6768 タムラ製 2021-05-25 15:00:00
(訂正)「2021年3月期 決算概要」の一部訂正について [pdf]
証券コード 6768
東京証券取引所 第一部上場
2021年3月期 決算概要
本資料は、決算説明会(2021年 5月13日)で使用した資料に、
5月25日に発表した決算数値の訂正を反映させています。
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本日のご説明
代表取締役社長
浅田 昌弘
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2
1. 2021年3月期 決算概要
2. 2022年3月期 通期業績予想
3. トピックス
【付録】参考資料
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3
1. 2021年3月期 決算概要
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4
損益計算書(要約)
◆ 期のはじめにコロナによる急激な停滞が生じたものの、全般的には緩やかな回復基調で推移
◆ 家電関連は巣ごもり需要が継続し、期の後半は自動化ニーズで産業機械関連が急拡大
◆ 今後の不確実な経営環境を保守的に見込み、7億5百万円の繰延税金資産を取り崩し
[百万円]
2020.3期 2021.3期 2021.3期
実績 構成比 前期比 実績 構成比 前期比 直近予想* 構成比
売上高 79,655 100.0% ▲8.5% 73,906 100.0% ▲7.2% 72,500 100.0%
売上原価 57,184 71.8% ▲6.9% 52,685 71.3% ▲7.9% - -
販管費 20,181 25.3% ▲3.7% 19,251 26.0% ▲4.6% - -
営業利益 2,289 2.9% ▲50.2% 1,969 2.7% ▲14.0% 1,500 2.1%
経常利益 2,510 3.2% ▲48.2% 2,384 3.2% ▲5.0% 2,000 2.8%
親会社株主に帰属する
当期純利益
1,024 1.3% ▲84.0% 542 0.7% ▲47.0% 450 0.6%
為替 期中平均 108.42 ▲1.60 105.43 ▲2.99 107.00
(円/米ドル)
期末 108.83 ▲2.16 110.71 +1.88 107.00
1株当り配当 10.00円 0.00円 8.00円 ▲2.00円 8.00円
配当性向 80.1% +67.3pt 121.1% +41.0pt 147.1%
ROE 2.2% ▲12.1pt 1.2% ▲1.0pt 1.0%
注: 直近予想欄は、2020年10月22日公表値を記載
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5
売上高・粗利・販管費・従業員数の推移
売上高・粗利・販管費 売上高(億円) 粗利(億円) 販管費(億円) 粗利率 販管費率
1,000 30.4% 856 32%
812 862 846 30.3% 870
796 29.4% 797 739 28.7% 30%
800 689 28.0% 28.2%
27.2% 28%
600 25.6% 25.9% 26.0% 26%
25.3%
24.0% 24.0% 24.1%
400 24.8%
23.0% 22.6% 22.9% 24%
200 22%
177171 210186 235195 237194 242191 259205 256210 225202 212193
0 20%
13.3 14.3 15.3 16.3 17.3 18.3 19.3 20.3 21.3
8000
コロナによる働き方の変化やデジタル化で、交通費や展示会費用など減少
日本(名) 海外(名) 今後は低減したベースを維持しながら売上拡大で販管費率の低減を目指す
従業員数
7000
6000
5000
4000
3000
5345 4845 4612 4414 4078 4253
2000
3821 3524 3230
1000
1428 1286 1262 1220 1170 1157 1200 1229 1217
0
13.3末 14.3末 15.3末 16.3末 17.3末 18.3末 19.3末 20.3末 21.3末
合計 6,773名 2,326 名(34%)減少 合計 4,447名
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6
四半期別の売上高・損益
◆ 1Qは、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大により、あらゆる分野で売上が急減
◆ 2Qより中国市場が復調。自動車関連は底を脱し、スマートフォン関連も増加
◆ 3Q以降も巣ごもり需要を起点とした家電好調が継続。4Qは産機伸長、放送機器が期末集中で売上増加
売上高(億円) 営業利益(億円) 営業利益率(%)
19.3期 20.3期 21.3期
222 214 225 211 216
210 200 195
6.2% 190 180 190
5.7% 6.0% 5.6%
153
3.7% 3.8%
3.2% 2.8%
11.9 12.9 14.1 2.2% 2.4% 12.0
7.1 1.1% 7.3 8.0
5.4 3.9 4.5
2.1
-0.8
-0.5%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
[百万円] 上期 下期 上期 下期 上期 下期
売上高 43,112 43,896 39,008 40,647 33,325 40,581
営業利益 1,905 2,695 941 1,348 310 1,659
営業利益率 4.4% 6.1% 2.4% 3.3% 0.9% 4.1%
