6758 ソニーグループ 2020-02-04 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔米国基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔米国基準〕(連結)
2020年2月4日
上場会社名 ソニー株式会社 上場取引所 東
コード番号 6758 URL https://www.sony.co.jp/
代表者 (役職名) 代表執行役 (氏名)吉田 憲一郎
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 (氏名)松岡 直美 TEL 03-6748-2111(代表)
四半期報告書提出予定日 2020年2月10日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (投資家・アナリスト向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
当社株主に帰属する
売上高及び営業収入 営業利益 税引前四半期純利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 6,511,145 △0.4 810,012 △0.2 803,433 △10.6 569,547 △31.2
2019年3月期第3四半期 6,538,189 △0.8 811,505 13.9 899,014 30.2 828,410 63.2
(注)四半期包括利益 2020年3月期第3四半期 689,995百万円 (△21.8%) 2019年3月期第3四半期 881,798百万円 (47.0%)
潜在株式調整後
1株当たり当社株主に
1株当たり当社株主に
帰属する四半期純利益
帰属する四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 460.11 450.08
2019年3月期第3四半期 653.09 638.89
(参考)持分法投資損益 2020年3月期第3四半期 6,422百万円 2019年3月期第3四半期 △4,667百万円
(2)連結財政状態
資本合計
総資産 株主資本 株主資本比率
(純資産)
百万円 百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 22,637,546 4,886,586 4,231,604 18.7
2019年3月期 20,981,586 4,436,690 3,746,377 17.9
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 15.00 - 20.00 35.00
2020年3月期 - 20.00 -
2020年3月期(予想) 25.00 45.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
当社株主に帰属
売上高及び営業収入 営業利益 税引前当期純利益
する当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
通期 8,500,000 △1.9 880,000 △1.6 860,000 △15.0 590,000 △35.6
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)簡便な会計処理及び特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、1(7)四半期連結財務諸表に関する注記事項4をご覧ください。
(3)会計方針の変更
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
(注)詳細は、1 (7) 四半期連結財務諸表に関する注記事項4をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 1,272,999,044株 2019年3月期 1,271,230,341株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 46,582,799株 2019年3月期 20,483,474株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 1,237,842,156株 2019年3月期3Q 1,268,454,951株
(注)1株当たり情報(連結)の算定の基礎となる株式数については、1(7)四半期連結財務諸表に関する注記
事項4をご覧ください。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想の前提条件その他に関する事項については、添付資料18ページ「将来に関する記述等についてのご注意」を
ご参照ください。
当社は、本決算短信とあわせて、決算補足説明資料を当社ホームページに掲載しています。
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第3四半期 決算短信
【目次】
1 四半期連結財務諸表 2
(1) 四半期連結貸借対照表 2
(2) 四半期連結損益計算書 [第3四半期連結会計期間] 3
(3) 四半期連結包括利益計算書 [第3四半期連結会計期間] 3
(4) 四半期連結損益計算書 [第3四半期連結累計期間] 4
(5) 四半期連結包括利益計算書 [第3四半期連結累計期間] 4
(6) 四半期連結キャッシュ・フロー計算書 5
(7) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 6
1. セグメント情報 6
2. 継続企業の前提に関する注記 13
3. 株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記 13
4. 会計方針及びその他の事項 13
2 2019年度の連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 15
すべての金額は米国会計原則に則って算出されています。
ソニー㈱及びソニー㈱の連結子会社を以下「ソニー」と記載します。
1
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第3四半期 決算短信
[監査対象外]
1 四半期連結財務諸表
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
2019年度第3四半期
2018年度
科 目 連結会計期間末 増 減
(2019年3月31日)
(2019年12月31日)
流動資産
現金・預金及び現金同等物 1,470,073 1,408,876 △61,197
有価証券 1,324,538 1,567,158 242,620
受取手形、売掛金及び契約資産 1,091,242 1,345,472 254,230
貸倒引当金 △25,440 △24,609 831
棚卸資産 653,278 607,377 △45,901
未収入金 223,620 183,359 △40,261
前払費用及びその他の流動資産 509,301 531,784 22,483
資 流動資産合計 5,246,612 5,619,417 372,805
繰延映画製作費 409,005 487,449 78,444
投資及び貸付金
関連会社に対する投資及び貸付金 163,365 214,935 51,570
投資有価証券その他 11,561,286 12,264,017 702,731
産 投資及び貸付金合計 11,724,651 12,478,952 754,301
有形固定資産
土地 83,992 82,565 △1,427
建物及び構築物 664,157 655,293 △8,864
機械装置及びその他の有形固定資産 1,585,382 1,675,580 90,198
の 建設仮勘定 39,208 53,601 14,393
取得原価合計 2,372,739 2,467,039 94,300
減価償却累計額 △1,595,686 △1,612,108 △16,422
有形固定資産合計 777,053 854,931 77,878
その他の資産
オペレーティング・リース使用権資産 - 306,568 306,568
部
ファイナンス・リース使用権資産 - 36,221 36,221
無形固定資産 917,966 923,180 5,214
営業権 768,552 792,673 24,121
繰延保険契約費 595,265 618,792 23,527
繰延税金 202,486 194,187 △8,299
その他 339,996 325,176 △14,820
その他の資産合計 2,824,265 3,196,797 372,532
合 計 20,981,586 22,637,546 1,655,960
流動負債
短期借入金 618,618 896,819 278,201
1年以内に返済期限の到来する長期借入債務 172,461 32,647 △139,814
1年以内に返済期限の到来する
- 67,186 67,186
長期オペレーティング・リース負債
負 支払手形及び買掛金 492,124 464,265 △27,859
未払金・未払費用 1,693,048 1,671,762 △21,286
未払法人税及びその他の未払税金 135,226 182,505 47,279
債 銀行ビジネスにおける顧客預金 2,302,314 2,432,044 129,730
その他 666,024 656,193 △9,831
流動負債合計 6,079,815 6,403,421 323,606
及 長期借入債務 568,372 631,705 63,333
長期オペレーティング・リース負債 - 265,606 265,606
び 未払退職・年金費用 384,232 301,698 △82,534
繰延税金 531,421 545,623 14,202
保険契約債務その他 5,642,671 6,007,246 364,575
