6758 ソニーグループ 2019-10-30 15:00:00
2020年3月期 第2四半期決算短信〔米国基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔米国基準〕(連結)
2019年10月30日
上場会社名 ソニー株式会社 上場取引所 東
コード番号 6758 URL https://www.sony.co.jp/
代表者 (役職名) 代表執行役 (氏名)吉田 憲一郎
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 (氏名)松岡 直美 TEL 03-6748-2111(代表)
四半期報告書提出予定日 2019年11月6日 配当支払開始予定日 2019年12月2日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (投資家・アナリスト向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
当社株主に帰属する
売上高及び営業収入 営業利益 税引前四半期純利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 4,047,983 △2.1 509,880 17.3 493,112 △11.7 340,009 △14.9
2019年3月期第2四半期 4,136,384 5.5 434,517 20.1 558,484 60.7 399,448 88.7
(注)四半期包括利益 2020年3月期第2四半期 348,080百万円 (△22.5%) 2019年3月期第2四半期 449,051百万円 (67.9%)
潜在株式調整後
1株当たり当社株主に
1株当たり当社株主に
帰属する四半期純利益
帰属する四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 273.52 267.65
2019年3月期第2四半期 315.02 308.17
(参考)持分法投資損益 2020年3月期第2四半期 3,708百万円 2019年3月期第2四半期 △2,198百万円
(2)連結財政状態
資本合計
総資産 株主資本 株主資本比率
(純資産)
百万円 百万円 百万円 %
2020年3月期第2四半期 21,966,296 4,618,290 3,903,430 17.8
2019年3月期 20,981,586 4,436,690 3,746,377 17.9
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 15.00 - 20.00 35.00
2020年3月期 - 20.00
2020年3月期(予想) - - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2020年3月期の期末配当予想額については未定です。
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
当社株主に帰属
売上高及び営業収入 営業利益 税引前当期純利益
する当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
通期 8,400,000 △3.1 840,000 △6.1 800,000 △20.9 540,000 △41.1
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)簡便な会計処理及び特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、1 (7) 四半期連結財務諸表に関する注記事項4をご覧ください。
(3)会計方針の変更
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
(注)詳細は、1 (7) 四半期連結財務諸表に関する注記事項4をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 1,272,266,343株 2019年3月期 1,271,230,341株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 41,923,475株 2019年3月期 20,483,474株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 1,243,085,961株 2019年3月期2Q 1,268,016,735株
(注)1株当たり情報(連結)の算定の基礎となる株式数については、1 (7) 四半期連結財務諸表に関する注記
事項4をご覧ください。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想の前提条件その他に関する事項については、添付資料18ページ「将来に関する記述等についてのご注意」を
ご参照ください。
当社は、本決算短信とあわせて、決算補足説明資料を当社ホームページに掲載しています。
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第2四半期 決算短信
【目次】
1 四半期連結財務諸表 2
(1) 四半期連結貸借対照表 2
(2) 四半期連結損益計算書 [第2四半期連結会計期間] 3
(3) 四半期連結包括利益計算書 [第2四半期連結会計期間] 3
(4) 四半期連結損益計算書 [第2四半期連結累計期間] 4
(5) 四半期連結包括利益計算書 [第2四半期連結累計期間] 4
(6) 四半期連結キャッシュ・フロー計算書 5
(7) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 6
1. セグメント情報 6
2. 継続企業の前提に関する注記 13
3. 株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記 13
4. 会計方針及びその他の事項 13
2 2019年度の連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 15
すべての金額は米国会計原則に則って算出されています。
ソニー㈱及びソニー㈱の連結子会社を以下「ソニー」と記載します。
1
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第2四半期 決算短信
[監査対象外]
1 四半期連結財務諸表
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
2019年度第2四半期
2018年度
科 目 連結会計期間末 増 減
(2019年3月31日)
(2019年9月30日)
流動資産
現金・預金及び現金同等物 1,470,073 1,252,869 △217,204
有価証券 1,324,538 1,445,531 120,993
受取手形、売掛金及び契約資産 1,091,242 1,176,090 84,848
貸倒引当金 △25,440 △24,135 1,305
棚卸資産 653,278 779,533 126,255
未収入金 223,620 234,869 11,249
前払費用及びその他の流動資産 509,301 543,459 34,158
資 流動資産合計 5,246,612 5,408,216 161,604
繰延映画製作費 409,005 434,782 25,777
投資及び貸付金
関連会社に対する投資及び貸付金 163,365 188,423 25,058
投資有価証券その他 11,561,286 12,028,384 467,098
産 投資及び貸付金合計 11,724,651 12,216,807 492,156
有形固定資産
土地 83,992 82,727 △1,265
建物及び構築物 664,157 646,786 △17,371
機械装置及びその他の有形固定資産 1,585,382 1,602,882 17,500
の 建設仮勘定 39,208 49,156 9,948
取得原価合計 2,372,739 2,381,551 8,812
減価償却累計額 △1,595,686 △1,571,317 24,369
有形固定資産合計 777,053 810,234 33,181
その他の資産
オペレーティング・リース使用権資産 - 308,358 308,358
部
ファイナンス・リース使用権資産 - 37,552 37,552
無形固定資産 917,966 889,562 △28,404
営業権 768,552 749,372 △19,180
繰延保険契約費 595,265 605,118 9,853
繰延税金 202,486 190,808 △11,678
その他 339,996 315,487 △24,509
その他の資産合計 2,824,265 3,096,257 271,992
合 計 20,981,586 21,966,296 984,710
流動負債
短期借入金 618,618 875,226 256,608
1年以内に返済期限の到来する長期借入債務 172,461 31,564 △140,897
1年以内に返済期限の到来する
- 66,477 66,477
長期オペレーティング・リース負債
負 支払手形及び買掛金 492,124 610,407 118,283
未払金・未払費用 1,693,048 1,499,157 △193,891
未払法人税及びその他の未払税金 135,226 197,386 62,160
債 銀行ビジネスにおける顧客預金 2,302,314 2,365,411 63,097
その他 666,024 669,810 3,786
流動負債合計 6,079,815 6,315,438 235,623