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7
事業部門別の売上高・損益
■電子部品関連事業 ■電子化学実装関連事業 ■情報機器関連事業 ■全社 [億円]
売上高 営業利益 営業利益率
870 対前期増減率
42 797 46.0
93%
35 739 12.7%
99% 4.8
35
282 11.5%
254 10.0%
227 89% 9.4%
対前期増減率
22.9 8.0%
35.7
0.8 19.7 86%
2.8 364%
5.3%
548
509 478 94% 25.5
21.5
84% 2.9% 2.7%
1.8%
2.2%
9.6 0.5% 0.3%
60%
2.8 1.7
19.3 20.3 21.3 19.3 20.3 21.3 19.3 20.3 21.3
注: 連結消去(主に全社未来開発費)により、営業利益の全社の値と、事業部門の合計が一致しません。
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8
営業利益増減要因(20.3期・21.3期の比較)
営業利益の増減要因 22.9億円→19.7億円(▲3.2億円)
[億円]
+5.2
+2.0 ±0.0
▲3.3
装置関連の ▲3.8 ▲0.2
減益が大きい ▲2.0
▲1.0 装置関連の
減益が大きい
■電子部品 ■電化実装 ■情報機器 ■共通費用
2.8→1.7 25.5→21.5 0.8→2.8 ▲6.2→▲6.2
(▲1.1) (▲4.0) (+2.0) (±0.0)
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9
【事業部門別】 電子部品関連事業の実績①
◆ 電動工具用チャージャは年間を通じて好調、期の後半で産業機械向けのトランス・リアクタが伸長
◆ 車載用リアクタは年初計画並み。自動販売機向けLED製品は客先の投資抑制で大きく期待に至らず
20.3期 21.3期 21.3期
[百万円] 実績 前期比 実績 前期比 直近予想* 売上
構成比
売上高 50,871 ▲7.2% 47,751 ▲6.1% 47,100 64%
営業利益 275 ▲71.4% 165 ▲40.0% 200
営業利益率 0.5% ▲1.3pt 0.3% ▲0.2pt 0.4%
*直近予想は、2020年10月22日公表値
125 136
126 129 125 130 122
95 1.4%
0.9% 1.1%
0.5% 0.6% 0.4% 売上高(億円)
0.2%
営業利益(億円)
1.2 1.3 2.0
0.2 0.6 0.7 0.5
利益率(%)
-2.1
-2.3%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20.3期 21.3期
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10
【事業部門別】 電子部品関連事業の実績②
製品別 売上高 [億円] 市場別 売上高 [億円]
548 548
509 32 509
57 4
477 42 26 477 その他
45 その他 2
50 (電流センサなど) 37 23 AV
47 1
8 48 32 情報通信
13 LED
19 38
14 8 8
セラミック
11 7 EMS
8 電源・ユニット 199
187
121
110 191 家電・住宅
122 ACアダプタ・チャージャ
電動工具・エアコン関連など
主に電動工具向け
37
43 大型トランス・リアクタ 54
34 57
エネルギー
75 66 51
55 トランス
80
80 交通・車両
75
168 164 157 コイル・リアクタ
137 118 105 産業機械
19.3 20.3 21.3 19.3 20.3 21.3
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11
【事業部門別】 電子化学実装関連事業の実績①
◆ 電子化学材料は中国市場の牽引で回復基調で推移。車載用ソルダーペーストが伸長
◆ 実装装置は客先の設備投資が慎重で厳しい状況が続くが、受注は3Qをボトムに徐々に回復
20.3期 21.3期 21.3期
[百万円] 実績 前期比 実績 前期比 直近予想* 売上
構成比
売上高 25,440 ▲9.7% 22,743 ▲10.6% 22,200 31%
営業利益 2,553 ▲28.5% 2,148 ▲15.8% 1,800
営業利益率 10.0% ▲2.7pt 9.4% ▲0.6pt 8.1%
*直近予想は、2020年10月22日公表値
65 65 65 62
60 60
54 52
11.4% 11.5%
11.0% 10.0% 11.1%
9.2%
7.6% 7.4 7.2 6.4 5.8% 6.9 売上高(億円)
5.8 5.7
4.5
3.1 営業利益(億円)
利益率(%)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20.3期 21.3期
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12
【事業部門別】 電子化学実装関連事業の実績②
[億円]
製品別 売上高
282
15 254
7 実装装置合計
32 14 227
54 5 実装装置合計
その他装置
6 25 44 12 ウェーブ装置
実装装置合計
23 2 6 リフロー装置 31
14
22 0 その他材料
20 フラックス関連
76
66 59 ソルダーレジスト関連
122 119 117 ソルダーペースト関連
電子化学合計 電子化学合計 電子化学合計
227 210 196
19.3 20.3 21.3
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13