資 生命保険ビジネスにおける契約者勘定 3,048,202 3,323,874 275,672
その他 281,382 263,098 △18,284
負 債 合 計 16,536,095 17,742,271 1,206,176
本 償 還 可 能 非 支 配 持 分 8,801 8,689 △112
当社株主に帰属する資本
の 資本金 874,291 878,401 4,110
資本剰余金 1,266,874 1,287,895 21,021
利益剰余金 2,320,586 2,858,054 537,468
部 累積その他の包括利益 △610,670 △531,857 78,813
自己株式 △104,704 △260,889 △156,185
当社株主に帰属する資本合計 3,746,377 4,231,604 485,227
非支配持分 690,313 654,982 △35,331
資 本 合 計 4,436,690 4,886,586 449,896
合 計 20,981,586 22,637,546 1,655,960
2
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第3四半期 決算短信
(2) 四半期連結損益計算書 [第3四半期連結会計期間(12月31日に終了した3ヵ月間)]
(単位:百万円)
2018年度第3四半期 2019年度第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
科 目 増減
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高及び営業収入
純売上高 2,220,123 2,034,826 △185,297
金融ビジネス収入 161,630 405,382 243,752
営業収入 20,052 22,954 2,902
売上高及び営業収入合計 2,401,805 2,463,162 61,357
売上原価、販売費・一般管理費及びその他の一般費用
売上原価 1,581,376 1,411,228 △170,148
販売費及び一般管理費 430,025 400,032 △29,993
金融ビジネス費用 123,756 372,540 248,784
その他の営業益(純額) △112,809 △18,056 94,753
売上原価、販売費・一般管理費及びその他の一般費用合計 2,022,348 2,165,744 143,396
持分法による投資利益(損失) △2,469 2,714 5,183
営業利益 376,988 300,132 △76,856
その他の収益
受取利息及び受取配当金 6,436 3,900 △2,536
持分証券に関する利益(純額) - 13,392 13,392
為替差益(純額) 5,085 - △5,085
その他 1,927 1,286 △641
その他の収益合計 13,448 18,578 5,130
その他の費用
支払利息 3,510 1,129 △2,381
持分証券に関する損失(純額) 44,777 - △44,777
為替差損(純額) - 427 427
年金制度変更にかかる損失 - 6,358 6,358
その他 1,619 475 △1,144
その他の費用合計 49,906 8,389 △41,517
税引前利益 340,530 310,321 △30,209
法人税等 △100,723 69,977 170,700
四半期純利益 441,253 240,344 △200,909
控除-非支配持分に帰属する四半期純利益 12,291 10,806 △1,485
当社株主に帰属する四半期純利益 428,962 229,538 △199,424
1株当たり情報
(単位:円)
2018年度第3四半期 2019年度第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
科 目 増減
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
当社株主に帰属する四半期純利益
― 基本的 337.97 187.02 △150.95
― 希薄化後 330.77 182.89 △147.88
(3) 四半期連結包括利益計算書 [第3四半期連結会計期間(12月31日に終了した3ヵ月間)]
(単位:百万円)
2018年度第3四半期 2019年度第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
科 目 増減
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 441,253 240,344 △200,909
その他の包括利益(税効果考慮後)
未実現有価証券評価損益 24,986 △25,168 △50,154
未実現デリバティブ評価益 326 368 42
年金債務調整額 2,342 80,122 77,780
外貨換算調整額 △36,160 46,249 82,409
四半期包括利益 432,747 341,915 △90,832
控除-非支配持分に帰属する四半期包括利益 20,634 2,538 △18,096
当社株主に帰属する四半期包括利益 412,113 339,377 △72,736
3
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第3四半期 決算短信
(4) 四半期連結損益計算書 [第3四半期連結累計期間(12月31日に終了した9ヵ月間)]
(単位:百万円)
2018年度第3四半期 2019年度第3四半期
連結累計期間 連結累計期間
科 目 増減
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高及び営業収入
純売上高 5,632,057 5,318,782 △313,275
金融ビジネス収入 846,363 1,115,291 268,928
営業収入 59,769 77,072 17,303
売上高及び営業収入合計 6,538,189 6,511,145 △27,044
売上原価、販売費・一般管理費及びその他の一般費用
売上原価 3,916,607 3,629,246 △287,361
販売費及び一般管理費 1,176,915 1,105,115 △71,800
金融ビジネス費用 728,246 997,211 268,965
その他の営業益(純額) △99,751 △24,017 75,734
売上原価、販売費・一般管理費及びその他の一般費用合計 5,722,017 5,707,555 △14,462
持分法による投資利益(損失) △4,667 6,422 11,089
営業利益 811,505 810,012 △1,493
その他の収益
受取利息及び受取配当金 15,741 14,658 △1,083
持分証券に関する利益(純額) 79,937 372 △79,565
為替差益(純額) 1,174 - △1,174
その他 4,121 4,441 320
その他の収益合計 100,973 19,471 △81,502
その他の費用
支払利息 10,704 8,793 △1,911
為替差損(純額) - 9,376 9,376
年金制度変更にかかる損失 - 6,358 6,358
その他 2,760 1,523 △1,237
その他の費用合計 13,464 26,050 12,586
税引前利益 899,014 803,433 △95,581
法人税等 33,767 196,916 163,149
四半期純利益 865,247 606,517 △258,730
控除-非支配持分に帰属する四半期純利益 36,837 36,970 133
当社株主に帰属する四半期純利益 828,410 569,547 △258,863
1株当たり情報
(単位:円)
2018年度第3四半期 2019年度第3四半期
連結累計期間 連結累計期間
科 目 増減
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
当社株主に帰属する四半期純利益
― 基本的 653.09 460.11 △192.98
― 希薄化後 638.89 450.08 △188.81
(5) 四半期連結包括利益計算書 [第3四半期連結累計期間(12月31日に終了した9ヵ月間)]
(単位:百万円)
2018年度第3四半期 2019年度第3四半期
連結累計期間 連結累計期間
科 目 増減
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 865,247 606,517 △258,730
その他の包括利益(税効果考慮後)
未実現有価証券評価益 3,920 14,757 10,837
未実現デリバティブ評価益 1,241 60 △1,181
年金債務調整額 7,085 86,162 79,077
外貨換算調整額 4,305 △17,501 △21,806
四半期包括利益 881,798 689,995 △191,803
控除-非支配持分に帰属する四半期包括利益 33,865 41,635 7,770
当社株主に帰属する四半期包括利益 847,933 648,360 △199,573
4
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第3四半期 決算短信
(6) 四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
2018年度第3四半期 2019年度第3四半期
連結累計期間 連結累計期間
項 目
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
1 四半期純利益 865,247 606,517
2 営業活動から得た現金・預金及び現金同等物(純額)への
四半期純利益の調整
(1) 有形固定資産の減価償却費及び無形固定資産の償却費 278,405 281,393
(繰延保険契約費及び契約コストの償却を含む)
(2) 繰延映画製作費の償却費 232,138 212,684