及 長期借入債務 568,372 529,561 △38,811
長期オペレーティング・リース負債 - 268,007 268,007
び 未払退職・年金費用 384,232 372,438 △11,794
繰延税金 531,421 517,673 △13,748
保険契約債務その他 5,642,671 5,912,918 270,247
資 生命保険ビジネスにおける契約者勘定 3,048,202 3,161,271 113,069
その他 281,382 263,172 △18,210
負 債 合 計 16,536,095 17,340,478 804,383
本 償 還 可 能 非 支 配 持 分 8,801 7,528 △1,273
当社株主に帰属する資本
の 資本金 874,291 876,579 2,288
資本剰余金 1,266,874 1,269,813 2,939
利益剰余金 2,320,586 2,628,516 307,930
部 累積その他の包括利益 △610,670 △641,696 △31,026
自己株式 △104,704 △229,782 △125,078
当社株主に帰属する資本合計 3,746,377 3,903,430 157,053
非支配持分 690,313 714,860 24,547
資 本 合 計 4,436,690 4,618,290 181,600
合 計 20,981,586 21,966,296 984,710
2
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第2四半期 決算短信
(2) 四半期連結損益計算書 [第2四半期連結会計期間(9月30日に終了した3ヵ月間)]
(単位:百万円)
2018年度第2四半期 2019年度第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
科 目 増減
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高及び営業収入
純売上高 1,809,739 1,725,310 △84,429
金融ビジネス収入 351,493 375,089 23,596
営業収入 21,528 21,860 332
売上高及び営業収入合計 2,182,760 2,122,259 △60,501
売上原価、販売費・一般管理費及びその他の一般費用
売上原価 1,222,744 1,156,980 △65,764
販売費及び一般管理費 397,129 354,916 △42,213
金融ビジネス費用 312,334 336,178 23,844
その他の営業損(益)(純額) 13,383 △2,404 △15,787
売上原価、販売費・一般管理費及びその他の一般費用合計 1,945,590 1,845,670 △99,920
持分法による投資利益 2,341 2,366 25
営業利益 239,511 278,955 39,444
その他の収益
受取利息及び受取配当金 4,571 4,953 382
持分証券に関する利益(純額) 9,935 - △9,935
その他 1,461 2,036 575
その他の収益合計 15,967 6,989 △8,978
その他の費用
支払利息 3,876 2,784 △1,092
持分証券に関する損失(純額) - 13,343 13,343
為替差損(純額) 4,922 7,253 2,331
その他 282 470 188
その他の費用合計 9,080 23,850 14,770
税引前利益 246,398 262,094 15,696
法人税等 59,268 61,927 2,659
四半期純利益 187,130 200,167 13,037
控除-非支配持分に帰属する四半期純利益 14,129 12,280 △1,849
当社株主に帰属する四半期純利益 173,001 187,887 14,886
1株当たり情報
(単位:円)
2018年度第2四半期 2019年度第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
科 目 増減
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
当社株主に帰属する四半期純利益
― 基本的 136.38 151.89 15.51
― 希薄化後 133.43 148.59 15.16
(3) 四半期連結包括利益計算書 [第2四半期連結会計期間(9月30日に終了した3ヵ月間)]
(単位:百万円)
2018年度第2四半期 2019年度第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
科 目 増減
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益 187,130 200,167 13,037
その他の包括利益(税効果考慮後)
未実現有価証券評価損益 △24,337 13,624 37,961
未実現デリバティブ評価損 △563 △1,072 △509
年金債務調整額 2,467 3,126 659
外貨換算調整額 32,168 △21,052 △53,220
四半期包括利益 196,865 194,793 △2,072
控除-非支配持分に帰属する四半期包括利益 5,314 16,475 11,161
当社株主に帰属する四半期包括利益 191,551 178,318 △13,233
3
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第2四半期 決算短信
(4) 四半期連結損益計算書 [第2四半期連結累計期間(9月30日に終了した6ヵ月間)]
(単位:百万円)
2018年度第2四半期 2019年度第2四半期
連結累計期間 連結累計期間
科 目 増減
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高及び営業収入
純売上高 3,411,934 3,283,956 △127,978
金融ビジネス収入 684,733 709,909 25,176
営業収入 39,717 54,118 14,401
売上高及び営業収入合計 4,136,384 4,047,983 △88,401
売上原価、販売費・一般管理費及びその他の一般費用
売上原価 2,335,231 2,218,018 △117,213
販売費及び一般管理費 746,890 705,083 △41,807
金融ビジネス費用 604,490 624,671 20,181
その他の営業損(益)(純額) 13,058 △5,961 △19,019
売上原価、販売費・一般管理費及びその他の一般費用合計 3,699,669 3,541,811 △157,858
持分法による投資利益(損失) △2,198 3,708 5,906
営業利益 434,517 509,880 75,363
その他の収益
受取利息及び受取配当金 9,305 10,758 1,453
持分証券に関する利益(純額) 124,714 - △124,714
その他 2,194 3,155 961
その他の収益合計 136,213 13,913 △122,300
その他の費用
支払利息 7,194 7,664 470
持分証券に関する損失(純額) - 13,020 13,020
為替差損(純額) 3,911 8,949 5,038
その他 1,141 1,048 △93
その他の費用合計 12,246 30,681 18,435
税引前利益 558,484 493,112 △65,372
法人税等 134,490 126,939 △7,551
四半期純利益 423,994 366,173 △57,821
控除-非支配持分に帰属する四半期純利益 24,546 26,164 1,618
当社株主に帰属する四半期純利益 399,448 340,009 △59,439
1株当たり情報
(単位:円)
2018年度第2四半期 2019年度第2四半期
連結累計期間 連結累計期間
科 目 増減
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
当社株主に帰属する四半期純利益
― 基本的 315.02 273.52 △41.50
― 希薄化後 308.17 267.65 △40.52
(5) 四半期連結包括利益計算書 [第2四半期連結累計期間(9月30日に終了した6ヵ月間)]
(単位:百万円)
2018年度第2四半期 2019年度第2四半期
連結累計期間 連結累計期間
科 目 増減
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益 423,994 366,173 △57,821
その他の包括利益(税効果考慮後)
未実現有価証券評価損益 △21,066 39,925 60,991
未実現デリバティブ評価損益 915 △308 △1,223
年金債務調整額 4,743 6,040 1,297
外貨換算調整額 40,465 △63,750 △104,215
四半期包括利益 449,051 348,080 △100,971
控除-非支配持分に帰属する四半期包括利益 13,231 39,097 25,866
当社株主に帰属する四半期包括利益 435,820 308,983 △126,837
4
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第2四半期 決算短信
(6) 四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
2018年度第2四半期 2019年度第2四半期
連結累計期間 連結累計期間
項 目
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
1 四半期純利益 423,994 366,173
