6770 アルプスアルパイン 2021-10-28 15:00:00
2022年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年10月28日
上場会社名 アルプスアルパイン株式会社 上場取引所 東
コード番号 6770 URL https://www.alpsalpine.com/j/ir/index.html
代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 CEO (氏名) 栗山年弘
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 管理担当 CFO 兼
(氏名) 小平哲 TEL 03-5499-8026
管理本部長
四半期報告書提出予定日 2021年11月9日 配当支払開始予定日 2021年11月30日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日∼2021年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 367,461 14.5 10,552 ― 9,705 ― 2,177 ―
2021年3月期第2四半期 320,789 △25.1 △3,502 ― △3,954 ― △8,992 ―
(注)包括利益 2022年3月期第2四半期 8,194百万円 (―%) 2021年3月期第2四半期 △1,668百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2022年3月期第2四半期 10.51 10.51
2021年3月期第2四半期 △43.98 ―
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、2022年3月期第2四半
期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっています。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2022年3月期第2四半期 710,489 383,503 49.2 1,686.58
2021年3月期 694,285 378,379 49.7 1,665.29
(参考)自己資本 2022年3月期第2四半期 349,468百万円 2021年3月期 344,923百万円
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、2022年3月期第2四半
期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっています。
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2021年3月期 ― 10.00 ― 10.00 20.00
2022年3月期 ― 10.00
2022年3月期(予想) ― 10.00 20.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日∼2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 775,300 8.0 28,000 113.6 26,000 96.6 13,000 ― 62.75
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料P.9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 219,281,450 株 2021年3月期 219,281,450 株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 12,075,308 株 2021年3月期 12,156,710 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 207,167,534 株 2021年3月期2Q 204,479,376 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.4「1.当四半期決算に関する定性的情報(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
2021年10月28日(木)に当社ホームページに掲載します。
アルプスアルパイン㈱ (6770) 2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書 …………………………………………………………………………… 7
第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
(収益認識関係) …………………………………………………………………………………………………… 11
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アルプスアルパイン㈱ (6770) 2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、欧米諸国を中心に新型コロナワクチンの普及により経済活動が
再開し、緩やかながら回復傾向となりました。しかし、ワクチン接種が進んだ欧米諸国でも変異株の感染が拡大
し、部品メーカーの集積地であるアセアン地域ではワクチン接種率が低くロックダウンが広がるなど、景気の先行
きは不透明な状況が続いています。また、電子部品業界においては、前年度より顕在化していた半導体不足の影響
が拡大しました。更に、半導体以外の部品の供給も不安定になる等、サプライチェーンの混乱が深刻さを増してい
ることにより、自動車メーカーを中心に生産計画の見直しなどが続いています。
当第2四半期連結累計期間における経営成績の概況については以下のとおりです。なお、下記に示す売上高は外
部顧客に対する売上高であり、報告セグメント間売上高(例:電子部品事業から車載情報機器事業向けの売上(製
品の供給)や、物流事業における電子部品事業及び車載情報機器事業向けの売上(物流サービスの提供))は、内
部取引売上高として消去しています。
また、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の
期首から適用しています。詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注
記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
セグメントの状況
<電子部品事業>
エレクトロニクス業界においては、前年同期の新型コロナウイルスの影響による落ち込みから、自動車市場は世
界の新車販売台数が回復傾向となり、スマートフォン市場も北米メーカーの新型スマートフォンが発売されたこと
により販売台数が増加し、当第2四半期連結累計期間では両市場ともに回復基調となりました。しかし、自動車市
場においては、半導体をはじめとした部品不足の影響が深刻化し、自動車メーカーの減産に繋がっている状況とな
っています。
[車載市場]
電子部品事業における車載市場では、第1四半期連結会計期間では前年同期と比較して好調に推移していました
が、当第2四半期連結会計期間では半導体不足が深刻化し、更にアセアン地域におけるロックダウン、半導体以外
の部品でも供給課題が出るなどサプライチェーンの混乱の影響が拡大したこともあり、前年同期と比較して低調に
推移しました。
当第2四半期連結累計期間における当市場の売上高は、1,006億円(前年同期比14.2%増)となりました。
[民生その他市場]