(3) 退職・年金費用(支払額控除後) △5,601 4,714
(4) その他の営業益(純額) △99,751 △24,017
(5) 投資有価証券に関する利益(純額)(金融ビジネス以外) △80,130 △392
(6) 金融ビジネスにおける有価証券及び投資有価証券に関する 43,780 △127,002
損益(純額)
(7) 繰延税額 △150,648 23,594
(8) 持分法による投資(利益)損失(純額)(受取配当金相殺後) 7,628 △2,737
(9) 資産及び負債の増減
受取手形、売掛金及び契約資産の増加 △290,046 △237,477
棚卸資産の減少 7,252 34,865
繰延映画製作費の増加 △296,276 △296,377
支払手形及び買掛金の増加・減少(△) 124,026 △12,640
未払法人税及びその他の未払税金の増加 67,644 34,419
保険契約債務その他の増加 290,626 554,596
繰延保険契約費の増加 △68,092 △73,385
生命保険ビジネスにおける有価証券の増加 △68,579 △103,746
その他の流動資産の増加 △25,948 △15,047
その他の流動負債の増加・減少(△) 167,892 △16,443
(10) その他 △98,203 △9,452
営業活動から得た現金・預金及び現金同等物(純額) 901,364 834,067
投資活動によるキャッシュ・フロー
1 固定資産の購入 △230,008 △314,791
2 固定資産の売却 13,463 12,445
3 金融ビジネスにおける投資及び貸付 △808,017 △970,438
4 投資及び貸付(金融ビジネス以外) △40,930 △40,423
5 金融ビジネスにおける投資の売却又は償還及び貸付金の回収 216,013 208,164
6 投資の売却又は償還及び貸付金の回収(金融ビジネス以外) 2,705 13,169
7 EMI Music Publishing取得にともなう支出(取得現金控除後) △244,197 -
8 ビジネスの売却による収入 - 13,404
9 Spotify Technology S.A.株式の売却に関連する収入 82,467 -
10 オリンパス株式会社株式の売却による収入 - 80,357
11 その他 △26,497 △27,969
投資活動に使用した現金・預金及び現金同等物(純額) △1,035,001 △1,026,082
財務活動によるキャッシュ・フロー
1 長期借入 70,958 110,535
2 長期借入債務の返済 △378,047 △189,790
3 短期借入金の増加(純額) 180,467 278,028
4 金融ビジネスにおける顧客預り金の増加(純額) 205,990 211,135
5 配当金の支払 △38,081 △49,621
6 自己株式の取得 △141 △156,187
7 Nile Acquisition LLCの非支配持分の取得 △32,041 -
8 Game Show Network, LLCの非支配持分の取得 - △39,894
9 その他 △33,279 △19,110
財務活動から得た又は使用した(△)現金・預金及び現金同等物(純額) △24,174 145,096
為替相場変動の現金・預金及び現金同等物(制限付き現金・預金含む) 49,499 △14,887
に対する影響額
現金・預金及び現金同等物(制限付き現金・預金含む)純減少額 △108,312 △61,806
現金・預金及び現金同等物(制限付き現金・預金含む)期首残高 1,592,938 1,473,813
現金・預金及び現金同等物(制限付き現金・預金含む)四半期末残高 1,484,626 1,412,007
控除-その他の流動資産及びその他の資産に含まれる制限付き現金・預金 3,810 3,131
現金・預金及び現金同等物四半期末残高 1,480,816 1,408,876
5
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第3四半期 決算短信
(7) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
1. セグメント情報
(ビジネスセグメント情報)
第3四半期連結会計期間(12月31日に終了した3ヵ月間)
(単位:百万円)
2018年度第3四半期 2019年度第3四半期
売上高及び営業収入 増減
連結会計期間 連結会計期間
ゲーム&ネットワークサービス
外部顧客に対するもの 759,109 616,576 △142,533
セグメント間取引 31,504 15,554 △15,950
計 790,613 632,130 △158,483
音楽
外部顧客に対するもの 205,287 213,861 8,574
セグメント間取引 4,063 3,077 △986
計 209,350 216,938 7,588
映画
外部顧客に対するもの 276,340 235,702 △40,638
セグメント間取引 397 312 △85
計 276,737 236,014 △40,723
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション
外部顧客に対するもの 709,319 645,818 △63,501
セグメント間取引 3,797 4,611 814
計 713,116 650,429 △62,687
イメージング&センシング・ソリューション
外部顧客に対するもの 201,469 277,816 76,347
セグメント間取引 28,858 20,191 △8,667
計 230,327 298,007 67,680
金融
外部顧客に対するもの 161,630 405,382 243,752
セグメント間取引 1,956 1,846 △110
計 163,586 407,228 243,642
その他
外部顧客に対するもの 86,466 63,129 △23,337
セグメント間取引 14,885 9,144 △5,741
計 101,351 72,273 △29,078
全社(共通)及びセグメント間取引消去 △83,275 △49,857 33,418
連結 2,401,805 2,463,162 61,357
(注) ゲーム&ネットワークサービス(以下「G&NS」)分野におけるセグメント間取引は、主としてその他分野に対するものです。イメージング&センシン
グ・ソリューション(以下「I&SS」)分野におけるセグメント間取引は、主としてG&NS分野、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(以下「EP
&S」)分野に対するものです。その他分野におけるセグメント間取引は、主としてG&NS分野、音楽分野及び映画分野に対するものです。全社
(共通)及びセグメント間取引消去には、ブランド及び特許権使用によるロイヤルティ収入が含まれています。
(単位:百万円)
2018年度第3四半期 2019年度第3四半期
営業利益(損失) 増減
連結会計期間 連結会計期間
ゲーム&ネットワークサービス 73,082 53,450 △19,632
音楽 147,096 36,250 △110,846
映画 11,588 5,422 △6,166
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション 66,213 80,336 14,123
イメージング&センシング・ソリューション 46,510 75,182 28,672
金融 37,894 32,634 △5,260
その他 6,104 20,673 14,569
小計 388,487 303,947 △84,540
全社(共通)及びセグメント間取引消去 △11,499 △3,815 7,684
連結 376,988 300,132 △76,856
(注) 上記の営業利益(損失)は、売上高及び営業収入から売上原価、販売費・一般管理費及びその他の一般費用を差し引き、持分法による投資利益
(損失)を加えたものです。
注記4.会計方針及びその他の事項「セグメント区分」に記載されているビジネスセグメント区分の変更にともない、上記2018年度の売上高及び営
業収入ならびに営業損益を組替再表示しています。
6
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第3四半期 決算短信
(ビジネスセグメント情報)
第3四半期連結累計期間(12月31日に終了した9ヵ月間)
(単位:百万円)
2018年度第3四半期 2019年度第3四半期
売上高及び営業収入 増減
連結累計期間 連結累計期間
ゲーム&ネットワークサービス
外部顧客に対するもの 1,744,843 1,496,372 △248,471
セグメント間取引 67,936 47,609 △20,327
計 1,812,779 1,543,981 △268,798
音楽
外部顧客に対するもの 583,289 630,641 47,352
セグメント間取引 11,388 7,825 △3,563
計 594,677 638,466 43,789
映画
外部顧客に対するもの 691,588 681,848 △9,740
セグメント間取引 1,101 858 △243
計 692,689 682,706 △9,983
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション
外部顧客に対するもの 1,825,118 1,612,785 △212,333
セグメント間取引 12,119 15,058 2,939
計 1,837,237 1,627,843 △209,394
イメージング&センシング・ソリューション
外部顧客に対するもの 601,066 774,570 173,504
セグメント間取引 85,946 64,839 △21,107
計 687,012 839,409 152,397
金融
外部顧客に対するもの 846,363 1,115,291 268,928
セグメント間取引 5,881 6,053 172