2 営業活動から得た現金・預金及び現金同等物(純額)への
四半期純利益の調整
(1) 有形固定資産の減価償却費及び無形固定資産の償却費 171,826 189,939
(繰延保険契約費及び契約コストの償却を含む)
(2) 繰延映画製作費の償却費 133,892 138,400
(3) 退職・年金費用(支払額控除後) △5,310 △3,744
(4) その他の営業損(益)(純額) 13,058 △5,961
(5) 投資有価証券に関する損益(純額)(金融ビジネス以外) △124,717 12,939
(6) 金融ビジネスにおける有価証券及び投資有価証券に関する △109,791 △25,820
利益(純額)
(7) 繰延税額 △3,350 △17,978
(8) 持分法による投資(利益)損失(純額)(受取配当金相殺後) 4,559 △924
(9) 資産及び負債の増減
受取手形、売掛金及び契約資産の増加 △185,855 △144,399
棚卸資産の増加 △118,255 △144,148
繰延映画製作費の増加 △190,494 △176,002
支払手形及び買掛金の増加 302,979 128,786
未払法人税及びその他の未払税金の増加 62,075 47,557
保険契約債務その他の増加 368,871 338,457
繰延保険契約費の増加 △47,090 △48,346
生命保険ビジネスにおける有価証券の増加 △43,949 △88,119
その他の流動資産の増加 △72,246 △33,747
その他の流動負債の減少 △43,719 △167,023
(10) その他 △125,649 44,445
営業活動から得た現金・預金及び現金同等物(純額) 410,829 410,485
投資活動によるキャッシュ・フロー
1 固定資産の購入 △154,819 △179,778
2 固定資産の売却 11,355 10,611
3 金融ビジネスにおける投資及び貸付 △563,301 △681,965
4 投資及び貸付(金融ビジネス以外) △25,373 △32,320
5 金融ビジネスにおける投資の売却又は償還及び貸付金の回収 140,969 138,242
6 投資の売却又は償還及び貸付金の回収(金融ビジネス以外) 1,996 11,627
7 ビジネスの売却による収入 - 7,864
8 Spotify Technology S.A.株式の売却に関連する収入 82,467 -
9 オリンパス株式会社株式の売却による収入 - 80,357
10 その他 △21,295 14,147
投資活動に使用した現金・預金及び現金同等物(純額) △528,001 △631,215
財務活動によるキャッシュ・フロー
1 長期借入 50,958 6,283
2 長期借入債務の返済 △229,504 △186,103
3 短期借入金の増加(純額) 133,248 257,129
4 金融ビジネスにおける顧客預り金の増加(純額) 132,628 110,514
5 配当金の支払 △18,992 △24,994
6 自己株式の取得 △97 △125,078
7 Nile Acquisition LLCの非支配持分の取得 △32,041 -
8 その他 △36,470 △8,842
財務活動から得た又は使用した(△)現金・預金及び現金同等物(純額) △270 28,909
為替相場変動の現金・預金及び現金同等物(制限付き現金・預金含む) 70,344 △26,029
に対する影響額
現金・預金及び現金同等物(制限付き現金・預金含む)純減少額 △47,098 △217,850
現金・預金及び現金同等物(制限付き現金・預金含む)期首残高 1,592,938 1,473,813
現金・預金及び現金同等物(制限付き現金・預金含む)四半期末残高 1,545,840 1,255,963
控除-その他の流動資産及びその他の資産に含まれる制限付き現金・預金 5,061 3,094
現金・預金及び現金同等物四半期末残高 1,540,779 1,252,869
5
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第2四半期 決算短信
(7) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
1. セグメント情報
(ビジネスセグメント情報)
第2四半期連結会計期間(9月30日に終了した3ヵ月間)
(単位:百万円)
2018年度第2四半期 2019年度第2四半期
売上高及び営業収入 増減
連結会計期間 連結会計期間
ゲーム&ネットワークサービス
外部顧客に対するもの 535,754 438,046 △97,708
セグメント間取引 14,311 16,344 2,033
計 550,065 454,390 △95,675
音楽
外部顧客に対するもの 200,294 216,742 16,448
セグメント間取引 3,562 2,533 △1,029
計 203,856 219,275 15,419
映画
外部顧客に対するもの 242,021 260,387 18,366
セグメント間取引 △1,150 217 1,367
計 240,871 260,604 19,733
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション
外部顧客に対するもの 551,005 486,311 △64,694
セグメント間取引 4,958 7,188 2,230
計 555,963 493,499 △62,464
イメージング&センシング・ソリューション
外部顧客に対するもの 222,924 285,579 62,655
セグメント間取引 31,522 25,145 △6,377
計 254,446 310,724 56,278
金融
外部顧客に対するもの 351,493 375,089 23,596
セグメント間取引 1,960 2,092 132
計 353,453 377,181 23,728
その他
外部顧客に対するもの 77,226 57,943 △19,283
セグメント間取引 11,892 10,954 △938
計 89,118 68,897 △20,221
全社(共通)及びセグメント間取引消去 △65,012 △62,311 2,701
連結 2,182,760 2,122,259 △60,501
(注) ゲーム&ネットワークサービス(以下「G&NS」)分野におけるセグメント間取引は、主としてその他分野に対するものです。イメージング&センシン
グ・ソリューション(以下「I&SS」)分野におけるセグメント間取引は、主としてG&NS分野、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(以下「EP
&S」)分野に対するものです。その他分野におけるセグメント間取引は、主としてG&NS分野、音楽分野及び映画分野に対するものです。全社
(共通)及びセグメント間取引消去には、ブランド及び特許権使用によるロイヤルティ収入が含まれています。
(単位:百万円)
2018年度第2四半期 2019年度第2四半期
営業利益(損失) 増減
連結会計期間 連結会計期間
ゲーム&ネットワークサービス 90,622 64,987 △25,635
音楽 31,501 37,480 5,979
映画 23,535 39,318 15,783
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション 16,456 41,387 24,931
イメージング&センシング・ソリューション 47,928 76,378 28,450
金融 39,160 38,779 △381
その他 5,042 2,434 △2,608
小計 254,244 300,763 46,519
全社(共通)及びセグメント間取引消去 △14,733 △21,808 △7,075
連結 239,511 278,955 39,444
(注) 上記の営業利益(損失)は、売上高及び営業収入から売上原価、販売費・一般管理費及びその他の一般費用を差し引き、持分法による投資利益
(損失)を加えたものです。
注記4.会計方針及びその他の事項「セグメント区分」に記載されているビジネスセグメント区分の変更にともない、上記2018年度の売上高及び営
業収入ならびに営業損益を組替再表示しています。
6
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第2四半期 決算短信
(ビジネスセグメント情報)
第2四半期連結累計期間(9月30日に終了した6ヵ月間)
(単位:百万円)
2018年度第2四半期 2019年度第2四半期
売上高及び営業収入 増減
連結累計期間 連結累計期間
ゲーム&ネットワークサービス
外部顧客に対するもの 985,734 879,796 △105,938
セグメント間取引 36,432 32,055 △4,377
計 1,022,166 911,851 △110,315
音楽
外部顧客に対するもの 378,002 416,780 38,778
セグメント間取引 7,325 4,748 △2,577
計 385,327 421,528 36,201
映画
外部顧客に対するもの 415,248 446,146 30,898
セグメント間取引 704 546 △158
計 415,952 446,692 30,740
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション
外部顧客に対するもの 1,115,799 966,967 △148,832
セグメント間取引 8,322 10,447 2,125
計 1,124,121 977,414 △146,707
イメージング&センシング・ソリューション
外部顧客に対するもの 399,597 496,754 97,157
