6778 アルチザ 2020-09-03 15:00:00
2020年7月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年7月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年9月3日
上場会社名 株式会社 アルチザネットワークス 上場取引所 東
コード番号 6778 URL https://www.artiza.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名)床次 直之
問合せ先責任者 (役職名) 管理本部経理財務部長 (氏名)韮沢 宏行 TEL 042-529-3494
定時株主総会開催予定日 2020年10月29日 配当支払開始予定日 2020年10月30日
有価証券報告書提出予定日 2020年10月29日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年7月期の連結業績(2019年8月1日~2020年7月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年7月期 3,231 22.9 438 489.6 399 502.0 439 273.5
2019年7月期 2,630 12.6 74 - 66 - 117 -
(注)包括利益 2020年7月期 513百万円 (324.4%) 2019年7月期 120百万円 (-%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年7月期 53.65 53.34 11.9 7.2 13.6
2019年7月期 14.57 - 3.6 1.5 2.8
(参考)持分法投資損益 2020年7月期 -百万円 2019年7月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年7月期 6,005 4,076 67.8 491.81
2019年7月期 5,047 3,318 65.7 411.12
(参考)自己資本 2020年7月期 4,072百万円 2019年7月期 3,318百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年7月期 632 △36 357 2,898
2019年7月期 56 △264 1,068 1,947
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
(合計) (連結) 率(連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年7月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2020年7月期 - 0.00 - 6.00 6.00 49 11.2 1.3
2021年7月期(予想) - 0.00 - 12.00 12.00 28.9
3.2021年7月期の連結業績予想(2020年8月1日~2021年7月31日)
(%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 3,600 11.4 482 10.0 463 16.0 377 △14.2 41.58
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年7月期 9,562,000株 2019年7月期 9,562,000株
② 期末自己株式数 2020年7月期 1,281,070株 2019年7月期 1,491,070株
③ 期中平均株式数 2020年7月期 8,189,099株 2019年7月期 8,070,957株
(参考)個別業績の概要
1.2020年7月期の個別業績(2019年8月1日~2020年7月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年7月期 3,231 22.9 447 499.6 408 515.3 447 280.8
2019年7月期 2,630 12.6 74 - 66 - 117 -
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年7月期 54.65 54.34
2019年7月期 14.56 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年7月期 6,000 4,061 67.6 490.07
2019年7月期 5,034 3,293 65.4 408.13
(参考)自己資本 2020年7月期 4,058百万円 2019年7月期 3,293百万円
<個別業績の前期実績値との差異理由>
売上高におきましては、主力のモバイルネットワークソリューションで前期に引き続き国内の通信事業者及び基地局メーカーに5G関連製
品の販売及びテストサービスを受託したことに加え、海外向けに5G関連製品の販売を開始いたしました。また、IPネットワークソリューシ
ョンに関しましても、主力製品のetherExtractorの大口顧客への販売を継続した結果、前期に対し売上高が増加いたしました。
研究開発費につきましては、5Gの研究開発投資は前期と同様に継続しておりますが、LTE-Advanced及びLTE-Advanced Pro向けの開発は減
少いたしました。また、IPネットワークソリューションにつきましては「etherExtractor」の新機種の開発により、増加いたしました。こ
れらに加えて販売費及び一般管理費が減少した結果、営業利益、経常利益、当期純利益ともに大幅に増加いたしました。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本業績予想は、現在入手可能な情報から、当社の経営者の判断に基づき作成しております。従いまして、本業績予想のみに全面的に依拠
して投資判断を下すことは控えられるようお願い致します。また、実際の業績は様々な要因により本業績予想とは異なる結果となり得るこ
とをご承知おきください。なお、業績予想に関する事項は3ページをご覧ください。
株式会社アルチザネットワークス(6778) 2020年7月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 3
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 4
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 4
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 6
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 6
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 8