計 852,244 1,121,344 269,100
その他
外部顧客に対するもの 238,139 181,704 △56,435
セグメント間取引 35,254 29,057 △6,197
計 273,393 210,761 △62,632
全社(共通)及びセグメント間取引消去 △211,842 △153,365 58,477
連結 6,538,189 6,511,145 △27,044
(注) G&NS分野におけるセグメント間取引は、主としてその他分野に対するものです。I&SS分野におけるセグメント間取引は、主としてG&NS分
野、EP&S分野に対するものです。その他分野におけるセグメント間取引は、主としてG&NS分野、音楽分野及び映画分野に対するものです。
全社(共通)及びセグメント間取引消去には、ブランド及び特許権使用によるロイヤルティ収入が含まれています。
(単位:百万円)
2018年度第3四半期 2019年度第3四半期
営業利益(損失) 増減
連結累計期間 連結累計期間
ゲーム&ネットワークサービス 247,154 192,241 △54,913
音楽 210,701 112,007 △98,694
映画 27,522 45,116 17,594
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション 115,379 146,789 31,410
イメージング&センシング・ソリューション 123,575 201,088 77,513
金融 117,635 117,518 △117
その他 11,440 20,505 9,065
小計 853,406 835,264 △18,142
全社(共通)及びセグメント間取引消去 △41,901 △25,252 16,649
連結 811,505 810,012 △1,493
(注) 上記の営業利益(損失)は、売上高及び営業収入から売上原価、販売費・一般管理費及びその他の一般費用を差し引き、持分法による投資利益
(損失)を加えたものです。
注記4.会計方針及びその他の事項「セグメント区分」に記載されているビジネスセグメント区分の変更にともない、上記2018年度の売上高及び営
業収入ならびに営業損益を組替再表示しています。
7
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第3四半期 決算短信
(製品カテゴリー別売上高内訳)
下記の表は、各セグメントにおける製品カテゴリ―別の外部顧客に対する売上高及び営業収入です。ソニーのマネジメントは、各セグメントをそ
れぞれ単一のオペレーティング・セグメントとして意思決定を行っています。
第3四半期連結会計期間(12月31日に終了した3ヵ月間)
(単位:百万円)
売上高及び営業収入 2018年度第3四半期 2019年度第3四半期
増減
(外部顧客に対するもの) 連結会計期間 連結会計期間
ゲーム&ネットワークサービス
デジタルソフトウェア・アドオンコンテンツ 353,905 304,982 △48,923
ネットワークサービス 79,799 85,484 5,685
ハードウェア・その他 325,405 226,110 △99,295
合計 759,109 616,576 △142,533
音楽
音楽制作 117,350 125,939 8,589
音楽出版 30,374 39,716 9,342
映像メディア・プラットフォーム 57,563 48,206 △9,357
合計 205,287 213,861 8,574
映画
映画製作 140,319 101,345 △38,974
テレビ番組制作 64,426 72,572 8,146
メディアネットワーク 71,595 61,785 △9,810
合計 276,340 235,702 △40,638
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション
テレビ 264,258 235,859 △28,399
オーディオ・ビデオ 123,481 121,742 △1,739
静止画・動画カメラ 122,767 122,031 △736
モバイル・コミュニケーション 134,978 113,500 △21,478
その他 63,835 52,686 △11,149
合計 709,319 645,818 △63,501
イメージング&センシング・ソリューション 201,469 277,816 76,347
金融 161,630 405,382 243,752
その他 86,466 63,129 △23,337
全社(共通) 2,185 4,878 2,693
連結 2,401,805 2,463,162 61,357
8
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第3四半期 決算短信
(製品カテゴリー別売上高内訳)
第3四半期連結累計期間(12月31日に終了した9ヵ月間)
(単位:百万円)
売上高及び営業収入 2018年度第3四半期 2019年度第3四半期
増減
(外部顧客に対するもの) 連結累計期間 連結累計期間
ゲーム&ネットワークサービス
デジタルソフトウェア・アドオンコンテンツ 837,114 747,835 △89,279
ネットワークサービス 231,240 253,467 22,227
ハードウェア・その他 676,489 495,070 △181,419
合計 1,744,843 1,496,372 △248,471
音楽
音楽制作 322,552 350,103 27,551
音楽出版 71,274 117,413 46,139
映像メディア・プラットフォーム 189,463 163,125 △26,338
合計 583,289 630,641 47,352
映画
映画製作 318,221 322,586 4,365
テレビ番組制作 178,323 180,604 2,281
メディアネットワーク 195,044 178,658 △16,386
合計 691,588 681,848 △9,740
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション
テレビ 642,513 550,099 △92,414
オーディオ・ビデオ 290,271 284,239 △6,032
静止画・動画カメラ 339,057 321,891 △17,166
モバイル・コミュニケーション 380,218 291,764 △88,454
その他 173,059 164,792 △8,267
合計 1,825,118 1,612,785 △212,333
イメージング&センシング・ソリューション 601,066 774,570 173,504
金融 846,363 1,115,291 268,928
その他 238,139 181,704 △56,435
全社(共通) 7,783 17,934 10,151
連結 6,538,189 6,511,145 △27,044
(注) 注記4. 会計方針及びその他の事項「セグメント区分」に記載されているビジネスセグメント区分の変更にともない、製品カテゴリー区分を変更しま
した。この変更により、上記2018年度の実績を組替再表示しています。
G&NS分野のうち、デジタルソフトウェア・アドオンコンテンツカテゴリーにはSony Interactive Entertainmentがネットワークを通じて販売するソフト
ウェアタイトルおよびアドオンコンテンツ、ネットワークサービスカテゴリーにはゲーム、ビデオ及び音楽コンテンツ関連のネットワークサービス、ハー
ドウェア・その他カテゴリーには据え置き型及び携帯型ゲームコンソール、パッケージソフトウェアと周辺機器などが主要製品として含まれていま
す。音楽分野のうち、音楽制作にはパッケージ及びデジタルの音楽制作物の販売やアーティストのライブパフォーマンスからの収入、音楽出版に
は、楽曲の詞、曲の管理及びライセンス、映像メディア・プラットフォームには、アニメーション作品及びその派生ゲームアプリケーションの制作・販
売、音楽・映像関連商品の様々なサービス提供などが含まれています。映画分野のうち、映画製作には映画作品及びオリジナルビデオ作品の全
世界での製作・買付・配給・販売、テレビ番組制作にはテレビ番組の制作・買付・販売、メディアネットワークには、全世界でのテレビ、デジタルの
ネットワークオペレーションなどが含まれています。EP&S分野のうち、テレビカテゴリーには液晶テレビ、有機ELテレビ、オーディオ・ビデオカテゴ
リーにはブルーレイディスクプレーヤー/レコーダー、家庭用オーディオ、ヘッドホン、メモリ内蔵型携帯オーディオ、静止画・動画カメラカテゴリー
にはレンズ交換式カメラ、コンパクトデジタルカメラ、民生用・放送用ビデオカメラ、モバイル・コミュニケーションカテゴリーにはスマートフォン、イン
ターネット関連サービス、その他カテゴリーにはプロジェクターなどを含むディスプレイ製品、医療用機器などが主要製品として含まれています。
EP&S分野のうち、モバイル・コミュニケーションカテゴリーの、2018年度及び2019年度の第3四半期連結会計期間における営業利益(損失)は、
それぞれ△15,502百万円及び6,965百万円です。また、2018年度及び2019年度の第3四半期連結累計期間における営業利益(損失)は、それぞ
れ△56,074百万円及び8,639百万円です。
9
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第3四半期 決算短信
(金融分野を分離した財務情報)
以下の表は金融分野の要約財務諸表、及び金融分野を除くソニー連結の要約財務諸表です。これらの要約財務諸表はソニーの連結財
務諸表の作成に用いられた米国会計原則には準拠していませんが、金融分野はソニーのその他のセグメントとは性質が異なるため、ソ
ニーはこのような比較表示が連結財務諸表の理解と分析に役立つものと考えています。なお、以下の金融分野と金融分野を除くソニー連
結の金額には両者間の取引(非支配持分を含む)を含んでおり、これらの相殺消去を反映した後のものがソニー連結の金額です。