【事業部門別】 情報機器関連事業の実績
◆ 第1四半期から第3四半期は利益を確保するには十分な売上を得られず苦戦
◆ 第4四半期に予定していた放送設備更新関連の売上が立ち、年間では黒字化
20.3期 21.3期 21.3期
[百万円] 実績 前期比 実績 前期比 直近予想 売上
構成比
売上高 3,499 ▲16.7% 3,474 ▲0.7% 3,200 5%
営業利益 76 ▲84.1% 279 +264.2% 100
営業利益率 2.2% ▲9.3pt 8.0% +5.8pt 3.1%
*直近予想は、2020年10月22日公表値
5.8
6
18.6
5 16.7 50.0%
4 3.2
3 8.3 31.3% 30.0%
5.8 19.4% 7.3
2 4.3 4.0 4.9 売上高(億円)
10.0%
1 0.3
0 営業利益(億円)
-10.0%
-1 4.0% 利益率(%)
-19.7%-1.1 -21.1% -0.8 -0.4
-2 -1.7 -5.6% -1.8 -30.0%
-39.0%
-3
-4 -36.9% -50.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20.3期 21.3期
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14
地域別の売上高・損益
◆ 中国は、2Q以降は前年以上の売上。期の後半で、素材価格高騰と工場移転に伴う稼働悪化が利益を引き下げ
◆ 日本は、産業機械関連が復調ながら、情報機器関連や自動販売機関連は厳しく、2期連続で低水準
売上高[億円] 営業利益 [億円]
870 対前期増減率 46.0
797 全社 93%
1.0 ・20年3月期より地域区分を変更しています。
127 739 「アジア」を「中国」と「その他アジア」に分割
「ヨーロッパ」と「南北アメリカ」を「欧米」として統合
122
欧米 88% ・19年3月期の中国は分割できないため「アジア合計」で表示
107
141 その他アジア 88% 28.7
124 対前期増減率
373 22.9
0.9 19.7 全社 86%
184 0.2 欧米 28%
192 中国 104%
11.9
7.9 その他アジア 66%
370 11.6 中国 95%
349 316 日本 91% 20.9 12.2
日本 137%
4.5 6.2
19.3 20.3 21.3 19.3 20.3 21.3
© 2021 TAMURA CORPORATION 注: 連結消去により、営業利益の全社の値と、地域の合計が一致しません。
15
地域別の売上高・損益(四半期推移) 売上高(億円) 営業利益(億円)
日本 中国
100
95
83 85 82
76 79
61
66 54
49 52 52
7.4 47 6.4
5.1 36
4.1 3.6
3.4 25 3.5
2.5
1.9
0.9 1.1
-1.7 -1.4 0.0 -0.2
-2.1
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20.3期 21.3期 20.3期 21.3期
工場移転と需要急増が重なり生産効率が悪化
その他アジア 欧米 銅・錫などの素材価格が高騰
39 36
35 34 33 35 35 32 31
31 28 29
26 26
3.7 23 3.8 21
3.2 3.0 1.9
2.1 2.4
1.0 0.6 0.9
-0.1 -0.4 -0.4 0.2
-0.3 -0.6
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20.3期 21.3期 20.3期 21.3期
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16
貸借対照表
◆ 資産合計は24億7千万円増加
◆ 株価上昇に伴う退職給付信託評価増などにより、退職給付に係る資産が17億円増加
◆ 中国工場の移転・新設に伴う対応として、原材料および貯蔵品の棚卸資産が9億円増加
[億円] [億円]
資産 負債・純資産
54.3%
52.4% 52.6%
51.9%
910.6 自己資本比率
860.7 885.9
821.0 910.6
860.7 885.9
166.7 176.0 821.0
159.9 119.2
149.5 119.4
現金・預金 121.0
126.5
売上債権
190.8 225.2 仕入債務
208.5 178.8 223.0
221.0 棚卸資産
227.7 156.7 有利子負債
その他流動資産
142.3 89.4 76.9 84.8 その他負債
132.0 有形固定資産 107.8
134.2
126.8 23.9 24.2 その他固定資産 純資産
28.0
24.6
266.8 272.3
225.0 471.6 466.6 481.4
201.8 430.0
90.5 92.7 88.0 104.9
18.3末 19.3末 20.3末 21.3末 18.3末 19.3末 20.3末 21.3末
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17
キャッシュフロー
◆ 営業CF:税金等調整当期純利益が減少、たな卸資産の増減額が減少から増加に転じた
◆ 投資CF:前期は坂戸事業所建て替えといった臨時的な資金支出あり。今期は投資有価証券売却により獲得増
◆ 財務CF:コロナ禍における不測事態に備え、機動的な短期運転資金を確保。短期借入金の純増減額9.9億円
[億円]
81.4
73.6
54.6
46.7 50.5
営業CF
26.5
投資CF
20.0
財務CF 11.0
4.8
FCF 5.7
▲ 1.4
▲ 7.7
▲ 7.8
▲ 21.7
▲ 25.8 ▲ 30.5
▲ 39.7 ▲ 48.2 ▲ 41.0 ▲ 49.7
