6778 アルチザ 2021-12-02 15:00:00
2022年7月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

 
               2022年7月期            第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                    2021年12月2日
上場会社名       株式会社アルチザネットワークス                                                      上場取引所       東
コード番号       6778      URL     https://www.artiza.co.jp/
代表者         (役職名) 代表取締役社長執行役員                      (氏名)床次 直之
問合せ先責任者     (役職名) 管理統括本部管理本部長                      (氏名)韮沢 宏行                     TEL    042-529-3494
四半期報告書提出予定日           2021年12月14日                  配当支払開始予定日             -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無                :無

                                                                                                (百万円未満切捨て)
1.2022年7月期第1四半期の連結業績(2021年8月1日~2021年10月31日)
 (1)連結経営成績(累計)                                                                    (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                         親会社株主に帰属する
                             売上高                  営業利益                   経常利益
                                                                                           四半期純利益
                            百万円       %          百万円            %     百万円              %    百万円   %
2022年7月期第1四半期                876      -            168          -      165             -      77  -
2021年7月期第1四半期                511    54.9               0        -          △5          -               4   -
(注)包括利益 2022年7月期第1四半期                 81百万円 (-%)                2021年7月期第1四半期               △0百万円 (-%)

                                                潜在株式調整後
                        1株当たり
                                                 1株当たり
                        四半期純利益
                                                四半期純利益
                                   円 銭                円 銭
2022年7月期第1四半期                      8.32                  -
2021年7月期第1四半期                      0.56                0.56
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、2022年7月期第1四半期
   に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、対前年同四半期増減率は記載しておりません。

    (2)連結財政状態
                             総資産                   純資産               自己資本比率                   1株当たり純資産
                                   百万円                     百万円                       %               円 銭
2022年7月期第1四半期                       8,810                  6,566                   74.5             708.27
2021年7月期                            8,979                  6,623                   73.8             714.41
(参考)自己資本           2022年7月期第1四半期               6,566百万円         2021年7月期          6,623百万円
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、2022年7月期第1四半期
   に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。

2.配当の状況
                                                 年間配当金
                   第1四半期末      第2四半期末            第3四半期末             期末                 合計
                       円 銭         円 銭               円 銭                 円 銭                円 銭
2021年7月期                 -          0.00               -                 17.00              17.00
2022年7月期                 -
2022年7月期(予想)                            0.00                -            20.00              20.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

3.2022年7月期の連結業績予想(2021年8月1日~2022年7月31日)
                                                                                           (%表示は、対前期増減率)
                                                                           親会社株主に帰属                 1株当たり
                      売上高               営業利益                経常利益
                                                                           する当期純利益                  当期純利益
                    百万円        %      百万円          %       百万円       %      百万円   %                    円 銭
       通期           4,500      -       900         -        884      -        804 -                    86.72
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
(注)2022年7月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しているため、上記の連結業績予想は当該会計基
   準等を適用した後の数値となっており、対前期増減率は記載しておりません。
※    注記事項
    (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
       新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-



    (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無



    (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更    :有
      ② ①以外の会計方針の変更           :無
      ③ 会計上の見積りの変更            :無
      ④ 修正再表示                 :無
     (注)詳細は、7ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧
          ください。


(4)発行済株式数(普通株式)
  ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)         2022年7月期1Q   9,562,000株   2021年7月期     9,562,000株
      ②   期末自己株式数             2022年7月期1Q    291,070株    2021年7月期      291,070株
      ③   期中平均株式数(四半期累計)      2022年7月期1Q   9,270,930株   2021年7月期1Q   8,280,930株



※   四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※   業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
    (将来に関する記述等についてのご注意)
     本業績予想は、現在入手可能な情報から、当社の経営者の判断に基づき作成しております。従いまして、本業績予想のみに全面的に依拠
    して投資判断を下すことは控えられるようお願い致します。また、実際の業績は様々な要因により本業績予想とは異なる結果となり得るこ
    とをご承知おきください。なお、業績予想に関する事項は3ページをご覧ください。
                        株式会社アルチザネットワークス(6778)2022年7月期 第1四半期決算短信


○添付資料の目次

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………       2
 (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………       2
 (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………       3
 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………       3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………       4
 (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………       4
 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………       5
    四半期連結損益計算書
     第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       5
    四半期連結包括利益計算書
     第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       6
 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………       7
   (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………       7
   (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………       7
   (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………       7
   (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………       8
   (収益認識関係) ……………………………………………………………………………………………………       8




