6721 ウインテスト 2021-08-13 16:30:00
資金使途の変更に関するお知らせ [pdf]

                                             2021年8月13日
 各   位
                                 会 社 名:ウインテスト株式会社
                                 (コード:6721 東証二部)
                                 代表者名:代表取締役社長 姜       輝
                                 問合せ先:専務取締役      樋口 真康
                                      (TEL:045-317-7888)



              資金使途の変更に関するお知らせ

 当社は、2019 年7月 31 日付にて第三者割当により発行される新株式の発行を行うことを決議しまし
たが、下記のとおりその資金使途の一部を変更する決議を本日行いましたのでお知らせいたします。




                         記



1.変更理由
 当社は中国・台湾方面をメイン市場と捉え、市場攻略のスピードアップと主力検査装置の更なる競
争力アップを行い、会社価値の向上と経営体制の強化を目的に 2019 年7月 31 日に公表いたしました
とおり、武漢精測電子集団有限公司(中国湖北省武漢市)を割当先とする第三者割当により発行され
る新株式の発行を行うことを決議し、その資金使途として、検査装置における新技術開発及び新規装
置の開発、中国における事業推進及び当該拠点の開設、新規事業推進、投資資金並びに大阪事業所の
今後の展開と拡充及び運転資金の支出としてまいりました。それらの資金充当に関し、主な変更を行
う理由に関しまして、コロナ禍に端を発した急激な IT 機器の需要増が半導体の大幅な需要増を引き起
こし、全世界における半導体材料不足が発生し、当社の検査装置を製造する部材にまで波及、当社と
してタイムリーな製造体制を確保するために半導体部品の大幅な納期の長期化や高騰を受けたこと
で、今期売上目標の達成に大きな障害となるとの予測から、それら部材の早期調達が優先であり重要
課題であるとの結論に達し、製造に関わる部材の先行発注を行うこととしたものであります。


2.本件変更の内容
 2019 年7月 31 日に公表した資金使途の内容及び本日決議した資金の使途変更は以下のとおりであり
ます。(変更箇所は下線で示しております。)


【変更前】                                               表1
           具体的な使途            金額 (百万円)        支出予定時期

 ①   検査装置における新技術開発及び新規装置の     (500)        2019年8月~2022年7月
     開発                                         充当済み
                                        新装置は2020年10月に完成済み改
                                           良を2021年4月まで実施
 ②   中国における事業推進及び当該拠点の開設      (800)        2019年11月~2022年10月
                                                充当済み
                                        100%製造子会社設立のための資本
                                           金として払い込み済み
 ③   新規事業推進、投資資金                300        2019年8月~2022年7月
 ④   大阪事業所の今後の展開と拡充            (200)       2019年10月~2021年9月
                                                充当済み
 ⑤   その他運転資金                    780        2019年8月~2022年7月
     増加運転資金(仕入費用)   290百万円
     販売費            120百万円
     一般管理費          370百万円
注、上記()内は本来の資金使途、充当期間中に予定通り支払いを行ったものとなります。


【変更後】                                                     表2


           具体的な使途            金額 (百万円)        支出予定時期
 ③   新規事業推進、投資資金                70      2019年8月~2022年7月
 ⑤   その他運転資金
     増加運転資金(仕入費用)              1,010    2019年8月~2021年10月


上記①、②、④に変更はありません。
 なお、新規事業に関しましては、コロナ禍による研究開発機関である大学研究室の活動が大きく制限
されていることから製品化が遅れておりますが、今後は、規模を縮小しながら既存資金を充当しつつ確
実に進めてまいります。また⑤に関して上述のように半導体不足による当社の製造計画に与える影響を
最小限にとどめるべく製造部材、特に半導体部品の先行発注が最優先課題となったため、資金使途の変
更を行い、増加となっております。


3.今後の見通しと影響
 本変更が、当社グループの 2021 年 12 月期の連結業績に与える影響は軽微であります。
今後開示すべき変更などが発生した場合は別途開示いたします。


                                                           以上