を決議いたしました。
1.連結子会社の異動に関する事項
(1)当該異動に係る子会社の名称、所在地、代表者の氏名、資本金及び事業の内容
名称:株式会社ラブリークィーン
所在地:岐阜県岐阜市加納寿町四丁目1番地
代表者の氏名:代表取締役 吉田淳(2020年3月31日現在)
資本金:10百万円
事業の内容:レディスウェアの企画・製造・卸売業
(2)当該異動の前後における当社の所有に係る当該子会社の議決権の数及び当該子会社の総株主等の議決権に対する
割合
(ⅰ)当社の所有に係る当該子会社の議決権の数
異動前:1,000株
異動後:0株
(ⅱ)総株主等の議決権に対する割合
異動前:100%
異動後:0%
(3)当該異動の理由及びその年月日
①異動の理由
当社の子会社であるLQ社は、1947年の創業より女性向けフォーマルウェアを中心とした婦人服の企画・製造・
卸売業を展開し、2018年1月の組織再編及び2018年2月の当社グループ完全子会社化以降は、取引先量販店の閉店
等により商品取扱店舗の規模縮小を余儀なくされる中でも、コスト構造の見直しや人員配置の適正化等による事業
収益性の向上を目指し、2019年3月期においては営業利益の黒字化を達成する等、着実に成長してまいりました。
しかしながら、今般の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、外出自粛要請に伴う商業施設の休業または
営業時間短縮や、卒業式・入学式の中止、家族葬の増加、一般消費者の消費マインドの落ち込み等が続くなか、足
元の業績は売上高が大幅に低下する等、収益性が急激に悪化しております。
このような状況のもと、当社はLQ社の成長戦略を検討してまいりましたが、新型コロナウイルスの収束時期や
その後の個人消費の回復状況等の先行きが極めて不透明であることから、業績改善の目途が立たず、大規模な資金
注入が必要となる可能性が高いことを踏まえて事業継続のリスクを勘案した結果、当社といたしましては、コント
ロール不能な不確実性によるリスクの増大を回避するため、LQ社の全株式を株式会社Jroutへ譲渡すること
を決定いたしました。また、本株式譲渡に伴い、当社のLQ社に対する貸付金等債権742百万円については債権放棄
することといたしました。
②異動の年月日
2020年6月3日
4.その他
該当事項はありません。
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