要約貸借対照表
(単位:百万円)
金融分野 金融分野を除くソニー連結 ソニー連結
科 目 2019年度 2019年度 2019年度
2018年度末 第3四半期 2018年度末 第3四半期 2018年度末 第3四半期
連結会計期間末 連結会計期間末 連結会計期間末
流動資産
現金・預金及び現金同等物 509,595 547,429 960,478 861,447 1,470,073 1,408,876
有価証券 1,324,538 1,567,158 - - 1,324,538 1,567,158
受取手形、売掛金及び契約資産 16,479 11,321 1,055,669 1,315,948 1,065,802 1,320,863
(評価性引当金控除後)
棚卸資産 - - 653,278 607,377 653,278 607,377
未収入金 63,921 65,767 159,758 117,654 223,620 183,359
資 前払費用及びその他の流動資産 133,214 160,841 376,778 371,645 509,301 531,784
流動資産合計 2,047,747 2,352,516 3,205,961 3,274,071 5,246,612 5,619,417
繰延映画製作費 - - 409,005 487,449 409,005 487,449
産
投資及び貸付金 11,400,938 12,182,017 399,696 372,225 11,724,651 12,478,952
金融ビジネスへの投資(取得原価) - - 153,968 153,968 - -
の 有形固定資産 22,920 16,104 752,847 837,541 777,053 854,931
その他の資産
部 使用権資産 - 57,047 - 286,271 - 342,789
無形固定資産 42,968 44,944 874,998 878,236 917,966 923,180
営業権 7,225 7,225 761,327 785,448 768,552 792,673
繰延保険契約費 595,265 618,792 - - 595,265 618,792
繰延税金 3,533 2,994 198,953 191,341 202,486 194,187
その他 32,085 30,581 311,653 298,655 339,996 325,176
その他の資産合計 681,076 761,583 2,146,931 2,439,951 2,824,265 3,196,797
合 計 14,152,681 15,312,220 7,068,408 7,565,205 20,981,586 22,637,546
流動負債
短期借入金 564,609 837,842 226,470 91,624 791,079 929,466
短期オペレーティング・リース負債 - 9,041 - 58,336 - 67,186
支払手形及び買掛金 - - 492,124 464,265 492,124 464,265
未払金・未払費用 40,228 29,274 1,653,895 1,643,140 1,693,048 1,671,762
未払法人税及びその他の未払税金 19,655 19,184 115,571 163,321 135,226 182,505
銀行ビジネスにおける顧客預金 2,302,314 2,432,044 - - 2,302,314 2,432,044
負 その他 197,123 196,059 474,926 466,667 666,024 656,193
流動負債合計 3,123,929 3,523,444 2,962,986 2,887,353 6,079,815 6,403,421
債 長期借入債務 235,761 238,828 336,349 396,936 568,372 631,705
及 長期オペレーティング・リース負債 - 40,900 - 225,030 - 265,606
未払退職・年金費用 33,979 34,744 350,253 266,954 384,232 301,698
び 繰延税金 355,356 375,172 176,065 185,280 531,421 545,623
資 保険契約債務その他 5,642,671 6,007,246 - - 5,642,671 6,007,246
生命保険ビジネスにおける契約者勘定 3,048,202 3,323,874 - - 3,048,202 3,323,874
本 その他 15,488 14,535 288,164 270,139 281,382 263,098
の 負 債 合 計 12,455,386 13,558,743 4,113,817 4,231,692 16,536,095 17,742,271
償 還 可 能 非 支 配 持 分 - - 8,801 8,689 8,801 8,689
部 金融分野の株主に帰属する資本 1,695,563 1,751,476 - - - -
金融分野を除くソニー連結の株主に - - 2,850,380 3,289,799 - -
帰属する資本
当社株主に帰属する資本 - - - - 3,746,377 4,231,604
非支配持分 1,732 2,001 95,410 35,025 690,313 654,982
資 本 合 計 1,697,295 1,753,477 2,945,790 3,324,824 4,436,690 4,886,586
合 計 14,152,681 15,312,220 7,068,408 7,565,205 20,981,586 22,637,546
10
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第3四半期 決算短信
要約損益計算書
第3四半期連結会計期間(12月31日に終了した3ヵ月間)
(単位:百万円)
金融分野 金融分野を除くソニー連結 ソニー連結
2018年度 2019年度 2018年度 2019年度 2018年度 2019年度
科 目
第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間 連結会計期間 連結会計期間 連結会計期間 連結会計期間
金融ビジネス収入 163,586 407,228 - - 161,630 405,382
純売上高及び営業収入 - - 2,241,980 2,058,759 2,240,175 2,057,780
売上高及び営業収入合計 163,586 407,228 2,241,980 2,058,759 2,401,805 2,463,162
売上原価 - - 1,584,529 1,413,592 1,581,376 1,411,228
販売費及び一般管理費 - - 428,677 398,647 430,025 400,032
金融ビジネス費用 125,712 374,384 - - 123,756 372,540
その他の営業損(益)(純額) 12 △2 △112,821 △18,054 △112,809 △18,056
売上原価、販売費・一般管理費 125,724 374,382 1,900,385 1,794,185 2,022,348 2,165,744
及びその他の一般費用合計
持分法による投資利益(損失) 32 △212 △2,501 2,926 △2,469 2,714
営業利益 37,894 32,634 339,094 267,500 376,988 300,132
その他の収益(費用)(純額) △19 76 △36,439 10,110 △36,458 10,189
税引前利益 37,875 32,710 302,655 277,610 340,530 310,321
法人税等 10,576 9,499 △111,298 60,477 △100,723 69,977
四半期純利益 27,299 23,211 413,953 217,133 441,253 240,344
控除-非支配持分に帰属する四半期純利益 71 86 2,707 2,645 12,291 10,806
金融分野の四半期純利益 27,228 23,125 - - - -
金融分野を除くソニー連結の四半期純利益 - - 411,246 214,488 - -
当社株主に帰属する四半期純利益 - - - - 428,962 229,538
第3四半期連結累計期間(12月31日に終了した9ヵ月間)
(単位:百万円)
金融分野 金融分野を除くソニー連結 ソニー連結
科 目 2018年度 2019年度 2018年度 2019年度 2018年度 2019年度
第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期
連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間
金融ビジネス収入 852,244 1,121,344 - - 846,363 1,115,291
純売上高及び営業収入 - - 5,697,566 5,400,223 5,691,826 5,395,854
売上高及び営業収入合計 852,244 1,121,344 5,697,566 5,400,223 6,538,189 6,511,145
売上原価 - - 3,925,802 3,637,560 3,916,607 3,629,246
販売費及び一般管理費 - - 1,173,459 1,101,184 1,176,915 1,105,115
金融ビジネス費用 734,128 1,003,263 - - 728,246 997,211
その他の営業損(益)(純額) 51 42 △99,802 △24,073 △99,751 △24,017
売上原価、販売費・一般管理費 734,179 1,003,305 4,999,459 4,714,671 5,722,017 5,707,555
及びその他の一般費用合計
持分法による投資利益(損失) △430 △521 △4,237 6,943 △4,667 6,422