セグメント間取引 57,088 44,648 △12,440
計 456,685 541,402 84,717
金融
外部顧客に対するもの 684,733 709,909 25,176
セグメント間取引 3,925 4,207 282
計 688,658 714,116 25,458
その他
外部顧客に対するもの 151,673 118,575 △33,098
セグメント間取引 20,369 19,913 △456
計 172,042 138,488 △33,554
全社(共通)及びセグメント間取引消去 △128,567 △103,508 25,059
連結 4,136,384 4,047,983 △88,401
(注) G&NS分野におけるセグメント間取引は、主としてその他分野に対するものです。I&SS分野におけるセグメント間取引は、主としてG&NS分
野、EP&S分野に対するものです。その他分野におけるセグメント間取引は、主としてG&NS分野、音楽分野及び映画分野に対するものです。
全社(共通)及びセグメント間取引消去には、ブランド及び特許権使用によるロイヤルティ収入が含まれています。
(単位:百万円)
2018年度第2四半期 2019年度第2四半期
営業利益(損失) 増減
連結累計期間 連結累計期間
ゲーム&ネットワークサービス 174,072 138,791 △35,281
音楽 63,605 75,757 12,152
映画 15,934 39,694 23,760
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション 49,166 66,453 17,287
イメージング&センシング・ソリューション 77,065 125,906 48,841
金融 79,741 84,884 5,143
その他 5,336 △168 △5,504
小計 464,919 531,317 66,398
全社(共通)及びセグメント間取引消去 △30,402 △21,437 8,965
連結 434,517 509,880 75,363
(注) 上記の営業利益(損失)は、売上高及び営業収入から売上原価、販売費・一般管理費及びその他の一般費用を差し引き、持分法による投資利益
(損失)を加えたものです。
注記4.会計方針及びその他の事項「セグメント区分」に記載されているビジネスセグメント区分の変更にともない、上記2018年度の売上高及び営
業収入ならびに営業損益を組替再表示しています。
7
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第2四半期 決算短信
(製品カテゴリー別売上高内訳)
下記の表は、各セグメントにおける製品カテゴリ―別の外部顧客に対する売上高及び営業収入です。ソニーのマネジメントは、各セグメントをそ
れぞれ単一のオペレーティング・セグメントとして意思決定を行っています。
第2四半期連結会計期間(9月30日に終了した3ヵ月間)
(単位:百万円)
売上高及び営業収入 2018年度第2四半期 2019年度第2四半期
増減
(外部顧客に対するもの) 連結会計期間 連結会計期間
ゲーム&ネットワークサービス
デジタルソフトウェア・アドオンコンテンツ 258,267 226,889 △31,378
ネットワークサービス 75,997 84,377 8,380
ハードウェア・その他 201,490 126,780 △74,710
合計 535,754 438,046 △97,708
音楽
音楽制作 105,463 112,202 6,739
音楽出版 19,436 38,407 18,971
映像メディア・プラットフォーム 75,395 66,133 △9,262
合計 200,294 216,742 16,448
映画
映画製作 109,334 140,371 31,037
テレビ番組制作 68,482 61,546 △6,936
メディアネットワーク 64,205 58,470 △5,735
合計 242,021 260,387 18,366
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション
テレビ 191,705 166,479 △25,226
オーディオ・ビデオ 81,861 83,754 1,893
静止画・動画カメラ 103,034 99,606 △3,428
モバイル・コミュニケーション 114,886 77,714 △37,172
その他 59,519 58,758 △761
合計 551,005 486,311 △64,694
イメージング&センシング・ソリューション 222,924 285,579 62,655
金融 351,493 375,089 23,596
その他 77,226 57,943 △19,283
全社(共通) 2,043 2,162 119
連結 2,182,760 2,122,259 △60,501
8
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第2四半期 決算短信
(製品カテゴリー別売上高内訳)
第2四半期連結累計期間(9月30日に終了した6ヵ月間)
(単位:百万円)
売上高及び営業収入 2018年度第2四半期 2019年度第2四半期
増減
(外部顧客に対するもの) 連結累計期間 連結累計期間
ゲーム&ネットワークサービス
デジタルソフトウェア・アドオンコンテンツ 483,209 442,853 △40,356
ネットワークサービス 151,441 167,983 16,542
ハードウェア・その他 351,084 268,960 △82,124
合計 985,734 879,796 △105,938
音楽
音楽制作 205,202 224,164 18,962
音楽出版 40,900 77,697 36,797
映像メディア・プラットフォーム 131,900 114,919 △16,981
合計 378,002 416,780 38,778
映画
映画製作 177,902 221,241 43,339
テレビ番組制作 113,897 108,032 △5,865
メディアネットワーク 123,449 116,873 △6,576
合計 415,248 446,146 30,898
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション
テレビ 378,255 314,240 △64,015
オーディオ・ビデオ 166,790 162,497 △4,293
静止画・動画カメラ 216,290 199,860 △16,430
モバイル・コミュニケーション 245,240 178,264 △66,976
その他 109,224 112,106 2,882
合計 1,115,799 966,967 △148,832
イメージング&センシング・ソリューション 399,597 496,754 97,157
金融 684,733 709,909 25,176
その他 151,673 118,575 △33,098
全社(共通) 5,598 13,056 7,458
連結 4,136,384 4,047,983 △88,401
(注) 注記4. 会計方針及びその他の事項「セグメント区分」に記載されているビジネスセグメント区分の変更にともない、製品カテゴリー区分を変更しま
した。この変更により、上記2018年度の実績を組替再表示しています。
G&NS分野のうち、デジタルソフトウェア・アドオンコンテンツカテゴリーにはSony Interactive Entertainmentがネットワークを通じて販売するソフト
ウェアタイトルおよびアドオンコンテンツ、ネットワークサービスカテゴリーにはゲーム、ビデオ及び音楽コンテンツ関連のネットワークサービス、ハー
ドウェア・その他カテゴリーには据え置き型及び携帯型ゲームコンソール、パッケージソフトウェアと周辺機器などが主要製品として含まれていま
す。音楽分野のうち、音楽制作にはパッケージ及びデジタルの音楽制作物の販売やアーティストのライブパフォーマンスからの収入、音楽出版に
は、楽曲の詞、曲の管理及びライセンス、映像メディア・プラットフォームには、アニメーション作品及びその派生ゲームアプリケーションの制作・販
売、音楽・映像関連商品の様々なサービス提供などが含まれています。映画分野のうち、映画製作には映画作品及びオリジナルビデオ作品の全
世界での製作・買付・配給・販売、テレビ番組制作にはテレビ番組の制作・買付・販売、メディアネットワークには、全世界でのテレビ、デジタルの
ネットワークオペレーションなどが含まれています。EP&S分野のうち、テレビカテゴリーには液晶テレビ、有機ELテレビ、オーディオ・ビデオカテゴ
リーにはブルーレイディスクプレーヤー/レコーダー、家庭用オーディオ、ヘッドホン、メモリ内蔵型携帯オーディオ、静止画・動画カメラカテゴリー
にはレンズ交換式カメラ、コンパクトデジタルカメラ、民生用・放送用ビデオカメラ、モバイル・コミュニケーションカテゴリーにはスマートフォン、イン
ターネット関連サービス、その他カテゴリーにはプロジェクターなどを含むディスプレイ製品、医療用機器などが主要製品として含まれています。
EP&S分野のうち、モバイル・コミュニケーションカテゴリーの、2018年度及び2019年度の第2四半期連結会計期間における営業利益(損失)は、
それぞれ△29,814百万円及び635百万円です。また、2018年度及び2019年度の第2四半期連結累計期間における営業利益(損失)は、それぞれ
△40,572百万円及び1,674百万円です。
9
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第2四半期 決算短信
(金融分野を分離した財務情報)
以下の表は金融分野の要約財務諸表、及び金融分野を除くソニー連結の要約財務諸表です。これらの要約財務諸表はソニーの連結財