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 11
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 14
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 14
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株式会社アルチザネットワークス(6778) 2020年7月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1) 当期の経営成績の概況
当期における世界経済の状況は、米中貿易摩擦や地政学リスク等の影響に加え、世界的な新型コロナウイルスの
感染拡大による経済活動の停滞により、景気後退の動きが進んでいます。国内においても新型コロナウイルスの影
響による工場の操業停止や事業拠点の休業、物流の寸断などから段階的に従来の活動に戻りつつありますが、未だ
収束時期の見通しが不透明な現状におきましては、予断を許さない状況が続いております。
移動体通信分野では、世界的に多種多様なモバイル端末の普及により、移動体通信の高速化・大容量化、サービ
ス品質の向上に向けての研究開発及び設備投資が継続しております。国内においてはLTE-Advanced及びLTE-
Advanced Proのサービスが普及し、既存のLTEのサービスに対して更なる高速化・大容量化が実現しております。
さらに、2020年3月から一部のエリアで第5世代移動通信方式(5G)の商用サービスが開始され、今後はLTE-
Advanced及びLTE-Advanced Proのサービスに加え、5Gサービスの更なる進化に向けた研究開発が積極的に行われて
いくものと思われます。また、海外におきましても、先行的な5Gサービスも一部で始まり、更なる移動体通信の高
速化が全世界で進行しております。
固定通信分野では、企業向け及び家庭向け光ファイバの普及によるブロードバンドサービスが定着し、Netflix
やAmazonプライム・ビデオ等のビデオストリーミングを中心としたデータトラフィックが急速に増加しておりま
す。通信事業者は、急増する多種多様な通信トラフィックに柔軟に対応するため、ネットワークの負荷低減に向け
た投資や、ネットワーク処理のソフトウエア化を急速に進めながら、通信インフラの更なる高速化・大容量化を推
進しております。
これらの技術や新サービスの導入に伴い、開発投資や設備投資の需要が見込まれる一方で、通信事業者間の加入
者獲得競争等によるサービスの低価格傾向は定着しており、通信業界全体の投資意欲に関しましては、新型コロナ
ウイルス感染拡大の影響や米中貿易摩擦による景気動向の変化及び国内の政治経済の状況を見極めつつ、引き続き
慎重かつ選別的な姿勢が継続されるものと予想されます。
このような状況の中、当社グループでは、以下の営業、マーケティング及び研究開発活動を行いました。
(ⅰ) 5Gに対応する製品の開発及び販売
(ⅱ) LTE-Advanced及びLTE-Advanced Proに対応する製品の開発及び販売
(ⅲ) 欧州、中国、韓国、中東等の海外市場における5G及びLTE-Advanced対応製品の販売及び市場開拓
(ⅳ) LTEに対応する製品の保守及び販売
(ⅴ) 次世代ネットワーク及びネットワークセキュリティに対応した製品開発・商材開拓及び販売
(ⅵ) 通信分野における新事業に向けたマーケティング
その結果、当連結会計年度におけるセグメント別の経営成績は以下のとおりとなりました。
(モバイルネットワークソリューション)2,693,668千円(前期比27.7%増)
当セグメントの売上高は、2,693,668千円となりました。移動体通信市場におきましては、国内大手通信事業
者が2020年3月に一部エリアで5Gの商用サービスを開始し、5G向けの研究開発が積極的に行われております。当
社も前第3四半期より「5G」初のフラッグシップ製品となる「DuoSIM-5G」の販売を開始し、当連結会計年度に
おきましても、引き続き国内の通信事業者及び基地局メーカーに5G関連製品の販売をしたことに加え、テストサ
ービスの受託、海外向けに5G関連製品の販売を開始した結果、前期比で大幅な増収となりました。
セグメント損益につきましては、500,984千円の営業利益(前期比334.7%増)となりました。前期に対し売上
高は大幅に増加したことに加え、LTE-Advanced及びLTE-Advanced Pro向けの研究開発費及び販売管理費が前期比
で減少したことによるものです。
(IPネットワークソリューション)537,947千円(前期比3.4%増)
当セグメントの売上高は、537,947千円となりました。ネットワーク監視におけるパケットキャプチャツール
「etherExtractor」の販売及び保守サービス等が前期比で増加した結果によるものです。
セグメント損益につきましては、前期比で売上高は増加しましたが、「etherExtractor」の新機種の開発によ
り、研究開発費が増加した結果、62,338千円の営業損失(前期は営業損失40,833千円)となりました。
以上の結果、当連結会計年度におきましては、売上高3,231,616千円(前期比22.9%増)、営業利益438,645千円
(前期比489.6%増)、経常利益399,826千円(前期比502.0%増)となりました。次期連結会計年度の業績見通し
を踏まえ、繰延税金資産計上に伴う法人税等調整額を53,830千円計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益
は、439,311千円(前期比273.5%増)となりました。
なお、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う当社の当期業績への影響につきましては、国内における顧客の設備
投資計画の変更及び海外における事業活動の制限により、一部で影響を受けましたが、軽微でありました。今後も
お客様・お取引先様・従業員の安全を第一に考え、社内外への新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めつつ、開
示すべき重大な影響が見込まれる場合には、速やかに公表致します。
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株式会社アルチザネットワークス(6778) 2020年7月期 決算短信
(2) 当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は4,681,900千円であり、前連結会計年度末に比べ883,998千円増加いたしま
した。有価証券が144,475千円減少した一方で、現金及び預金が951,441千円増加したことが主な要因であります。
当連結会計期間末における固定資産は1,323,875千円であり、前連結会計年度末に比べ73,942千円増加いたしま