電子部品事業における民生その他市場では、北米メーカーの新型スマートフォンの発売に向け、関連製品が好調
に推移し、昨年から継続している巣ごもり需要の影響によりゲーム向け製品も好調に推移しました。
当第2四半期連結累計期間における当市場の売上高は、1,130億円(前年同期比36.7%増)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における電子部品事業の売上高は2,136億円(前年同期比25.1%増)、
営業利益は118億円(前年同期における営業損失は13億円)となりました。
<車載情報機器事業>
車載情報機器事業においては、自動車市場の新車販売台数の増加により、前年同期比では概ね堅調に推移しまし
たが、売上拡大が見込まれていたディスプレイ事業はLCDの不足により売上が伸び悩むなどの影響を受けました。
また、リソース配置の見直しを含む固定費抑制に取り組んでいるものの、材料費の高騰、サプライチェーンの混乱
による物流費の増加などが大きく影響し、前年同期比で減収減益となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間 における車載情報機器事業 の売上高は1,096億円(前年同期比2.4%
減)、営業損失は52億円(前年同期における営業損失は39億円)となりました。
<物流事業>
物流事業の主要顧客である電子部品業界において、情報機器関連はIoT、5G、DX(Digital Transformation)と
いった潮流の中で通信・情報機器向けの需要が増加傾向となりました。自動車関連においても電子化・EV化の中で
電子部品向けの需要が増加傾向となりました。しかし、半導体不足に伴う生産調整などにより取り扱い貨物量への
影響が継続して不透明な状況となっています。
このような需要動向のもと、物流事業((株)アルプス物流・東証第一部)では、日本や中国等の既存地域におけ
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アルプスアルパイン㈱ (6770) 2022年3月期 第2四半期決算短信
る拠点及びインド・東欧などの拠点・ネットワークの整備と既存顧客の拡販に注力し、新たな業務の展開を図って
います。
当第2四半期連結累計期間における業績は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ物量が国内を中心に保管、
運送、輸出入事業全てにおいて増加し、更に国内幹線便ネットワークの再編や保管事業におけるIT化推進、入出庫
業務の効率を図ったことから、前年同期比で売上高、営業利益ともに増加しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における物流事業の売上高は383億円(前年同期比17.9%増)、営業利
益は32億円(前年同期比119.9%増)となりました。
以上により、上記の3事業セグメントにその他を加えた当第2四半期連結累計期間における当社グループの連結
業績は、売上高3,674億円(前年同期比14.5%増)、営業利益105億円(前年同期における営業損失は35億円)、経
常利益97億円(前年同期における経常損失は39億円)となりました。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益
は、事業環境の変化に伴い休止設備の減損処理13億円を特別損失で計上し、また海外子会社の利益増加に伴う税金
が計画以上に発生したことなどにより21億円(前年同期における親会社株主に帰属する四半期純損失は89億円)と
なりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末と比べ162億円増加の7,104億円、自己資本は45
億円増加の3,494億円となり、自己資本比率は49.2%となりました。
流動資産は、商品及び製品、原材料及び貯蔵品の増加と、現金及び預金の減少等により、前連結会計年度末と比
べ135億円増加の4,388億円となりました。
固定資産は、機械装置及び運搬具、投資有価証券の増加と、建設仮勘定の減少等により、前連結会計年度末と比
べ26億円増加の2,716億円となりました。
流動負債は、短期借入金、支払手形及び買掛金の増加と、未払費用の減少等により、前連結会計年度末と比べ
107億円増加の2,352億円となりました。
固定負債は、繰延税金負債の増加と、長期借入金の減少等により、前連結会計年度末と比べ2億円増加の917億
円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
現金及び現金同等物(以下、 「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ190億円減少し、当第2四半期連結
会計期間末の残高は、1,328億円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の減少は、13億円(前年同期は79億円の増加)となりま
した。この減少は、主に棚卸資産の増加額320億円、未払費用の減少額74億円、法人税等の支払額37億円による資
金の減少と、減価償却費219億円、税金等調整前四半期純利益81億円、売上債権の減少額66億円、仕入債務の増加
額49億円による資金の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は、259億円(前年同期は210億円の減少)となり
ました。この減少は、主に有形及び無形固定資産の取得による支出253億円による資金の減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の増加は、71億円(前年同期は135億円の増加)となり
ました。この増加は、主に短期借入金及び長期借入金の増加額118億円による資金の増加と、配当金の支払額20億
円、長期借入金の返済による支出10億円による資金の減少によるものです。
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アルプスアルパイン㈱ (6770) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルスの感染状況は、ワクチンの接種率が上がり減少傾向に向かっているものの、アセアン地域に
おける再拡大の懸念もあり、予断を許さない状況にあります。加えて、原油価格の高止まり、中国における電力供
給課題など、世界経済の先行きは不透明な状況と捉えています。
このような事業環境認識の中、当社では一昨年から進めているコスト構造改革や既存事業をリーン化し、新製品
分野へリソースをシフトさせる事業構造改革などの各種施策を展開する活動を進めています。一方で、第3四半期
以降も半導体不足や材料費の高騰、物流費の高止まりなど厳しい環境が続くことを予想しています。こうした状況
を業績予想に織り込み、2021年4月30日に公表した連結業績予想における売上高及び親会社株主に帰属する当期純
利益を修正します。なお、更なるコスト構造改革の加速が必要と認識し、それを遂行することを踏まえて営業利益
及び経常利益については、2021年4月30日に公表した連結業績予想から変更していません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 153,067 134,148
受取手形及び売掛金 148,126 145,339
商品及び製品 56,035 76,504
仕掛品 11,436 13,304
原材料及び貯蔵品 28,306 38,881
その他 28,489 30,835
貸倒引当金 △163 △164
流動資産合計 425,299 438,851