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                              株式会社アルチザネットワークス(6778)2022年7月期 第1四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   世界的な新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞から企業業績は改善しつつありましたが、半導体
  製造分野等では依然としてその影響を受けており、部材調達における影響の長期化が懸念されております。また、
  海外におきましては、新型コロナウイルスの新たな変異株が発見され、欧州を中心に感染拡大が懸念されておりま
  す。こうした状況を受けて、国内におきましても、ワクチンの普及により鎮静化の方向に進んでいるものの、未だ
  収束時期の見通しが不透明な現状におきましては、予断を許さない状況が続いております。
   移動体通信分野では、世界各国で第5世代移動通信方式(5G)の商用サービスが開始され、移動体通信の高速
  化・大容量化、サービス品質の向上に向けての研究開発及び設備投資が継続しております。国内においても2020年
  3月から5Gの商用サービスが開始され、契約数の順調な拡大に伴い基地局数も増加しており、5Gサービスの拡大と
  更なる進化に向けた研究開発が継続的に行われております。今後は、自動車を始めとする様々な分野での5G活用に
  向けた研究開発や、ローカル5G領域での5Gネットワークの構築に向けた取り組み等も積極的に行われ、さらに通信
  事業者におきましては次世代の通信規格である6Gに向けた検討も進んでいくものと思われます。
   固定通信分野では、光ファイバの普及によるブロードバンドサービスが定着し、コロナ禍において、Netflixや
  Amazonプライム・ビデオ等のビデオストリーミングを中心としたデータトラフィックが急速に増加していることに
  加え、企業活動におけるテレワークの推進やクラウドサービスの高度化も急速に進んでおります。通信事業者は、
  急増する多種多様な通信トラフィックに柔軟に対応するため、ネットワークの負荷低減に向けた投資や、ネットワ
  ーク処理のソフトウエア化を急速に進めながら、通信インフラの更なる高速化・大容量化を推進しております。
   これらの技術や新サービスの導入に伴い、開発投資や設備投資の需要が見込まれる一方で、通信事業者間の加入
  者獲得競争等によるサービスの低価格傾向は継続しており、通信業界全体の投資意欲に関しましては、新型コロナ
  ウイルス感染拡大の収束及び国内外の政治経済の状況並びに業界内の動向を見極めつつ、引き続き慎重かつ選別的
  な姿勢が継続されるものと予想されます。
   このような状況の中、当社グループでは、以下の営業、マーケティング及び研究開発活動を行いました。
    (ⅰ) 5Gに対応する製品の開発及び販売並びにテストサービスの受託
    (ⅱ) 4Gに対応する製品の販売及び保守並びにテストサービスの受託
    (ⅲ) 欧州、中国、韓国、インド、中東等の海外市場における5G及び4G対応製品の市場開拓及び販売
    (ⅳ) 次世代ネットワーク及びネットワークセキュリティに対応した製品開発及び商材開拓並びに販売
    (ⅴ) ローカル5G等の通信分野における新事業に向けたマーケティング等
   その結果、当第1四半期連結累計期間におけるセグメント別の経営成績は以下のとおりとなりました。

  (モバイルネットワークソリューション)816,981千円(前年同期は456,207千円)
    当セグメントの売上高は、816,981千円となりました。移動体通信市場におきましては、国内大手通信事業者
   が2020年3月に5Gの商用サービスを開始し、5G向けの研究開発が積極的に行われております。当社では、5Gのフ
   ラッグシップ製品となる「DuoSIM-5G」を、当第1四半期連結累計期間におきましても、引き続き国内の通信事
   業者及び基地局メーカーに 販売したことに 加え、岩手県滝沢市 の「滝沢テレコムテストセンター 」(T3C:
   Takizawa Telecom Test Center)にてテストサービスの拡大に注力した結果、前年同期比で大幅な増収となりま
   した。
    セグメント損益につきましては、195,961千円の営業利益(前年同期は37,525千円)となりました。引き続き
   研究開発投資は一定水準で継続しておりますが、採算性の高い国内向けの売上高が大幅に増加したことによるも
   のです。
    なお、収益認識会計基準等の適用により、当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は48,129千円減少
   し、セグメント利益は17,388千円減少しております。

  (IPネットワークソリューション)59,402千円(前年同期は54,805千円)
    当セグメントの売上高は、59,402千円となりました。ネットワーク監視におけるパケットキャプチャツール
   「etherExtractor」シリーズの販売は、新製品へ切り替わる端境期にあることから、前年同期比では若干の増収
   にとどまりました。
    セグメント損益につきましては、「etherExtractor」シリーズの研究開発投資及び販管費等の減少により損益
   は改善いたしましたが、27,630千円の営業損失(前年同期は営業損失37,004千円)となりました。
    なお、収益認識会計基準等の適用による影響はありません。

   以上の結果、当第1四半期連結累計期間におきましては、売上高876,384千円(前年同期は511,013千円)、営業
  利益168,330千円(前年同期は521千円)、経常利益165,249千円(前年同期は経常損失5,437千円)、親会社株主に
  帰属する四半期純利益77,173千円(前年同期は4,642千円)となりました。
   なお、収益認識会計基準等の適用により、当第1四半期連結累計期間の売上高は48,129千円減少し、営業利益、
  経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ17,388千円減少しております。