務諸表の作成に用いられた米国会計原則には準拠していませんが、金融分野はソニーのその他のセグメントとは性質が異なるため、ソ
ニーはこのような比較表示が連結財務諸表の理解と分析に役立つものと考えています。なお、以下の金融分野と金融分野を除くソニー連
結の金額には両者間の取引(非支配持分を含む)を含んでおり、これらの相殺消去を反映した後のものがソニー連結の金額です。
要約貸借対照表
(単位:百万円)
金融分野 金融分野を除くソニー連結 ソニー連結
科 目 2019年度 2019年度 2019年度
2018年度末 第2四半期 2018年度末 第2四半期 2018年度末 第2四半期
連結会計期間末 連結会計期間末 連結会計期間末
流動資産
現金・預金及び現金同等物 509,595 536,556 960,478 716,313 1,470,073 1,252,869
有価証券 1,324,538 1,445,531 - - 1,324,538 1,445,531
受取手形、売掛金及び契約資産 16,479 15,565 1,055,669 1,143,171 1,065,802 1,151,955
(評価性引当金控除後)
棚卸資産 - - 653,278 779,533 653,278 779,533
未収入金 63,921 52,265 159,758 183,019 223,620 234,869
資 前払費用及びその他の流動資産 133,214 131,303 376,778 412,863 509,301 543,459
流動資産合計 2,047,747 2,181,220 3,205,961 3,234,899 5,246,612 5,408,216
繰延映画製作費 - - 409,005 434,782 409,005 434,782
産
投資及び貸付金 11,400,938 11,971,627 399,696 320,859 11,724,651 12,216,807
金融ビジネスへの投資(取得原価) - - 153,968 153,968 - -
の 有形固定資産 22,920 16,132 752,847 792,816 777,053 810,234
その他の資産
部 使用権資産 - 55,984 - 290,503 - 345,910
無形固定資産 42,968 44,770 874,998 844,792 917,966 889,562
営業権 7,225 7,225 761,327 742,147 768,552 749,372
繰延保険契約費 595,265 605,118 - - 595,265 605,118
繰延税金 3,533 3,427 198,953 187,542 202,486 190,808
その他 32,085 33,810 311,653 285,732 339,996 315,487
その他の資産合計 681,076 750,334 2,146,931 2,350,716 2,824,265 3,096,257
合 計 14,152,681 14,919,313 7,068,408 7,288,040 20,981,586 21,966,296
流動負債
短期借入金 564,609 723,199 226,470 183,591 791,079 906,790
短期オペレーティング・リース負債 - 8,699 - 57,969 - 66,477
支払手形及び買掛金 - - 492,124 610,407 492,124 610,407
未払金・未払費用 40,228 34,246 1,653,895 1,466,094 1,693,048 1,499,157
未払法人税及びその他の未払税金 19,655 27,015 115,571 170,371 135,226 197,386
銀行ビジネスにおける顧客預金 2,302,314 2,365,411 - - 2,302,314 2,365,411
負 その他 197,123 213,852 474,926 462,688 666,024 669,810
流動負債合計 3,123,929 3,372,422 2,962,986 2,951,120 6,079,815 6,315,438
債 長期借入債務 235,761 237,809 336,349 295,811 568,372 529,561
及 長期オペレーティング・リース負債 - 41,252 - 227,125 - 268,007
未払退職・年金費用 33,979 34,488 350,253 337,950 384,232 372,438
び 繰延税金 355,356 370,325 176,065 147,510 531,421 517,673
資 保険契約債務その他 5,642,671 5,912,918 - - 5,642,671 5,912,918
生命保険ビジネスにおける契約者勘定 3,048,202 3,161,271 - - 3,048,202 3,161,271
本 その他 15,488 18,471 288,164 266,667 281,382 263,172
の 負 債 合 計 12,455,386 13,148,956 4,113,817 4,226,183 16,536,095 17,340,478
償 還 可 能 非 支 配 持 分 - - 8,801 7,528 8,801 7,528
部 金融分野の株主に帰属する資本 1,695,563 1,768,439 - - - -
金融分野を除くソニー連結の株主に - - 2,850,380 2,960,149 - -
帰属する資本
当社株主に帰属する資本 - - - - 3,746,377 3,903,430
非支配持分 1,732 1,918 95,410 94,180 690,313 714,860
資 本 合 計 1,697,295 1,770,357 2,945,790 3,054,329 4,436,690 4,618,290
合 計 14,152,681 14,919,313 7,068,408 7,288,040 20,981,586 21,966,296
10
ソニー株式会社(6758) 2019年度 第2四半期 決算短信
要約損益計算書
第2四半期連結会計期間(9月30日に終了した3ヵ月間)
(単位:百万円)
金融分野 金融分野を除くソニー連結 ソニー連結
2018年度 2019年度 2018年度 2019年度 2018年度 2019年度
科 目
第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期
連結会計期間 連結会計期間 連結会計期間 連結会計期間 連結会計期間 連結会計期間
金融ビジネス収入 353,453 377,181 - - 351,493 375,089
純売上高及び営業収入 - - 1,833,252 1,749,121 1,831,267 1,747,170
売上高及び営業収入合計 353,453 377,181 1,833,252 1,749,121 2,182,760 2,122,259
売上原価 - - 1,225,837 1,160,099 1,222,744 1,156,980
販売費及び一般管理費 - - 396,019 353,760 397,129 354,916
金融ビジネス費用 314,296 338,273 - - 312,334 336,178
その他の営業損(益)(純額) 14 8 13,369 △2,426 13,383 △2,404
売上原価、販売費・一般管理費 314,310 338,281 1,635,225 1,511,433 1,945,590 1,845,670
及びその他の一般費用合計
持分法による投資利益(損失) 17 △121 2,324 2,487 2,341 2,366
営業利益 39,160 38,779 200,351 240,175 239,511 278,955
その他の収益(費用)(純額) △19 △45 6,906 △16,815 6,887 △16,861
税引前利益 39,141 38,734 207,257 223,360 246,398 262,094
法人税等 10,398 10,753 48,870 51,174 59,268 61,927
四半期純利益 28,743 27,981 158,387 172,186 187,130 200,167
控除-非支配持分に帰属する四半期純利益 67 87 4,042 2,448 14,129 12,280
金融分野の四半期純利益 28,676 27,894 - - - -
金融分野を除く - - 154,345 169,738 - -
ソニー連結の四半期純利益
当社株主に帰属する四半期純利益 - - - - 173,001 187,887
第2四半期連結累計期間(9月30日に終了した6ヵ月間)
(単位:百万円)
金融分野 金融分野を除くソニー連結 ソニー連結
2018年度 2019年度 2018年度 2019年度 2018年度 2019年度
科 目
第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期
連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間
金融ビジネス収入 688,658 714,116 - - 684,733 709,909
純売上高及び営業収入 - - 3,455,586 3,341,464 3,451,651 3,338,074
売上高及び営業収入合計 688,658 714,116 3,455,586 3,341,464 4,136,384 4,047,983
売上原価 - - 2,341,273 2,223,968 2,335,231 2,218,018
販売費及び一般管理費 - - 744,782 702,537 746,890 705,083
金融ビジネス費用 608,416 628,879 - - 604,490 624,671