17.3末 18.3末 19.3末 20.3末 21.3末
キャッシュの増減 42.1 ▲46.7 12.4 2.7 10.7
キャッシュの残高 192.7 146.0 158.4 161.1 171.8
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18
2. 2022年3月期 通期業績予想
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19
損益予想
◆ 新型コロナウイルス感染症の影響は、2020年下期と同等で年度を通じて継続するとの前提で予想を設定
◆ 家電や産業機械の好調継続を見込む。上期は素材高が影響するが、下期は価格転嫁で正常化を想定
◆ 収益認識基準の適用により、従来基準と比較すると売上高が約27億円減少
[百万円]
2021.3期 2022.3期
実績 構成比 前期比 予想 構成比 前期比
売上高 73,906 100.0% ▲7.2% 86,000 100.0% +16.4%
営業利益 1,969 2.7% ▲14.0% 3,400 4.0% +72.6%
経常利益 2,384 3.2% ▲5.0% 3,400 4.0% +42.6%
親会社株主に帰属する
当期純利益 542 0.7% ▲47.0% 2,200 2.6% +305.4%
期中平均 105.43 ▲2.99 105.00 ▲0.43
為替
(円/米ドル)
期末 110.71 +1.88 105.00 ▲5.71
1株当り配当 8.00円 ▲2.00円 10.00円 +2.00円
配当性向 121.1% +41.0pt 37.3% ▲83.8pt
ROE 1.2% ▲1.0pt 4.5% +3.3pt
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20
事業部門別の売上高・損益見通し
■電子部品関連事業 ■電子化学実装関連事業 ■情報機器関連事業 ■全社 [億円]
売上高 対前期増減率 営業利益 営業利益率
対前期増減率
860 116%
173%
34.0
104%
797 36 1.5 54%
35 739 10.0%
35 9.4% 9.2%
271 119%
254
22.9
227 0.8 19.7 8.0%
25.0 116%
2.8
4.2%
25.5
553 116%
509 21.5 2.9% 4.0%
478
14.5 878% 2.2% 2.7% 2.6%
2.8 1.7
0.5% 0.3%
20.3 21.3 22.3 20.3 21.3 22.3 20.3 21.3 22.3
予想 予想 予想
注: 連結消去(主に全社未来開発費)により、営業利益の全社の値と、事業部門の合計が一致しません。
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21
営業利益増減要因(21.3期・22.3期の比較)
営業利益の増減要因 19.7億円→34.0億円(+14.3億円)
+3.0 [億円]
+6.5
▲4.0
+2.0 ▲2.0
+2.0 ▲1.3 ▲0.8
+2.4
+6.4
■電子部品 ■電化実装 ■情報機器 ■共通費用
1.7→14.5 21.5→25.0 2.8→1.5 ▲6.2→▲7.0
(+12.8) (+3.5) (▲1.3) (▲0.8)
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22
月次受注推移
半導体不足などの懸念から
受注高(同月ベース) 顧客が先行まとめ発注
120
[億円]100
80 各国ロックダウン
60
40
20
0
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
2019年度 2020年度
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23
損益予想(半期推移)
◆ 売上は回復基調での推移を見込むが、上期は銅などの素材価格の高騰により利益は低水準
◆ 下期は相場連動による素材価格改定の効果や、放送機器の売上集中で増益を見込む
営業利益率
対前期 下期売上・利益(億円)
売上高 増減率
営業利益 上期売上・利益(億円)
6.3%
856 870 860
116%
5.3%
797
739 54.1 4.0%
46.0 2.9% 2.7% 対前期
増減率
441 439 444 109%
406
406 28.0 34.0 173%
27.0
22.9
19.7
26.0 157%
415 431 390 416 125%
13.5
333 26.1 16.6
19.1
9.4 8.0 258%
3.1
18.3 19.3 20.3 21.3 22.3 18.3 19.3 20.3 21.3 22.3
予想 予想
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24
事業部門別の売上高・損益(四半期推移) 売上高(億円) 営業利益(億円)
電子部品 電子化学実装
145
136 137 137 134
126 129 125 130 122 125 65 65 65
70 70 68
60 60 62 63
95 54 52
7.8
7.4 7.2 6.4 6.6 7.2 6.8
2.7
2.7
4.5 5.8 6.9 5.7
4.4
0.2 1.2 0.7 0.7 0.5 1.3 2.0 1.3 3.1
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20.3 -2.1 21.3 22.3 20.3 21.3 22.3
情報機器 全社
300
22 235
19 250 211 216 202 214 209
17 190 200 195 180 190 19.1
200