                              - 2 -
                            株式会社アルチザネットワークス(6778)2022年7月期 第1四半期決算短信


   また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う当社の当期業績への影響につきましては、国内における顧客の設備
  投資計画の変更及び海外における事業活動の制限、並びに半導体製品等の不足による調達リスクの顕在化等によ
  り、一部で影響を受けましたが、軽微でありました。

(2)財政状態に関する説明
   当第1四半期連結会計期間末における流動資産は7,125,240千円であり、前連結会計年度末に比べ163,360千円減
  少いたしました。受取手形、売掛金及び契約資産が407,893千円増加した一方で、現金及び預金が567,999千円減少
  したことが主な要因であります。
   当第1四半期連結会計期間末における固定資産は1,685,024千円であり、前連結会計年度末に比べ5,713千円減少
  いたしました。投資有価証券が4,685千円増加した一方で、繰延税金資産が11,158千円減少したことが主な要因で
  あります。
   当第1四半期連結会計期間末における流動負債は1,775,041千円であり、前連結会計年度末に比べ69,939千円減
  少いたしました。賞与引当金が47,704千円増加した一方で、流動負債のその他に含まれる未払費用が31,488千円、
  未払消費税等が53,683千円減少したことが主な要因であります。
   当第1四半期連結会計期間末における固定負債は468,921千円であり、前連結会計年度末に比べ42,188千円減少
  いたしました。長期借入金が41,466千円減少したことが主な要因であります。
   当第1四半期連結会計期間末における純資産は6,566,301千円であり、前連結会計年度末に比べ56,945千円減少
  いたしました。親会社株主に帰属する四半期純利益77,173千円の計上、収益認識に関する会計基準等の適用により
  利益剰余金の当期首残高が19,272千円増加した一方で、配当金の支払いにより利益剰余金が157,605千円減少した
  ことが主な要因であります。

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
   当第1四半期の業績は予定通り推移しており、2021年9月2日に公表いたしました連結業績予想から変更はあり
  ません。




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                     株式会社アルチザネットワークス(6778)2022年7月期 第1四半期決算短信


2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                    (単位:千円)
                         前連結会計年度             当第1四半期連結会計期間
                        (2021年7月31日)           (2021年10月31日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                        6,241,890             5,673,891
   受取手形及び売掛金                       615,288                    -
   受取手形、売掛金及び契約資産                       -              1,023,182
   商品及び製品                          283,352               272,419
   仕掛品                             102,726                84,337
   原材料及び貯蔵品                         26,372                55,254
   その他                              18,970                16,155
   流動資産合計                        7,288,600             7,125,240
 固定資産
   有形固定資産
     建物及び構築物(純額)                  606,834               598,914
     工具、器具及び備品(純額)                279,695               290,671
     土地                            32,557                32,557
     有形固定資産合計                     919,087               922,143
   無形固定資産                          70,013                65,588
   投資その他の資産
     投資有価証券                        281,235               285,920
     退職給付に係る資産                          -                    610
     その他                           420,401               410,761
     投資その他の資産合計                    701,636               697,292
   固定資産合計                        1,690,737             1,685,024
 資産合計                            8,979,338             8,810,265
負債の部
 流動負債
   支払手形及び買掛金                       182,497               185,126
   短期借入金                         1,000,000             1,000,000
   1年内返済予定の長期借入金                   165,864               165,864
   未払法人税等                          105,356                97,368
   品質保証引当金                          15,406                 3,691
   賞与引当金                            38,559                86,263
   その他                             337,297               236,728
   流動負債合計                        1,844,981             1,775,041
 固定負債
   長期借入金                           477,350               435,884
   資産除去債務                           12,497                12,532
   その他                              21,263                20,505
   固定負債合計                          511,110               468,921
 負債合計                            2,356,092             2,243,963
純資産の部
 株主資本
   資本金                           1,359,350             1,359,350
   資本剰余金                         3,128,149             3,128,149
   利益剰余金                         2,264,198             2,203,039
   自己株式                           △98,793               △98,793
   株主資本合計                        6,652,904             6,591,744
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                   △39,139               △35,641
   為替換算調整勘定                          9,482                10,198
   その他の包括利益累計額合計                  △29,657               △25,443
 純資産合計                           6,623,246             6,566,301
負債純資産合計                          8,979,338             8,810,265