営業利益 117,635 117,518 693,870 692,495 811,505 810,012
その他の収益(費用)(純額) △55 △15 104,007 11,125 87,509 △6,579
税引前利益 117,580 117,503 797,877 703,620 899,014 803,433
法人税等 32,506 34,234 1,262 162,681 33,767 196,916
四半期純利益 85,074 83,269 796,615 540,939 865,247 606,517
控除-非支配持分に帰属する四半期純利益 184 259 6,396 7,717 36,837 36,970
金融分野の四半期純利益 84,890 83,010 - - - -
金融分野を除くソニー連結の四半期純利益 - - 790,219 533,222 - -
当社株主に帰属する四半期純利益 - - - - 828,410 569,547
11
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第3四半期 決算短信
要約キャッシュ・フロー計算書
第3四半期連結累計期間(12月31日に終了した9ヵ月間)
(単位:百万円)
金融分野 金融分野を除くソニー連結 ソニー連結
項 目 2018年度 2019年度 2018年度 2019年度 2018年度 2019年度
第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期
連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間
営業活動によるキャッシュ・フロー
1 四半期純利益(損失) 85,074 83,269 796,615 540,939 865,247 606,517
2 営業活動から得た又は使用した(△)現金・預金及び
現金同等物(純額)への四半期純利益(損失)の調整
(1) 有形固定資産の減価償却費及び無形固定資産の 68,611 60,154 209,794 221,239 278,405 281,393
償却費(繰延保険契約費及び契約コストの償却を含む)
(2) 繰延映画製作費の償却費 - - 232,138 212,684 232,138 212,684
(3) その他の営業損(益)(純額) 51 42 △99,802 △24,073 △99,751 △24,017
(4) 有価証券及び投資有価証券に関する損益(純額) 43,780 △127,002 △80,130 △392 △36,350 △127,394
(5) 資産及び負債の増減
受取手形、売掛金及び契約資産の増加(△)・減少 △855 5,158 △287,995 △242,695 △290,046 △237,477
棚卸資産の増加(△)・減少 - - 7,252 34,865 7,252 34,865
繰延映画製作費の増加(△)・減少 - - △296,276 △296,377 △296,276 △296,377
支払手形及び買掛金の増加・減少(△) - - 124,026 △12,640 124,026 △12,640
保険契約債務その他の増加・減少(△) 290,626 554,596 - - 290,626 554,596
繰延保険契約費の増加(△)・減少 △68,092 △73,385 - - △68,092 △73,385
生命保険ビジネスにおける有価証券の △68,579 △103,746 - - △68,579 △103,746
増加(△)・減少
(6) その他 △37,890 △41,646 △603 60,410 △37,236 19,048
営業活動から得た又は使用した(△)現金・預金及び 312,726 357,440 605,019 493,960 901,364 834,067
現金同等物(純額)
投資活動によるキャッシュ・フロー
1 固定資産の購入 △13,849 △14,425 △216,169 △300,366 △230,008 △314,791
2 投資及び貸付 △808,017 △970,438 △40,930 △40,423 △848,947 △1,010,861
3 投資の売却又は償還及び貸付金の回収 216,013 208,164 85,172 93,526 301,185 301,690
4 その他 246 125 △257,479 △2,229 △257,231 △2,120
投資活動から得た又は使用した(△)現金・預金及び △605,607 △776,574 △429,406 △249,492 △1,035,001 △1,026,082
現金同等物(純額)
財務活動によるキャッシュ・フロー
1 借入債務の増加・減少(△) 189,714 272,960 △316,339 △73,866 △126,622 198,773
2 顧客預り金の増加・減少(△)(純額) 205,990 211,135 - - 205,990 211,135
3 配当金の支払 △26,100 △27,189 △38,081 △49,621 △38,081 △49,621
4 その他 113 62 △55,840 △205,734 △65,461 △215,191
財務活動から得た又は使用した(△)現金・預金及び 369,717 456,968 △410,260 △329,221 △24,174 145,096
現金同等物(純額)
為替相場変動の現金・預金及び現金同等物 - - 49,499 △14,887 49,499 △14,887
(制限付き現金・預金含む)に対する影響額
現金・預金及び現金同等物(制限付き現金・預金含む) 76,836 37,834 △185,148 △99,640 △108,312 △61,806
純増加・減少(△)額
現金・預金及び現金同等物(制限付き現金・預金含む) 393,133 509,595 1,199,805 964,218 1,592,938 1,473,813
期首残高
現金・預金及び現金同等物(制限付き現金・預金含む) 469,969 547,429 1,014,657 864,578 1,484,626 1,412,007
四半期末残高
控除-その他の流動資産及びその他の資産に含まれる - - 3,810 3,131 3,810 3,131
制限付き現金・預金
現金・預金及び現金同等物四半期末残高 469,969 547,429 1,010,847 861,447 1,480,816 1,408,876
12
ソニー株式会社(6758) 2019 年度 第3四半期 決算短信
2. 継続企業の前提に関する注記
該当事項なし
3. 株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記
2019 年5月 16 日開催の取締役会決議にもとづき、当第3四半期連結累計期間において自己株式 26,058,100 株を総額
156,030 百万円で取得しました。この取得等により、当第3四半期連結会計期間末の自己株式は 260,889 百万円となりました。
4. 会計方針及びその他の事項
(新会計基準の適用)
リース
2016 年2月、米国財務会計基準審議会(Financial Accounting Standards Board、以下「FASB」)はリース会計基準を変更する
会計基準アップデート(Accounting Standards Update、以下「ASU」)2016-02 を公表しました。この ASU は、ほとんど全てのリー
ス契約を貸借対照表上で認識することを要求しています。
ソニーはこの ASU を、2019 年4月1日から開始する第1四半期より、新基準適用時の比較年度の表示・開示を修正再表示しな
い修正遡及法によって適用しました。ソニーは、この ASU で認められている移行時の一連の免除措置を適用したため、適用日
前に契約満了又は存在しているリース契約について、リースに該当するか否かの検討、リースの分類、直接コストの資産化に
ついて再評価していません。また、短期リースの例外措置を適用しました。
この ASU の適用により、2019 年4月1日時点の連結財務諸表においてオペレーティング・リースに係る使用権資産を 316,923
百万円、リース負債を 341,251 百万円認識しました。これは、主に不動産に関連するオペレーティング・リース契約の影響によ
るものです。なお、使用権資産とリース負債の差額 24,328 百万円は主に繰延賃借料の影響によるもので、期首時点の繰延賃
借料残高は使用権資産から控除されています。また、連結貸借対照表上、ファイナンス・リースに係る使用権資産は、2018 年
度は有形固定資産の内訳として表示していますが、2019 年度からファイナンス・リース使用権資産として表示しています。
ヘッジ活動に関する会計処理の改訂
2017 年8月、FASB はヘッジ活動に関する会計処理の改訂に関する ASU 2017-12 を公表しました。この ASU は、特定の状況
における非財務及び財務リスクに関するヘッジ会計の適用を簡素化し、企業のリスクマネジメント活動とヘッジ会計の結果を、
より適切に整合させることを目的としています。この ASU はさらに、一部のヘッジ会計に関する連結財務諸表上の表示及び開
示と、ヘッジの有効性の評価についても改訂しています。ソニーは、2019 年4月1日からこの ASU を適用しています。この ASU
の適用がソニーの業績及び財政状態に与える重要な影響はありませんでした。
(連結子会社及び持分法適用会社の数)
2019 年 12 月 31 日現在の連結子会社(変動持分事業体を含む)は 1,518 社、持分法適用会社は 139 社です。
(普通株式の1株当たり情報の計算に用いられた加重平均株式数)
(単位:千株)
[第3四半期 連結会計期間] 2018 年度第3四半期 2019 年度第3四半期
(12 月 31 日に終了した3ヵ月間) 連結会計期間 連結会計期間
当社株主に帰属する四半期純利益
― 基本的 1,269,243 1,227,355
― 希薄化後 1,296,840 1,255,030
(単位:千株)