した。繰延税金資産が52,297千円、投資有価証券が38,855千円増加したことが主な要因であります。
(負債)
当連結会計期間末における流動負債は1,609,722千円であり、前連結会計年度末に比べ268,501千円増加いたしま
した。短期借入金が200,000千円、支払手形及び買掛金が138,310千円増加した一方で、未払法人税等が80,149千円
減少したことが主な要因であります。
当連結会計期間末における固定負債は319,754千円であり、前連結会計年度末に比べ68,707千円減少いたしまし
た。長期借入金が82,080千円減少したことが主な要因であります。
(純資産)
当連結会計期間末における純資産は4,076,299千円であり、前連結会計年度末に比べ758,146千円増加いたしまし
た。新株予約権の行使による自己株式の処分により資本剰余金が170,180千円増加し、自己株式が71,190千円減少
したことに加え、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことにより利益剰余金が439,311千円増加したこと
が主な要因であります。
(3) 当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は営業活動による収入632,821千円、投
資活動による支出36,988千円、財務活動による収入357,644千円により、資金残高は2,898,958千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とその主な要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益399,826千円に対し、減価償却費198,788千円、たな卸資産の増加額93,205千円、仕入債
務の増加額138,343千円等があった結果、営業活動によって増加した資金は632,821千円(前連結会計年度は56,903
千円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出144,697千円、有価証券の償還による収入136,936千円等があった結果、投資活動
によって減少した資金は36,988千円(前連結会計年度は264,645千円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
短期借入金の増加額200,000千円、長期借入金の返済による支出82,080千円、新株予約権の行使による自己株式
処分による収入240,600千円等があった結果、財務活動によって増加した資金は357,644千円(前連結会計年度は
1,068,524千円の収入)となりました。
(4) 今後の見通し
次期における、当社グループのセグメント別売上の見通しに関しましては、以下のように考えております。
(モバイルネットワークソリューション)
移動体通信市場におきましては、第5世代移動通信方式(5G)の商用サービスが開始され、当社の顧客である通
信事業者及び通信機器メーカーの開発投資及び設備投資の重点は、5Gへ移行していくものと思われます。また、並
行して、次世代の通信規格となる6Gを見据えての研究活動が開始され、今後活発な活動が展開されるものと予想さ
れます。
モバイルネットワークソリューションにつきましては、当期に引き続き、5G向けの製品販売及びテストサービス
の受託等を見込んでおります。また、開発及びサポート体制の強化を図り、5G向け製品の海外向け販売を積極的に
展開することにより、当セグメントの売上高は、3,000百万円を見込んでおります。
(IPネットワークソリューション)
IPネットワークソリューションでは、ネットワーク監視用途のパケットキャプチャツール「etherExtractor」の
販売及び保守サービスの獲得に注力しつつ、新機種の開発及び販売、ネットワーク・セキュリテイ分野の商材開
拓・販売を行うことにより、当セグメントの売上高は、600百万円を見込んでおります。
2021年7月期の連結業績予想につきましては、売上高3,600百万円(前期比11.4%増)、5G関連の研究開発投資
を継続することにより、営業利益は482百万円(前期比10.0%増)、経常利益463百万円(前期比16.0%増)、親会
社株主に帰属する当期純利益は377百万円(前期比14.2%減)を見込んでおります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、日本基準を継続適用しております。今後はより一層グローバルな事業展開を推進していくことを踏
まえ、国際財務報告基準(IFRS)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応する体制の整備
に努めてまいります。
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株式会社アルチザネットワークス(6778) 2020年7月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年7月31日) (2020年7月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,947,516 2,898,958
受取手形及び売掛金 1,191,112 1,123,828
有価証券 144,475 -
商品及び製品 384,345 506,782
仕掛品 15,029 21,235
原材料及び貯蔵品 102,523 93,163
その他 12,899 37,933
流動資産合計 3,797,902 4,681,900
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 271,948 281,648
減価償却累計額 △53,593 △61,192
建物及び構築物(純額) 218,355 220,456
車両運搬具 4,730 4,730
減価償却累計額 △4,730 △4,730
車両運搬具(純額) 0 0
工具、器具及び備品 1,520,387 1,509,198
減価償却累計額 △1,203,162 △1,230,350
工具、器具及び備品(純額) 317,224 278,848
土地 16,794 32,557
有形固定資産合計 552,374 531,861
無形固定資産
ソフトウエア 79,536 84,361
ソフトウエア仮勘定 15,653 15,653
電話加入権 923 923
無形固定資産合計 96,112 100,938
投資その他の資産
投資有価証券 334,290 373,145
繰延税金資産 230,018 282,315
敷金及び保証金 31,733 32,956
その他 5,403 2,657
投資その他の資産合計 601,445 691,075
固定資産合計 1,249,932 1,323,875
資産合計 5,047,835 6,005,775