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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
 (四半期連結損益計算書)
  (第1四半期連結累計期間)
                                                     (単位:千円)
                        前第1四半期連結累計期間          当第1四半期連結累計期間
                         (自 2020年8月1日           (自 2021年8月1日
                          至 2020年10月31日)        至 2021年10月31日)
売上高                                 511,013               876,384
売上原価                                178,152               158,303
売上総利益                               332,860               718,080
販売費及び一般管理費                          332,339               549,749
営業利益                                    521               168,330
営業外収益
 受取利息及び配当金                             516                   519
 その他                                    14                    16
 営業外収益合計                               531                   536
営業外費用
 支払利息                                1,626                  1,824
 為替差損                                1,159                  1,792
 支払手数料                               3,700                     -
 その他                                     4                      0
 営業外費用合計                             6,490                  3,617
経常利益又は経常損失(△)                       △5,437                165,249
税金等調整前四半期純利益又は
                                    △5,437                165,249
税金等調整前四半期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税                           800                 86,100
法人税等調整額                            △10,880                  1,975
法人税等合計                             △10,080                 88,075
四半期純利益                               4,642                 77,173
親会社株主に帰属する四半期純利益                     4,642                 77,173




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 (四半期連結包括利益計算書)
  (第1四半期連結累計期間)
                                               (単位:千円)
                   前第1四半期連結累計期間         当第1四半期連結累計期間
                    (自 2020年8月1日          (自 2021年8月1日
                     至 2020年10月31日)       至 2021年10月31日)
四半期純利益                          4,642               77,173
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                  △5,646                3,498
 為替換算調整勘定                         373                  716
 その他の包括利益合計                    △5,272                4,214
四半期包括利益                         △629                81,387
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                △629                81,387
 非支配株主に係る四半期包括利益                  -                     -




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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。


 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
   該当事項はありません。

 (会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
  「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等
 を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財またはサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財
 またはサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。これにより、一部の業務
 委託契約につきましては、サービスに対する支配が顧客に一定期間にわたり移転する場合には、一定の期間にわたり
 収益を認識する方法に変更しております。
  また、有償支給取引において、従来は有償支給した原材料等については棚卸資産の消滅を認識しておりましたが、
 当該取引において買い戻す義務を負っていることから、有償支給した原材料等について棚卸資産の消滅を認識しない
 ことといたしました。
  収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
 り、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四半期
 連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
  この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は48,129千円減少、売上原価につきましても30,740千円減少してお
 ります。営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ17,388千円減少しております。また、利益剰
 余金の当期首残高は、19,272千円増加しております。
  収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた
 「受取手形及び売掛金」は、当第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示するこ
 とといたしました。また、従来「流動負債」「固定負債」の「その他」に含まれていた一部の負債は、当第1四半期
 連結会計期間より「契約負債」として認識することといたしました。ただし軽微な額であるため、「その他」に含め
 て表示しております。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について
 新たな表示方法により組替えを行っておりません。また、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12
 号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第1四半期連結累計期間に係る顧客との契約
 から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。


 (時価の算定に関する会計基準等の適用)
  「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)
 等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企
 業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新
 たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。これによる、四半期連結財務諸表への影響はありま
 せん。




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(セグメント情報等)
  【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2020年8月1日 至 2020年10月31日)
  報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                          (単位:千円)
                              報告セグメント
                                                      四半期連結損益計算書計
                        モバイル             IP
                                                         上額(注)1
                       ネットワーク          ネットワーク
                       ソリューション         ソリューション
売上高
 外部顧客への売上高                   456,207         54,805          511,013
 セグメント間の内部売上高
                                   -             -               -
 又は振替高
         計                   456,207         54,805          511,013
セグメント利益又は損失(△)                37,525        △37,004             521
 (注)セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。

Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2021年8月1日 至 2021年10月31日)
 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
                                                          (単位:千円)
                              報告セグメント
                                                      四半期連結損益計算書
                        モバイル             IP
                                                       計上額(注)1
                       ネットワーク          ネットワーク
                       ソリューション         ソリューション
売上高
 一時点で移転される財                  673,622         48,530          722,152
 一定の期間にわたり移転される財             107,823         10,872          118,695
 顧客との契約から生じる収益               781,445         59,402          840,848
 その他の収益(注)2                   35,535             -           35,535
 外部顧客への売上高                   816,981         59,402          876,384
 セグメント間の内部売上高
                                   -             -               -
 又は振替高
         計                   816,981         59,402          876,384

セグメント利益又は損失(△)               195,961        △27,630          168,330
 (注)1.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
    2.その他の収益は、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号 2007年3月30日)等に基づ
       く収入等です。

 2.報告セグメントの変更等に関する事項
   会計方針の変更に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業
  会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更したため、報告セグメン
  トの利益又は損失の測定方法を同様に変更しております。
   この結果、従来の方法に比べて、当第1四半期連結累計期間の「モバイルネットワークソリューション事業」
  の売上高は48,129千円減少、セグメント利益は17,388千円減少しております。

(収益認識関係)
  顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情
 報等)」に記載のとおりであります。




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