6740 JDI 2019-02-14 15:00:00
平成31年3月期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2019 年2月 14 日
各 位
会 社 名 株式会社ジャパンディスプレイ
代表者名 代表取締役会長 東入來信博
(コード番号:6740 東証一部)
問合せ先 常務執行役員
大島隆宣
チーフフィナンシャルオフィサー
(TEL. 03-6732-8100)
平成31年3月期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
当社グループは、2018年11月12日に公表しました平成31年(2019年)3月期(2018年4月1日
~2019年3月31日)の通期連結業績予想につき、以下のとおり修正すると共に、配当予想の修正
を行うことと致しましたのでお知らせ致します。
業績予想を下方修正し、配当予想を無配とせざるを得ないこととなり、株主の皆様を始めとす
るステークホルダーの皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしますこと、深くお詫び申し
上げます。
記
1.平成 31 年(2019 年)3月期通期連結業績予想の修正(2018 年4月1日~2019 年3月 31 日)
当社グループの主要な事業であるモバイル分野は、季節性が大きく、例年 10 月から 12 月の第
3四半期連結会計期間の売上高が年間を通じて最も増加することに加え、当連結会計年度におい
ては、第2四半期会計期間末から狭額縁液晶ディスプレイ FULL ACTIVE™のスマートフォン向け出
荷拡大等から、年度後半に売上高及び利益の増加を想定しておりました。
しかしながら、中国における景気減速、スマートフォンのライフサイクル長期化等の要因によ
り、スマートフォン市場が全体的に不振となり、当社グループへのディスプレイ需要にも想定を
超える影響が生じました。当社グループにおいては、顧客各社との数量交渉により一定の成果を得
ることが出来たものの、収益性の低い製品への切り替えも多く、FULL ACTIVE™の需要減少に伴う売上
高、利益の減少を補うに至りませんでした。そのため、2018 年 11 月 12 日にお知らせしておりま
した通期の売上高及び営業利益率(売上高前年度比5~15%増、営業利益率1~2%)の予想に
ついて、売上高前年度比約 10%減、営業損失 200 億円超へ修正すると共に、2018 年度通期の親会
社株主に帰属する当期純利益の黒字化達成目標は困難と判断いたしました。
当社グループでは、この度の予想修正の要因となったスマートフォン向けディスプレイ市場に
おける市場環境の変化や競争環境の激化に鑑み、新たな収益改善施策が必要であると認識し、更
なる構造改革の実行を検討しています。
加えて、市場競争力や財務基盤の強化に向け、複数の交渉先と提携交渉を継続しており、早期
の提携合意を目指しております。本提携交渉につきましては、筆頭株主である株式会社 INCJ とも
連携しながら進めており、外部との提携成立後も引き続き株式・債権につき継続保有を含めたサ
ポートを頂ける旨の意向を頂戴しております。
【ご参考:平成 31 年(2019 年)3月期通期連結業績予想について】
前回(11 月 12 日)発表
2017 年度実績 今回発表
業績予想数値
売上高 7,175 億円 前年度比5~15%増 前年度比約 10%減
営業利益 △617 億円 営業利益率1~2% △200 億円超
2.配当予想修正
年間配当金(円)
第2四半期末 期 末 合 計
前 回 予 想 未定 未定
今 回 修 正 予 想 0 0
当 期 実 績 0
前 期 実 績
0 0 0
(平成 30 年3月期)
当社は、株主への利益還元を重要な経営課題の一つとして認識しております。当期末の配当に
つきましては、業績の水準等を総合的に勘案の上、期末配当の実施を検討してまいりましたが、
当初の想定を下回る業績見通しとなったことから、誠に遺憾ながら無配とさせていただきます。
以上
プレスリリース記載の情報は、発表日現在の情報であり、予告なしに変更されることがありま
す。プレスリリースに記載の情報のうち、当社の予測、予想、計画その他の将来に関する情報
については、当社が発表日現在で入手している情報に基づく当社の分析又は判断によるもので
あり、実際の結果とは大きく異なる可能性がある点にご留意ください。