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 155,867 157,681
減価償却累計額及び減損損失累計額 △105,039 △107,640
建物及び構築物(純額) 50,827 50,041
機械装置及び運搬具 271,355 286,298
減価償却累計額及び減損損失累計額 △208,774 △219,189
機械装置及び運搬具(純額) 62,580 67,108
工具器具備品及び金型 148,478 152,061
減価償却累計額及び減損損失累計額 △127,562 △131,593
工具器具備品及び金型(純額) 20,916 20,468
土地 30,391 30,333
建設仮勘定 16,553 13,367
有形固定資産合計 181,270 181,319
無形固定資産 28,183 28,894
投資その他の資産
投資有価証券 40,829 42,749
繰延税金資産 6,938 6,708
その他 12,360 12,564
貸倒引当金 △597 △597
投資その他の資産合計 59,531 61,424
固定資産合計 268,985 271,638
資産合計 694,285 710,489
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 79,932 86,357
短期借入金 50,868 62,775
未払費用 23,087 15,885
未払法人税等 3,345 3,643
賞与引当金 10,903 11,616
製品保証引当金 9,845 9,248
その他の引当金 315 109
その他 46,141 45,595
流動負債合計 224,438 235,231
固定負債
長期借入金 67,068 66,344
繰延税金負債 3,730 5,289
退職給付に係る負債 13,404 13,001
役員退職慰労引当金 111 113
環境対策費用引当金 590 590
その他 6,561 6,415
固定負債合計 91,466 91,754
負債合計 315,905 326,986
純資産の部
株主資本
資本金 38,730 38,730
資本剰余金 124,592 124,519
利益剰余金 198,501 198,386
自己株式 △26,396 △26,218
株主資本合計 335,427 335,418
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 17,058 18,520
土地再評価差額金 △496 △496
為替換算調整勘定 △2,276 265
退職給付に係る調整累計額 △4,789 △4,238
その他の包括利益累計額合計 9,496 14,050
新株予約権 210 180
非支配株主持分 33,244 33,853
純資産合計 378,379 383,503
負債純資産合計 694,285 710,489
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(2)四半期連結損益及び包括利益計算書
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 320,789 367,461
売上原価 275,194 306,752
売上総利益 45,594 60,708
販売費及び一般管理費 49,097 50,155
営業利益又は営業損失(△) △3,502 10,552
営業外収益
受取利息 253 273
受取配当金 183 311
受取保険金 577 124
補助金収入 591 128
その他 517 338
営業外収益合計 2,123 1,177
営業外費用
支払利息 392 347
為替差損 966 638
休止固定資産減価償却費 350 410
その他 865 627
営業外費用合計 2,575 2,023
経常利益又は経常損失(△) △3,954 9,705
特別利益
固定資産売却益 203 41
投資有価証券売却益 - 52
段階取得に係る差益 108 -
特別利益合計 312 94
特別損失
固定資産売却除却損 485 291
減損損失 120 1,324
組織構造改革費用 386 -
その他 42 0
特別損失合計 1,035 1,615
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△4,677 8,184
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 2,899 3,300
法人税等調整額 734 1,388
法人税等合計 3,633 4,689
四半期純利益又は四半期純損失(△) △8,311 3,494
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△8,992 2,177
に帰属する四半期純損失(△)
非支配株主に帰属する四半期純利益 680 1,316
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 4,085 1,463
為替換算調整勘定 1,795 2,676
退職給付に係る調整額 761 559
その他の包括利益合計 6,643 4,699
四半期包括利益 △1,668 8,194
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △2,408 6,732
非支配株主に係る四半期包括利益 740 1,461
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半
△4,677 8,184
期純損失(△)
減価償却費 20,377 21,926
減損損失 120 1,324
売上債権の増減額(△は増加) △13,833 6,671
棚卸資産の増減額(△は増加) 8,678 △32,082
仕入債務の増減額(△は減少) 8,021 4,990
未払費用の増減額(△は減少) △1,479 △7,467
その他 △5,700 △1,420
小計 11,505 2,126
利息及び配当金の受取額 416 629
利息の支払額 △399 △349
法人税等の支払額 △3,540 △3,765
営業活動によるキャッシュ・フロー 7,982 △1,358
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △18,099 △21,014
無形固定資産の取得による支出 △3,605 △4,319
その他 649 △605
投資活動によるキャッシュ・フロー △21,056 △25,939
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 18,741 10,865
長期借入れによる収入 17,417 1,000
長期借入金の返済による支出 △19,423 △1,074
配当金の支払額 △2,044 △2,071
その他 △1,179 △1,590
財務活動によるキャッシュ・フロー 13,510 7,129
現金及び現金同等物に係る換算差額 339 1,092
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 777 △19,076
現金及び現金同等物の期首残高 128,217 151,748
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 - 191
現金及び現金同等物の四半期末残高 128,994 132,863
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アルプスアルパイン㈱ (6770) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財