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年7月31日) (2020年7月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 152,903 291,214
短期借入金 800,000 1,000,000
1年内返済予定の長期借入金 82,080 82,080
未払法人税等 80,149 -
品質保証引当金 - 4,893
賞与引当金 35,160 35,468
その他 190,927 196,066
流動負債合計 1,341,220 1,609,722
固定負債
長期借入金 376,240 294,160
資産除去債務 12,221 12,358
その他 - 13,235
固定負債合計 388,461 319,754
負債合計 1,729,682 1,929,476
純資産の部
株主資本
資本金 1,359,350 1,359,350
資本剰余金 1,503,745 1,673,926
利益剰余金 1,081,403 1,520,714
自己株式 △505,593 △434,403
株主資本合計 3,438,904 4,119,586
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △126,492 △51,142
為替換算調整勘定 5,740 4,221
その他の包括利益累計額合計 △120,752 △46,920
新株予約権 - 3,633
純資産合計 3,318,152 4,076,299
負債純資産合計 5,047,835 6,005,775
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年7月31日) 至 2020年7月31日)
売上高 2,630,498 3,231,616
売上原価 794,939 1,298,378
売上総利益 1,835,558 1,933,238
販売費及び一般管理費 1,761,155 1,494,592
営業利益 74,402 438,645
営業外収益
受取利息及び配当金 4,497 4,750
為替差益 - 5,253
未払配当金除斥益 745 692
雑収入 707 865
営業外収益合計 5,950 11,561
営業外費用
支払利息 3,347 5,760
有価証券償還損 - 39,978
為替差損 10,498 -
支払手数料 - 4,600
雑損失 89 40
営業外費用合計 13,935 50,381
経常利益 66,417 399,826
特別利益
補助金収入 23,607 -
特別利益合計 23,607 -
特別損失
減損損失 2,867 -
特別損失合計 2,867 -
税金等調整前当期純利益 87,157 399,826
法人税、住民税及び事業税 57,099 14,345
法人税等調整額 △87,571 △53,830
法人税等合計 △30,471 △39,484
当期純利益 117,628 439,311
親会社株主に帰属する当期純利益 117,628 439,311
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年7月31日) 至 2020年7月31日)
当期純利益 117,628 439,311
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 7,127 75,350
為替換算調整勘定 △3,860 △1,519
その他の包括利益合計 3,267 73,831
包括利益 120,896 513,142
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 120,896 513,142
非支配株主に係る包括利益 - -
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株式会社アルチザネットワークス(6778) 2020年7月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,359,350 1,503,745 963,774 △505,530 3,321,339
当期変動額
親会社株主に帰属する当期
純利益
117,628 117,628
自己株式の取得 △63 △63
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 117,628 △63 117,565
当期末残高 1,359,350 1,503,745 1,081,403 △505,593 3,438,904
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価 その他の包括利益累
差額金
為替換算調整勘定
計額合計
当期首残高 △133,620 9,600 △124,019 3,197,319
当期変動額
親会社株主に帰属する当期
純利益
117,628
自己株式の取得 △63
株主資本以外の項目の当期
7,127 △3,860 3,267 3,267
変動額(純額)
当期変動額合計 7,127 △3,860 3,267 120,833
当期末残高 △126,492 5,740 △120,752 3,318,152
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株式会社アルチザネットワークス(6778) 2020年7月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年8月1日 至 2020年7月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,359,350 1,503,745 1,081,403 △505,593 3,438,904
当期変動額
親会社株主に帰属する当期
純利益
439,311 439,311
自己株式の処分 170,180 71,190 241,370
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - 170,180 439,311 71,190 680,681
当期末残高 1,359,350 1,673,926 1,520,714 △434,403 4,119,586
その他の包括利益累計額
新株予約権 純資産合計
その他有価証券評価 その他の包括利益累
差額金
為替換算調整勘定
計額合計
当期首残高 △126,492 5,740 △120,752 - 3,318,152
当期変動額
親会社株主に帰属する当期
純利益
439,311
自己株式の処分 241,370
株主資本以外の項目の当期
75,350 △1,519 73,831 3,633 77,464
変動額(純額)
当期変動額合計 75,350 △1,519 73,831 3,633 758,146
当期末残高 △51,142 4,221 △46,920 3,633 4,076,299