その他の営業損(益)(純額) 39 44 13,019 △6,019 13,058 △5,961
売上原価、販売費・一般管理費 608,455 628,923 3,099,074 2,920,486 3,699,669 3,541,811
及びその他の一般費用合計
持分法による投資利益(損失) △462 △309 △1,736 4,017 △2,198 3,708
営業利益 79,741 84,884 354,776 424,995 434,517 509,880
その他の収益(費用)(純額) △36 △91 140,446 1,015 123,967 △16,768
税引前利益 79,705 84,793 495,222 426,010 558,484 493,112
法人税等 21,930 24,735 112,560 102,204 134,490 126,939
四半期純利益 57,775 60,058 382,662 323,806 423,994 366,173
控除-非支配持分に帰属する四半期純利益 113 173 3,689 5,072 24,546 26,164
金融分野の四半期純利益 57,662 59,885 - - - -
金融分野を除く - - 378,973 318,734 - -
ソニー連結の四半期純利益
当社株主に帰属する四半期純利益 - - - - 399,448 340,009
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ソニー株式会社(6758) 2019年度 第2四半期 決算短信
要約キャッシュ・フロー計算書
第2四半期連結累計期間(9月30日に終了した6ヵ月間)
(単位:百万円)
金融分野 金融分野を除くソニー連結 ソニー連結
項 目 2018年度 2019年度 2018年度 2019年度 2018年度 2019年度
第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期
連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間 連結累計期間
営業活動によるキャッシュ・フロー
1 四半期純利益(損失) 57,775 60,058 382,662 323,806 423,994 366,173
2 営業活動から得た又は使用した(△)現金・預金及び
現金同等物(純額)への四半期純利益(損失)の調整
(1) 有形固定資産の減価償却費及び無形固定資産の 33,438 45,235 138,388 144,704 171,826 189,939
償却費(繰延保険契約費及び契約コストの償却を含む)
(2) 繰延映画製作費の償却費 - - 133,892 138,400 133,892 138,400
(3) その他の営業損(益)(純額) 39 44 13,019 △6,019 13,058 △5,961
(4) 有価証券及び投資有価証券に関する損益(純額) △109,791 △25,820 △124,717 12,939 △234,508 △12,881
(5) 資産及び負債の増減
受取手形、売掛金及び契約資産の増加(△)・減少 388 914 △185,352 △145,747 △185,855 △144,399
棚卸資産の増加(△)・減少 - - △118,255 △144,148 △118,255 △144,148
繰延映画製作費の増加(△)・減少 - - △190,494 △176,002 △190,494 △176,002
支払手形及び買掛金の増加・減少(△) - - 302,979 128,786 302,979 128,786
保険契約債務その他の増加・減少(△) 368,871 338,457 - - 368,871 338,457
繰延保険契約費の増加(△)・減少 △47,090 △48,346 - - △47,090 △48,346
生命保険ビジネスにおける有価証券の △43,949 △88,119 - - △43,949 △88,119
増加(△)・減少
(6) その他 △8,949 55,679 △175,651 △187,001 △183,640 △131,414
営業活動から得た又は使用した(△)現金・預金及び 250,732 338,102 176,471 89,718 410,829 410,485
現金同等物(純額)
投資活動によるキャッシュ・フロー
1 固定資産の購入 △9,600 △9,379 △145,228 △170,398 △154,819 △179,778
2 投資及び貸付 △563,301 △681,965 △25,373 △32,320 △588,674 △714,285
3 投資の売却又は償還及び貸付金の回収 140,969 138,242 84,463 91,984 225,432 230,226
4 その他 78 64 △10,019 32,571 △9,940 32,622
投資活動から得た又は使用した(△)現金・預金及び △431,854 △553,038 △96,157 △78,163 △528,001 △631,215
現金同等物(純額)
財務活動によるキャッシュ・フロー
1 借入債務の増加・減少(△) 146,992 158,510 △192,289 △80,880 △45,298 77,309
2 顧客預り金の増加・減少(△)(純額) 132,628 110,514 - - 132,628 110,514
3 配当金の支払 △26,100 △27,189 △18,992 △24,994 △18,992 △24,994
4 その他 114 62 △58,987 △124,463 △68,608 △133,920
財務活動から得た又は使用した(△)現金・預金及び 253,634 241,897 △270,268 △230,337 △270 28,909
現金同等物(純額)
為替相場変動の現金・預金及び現金同等物 - - 70,344 △26,029 70,344 △26,029
(制限付き現金・預金含む)に対する影響額
現金・預金及び現金同等物(制限付き現金・預金含む) 72,512 26,961 △119,610 △244,811 △47,098 △217,850
純増加・減少(△)額
現金・預金及び現金同等物(制限付き現金・預金含む) 393,133 509,595 1,199,805 964,218 1,592,938 1,473,813
期首残高
現金・預金及び現金同等物(制限付き現金・預金含む) 465,645 536,556 1,080,195 719,407 1,545,840 1,255,963
四半期末残高
控除-その他の流動資産及びその他の資産に含まれる - - 5,061 3,094 5,061 3,094
制限付き現金・預金
現金・預金及び現金同等物四半期末残高 465,645 536,556 1,075,134 716,313 1,540,779 1,252,869
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ソニー株式会社(6758) 2019 年度 第2四半期 決算短信
2. 継続企業の前提に関する注記
該当事項なし
3. 株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記
2019 年5月 16 日開催の取締役会決議にもとづき、当第2四半期連結累計期間において自己株式 21,409,600 株を総額
124,999 百万円で取得しました。この取得等により、当第2四半期連結会計期間末の自己株式は 229,782 百万円となりました。
4. 会計方針及びその他の事項
(新会計基準の適用)
リース
2016 年2月、米国財務会計基準審議会(Financial Accounting Standards Board、以下「FASB」)はリース会計基準を変更する
会計基準アップデート(Accounting Standards Update、以下「ASU」)2016-02 を公表しました。この ASU は、ほとんど全てのリー
ス契約を貸借対照表上で認識することを要求しています。
ソニーはこの ASU を、2019 年4月1日から開始する第1四半期より、新基準適用時の比較年度の表示・開示を修正再表示しな
い修正遡及法によって適用しました。ソニーは、この ASU で認められている移行時の一連の免除措置を適用したため、適用日
前に契約満了又は存在しているリース契約について、リースに該当するか否かの検討、リースの分類、直接コストの資産化に
ついて再評価していません。また、短期リースの例外措置を適用しました。
この ASU の適用により、2019 年4月1日時点の連結財務諸表においてオペレーティング・リースに係る使用権資産を 316,923
百万円、リース負債を 341,251 百万円認識しました。これは、主に不動産に関連するオペレーティング・リース契約の影響によ
るものです。なお、使用権資産とリース負債の差額 24,328 百万円は主に繰延賃借料の影響によるもので、期首時点の繰延賃
借料残高は使用権資産から控除されています。また、連結貸借対照表上、ファイナンス・リースに係る使用権資産は、2018 年
度は有形固定資産の内訳として表示していますが、2019 年度からファイナンス・リース使用権資産として表示しています。
ヘッジ活動に関する会計処理の改訂
2017 年8月、FASB はヘッジ活動に関する会計処理の改訂に関する ASU 2017-12 を公表しました。この ASU は、特定の状況
における非財務及び財務リスクに関するヘッジ会計の適用を簡素化し、企業のリスクマネジメント活動とヘッジ会計の結果を、
より適切に整合させることを目的としています。この ASU はさらに、一部のヘッジ会計に関する連結財務諸表上の表示及び開