[第3四半期 連結累計期間] 2018 年度第3四半期 2019 年度第3四半期
(12 月 31 日に終了した9ヵ月間) 連結累計期間 連結累計期間
当社株主に帰属する四半期純利益
― 基本的 1,268,455 1,237,842
― 希薄化後 1,296,639 1,265,421
13
ソニー株式会社(6758) 2019 年度 第3四半期 決算短信
2018 年 12 月 31 日及び 2019 年 12 月 31 日に終了した第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間の希薄化の
影響は、主に 2015 年7月に発行された転換社債型新株予約権付社債によるものです。
(セグメント区分)
ソニーは、2019 年4月1日付の組織変更及び担当上級役員の変更にともない、2019 年度第1四半期より、業績報告におけるビ
ジネスセグメント区分を変更し、従来のホームエンタテインメント&サウンド分野、イメージング・プロダクツ&ソリューション分野
及びモバイル・コミュニケーション分野を合わせ、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(以下「EP&S」)分野としました。
このセグメント変更にともない、各分野の 2018 年度における売上高及び営業収入ならびに営業損益を 2019 年度の表示に合
わせて組替再表示しています。また、2019 年度第1四半期より、従来の半導体分野をイメージング&センシング・ソリューション
(以下「I&SS」)分野に名称変更しました。
G&NS分野には、主にネットワークサービス事業、家庭用ゲーム機の製造・販売、ソフトウェアの制作・販売が含まれています。
音楽分野には、主に音楽制作、音楽出版、映像メディア・プラットフォーム事業が含まれています。映画分野には、主に映画製
作、テレビ番組制作、メディアネットワーク事業が含まれています。EP&S分野には、主にテレビ事業、オーディオ・ビデオ事業、
静止画・動画カメラ事業、スマートフォン事業、インターネット関連サービス事業が含まれています。I&SS分野には、主にイメ
ージセンサー事業が含まれています。金融分野には、主に日本市場における個人向け生命保険及び損害保険を主とする保
険事業ならびに日本における銀行業が含まれています。その他分野は、ディスク製造事業、記録メディア事業等の様々な事
業活動から構成されています。ソニーの製品及びサービスは、一般的にはそれぞれのオペレーティング・セグメントにおいて固
有のものです。
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
税金費用の計算
ソニーは年間の税引前利益に対する実効税率を合理的に見積もり、この税率を各四半期までの累計税引前利益に乗じて累
計税金費用を算出する方法により、各四半期の税金費用を計算しています。この年間見積実効税率にもとづく税金費用の計
算には税務上の繰越欠損金、税額控除等の見込みを反映させていますが、異常要因による又は発生頻度の低い事象に関す
る損益等は反映させていません。なお、これらの損益に関する税金費用については、年間見積実効税率にもとづく税金費用と
は別々に、その発生する四半期に計上しています。
(勘定科目の組替再表示)
2018 年度第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間にかかる四半期連結財務諸表の一部の金額を、2019 年度
第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間の表示に合わせて組替再表示しています。
(年金制度変更)
2019 年 10 月1日より、当社及びほぼ全ての国内子会社は、確定給付年金制度の改訂を行い、制度改訂前の退職者を除き、
確定拠出年金制度に全て移行しました。この結果、2019 年度第3四半期連結会計期間末の連結貸借対照表上、未払退職・
年金費用が 74,872 百万円減少し、累積その他の包括利益が 81,230 百万円増加しました。また、2019 年度第3四半期連結会
計期間及び第3四半期連結累計期間の連結損益計算書上、年金制度変更にかかる損失をその他の費用に 6,358 百万円計
上しました。
(SRE ホールディングス株式会社の上場)
2019 年 12 月 19 日、当社の連結子会社であった SRE ホールディングス株式会社(以下「SRE」)は東京証券取引所マザーズ市
場にその普通株式を上場しました(以下「本上場」)。本上場に際し、当社が保有する SRE 株式の一部売出し及び SRE による
株式の新規発行(以下あわせて「本売出し等」)が行われました。本売出し等にともない、当社の保有比率は 56.3%から 44.5%
に低下し、SRE は当社の持分法適用会社となりました。また、本売出し等により、ソニーは 2019 年度第3四半期連結会計期間
及び第3四半期連結累計期間の連結損益計算書上、株式売却後も当社が継続して保有する SRE 株式の公正価値に基づく
再評価益及び株式売却益の合計である 17,266 百万円の利益をその他の営業損(益)(純額)に計上しました。
(重要な後発事象)
2020 年1月 29 日、ソニーの連結子会社であるソニー生命保険㈱(以下「ソニー生命」)は、ソニーライフ・エイゴン生命保険㈱
及び SA Reinsurance Ltd.(以下あわせて「両合弁会社」)について、AEGON International B.V.が保有する 50%の株式の全て
を取得しました(以下「本取引」)。両合弁会社の株式取得にかかる対価は 18,750 百万円です。なお、本取引の完了にともない、
ソニー生命が両合弁会社の株式の 100%を保有することとなり、両合弁会社はソニーの連結子会社となりました。
14
2.2019 年度の連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019 年 10 月 30 日に発表した 2019 年度通期の連結業績の見通しについて、以下のとおり修正します。
(ご参考) 10 月時点の 2月時点の 10 月時点比
前年度 見通し 見通し 増減
億円 億円 億円 億円 %
売上高及び営業収入 86,657 84,000 85,000 +1,000 +1.2
営業利益 8,942 8,400 8,800 +400 +4.8
税引前利益 10,116 8,000 8,600 +600 +7.5
当社株主に帰属する当期純利益 9,163 5,400 5,900 +500 +9.3
なお、前提為替レートはそれぞれ以下のとおりです。
(ご参考)10 月時点における 2019 年度第3四半期以降の
第4四半期の前提為替レート
前提為替レート
1米ドル 108円前後 109円前後
1ユーロ 118円前後 121円前後
2019 年度の連結売上高及び営業収入(以下「売上高」
)は、ゲーム&ネットワークサービス(以下「G&N
S」
)分野及びエレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション分野の売上高の見通しを下方修正したものの、
主に金融分野やイメージング&センシング・ソリューション(以下「I&SS」
)分野の売上高の見通しを上
方修正したことにより、10 月時点の見通しを上回る見込みです。
2019 年度の連結営業利益については、金融分野及びG&NS分野で減益を見込むものの、主にI&SS分
野で増益を見込むこと、ならびに SRE ホールディングス㈱株式の上場及び一部売出しにともなう再評価益及び
売却益を当四半期に計上したことなどによりその他/全社(共通)及びセグメント間取引消去の損失の縮小を
見込むことから、10 月時点の見通しを上回る見込みです。
2019 年度の構造改革費用は、10 月時点の想定から 20 億円増加し、グループ全体で約 260 億円を見込んでい
ます(2018 年度実績は 331 億円)
。これは、営業費用として前述の営業利益の見通しに含まれています。
2019 年度の税引前利益は、10 月時点の見通しから上方修正し、8,600 億円を見込んでいます。これは、前
述の営業利益の見通しを上方修正したことやその他の収益(費用)
(純額)の改善を見込むことなどによるも
のです。
2019 年度の当社株主に帰属する当期純利益は、主に前述の税引前利益の見通しを上方修正したことにより、
10 月時点の見通しを上回る見込みです。
2019 年3月 31 日現在、当社は日本における当社とその連結納税グループに起因する法人税に関する繰延税
金資産に対して約 3,500 億円の評価性引当金を計上しています。当社の日本における事業の収益性が継続的に
回復していることから、近い将来にこの評価性引当金のうち 50%超を取崩す可能性があります。現在、当該
資産の回収可能性に関して継続して検討している状況であることから、この法人税等の減額の可能性について
は、2月時点の見通しには織り込んでいません。
15
2019 年度通期の各分野の見通しについて、以下のとおり修正します。
前年度 10 月時点の見通し 2月時点の見通し
億円 億円 億円
ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)
売上高及び営業収入 23,109 20,000 19,500
営業利益 3,111 2,400 2,350
音楽
売上高及び営業収入 8,075 8,500 8,500
営業利益 2,325 1,400 1,400
映画
売上高及び営業収入 9,869 10,300 10,300
営業利益 546 700 700
*
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)
売上高及び営業収入 23,206 21,100 20,700
営業利益 765 1,110 1,110
**
イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)
売上高及び営業収入 8,793 10,400 10,900
営業利益 1,439 2,000 2,300
金融