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株式会社アルチザネットワークス(6778) 2020年7月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年7月31日) 至 2020年7月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 87,157 399,826
減価償却費 230,209 198,788
減損損失 2,867 -
品質保証引当金の増減額(△は減少) - 4,893
賞与引当金の増減額(△は減少) 6,793 308
受取利息及び受取配当金 △4,497 △4,750
支払利息 3,347 5,760
補助金収入 △23,607 -
有価証券償還損益(△は益) - 39,978
売上債権の増減額(△は増加) △599,482 67,361
たな卸資産の増減額(△は増加) 243,242 △93,205
仕入債務の増減額(△は減少) △127,202 138,343
未収消費税等の増減額(△は増加) 108,290 -
未払消費税等の増減額(△は減少) 89,498 △67,298
その他 21,460 34,939
小計 38,077 724,946
利息及び配当金の受取額 2,451 2,703
補助金の受取額 23,607 -
利息の支払額 △3,596 △5,818
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △3,636 △89,011
営業活動によるキャッシュ・フロー 56,903 632,821
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △197,120 △144,697
無形固定資産の取得による支出 △63,144 △28,313
有価証券の償還による収入 - 136,936
その他 △4,380 △913
投資活動によるキャッシュ・フロー △264,645 △36,988
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 800,000 200,000
長期借入れによる収入 300,000 -
長期借入金の返済による支出 △31,180 △82,080
自己株式の取得による支出 △63 -
配当金の支払額 △232 △54
新株予約権の行使による自己株式の処分による収入 - 240,600
新株予約権の発行による収入 - 4,404
その他 - △5,225
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,068,524 357,644
現金及び現金同等物に係る換算差額 △5,018 △2,034
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 855,763 951,441
現金及び現金同等物の期首残高 1,091,752 1,947,516
現金及び現金同等物の期末残高 1,947,516 2,898,958
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株式会社アルチザネットワークス(6778) 2020年7月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループでは、移動体通信分野と固定通信分野において、主に「プロトコル・シミュレータ」と呼ばれる通
信計測機等の開発・販売及びテストサービスソリューションを行っております。したがって、当社グループは、事
業を基礎とした製品別のセグメントから構成されており、「モバイルネットワークソリューション」及び「IP
ネットワークソリューション」の2つを報告セグメントとしております。
2.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失、資産その他の項目に関する情報
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠
した方法であります。
報告セグメントの利益又は損失は、営業利益ベースの数値であります。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
モバイル IP 調整額
計 計上額
ネットワーク ネットワーク (注)1
(注)2
ソリューション ソリューション
売上高
外部顧客への売上高 2,110,156 520,341 2,630,498 - 2,630,498
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 2,110,156 520,341 2,630,498 - 2,630,498
セグメント利益又は損失(△) 115,236 △40,833 74,402 - 74,402
セグメント資産 1,833,773 250,145 2,083,918 2,963,916 5,047,835
その他の項目
減価償却費 185,680 4,512 190,192 - 190,192
(注)1.セグメント資産の調整額2,963,916千円は、報告セグメントに配分していない全社資産であり、主に
報告セグメントに帰属しない現金及び預金、投資有価証券等であります。
2.セグメント利益又は損失(△)の合計額は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
当連結会計年度(自 2019年8月1日 至 2020年7月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
モバイル IP 調整額
計 計上額
ネットワーク ネットワーク (注)1
(注)2
ソリューション ソリューション
売上高
外部顧客への売上高 2,693,668 537,947 3,231,616 - 3,231,616
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 2,693,668 537,947 3,231,616 - 3,231,616
セグメント利益又は損失(△) 500,984 △62,338 438,645 - 438,645
セグメント資産 1,899,787 213,281 2,113,069 3,892,706 6,005,775
その他の項目
減価償却費 155,751 3,516 159,268 - 159,268
(注)1.セグメント資産の調整額3,892,706千円は、報告セグメントに配分していない全社資産であり、主に
報告セグメントに帰属しない現金及び預金、投資有価証券等であります。
2.セグメント利益又は損失(△)の合計額は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
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株式会社アルチザネットワークス(6778) 2020年7月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