示と、ヘッジの有効性の評価についても改訂しています。ソニーは、2019 年4月1日からこの ASU を適用しています。この ASU
の適用がソニーの業績及び財政状態に与える重要な影響はありませんでした。
(連結子会社及び持分法適用会社の数)
2019 年9月 30 日現在の連結子会社(変動持分事業体を含む)は 1,546 社、持分法適用会社は 132 社です。
(普通株式の1株当たり情報の計算に用いられた加重平均株式数)
(単位:千株)
[第2四半期 連結会計期間] 2018 年度第2四半期 2019 年度第2四半期
(9月 30 日に終了した3ヵ月間) 連結会計期間 連結会計期間
当社株主に帰属する四半期純利益
― 基本的 1,268,535 1,237,011
― 希薄化後 1,296,562 1,264,427
(単位:千株)
[第2四半期 連結累計期間] 2018 年度第2四半期 2019 年度第2四半期
(9月 30 日に終了した6ヵ月間) 連結累計期間 連結累計期間
当社株主に帰属する四半期純利益
― 基本的 1,268,017 1,243,086
― 希薄化後 1,296,190 1,270,343
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ソニー株式会社(6758) 2019 年度 第2四半期 決算短信
2018 年9月 30 日及び 2019 年9月 30 日に終了した第2四半期連結会計期間及び第2四半期連結累計期間の希薄化の影響
は、主に 2015 年7月に発行された転換社債型新株予約権付社債によるものです。
(セグメント区分)
ソニーは、2019 年4月1日付の組織変更及び担当上級役員の変更にともない、2019 年度第1四半期より、業績報告におけるビ
ジネスセグメント区分を変更し、従来のホームエンタテインメント&サウンド分野、イメージング・プロダクツ&ソリューション分野
及びモバイル・コミュニケーション分野を合わせ、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(以下「EP&S」)分野としました。
このセグメント変更にともない、各分野の 2018 年度における売上高及び営業収入ならびに営業損益を 2019 年度の表示に合
わせて組替再表示しています。また、2019 年度第1四半期より、従来の半導体分野をイメージング&センシング・ソリューション
(以下「I&SS」)分野に名称変更しました。
G&NS分野には、主にネットワークサービス事業、家庭用ゲーム機の製造・販売、ソフトウェアの制作・販売が含まれています。
音楽分野には、主に音楽制作、音楽出版、映像メディア・プラットフォーム事業が含まれています。映画分野には、主に映画製
作、テレビ番組制作、メディアネットワーク事業が含まれています。EP&S分野には、主にテレビ事業、オーディオ・ビデオ事業、
静止画・動画カメラ事業、スマートフォン事業、インターネット関連サービス事業が含まれています。I&SS分野には、主にイメ
ージセンサー事業が含まれています。金融分野には、主に日本市場における個人向け生命保険及び損害保険を主とする保
険事業ならびに日本における銀行業が含まれています。その他分野は、ディスク製造事業、記録メディア事業等の様々な事
業活動から構成されています。ソニーの製品及びサービスは、一般的にはそれぞれのオペレーティング・セグメントにおいて固
有のものです。
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
税金費用の計算
ソニーは年間の税引前利益に対する実効税率を合理的に見積もり、この税率を各四半期までの累計税引前利益に乗じて累
計税金費用を算出する方法により、各四半期の税金費用を計算しています。この年間見積実効税率にもとづく税金費用の計
算には税務上の繰越欠損金、税額控除等の見込みを反映させていますが、異常要因による又は発生頻度の低い事象に関す
る損益等は反映させていません。なお、これらの損益に関する税金費用については、年間見積実効税率にもとづく税金費用と
は別々に、その発生する四半期に計上しています。
(勘定科目の組替再表示)
2018 年度第2四半期連結会計期間及び第2四半期連結累計期間にかかる四半期連結財務諸表の一部の金額を、2019 年度
第2四半期連結会計期間及び第2四半期連結累計期間の表示に合わせて組替再表示しています。
(重要な後発事象)
2019 年 10 月 10 日、当社は国内社債の発行登録にもとづき、総額 1,000 億円の無担保普通社債を発行しました。当該社債の
利率及び償還期限は次のとおりです。
金額 利率 償還期限
300 億円 年 0.13% 2024 年 10 月 10 日
100 億円 年 0.18% 2026 年 10 月 9 日
600 億円 年 0.30% 2029 年 10 月 10 日
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ソニー株式会社(6758) 2019 年度 第2四半期 決算短信
2.2019 年度の連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019 年7月 30 日に発表した 2019 年度通期の連結業績の見通しについて、以下のとおり修正します。
(ご参考) 7月時点の 10 月時点の 7月時点比
前年度 見通し 見通し 増減
億円 億円 億円 億円 %
売上高及び営業収入 86,657 86,000 84,000 △2,000 △2.3
営業利益 8,942 8,100 8,400 +300 +3.7
税引前利益 10,116 7,700 8,000 +300 +3.9
当社株主に帰属する当期純利益 9,163 5,000 5,400 +400 +8.0
なお、前提為替レートはそれぞれ以下のとおりです。
(ご参考)7月時点における 2019 年度第2四半期以降の
下半期の前提為替レート
前提為替レート
1米ドル 108円前後 108円前後
1ユーロ 123円前後 118円前後
2019 年度の連結売上高及び営業収入(以下「売上高」
)は、イメージング&センシング・ソリューション
(以下「I&SS」
)分野及び音楽分野の売上高の見通しを上方修正したものの、ゲーム&ネットワークサー
ビス(以下「G&NS」
)分野、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(以下「EP&S」
)分野及
び映画分野の売上高の見通しを下方修正したことにより、7月時点の見通しを下回る見込みです。
2019 年度の連結営業利益については、G&NS分野及びEP&S分野で減益を見込むものの、主にI&S
S分野で増益を見込むこと、ならびにその他/全社(共通)及びセグメント間取引消去の損失の縮小を見込む
ことから、7月時点の見通しを上回る見込みです。
2019 年度の構造改革費用は7月時点の想定から変更なく、グループ全体で約 240 億円を見込んでおり
(2018 年度実績は 331 億円)
、営業費用として営業利益の見通しに含まれています。
2019 年度の税引前利益は、7月時点の見通しから上方修正し、8,000 億円を見込んでいます。これは、主に
前述の営業利益の見通しを上方修正したことによるものです。
当社株主に帰属する当期純利益は、前述の税引前利益の見通しを上方修正したこと及び実効税率が想定より
下回ると見込まれることにより、7月時点の見通しを上回る見込みです。
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ソニー株式会社(6758) 2019 年度 第2四半期 決算短信
2019 年度通期の各分野の見通しについて、以下のとおり修正します。
前年度 7月時点の見通し 10 月時点の見通し
億円 億円 億円
ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)
売上高及び営業収入 23,109 22,000 20,000
営業利益 3,111 2,800 2,400
音楽
売上高及び営業収入 8,075 8,300 8,500
営業利益 2,325 1,350 1,400
映画
売上高及び営業収入 9,869 10,800 10,300
営業利益 546 650 700
*
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)
売上高及び営業収入 23,206 21,600 21,100
営業利益 765 1,210 1,110
**
イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)
売上高及び営業収入 8,793 9,900 10,400
営業利益 1,439 1,450 2,000
金融
金融ビジネス収入 12,825 13,300 13,300
営業利益 1,615 1,700 1,700
△858 △1,060 △910
その他/全社(共通)及びセグメント間取引消去
営業損失
連結
売上高及び営業収入 86,657 86,000 84,000
営業利益 8,942 8,100 8,400
*
ソニーは、2019 年4月1日付の組織変更及び担当上級役員の変更にともない、2019 年度第1四半期よ
り、業績報告におけるビジネスセグメント区分を変更し、従来のホームエンタテインメント&サウンド分
野、イメージング・プロダクツ&ソリューション分野及びモバイル・コミュニケーション分野を合わせ、エ
レクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)分野としました。このセグメント変更にともな
い、各分野の 2018 年度における売上高及び営業損益を 2019 年度の表示に合わせて組替再表示しています。