金融ビジネス収入 12,825 13,300 14,600
営業利益 1,615 1,700 1,600
△858 △910 △660
その他/全社(共通)及びセグメント間取引消去
営業損失
連結
売上高及び営業収入 86,657 84,000 85,000
営業利益 8,942 8,400 8,800
*
ソニーは、2019 年4月1日付の組織変更及び担当上級役員の変更にともない、2019 年度第1四半期よ
り、業績報告におけるビジネスセグメント区分を変更し、従来のホームエンタテインメント&サウンド分
野、イメージング・プロダクツ&ソリューション分野及びモバイル・コミュニケーション分野を合わせ、エ
レクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)分野としました。このセグメント変更にともな
い、各分野の 2018 年度における売上高及び営業損益を 2019 年度の表示に合わせて組替再表示しています。
**
2019 年度第1四半期より、従来の半導体分野をイメージング&センシング・ソリューション(I&S
S)分野に名称変更しました。
ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)分野
売上高は、主に自社制作以外のゲームソフトウェア販売見込みの下方修正により、10 月時点の見通しを下
回る見込みです。営業利益は、コスト削減が見込まれるものの、前述の自社制作以外のゲームソフトウェアの
減収の影響などにより、10 月時点の見通しを下回る見込みです。
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)分野
売上高は、市況悪化の影響を反映したテレビ、デジタルカメラ、及び放送用・業務用機器の売上見込みの下
方修正により、10 月時点の見通しを下回る見込みです。営業利益は、前述の減収の影響はあるものの、オペ
レーション費用のさらなる削減により、10 月時点の見通しから変更はありません。
16
イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)分野
売上高は、製品ミックスの改善や販売数量の上方修正にともなうモバイル機器向けイメージセンサーの売
上見込みの上方修正により、10 月時点の見通しを上回る見込みです。営業利益は、前述の増収の影響などに
より、10 月時点の見通しを上回る見込みです。
金融分野
金融ビジネス収入は、ソニー生命保険㈱(以下「ソニー生命」
)において特別勘定の運用損益が改善したこ
となどにより 10 月時点の見通しを上回る見込みです。営業利益は、ソニー生命において、変額保険の市場変
動などにともなう最低保証に係る責任準備金の繰入額及びヘッジを目的としたデリバティブ取引の損益の合計
金額の悪化や保有契約高の増加が想定を下回ったことによる損益の悪化などにより、10 月時点の見通しを下
回る見込みです。
将来の相場動向を予測することは困難であるため、従来と同様、相場変動が金融分野の運用損益に与える影
響は前述の見通しに織り込んでいません。したがって、将来の相場変動が前述の見通しに影響を与える可能性
があります。
なお、音楽分野及び映画分野における売上高及び営業利益については、10 月時点の見通しから変更はあり
ません。
前述の見通しはソニーの現在の予測にもとづくものであり、外部環境の不確実性や変化に左右されるため、
様々な要因により実際の業績と大きく異なる可能性があります(後述の「将来に関する記述等についてのご注
意」をご参照ください)
。
音楽分野、映画分野、金融分野の業績についての注記
2018 年 11 月 14 日、ソニーは従来持分法適用会社であった EMI Music Publishing を所有し運営する DH
Publishing, L.P.(以下「EMI」
)について、ムバダラインベストメントカンパニーが主導するコンソーシアムが
保有する約 60%の持分全てを取得したことにより、EMI はソニーの完全子会社となりました。2018 年度におい
て音楽分野に含まれている EMI の業績は、2018 年4月1日から 11 月 13 日までの期間は持分法による投資損益、
2018 年 11 月 14 日から 2019 年3月 31 日までの期間は売上高及び営業損益に含まれています。2019 年度におい
ては、2019 年4月1日以降、音楽分野の売上高及び営業損益に含まれます。
音楽分野の業績には、全世界にある子会社の業績を米ドルベースで連結している、米国を拠点とする Sony
Music Entertainment、Sony/ATV Music Publishing、及び EMI の円換算後の業績、ならびに円ベースで決算を
行っている日本の㈱ソニー・ミュージックエンタテインメントの業績が含まれています。
映画分野の業績は、全世界にある子会社の業績を米ドルベースで連結している、米国を拠点とする Sony
Pictures Entertainment Inc.の円換算後の業績です。
金融分野には、ソニーフィナンシャルホールディングス㈱(以下「SFH」)及び SFH の連結子会社であるソ
ニー生命、ソニー損害保険㈱、ソニー銀行㈱等の業績が含まれています。金融分野に記載されている業績は、
SFH が日本の会計原則に則って個別に開示している業績とは異なります。
17
将来に関する記述等についてのご注意
この発表文に記載されている、ソニーの現在の計画、見通し、戦略、確信などのうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通
しです。将来の業績に関する見通しは、将来の営業活動や業績、出来事・状況に関する説明における「確信」「期待」「計画」「戦略」
、 、 、 、
「見込み」「想定」「予測」「予想」「目的」「意図」「可能性」やその類義語を用いたものには限定されません。口頭又は書面による見
、 、 、 、 、 、
通し情報は、広く一般に開示される他の媒体にも度々含まれる可能性があります。これらの情報は、現在入手可能な情報から得られたソ
ニーの経営陣の仮定、決定ならびに判断にもとづいています。実際の業績は、多くの重要なリスクや不確実な要素により、これら業績見通
しと大きく異なる結果となりうるため、これら業績見通しのみに全面的に依拠することは控えるようお願いします。また、新たな情報、将
来の事象、その他の結果にかかわらず、常にソニーが将来の見通しを見直して改訂するとは限りません。ソニーはそのような義務を負いま
せん。実際の業績に影響を与えうるリスクや不確実な要素には、以下のようなものが含まれます。
(1)ソニーが製品品質を維持し、その製品及びサービスについて顧客満足を維持できること
(2)激しい価格競争、継続的な新製品や新サービスの導入、急速な技術革新、ならびに主観的で変わりやすい顧客嗜好などを特徴とする
激しい市場競争の中で、十分なコスト削減を達成しつつ顧客に受け入れられる製品やサービス(イメージセンサー、ゲーム及びネッ
トワークのプラットフォーム、スマートフォンならびにテレビを含む)をソニーが設計・開発し続けていく能力
(3)ソニーがハードウェア、ソフトウェア及びコンテンツの融合戦略を成功させられること、新しい技術や配信プラットフォームを考慮
に入れた販売戦略を立案し遂行できること
(4)ソニーと他社との買収、合弁、投資、資本的支出、構造改革その他戦略的施策の成否を含む(ただし必ずしもこれらに限定されな
い)ソニーの戦略及びその実行の効果
(5)ソニーや外部の供給業者、サービスプロバイダやビジネスパートナーが事業を営む市場における法規制及び政策の変化(課税、及び
消費者の関心が高まっている企業の社会的責任に関連するものを含む)
(6)ソニーが継続的に、大きな成長可能性を持つ製品、サービス、及び市場動向を見極め、研究開発に十分な資源を投入し、投資及び資
本的支出の優先順位を正しくつけて行い、技術開発や生産能力のために必要なものも含め、これらの投資及び資本的支出を回収する
ことができること
(7)ソニーの製品及びサービスに使用される部品、ソフトウェア、ネットワークサービス等の調達、ソニーの製品の製造、マーケティン
グ及び販売、ならびにその他ソニーの各種事業活動における外部ビジネスパートナーへの依存
(8)ソニーの事業領域を取り巻くグローバルな経済・政治情勢、特に消費動向
(9)国際金融市場における深刻かつ不安定な混乱状況や格付け低下の状況下においても、ソニーが事業運営及び流動性の必要条件を充足
させられること
(10)ソニーが、需要を予測し、適切な調達及び在庫管理ができること
(11)為替レート、特にソニーが極めて大きな売上や生産コストを計上し、又は資産・負債及び業績を表示する際に使用する米ドル、ユー
ロ又はその他の通貨と円との為替レート
(12)ソニーが、高い能力を持った人材を採用、確保できるとともに、それらの人材と良好な関係を維持できること
(13)ソニーが、知的財産の不正利用や窃取を防止し、知的財産に関するライセンス取得や更新を行い、第三者が保有する知的財産をソ
ニーの製品やサービスが侵害しているという主張から防御できること
(14)金利の変動及び日本の株式市場における好ましくない状況や動向(市場の変動又はボラティリティを含む)が金融分野の収入及び営
業利益に与える悪影響
(15)生命保険など金融商品における顧客需要の変化、及び金融分野における適切なアセット・ライアビリティー・マネージメント遂行の
成否
(16)大規模な災害などに関するリスク
(17)ソニーあるいは外部のサービスプロバイダやビジネスパートナーがサイバーセキュリティに関するリスク(ソニーのビジネス情報や
従業員や顧客の個人を特定できる情報への不正なアクセスや事業活動の混乱、財務上の損失の発生を含む)を予測・管理できること
(18)係争中又は将来発生しうる法的手続き又は行政手続きの結果
ただし、業績に不利な影響を与えうる要素はこれらに限定されるものではありません。重要なリスク及び不確実な要素については、ソニー
の最新の有価証券報告書又は米国証券取引委員会に提出された最新の年次報告書(Form 20-F)も合わせてご参照ください。
18