6750 エレコム 2021-11-09 15:30:00
通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                  2021 年 11 月 9 日
各   位
                                           会 社 名 エ レ コ ム 株 式 会 社
                                           代 表 者 名 取締役社長     柴田   幸生
                                           (コード番号 : 6 7 5 0 東 証 一 部 )
                                           問 合 せ 先 常務取締役      田中 昌樹
                                                   電話番号 06-6229-2707


                        通期業績予想の修正に関するお知らせ



 当社は、2021年11月9日開催の取締役会において、以下のとおり、最近の業績の動向等を踏まえ、2021年5
月11日の2021年3月期 決算発表時に開示した2022年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)の連結業績予想
を修正することとしましたので、お知らせいたします。


1.当期の連結業績予想数値の修正(2021 年 4 月 1 日~2022 年 3 月 31 日)
                                           親会社株主に
                                                   1株当たり
           売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 帰属する当期
                                                   当 期 純 利 益
                                           純   利 益
                       百万円         百万円         百万円        百万円               円銭
前回 発表予想 (A)
                      113,100     15,900       16,000    11,050           121.35

今回 修正予想 (B)           105,500     11,600       11,700     7,860            86.29

増 減 額(B-A)            △7,600     △4,300       △4,300     △3,190

増 減 率(      %   )       △6.7      △27.0        △26.9     △28.9

(参考)前期連結実績                                                                  (注 2)
                      107,220     15,140       15,207    10,752           118.97
(2021 年 3 月期)(注 1)
(注 1) 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第 29 号 2020 年 3 月 31 日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用してお
り、2021 年 3 月期に係る各数値については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値となっております。
(注 2)当社は、2021 年 4 月 1 日付で普通株式 1 株につき 2 株の割合で株式分割を行っております。1 株当たり当期純利益については、
前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定しております。


2.修正の理由
 当社グループの事業領域である『パソコン及びデジタル機器関連製品』は、世界的な半導体不足の影響に
伴い、新商品の投入の遅れや適正水準の在庫が確保できないことに伴う機会損失が発生するなど厳しい環境
が続きました。さらに、テレワークや GIGA スクールの関連製品の買い替え需要や消耗品の想定した需要が継
続しませんでした。
 継続的な原価削減に取り組んだものの半導体不足や資材価格高騰、為替の影響があり、製品原価の上昇が
発生したことから、当初の業績予想を下回る水準となりました。


 今後の当社を取り巻く環境として、世界的な半導体不足や資材価格高騰による製品コストの上昇の継続や
パソコン・スマートフォンの減産や出荷台数の減少、コンテナ不足や労働力不足に伴うサプライチェーンの
回復の遅れが予想されます。従いまして、2022 年 3 月期の業績予想については売上高及び利益の見込額が前
回発表予想を下回る見込みとなったことから、上記の通り通期業績予想を修正するものであります。
(注)上記業績予想数値は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、 実際の業績は、今後の様々な要
因によって予想数値と異なる可能性があります。
                                                                             以上