**
2019 年度第1四半期より、従来の半導体分野をイメージング&センシング・ソリューション(I&S
S)分野に名称変更しました。
ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)分野
売上高は、主に自社制作タイトルの発売日変更の影響を含むゲームソフトウェア販売及び「プレイステー
ション 4」ハードウェア販売台数見込みの下方修正や為替の影響により、7月時点の見通しを下回る見込み
です。営業利益は、コスト削減や「プレイステーション プラス」の増収が見込まれるものの、前述のソフト
ウェアの減収及び為替の悪影響などにより、7月時点の見通しを大幅に下回る見込みです。
音楽分野
売上高は、主に音楽制作及び音楽出版においてストリーミング配信売上の増加を見込むことから、7月時点
の見通しを上回る見込みです。営業利益は、前述の増収の影響などにより、7月時点の見通しを上回る見込み
です。
16
ソニー株式会社(6758) 2019 年度 第2四半期 決算短信
映画分野
売上高は、主に映画製作において一部の作品の劇場公開が遅れること、ならびにメディアネットワークにお
いて主に前年度に開始したポートフォリオ見直しの影響による広告収入及び視聴料の減少により、7月時点の
見通しを下回る見込みです。営業利益は、主に映画製作において前述の公開日の変更により広告宣伝費の減少
が見込まれること、ならびにメディアネットワークにおいてインドにおける好調と前年度に開始したポート
フォリオ見直しの効果が見込まれることから、7月時点の見通しを上回る見込みです。
エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)分野
売上高は、テレビの販売台数見込みの下方修正や為替の影響などにより、7月時点の見通しを下回る見込み
です。営業利益は、オペレーション費用のさらなる削減を見込むものの、為替の悪影響や前述の減収の影響な
どにより、7月時点の見通しを下回る見込みです。
イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)分野
売上高は、製品ミックスの改善や販売数量の上方修正にともなうモバイル機器向けイメージセンサーの売
上見込みの上方修正により、7月時点の見通しを上回る見込みです。営業利益は、前述の増収の影響などによ
り、7月時点の見通しを大幅に上回る見込みです。
なお、金融分野における金融ビジネス収入及び営業利益については、7月時点の見通しから変更はありま
せん。
将来の相場動向を予測することは困難であるため、従来と同様、相場変動が金融分野の運用損益に与える影
響は前述の見通しに織り込んでいません。したがって、将来の相場変動が前述の見通しに影響を与える可能性
があります。
前述の見通しはソニーの現在の予測にもとづくものであり、外部環境の不確実性や変化に左右されるため、
様々な要因により実際の業績と大きく異なる可能性があります(後述の「将来に関する記述等についてのご注
意」をご参照ください)
。
音楽分野、映画分野、金融分野の業績についての注記
2018 年 11 月 14 日、ソニーは従来持分法適用会社であった EMI Music Publishing を所有し運営する DH
Publishing, L.P.(以下「EMI」
)について、ムバダラインベストメントカンパニーが主導するコンソーシアムが
保有する約 60%の持分全てを取得したことにより、EMI はソニーの完全子会社となりました。2018 年度におい
て音楽分野に含まれている EMI の業績は、2018 年4月1日から 11 月 13 日までの期間は持分法による投資損益、
2018 年 11 月 14 日から 2019 年3月 31 日までの期間は売上高及び営業損益に含まれています。2019 年度におい
ては、2019 年4月1日以降、音楽分野の売上高及び営業損益に含まれます。
音楽分野の業績には、全世界にある子会社の業績を米ドルベースで連結している、米国を拠点とする Sony
Music Entertainment、Sony/ATV Music Publishing、及び EMI の円換算後の業績、ならびに円ベースで決算を
行っている日本の㈱ソニー・ミュージックエンタテインメントの業績が含まれています。
映画分野の業績は、全世界にある子会社の業績を米ドルベースで連結している、米国を拠点とする Sony
Pictures Entertainment Inc.の円換算後の業績です。
金融分野には、ソニーフィナンシャルホールディングス㈱(以下「SFH」)及び SFH の連結子会社であるソ
ニー生命保険㈱、ソニー損害保険㈱、ソニー銀行㈱等の業績が含まれています。金融分野に記載されている業
績は、SFH が日本の会計原則に則って個別に開示している業績とは異なります。
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ソニー株式会社(6758) 2019 年度 第2四半期 決算短信
将来に関する記述等についてのご注意
この発表文に記載されている、ソニーの現在の計画、見通し、戦略、確信などのうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通
しです。将来の業績に関する見通しは、将来の営業活動や業績、出来事・状況に関する説明における「確信」「期待」「計画」「戦略」
、 、 、 、
「見込み」「想定」「予測」「予想」「目的」「意図」「可能性」やその類義語を用いたものには限定されません。口頭又は書面による見
、 、 、 、 、 、
通し情報は、広く一般に開示される他の媒体にも度々含まれる可能性があります。これらの情報は、現在入手可能な情報から得られたソ
ニーの経営陣の仮定、決定ならびに判断にもとづいています。実際の業績は、多くの重要なリスクや不確実な要素により、これら業績見通
しと大きく異なる結果となりうるため、これら業績見通しのみに全面的に依拠することは控えるようお願いします。また、新たな情報、将
来の事象、その他の結果にかかわらず、常にソニーが将来の見通しを見直して改訂するとは限りません。ソニーはそのような義務を負いま
せん。実際の業績に影響を与えうるリスクや不確実な要素には、以下のようなものが含まれます。
(1)ソニーが製品品質を維持し、その製品及びサービスについて顧客満足を維持できること
(2)激しい価格競争、継続的な新製品や新サービスの導入、急速な技術革新、ならびに主観的で変わりやすい顧客嗜好などを特徴とする
激しい市場競争の中で、十分なコスト削減を達成しつつ顧客に受け入れられる製品やサービス(イメージセンサー、ゲーム及びネッ
トワークのプラットフォーム、スマートフォンならびにテレビを含む)をソニーが設計・開発し続けていく能力
(3)ソニーがハードウェア、ソフトウェア及びコンテンツの融合戦略を成功させられること、新しい技術や配信プラットフォームを考慮
に入れた販売戦略を立案し遂行できること
(4)ソニーと他社との買収、合弁、投資、資本的支出、構造改革その他戦略的施策の成否を含む(ただし必ずしもこれらに限定されな
い)ソニーの戦略及びその実行の効果
(5)ソニーや外部の供給業者、サービスプロバイダやビジネスパートナーが事業を営む市場における法規制及び政策の変化(課税、及び
消費者の関心が高まっている企業の社会的責任に関連するものを含む)
(6)ソニーが継続的に、大きな成長可能性を持つ製品、サービス、及び市場動向を見極め、研究開発に十分な資源を投入し、投資及び資
本的支出の優先順位を正しくつけて行い、技術開発や生産能力のために必要なものも含め、これらの投資及び資本的支出を回収する
ことができること
(7)ソニーの製品及びサービスに使用される部品、ソフトウェア、ネットワークサービス等の調達、ソニーの製品の製造、マーケティン
グ及び販売、ならびにその他ソニーの各種事業活動における外部ビジネスパートナーへの依存
(8)ソニーの事業領域を取り巻くグローバルな経済・政治情勢、特に消費動向
(9)国際金融市場における深刻かつ不安定な混乱状況や格付け低下の状況下においても、ソニーが事業運営及び流動性の必要条件を充足
させられること
(10)ソニーが、需要を予測し、適切な調達及び在庫管理ができること
(11)為替レート、特にソニーが極めて大きな売上や生産コストを計上し、又は資産・負債及び業績を表示する際に使用する米ドル、ユー
ロ又はその他の通貨と円との為替レート
(12)ソニーが、高い能力を持った人材を採用、確保できるとともに、それらの人材と良好な関係を維持できること
(13)ソニーが、知的財産の不正利用や窃取を防止し、知的財産に関するライセンス取得や更新を行い、第三者が保有する知的財産をソ
ニーの製品やサービスが侵害しているという主張から防御できること
(14)金利の変動及び日本の株式市場における好ましくない状況や動向(市場の変動又はボラティリティを含む)が金融分野の収入及び営
業利益に与える悪影響
(15)生命保険など金融商品における顧客需要の変化、及び金融分野における適切なアセット・ライアビリティー・マネージメント遂行の
成否
(16)大規模な災害などに関するリスク
(17)ソニーあるいは外部のサービスプロバイダやビジネスパートナーがサイバーセキュリティに関するリスク(ソニーのビジネス情報や
従業員や顧客の個人を特定できる情報への不正なアクセスや事業活動の混乱、財務上の損失の発生を含む)を予測・管理できること
(18)係争中又は将来発生しうる法的手続き又は行政手続きの結果
ただし、業績に不利な影響を与えうる要素はこれらに限定されるものではありません。重要なリスク及び不確実な要素については、ソニー
の最新の有価証券報告書又は米国証券取引委員会に提出された最新の年次報告書(Form 20-F)も合わせてご参照ください。
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