製品及びサービスごとの情報は、「セグメント情報」の「報告セグメントごとの売上高、利益又は損
失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報」に同様の記載をしているため、記載を省略しておりま
す。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:千円)
日本 アジア 欧州 合計
2,316,847 25,180 288,469 2,630,498
(注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域別に分類しております。
2.欧州のうち、フィンランドは285,650千円であります。
(2)有形固定資産
本邦に所属している有形固定資産の金額が連結財務諸表の有形固定資産の90%を超えるため、記載を
省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
モバイルネットワークソリューション
株式会社NTTドコモ 1,261,872
IPネットワークソリューション
ネットワンシステムズ株式会社 312,343 IPネットワークソリューション
Nokia Solutions and Networks Oy 285,650 モバイルネットワークソリューション
当連結会計年度(自 2019年8月1日 至 2020年7月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
製品及びサービスごとの情報は、「セグメント情報」の「報告セグメントごとの売上高、利益又は損
失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報」に同様の記載をしているため、記載を省略しておりま
す。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:千円)
日本 アジア 欧州 合計
2,631,182 3,075 597,358 3,231,616
(注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域別に分類しております。
2.欧州のうち、フィンランドは595,725千円であります。
(2)有形固定資産
本邦に所属している有形固定資産の金額が連結財務諸表の有形固定資産の90%を超えるため、記載を
省略しております。
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株式会社アルチザネットワークス(6778) 2020年7月期 決算短信
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
モバイルネットワークソリューション
株式会社NTTドコモ 1,014,105
IPネットワークソリューション
Nokia Solutions and Networks Oy 595,725 モバイルネットワークソリューション
モバイルネットワークソリューション
日本電気株式会社 498,622
IPネットワークソリューション
富士通株式会社 327,878 モバイルネットワークソリューション
ネットワンシステムズ株式会社 326,244 IPネットワークソリューション
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日) (単位:千円)
モバイル IP
ネットワーク ネットワーク 全社・消去 合計
ソリューション ソリューション
減損損失 - - 2,867 2,867
当連結会計年度(自 2019年8月1日 至 2020年7月31日) (単位:千円)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年8月1日 至 2020年7月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年8月1日 至 2020年7月31日)
該当事項はありません。
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株式会社アルチザネットワークス(6778) 2020年7月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年7月31日) 至 2020年7月31日)
1株当たり純資産額 411円12銭 1株当たり純資産額 491円81銭
1株当たり当期純利益 14円57銭 1株当たり当期純利益 53円65銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 - 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 53円34銭
(注)1.前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しており
ません。
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年7月31日) 至 2020年7月31日)
連結貸借対照表の純資産の部の合計額(千円) 3,318,152 4,076,299
純資産の部から控除する金額(千円) - 3,633
(うち新株予約権(千円)) - (3,633)
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 3,318,152 4,072,665
期末の普通株式の数(株) 8,070,930 8,280,930
3.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりでありま
す。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年7月31日) 至 2020年7月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 117,628 439,311
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
117,628 439,311
(千円)
期中平均株式数(株) 8,070,957 8,189,099
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) - 46,429
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当た
- -
り当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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