6.2 153
5.8 150 12.0
8 7 7.3 8.0 6.9
6 3.2 6 100 5.4 6.9
4 5 5 3.9 4.5
4 3 50 2.1 1.1
0.3
0
-1.7
1Q 2Q
-1.1
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20.3 -0.8 -0.421.3 -1.8 -0.8 -1.2
22.3
-50 20.3
-0.8 21.3 22.3
-2.7 -100
注: 放送機器の売上は期末(2Q・4Q)に集中する傾向あり
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25
【事業部門別】 電子部品関連事業の見通し①
◆ 電動工具向けチャージャや、産業機械向けトランス・リアクタで高水準の需要継続を見込む
◆ 上期は銅価格の高騰と、中国工場の稼働悪化によるコスト増が継続するが、下期には解消して増益
営業利益率
下期売上・利益(億円)
売上高 対前期
増減率
営業利益 上期売上・利益(億円)
559 548 553 116% 3.9%
509 2.6%
478 1.8%
0.5% 0.3%
22.0
282 270 279 107% 対前期
255 増減率
261 7.8 14.5 878%
9.6
278 10.5 321%
277 254 274 126%
14.2
217 8.0 2.8 1.7
1.4 3.3 4.0 黒転
1.6 1.4
18.3 19.3 20.3 21.3 22.3
-1.6
18.3 19.3 20.3 21.3 22.3
予想 予想
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26
【事業部門別】 電子部品関連事業の見通し②
製品別 売上高 [億円] 市場別 売上高 [億円]
553 553
その他
その他
509 54 (電流センサなど) 509 28
0 AV
477 26 477 29 情報通信
45 LED 2
49 37 23
47 8 セラミック 1
48 13 EMS
32
8 38 12 電源・ユニット
14
11 7 8 230 家電・住宅
8
143 ACアダプタ・チャージャ 187
110 191
122
43 51 大型トランス・リアクタ
34 69 エネルギー
57
66 トランス 51 ※
55 61
80 62 交通・車両
75
コイル・リアクタ
164 157 162
118 134 産業機械
105
20.3 21.3 22.3 20.3 21.3 22.3
予想 予想
© 2021 TAMURA CORPORATION ※交通・車両の売上高は、2022年3月期より収益認識基準の適用により、有償支給材料売上分が除かれて縮小(約27億円)
27
【事業部門別】 電子化学実装関連事業の見通し①
◆ 電子化学材料は顧客の年間を通じた生産回復で増収を見込むが、素材価格高騰で上期利益はやや厳しい
◆ リフロー装置は日系車載メーカー向けを中心に、緩やかな回復を予想
営業利益率
売上高 営業利益
下期売上・利益(億円)
上期売上・利益(億円)
対前期
増減率
12.8% 12.7%
282 271 119%
10.0%
254 254 9.4% 9.2%
227 35.7 対前期
32.4 増減率
145 138 113%
136 130 25.5 25.0 116%
122 17.9 21.5
19.6
13.6 14.0 111%
12.6
119 137 125 133 126%
106 17.8
12.8 11.9 11.0 124%
8.9
18.3 19.3 20.3 21.3 22.3 18.3 19.3 20.3 21.3 22.3
予想 予想
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28
【事業部門別】 電子化学実装関連事業の見通し②
[億円]
製品別 売上高
271
その他装置
254 13
5
ウェーブ装置 実装装置合計
14 227 リフロー装置 45
5 実装装置合計 27
25 12 実装装置合計 0 その他材料
44 6 22 フラックス関連
2 14 31
22 0
20
ソルダーレジスト関連
63
66 59
142 ソルダーペースト関連
119 117
電子化学合計 電子化学合計 電子化学合計
210 196 226
20.3 21.3 22.3
予想
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29
【事業部門別】 情報機器関連事業の見通し
◆ 放送局向けの売上は期末に集中すると共に、次世代製品の開発費用を見込み上期の利益は厳しい
◆ 下期はスプリアス対応※による無線機器の売上増加や、新規セキュリティ案件の売上開始を見込む
営業利益率
通期営業利益
売上高 営業利益 下期売上・利益(億円)
上期売上・利益(億円)
対前期
11.6% 11.5%
42.3 42.0
増減率
8.0%
2.2% 4.2%
35.0 34.7 36.0
104% 対前期
4.9 4.8 増減率
23.7 25.2 5.0 124%
2.9 3.2 2.8
22.5 23.5 27.0 115%
1.5
2.1 4.0 54%
2.0 1.6 0.8
-1.3 -1.2
18.7 16.8 -3.5 赤拡
12.5 11.3 9.0 80%
18.3 19.3 20.3 21.3 22.3 18.3 19.3 20.3 21.3 22.3
予想 予想
© 2021 TAMURA CORPORATION ※ 不要電波の低減による電波利用環境の向上を目的とした規則改正により、旧スプリアス規格の無線設備の使用期限が2022年11月30日までとなっています。
30
地域別の売上高・損益
◆ 日本は、産業機械関連の復調で利益拡大。情報機器やLED関連は低水準が継続