又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしました。
これにより、主に車載情報機器事業において、一部のカーナビゲーション製品の販売に付随して提供されている
地図無償アップデートサービスを、製品販売とは別個の履行義務と識別したことで、従来製品販売時点に一括して
計上していた収益の一部を当該サービスの提供期間にわたり履行義務が充足されるにつれて認識することとしまし
た。また、製品販売に付随する製品保証のうち、追加的な保証サービスの提供の性質を持つ部分について、製品販
売とは別個の履行義務として識別したことで、当該サービスの保証期間にわたり履行義務が充足されるにつれて収
益を認識することとしました。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連
結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しています。また、収益認識会
計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに行われた契約変
更について、全ての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を第1四半期
連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しています。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高が46百万円減少し、売上原価が17百万円減少し、販売費及び一般
管理費が46百万円減少し、営業利益、経常利益、税金等調整前四半期純利益がそれぞれ16百万円増加しています。
また、利益剰余金の当期首残高は217百万円減少しています。
また、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過
的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載してい
ません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしました。なお、四半期連結財務諸表に与える影響は
ありません。
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(セグメント情報等)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
その他 調整額 財務諸表
電子部品 車載情報 合計
物流事業 計 (注)1 (注)2 計上額
事業 機器事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 170,797 112,327 32,494 315,618 5,170 320,789 - 320,789
セグメント間の内部売上高
4,075 3,100 12,270 19,446 5,181 24,628 △24,628 -
又は振替高
計 174,872 115,427 44,765 335,065 10,352 345,417 △24,628 320,789
セグメント利益又は損失(△) △1,387 △3,926 1,455 △3,859 404 △3,454 △48 △3,502
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システムの開発、オフィスサービス、
金融・リース事業等を含んでいます。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△48百万円は、セグメント間取引消去です。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結財務諸表の営業損失(△)と調整を行っています。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(単位:百万円)
電子部品事業 車載情報機器事業 物流事業 その他 全社・消去 合計
減損損失 120 - - - - 120
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
その他 調整額 財務諸表
電子部品 車載情報 合計
物流事業 計 (注)1 (注)2 計上額
事業 機器事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 213,660 109,627 38,303 361,591 5,869 367,461 - 367,461
セグメント間の内部売上高
6,126 2,965 17,826 26,919 6,241 33,160 △33,160 -
又は振替高
計 219,786 112,593 56,130 388,510 12,111 400,621 △33,160 367,461
セグメント利益又は損失(△)
11,801 △5,218 3,200 9,783 812 10,596 △43 10,552
(注)4
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システムの開発、オフィスサービス、
金融・リース事業等を含んでいます。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△43百万円は、セグメント間取引消去です。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結財務諸表の営業利益と調整を行っています。
4.「(会計方針の変更)」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認
識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変更しています。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(単位:百万円)
電子部品事業 車載情報機器事業 物流事業 その他 全社・消去 合計
減損損失 1,324 - - - - 1,324
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(収益認識関係)
当社グループの売上高は、主に顧客との契約により認識された収益であり、当社グループの報告セグメントを財
又はサービスの種類別に分解した場合の内訳は以下のとおりです。
当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
電子部品 車載情報 合計
物流事業 計 (注)
事業 機器事業
売上高
車載向け電子機器及び部品 100,634 - - 100,634 - 100,634
民生向け電子機器及び部品 113,026 - - 113,026 - 113,026
情報通信機器 - 84,720 - 84,720 - 84,720
音響機器 - 24,906 - 24,906 - 24,906
物流サービス - - 38,303 38,303 - 38,303
その他(注) - - - - 5,869 5,869
外部顧客への売上高 213,660 109,627 38,303 361,591 5,869 367,461
(注)「その他」に含まれる事業並びに主要な製品及びサービスは、「(セグメント情報等)1.報告セグメントご
との売上高及び利益又は損失の金額に関する情報」に記載のとおりです。
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