◆ 中国は、素材価格の上昇や、急激な需要拡大に伴う生産効率悪化の影響が上期は継続
[億円]
売上高 対前期増減率 営業利益 対前期増減率
860 全社 116%
34.0 全社 173%
797 3.0 欧米 1203%
739 143 欧米 133%
122
107 その他アジア 120% 22.9 12.0 その他アジア 152%
148
141 0.9 19.7
124
0.2
184 233 中国 122% 11.9
7.9
192
14.0 中国 121%
11.6
12.2
349 316 336 日本 106%
日本 195%
12.0
4.5 6.2
20.3 21.3 22.3 20.3 21.3 22.3
予想 予想
© 2021 TAMURA CORPORATION 注: 連結消去により、営業利益の全社の値と、地域の合計が一致しません。
31
設備投資・減価償却費・研究開発投資
下期(億円)
設備投資 ※リースを含む 減価償却費 上期(億円)
45 47
42 37
33 35
24 22
24 18 20
18
22 25
18 15 17 18
20.3 21.3 22.3 20.3 21.3 22.3
予想 予想
研究開発関連費用
4.1% 4.2% 対売上高比率
主な設備投資
3.6% ⚫ 電子部品: 車載関連生産設備増強(中国・坂戸)
36 ⚫ 電子化学実装: 国内外生産設備増強
29 31 主な開発投資
17 ⚫ 電子化学材料 新素材関連
15 18 ⚫ 車載用電子部品関連
⚫ セミコン・結晶開発(酸化ガリウム)関連
14 20 ⚫ 音声卓(ミキサー)のネットワーク対応
12
注: 「研究開発関連費用」は、研究開発テーマに関わる
経費・労務費・設備投資などを、当社の基準で集計している値です。
20.3 21.3 22.3
© 2021 TAMURA CORPORATION 予想
32
3. トピックス
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33
対処すべき課題
株主価値の向上
世の中の期待
カーボン SDGs コーポレート
ガバナンス
ニュートラル
東証再編
タムラの挑戦
1 将来へ挑戦する事業戦略
2 働きがいを目指す働き方改革
3 効率を高める業務改革
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34
将来へ挑戦する事業戦略
EV・FCV向け技術
次世代パワー半導体 100周年(2024年) と
新
規
周辺技術 その先を支える
製 IoT・次世代通信 製品・市場
品
・
技
術 モビリティ
エアコン・電動工具
既 環境エネルギー
スマートフォン
存
医療・介護
音声卓・自販機
非日系顧客
既存 新規
市場
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35
カーボンニュートラルへの貢献
タムラのトランス・リアクタはエネルギー変換の基幹部品
「高信頼」「高効率」の技術で脱炭素社会の実現に貢献します
発電 風力発電や送配電で
省電 電動化の要であるモータ・インバータ周りで
電動 次世代自動車で
充電 EV充電や家電の急速充電で
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36
風力発電や送配電で
◆ クリーンエネルギーとして風力発電への注目が世界的に高まっています。
◆ 大規模な風力発電設備や、直流給電(HVDC)による送配電で、大型トランス・リアクタが使用されます。
◆ エネルギー用の大型トランスを 世界的に供給することが可能なメーカーとして、タムラはリードしています。
タムラは2010年から再生可能エネルギーをターゲットとした大型トランス・リアクタのビジネスに取り組んでいます。
高重量で輸送費もかかる製品ですが、世界8カ所の拠点から地産地消でお届けできるのがタムラの強みです。
風力発電・乾式空冷 送配電・直接水冷
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37
大型トランス・リアクタ
風力発電用大型トランス・リアクタ売上見通し
主な用途と取り組み
30
[億円]
主要
市場 用途 主力製品
顧客 25
再生可能
エネルギー
風力 欧米系 間接水冷
20 3倍
太陽光 欧米系・日系 乾式標準品
15
データセンター UPS 欧米系 乾式標準品
EV充電器 乾式標準品 10
車載関連 欧米系
バッテリーテスター 間接水冷
大型インバータ 5
間接水冷
インフラ 直流送電 欧米系等
直接水冷
水力発電
0
2018 2019 2020 2021 2022 2030
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38
モーターやインバータ周りで
◆ 自動車の電動化で、車載用リアクタは大きな成長が見込まれていますが、
電動化の要であるモーター・インバータ周りの技術は、車載のほかにも、産機や家電でも共通です。
◆ 工場のCO2削減は、カーボンニュートラルの要請で急務となっており、
タムラはトランス・リアクタや電流センサ、ゲートドライバモジュールなどで省エネをサポートします。
◆ 自社内においては、産機・車載・家電で、コア材を共通で対応することで、生産効率や品質向上を狙います。
産業用トランス・リアクタ エアコン用リアクタ 電流センサ
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39
ゲートドライバモジュール
◆ ゲートドライバモジュールは、インバータなどで使用される ゲートドライバモジュール売上見通し
電力パワースイッチング半導体を駆動させる製品です。 1,400
[百万円]
◆ 低ノイズなのでIGBT、SiC-MOSFETのどちらにも対応可能。
1,200
機器の設計を大幅に簡素化します。
1,000
◆ 風力発電のほかに鉄道などでも需要の拡大を見込んでいます。
800
600
400
200
0
2020 2021 2022 2023 2024 2025
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40
One タムラ 未来開発イメージ
◆ 将来的には次世代パワー半導体をキーテクノロジーとして、リアクタ・電流センサなどの
電子部品のほか、高耐熱ソルダーペーストをはじめとする電子化学製品などを含めて、
当社製品によるトータルサポートを進めます。
・電子部品・電子化学材料の両方
を扱うタムラだからできる
独自製品開発
・源流にある部品・材料だからできる
お客様の課題解決への
トータルサポート
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41
EV充電や家電の急速充電で
◆ EV化の進展に向け、車載向けの充電用リアクタを開発しています。
充電スタンドでは大型のリアクタが使用されます。
◆ 電動工具や家電向けの急速充電チャージャが、コードレス化の進展で需要が高まっています。
電動自転車向けをはじめとする新規顧客開拓も進めています。
車載充電用リアクタ 充電スタンド用大型リアクタ
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42
【最新情報】 車載用昇圧リアクタ売上見通し
◆ コロナ影響と2021年度からの収益認識基準の適用で、当初計画より2年遅れ
◆ 2030年までに 売上 200億円 達成を目指します
200
[億円]200
当初計画(2019年開示)
180180
2021年時点の見通し
160160
収益認識を非適用とした試算
140140
120120
100100
80 80
60 60
40 40
20 20 2021年度より収益認識基の適用により、有償支給材料売上分が除かれて縮小(21年は約27億円)
0 0
. . 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028
2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028
2022年
2019年 適切なタイミングを見極め
坂戸・田村汽車電子(佛山)
若柳量産開始 段階的に追加設備増強
量産本格化
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43
車載用昇圧リアクタ生産キャパシティ
株式会社若柳タムラ製作所
⚫ 2019年下期より本格量産開始
⚫ 50万台/年の生産体制を構築済
▶ 最大100万台/年まで拡大
2021年下期
タムラ製作所 坂戸車載新工場 日中同時立ち上げ
⚫ 2020年12月 建屋完成
⚫ 2022年に新棟での量産開始時には、
従来設備とあわせて100万台/年の生産体制
▶ 最大 150万台/年まで拡大
田村汽車電子(佛山)有限公司
⚫ 2021年1月 建屋完成
⚫ 2022年に本格量産開始時の生産は50万台/年
▶ 最大 200万台/年まで拡大
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44
【拠点最適化】 電子部品中国生産拠点再編
B
移転 新設
新設
田村電子(深圳)有限公司 田村汽車電子(佛山)有限公司
田村電子(蘇州) 有限公司
A 2020年下期は工場再編と需要急増が重なり
生産効率が悪化しコスト増加につながりましたが、
今後は収益向上への寄与を目指します。
田村汽車電子(佛山) 2021年 建屋完成 初の中国「車載用昇圧リアクタ」
有限公司 2022年 量産開始予定 生産専用工場を新設 新設
華
南 田村電子(恵州) 2021年上期 工場移転 生産品目や工場動線の見直しで生産効率UP
( 有限公司 環境対応を促進 生産改善
A 田村電子(深圳) 2020年 10月 従来より借地面積・賃料縮小
) 有限公司 新工場の稼働開始 チャージャ生産を田村電子(蘇州)に移管 最適化
電流センサ・モジュール製品の主力工場に
華 田村電子(蘇州) 2020年10月 本稼働 チャージャ生産の主力工場に
有限公司 主要顧客近辺での生産により 集約
東
顧客満足度向上、運賃・倉庫代の削減
(
B 田村精工電子(常熟) 田村電子(蘇州)へ 機能集約による効率化
) 有限公司 業務移管 縮小
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45
【拠点最適化】 電子化学タイ・ドイツ拠点
◆ 車載向けを中心に成長が見込まれる、非日系顧客へのソルダーペーストの拡販と、原材料(はんだ粉)
からの一貫生産による地産地消による効率化を目指して、2017年タイとドイツに新拠点を設けました。
◆ タイでは2018年に新工場が完成。客先認証が進んだことで、2020年後半から本格的に生産が高まっています。
ドイツでは、2019年にソルダーペースト生産棟を新設し、今後の欧州向けの拡販に備えています。
タムラタイランド株式会社 第2工場 タムラエルソルド有限会社
タイ工場(旧イーエスイー・インダストリーズ(タイ)株式会社)は 欧州の代表的な自動車関連メーカーが主要顧客。
2021年4月にタムラタイランド株式会社に統合しました。 自動車市場向け製品が、売上高の約6割を占めています。
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46
【情報機器・光波】 技術融合による新市場・新製品開拓
◆ 放送局・通信事業者・鉄道などの大手顧客を持つ情報機器事業と、自動販売機向けLED製品で
独自のソフト系技術を有する光波事業の技術融合により、新市場・新製品開拓を推進します。 情報機器事業の
セキュリティ顧客関連に
光波の「人感センサ」
情報機器事業 光波事業 連携効果 を提案中
顧客 放送局・通信事業者・ 自販機関連以外の 情報機器顧客に
One Tamuraで
鉄道・セキュリティ関連など 顧客開拓が課題 光波融合製品を拡販
の大手顧客あり
新市場
成長市場
へ参入
[音声調整卓] [連動ボタン]
[3D人感センサ]
ホームセキュリティ
技術 通信系技術 ソフト系技術 ・ソフト技術の集約
・ネットワーク技術 ・人感センサ ・将来的には電子部品 介護・見守り
・無線技術 ・独自のソフト や実装装置など、 社会インフラ
タムラの他の事業部の
・音声伝送技術 アルゴリズム
ソフト設計も期待 防災
・・・
その他 タムラ製作所 ユニット事業との連携 設計・生産力強化
スタートアップとの連携、M&A 新技術の取り込み
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47
【情報機器・光波】 事業の一体化に向けて
◆ これまで光波事業(LED事業)は電子部品事業セグメントの扱いでしたが、事業活動全般において
情報機器事業と連携を強めていることから、2022年度より情報機器事業の扱いとする予定です。
電子部品 従来電子部品ー光波事業 期末集中の傾向が弱まる
145
136 137 137 134 126 127 128 124 127
126 129 125 130 122 125 114 118 114 115 114 113
95 7.8 87
2.7 6.1
2.7 3.3 2.9
0.2 1.2 0.7 0.7 0.5 1.3 2.0 1.3 0.9
2.0 1.0 2.3 1.7
-0.3 1.0 -0.3
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20.3 -2.1 21.3 22.3 20.3 -1.8 21.3 22.3
情報機器 従来情報機器+光波事業 期末集中がより顕著に
40
32
28
22 19
19
17 15 17 15 17
13 15 15 7.9
6.2 12
8 7 5.8 4.2 5.5
4 6 3.2 4 5 6 5
3
0.3 0.5
-0.8 -0.4 -1.8 -1.2 -1.4 -1.5 -1.4
-1.7 -1.1 -2.7 -0.8 -1.2 -1.2 -1.9 -3.1 -1.4
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20.3 21.3 22.3 20.3 21.3 22.3
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48
【付録】 参考資料
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49
会社概要
売上高 : 2021年3月期実績
資本金:11,829百万円 従業員数: 2021年3月末現在
連結従業員数:4,447名
連結売上高:73,906百万円
東証一部上場
代表取締役社長:浅田昌弘
日本(本社:東京都練馬区)
・売上高:31,634百万円
・従業員数:1,217名
中国 その他アジア 欧米
・売上高:19,161百万円 ・売上高:12,368百万円 ・売上高:10,741百万円
・従業員数:1,757名 ・従業員数:1,128名 ・従業員数:345名
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タムラの歩みと事業領域
1924年創業 電子部品関連
「田村ラヂオ商会」 1956年~ 磁性材料
トランスを極める ! 1956年~ 電源装置
2008年~ LED関連製品
2009年~ 車載用リアクタ
2010年~ 大型トランス
電子化学実装関連
1956年~ フラックス
接合技術を極める ! 1957年~ ソルダーペースト
1924年~ 1961年~ レジストインク
1968年~ はんだ付装置
ラジオ、蓄音機の製作・販売
2010年~ FPC用レジスト
情報機器関連
1961年~ 放送用音声卓
いい音(信号)を極める !
1962年~ ワイヤレスマイク
1976年~ 伝送監視装置
1930年~ 2003年~ デジタル放送設備
トランスの自作化 2015年~ 8K向け音声卓
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51
あなたの街のタムラ
タムラ製作所公式ウェブサイトで会社紹介動画を公開中 https://www.tamura-ss.co.jp/
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第12次中期経営計画
Biltriteとはタムラ創業期の製品である電気蓄音機・アンプに使用され、
特に高級品、高品位品に付けられた由緒ある商標です。現存するカタログとして
最も古い昭和12年発行のカタログ第3号の冒頭に、次のようなコメントが記されています。
「当製作所の製品にはBiltriteの商標を付けてあります。是は製品に対して
絶対的に責任を持つ意味であります。御買求めに際し、Biltriteの商標は
品質に対する一種の保険証書として御承知置き下さい。」
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タムラグループの価値創造
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弊社からのお願い
本資料の業績予想、見通し及び事業計画については、現時点における
将来環境予測等の仮定に基づいております。
本資料において当社の将来の業績を保証するものではありません。
株式会社タムラ製作所 経営管理本部
TEL:03-3978-2031
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