6707 サンケン電 2020-02-06 15:00:00
半導体デバイス事業の生産体制最適化等とこれに伴う特別損失の発生並びに通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                      2020 年2月6日
各    位
                                    会 社 名    サンケン電気株式会社
                                    代表者名     代表取締役社長       和 田   節
                                    コード番号    6707(東証 市場第一部)
                                    問合せ先     財務 IR 統括部長    後 藤 明 弘
                                    TEL      (048)487-6121




         半導体デバイス事業の生産体制最適化等とこれに伴う特別損失の発生
              並びに通期業績予想の修正に関するお知らせ



    当社は、本日開催した取締役会におきまして、半導体デバイス事業に属するグループ内の工場の
うち、石川サンケン株式会社の町野工場、鹿島サンケン株式会社並びに Allegro MicroSystems (Thailand)
Co., Ltd.の3工場を閉鎖することを決定し、これら工場の生産工程については、グループ内の他工場
及び外部の半導体製造受託会社に移管するとともに、サンケンオプトプロダクツ株式会社については
パワーモジュールの生産拠点に転換することといたします。併せて、海外の販売体制の効率向上を
目的に拠点の一部見直しも行います。つきましては、以上の内容について、下記の通りお知らせいた
します。
 また、特別損失の発生及び当第3四半期までの業績結果等を踏まえ、通期業績予想を修正いたしま
すので、併せて下記の通りお知らせいたします。


                               記



1.半導体デバイス事業の生産体制最適化
 (1) 経緯及び概要
     当社は、2017 年に不採算事業の撤退並びに固定費削減を柱とするグループ構造改革を実施してお
    りますが、当期に至り、半導体デバイス事業の不採算製品に関する見直しが進み、また一部の従来
    製品の需要において先行きが見通せる状態となる一方で、今後の成長戦略の中核となるパワー
    モジュール製品群の生産規模拡大や生産効率向上に対する必要性が増すなど、生産体制を取り巻く
    環境変化が進みました。
     こうした環境変化を受け、当社は、2019 年 11 月 6 日開催の取締役会において、主力の半導体
    デバイスとパワーモジュールに経営リソースを集中させ成長戦略を加速すべく、事業構造の選択と
    集中を促進することとし、また、半導体デバイス事業に関連する国内工場の統廃合や国内外での
    生産工程移管をはじめとする生産体制の最適化(工場再編)を実施する旨の方針を決定し、同日
    公表いたしました。
     その後、当社は、個々の製品や生産工程について、その先行きや最適な配置を検討し、更には、
    工場再編に伴う新規投資や移設に伴う一時費用、再編効果の試算などについて、具体的な確認を
    進めてまいりました。その結果、再編コストが最小かつ期待効果が最大となる組み合わせとして、
    以下の再編を決定したものであります。

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 (2) 具体的施策
     ① 石川サンケン株式会社のダイオード生産拠点統合
       石川サンケン株式会社 町野工場の生産品を内浦工場に移管するとともに、両工場の現行
      生産品の見直しあるいは海外生産移管を行います。これにより、国内のダイオード生産拠点
      は内浦工場に統合され、2022 年3月末を目途に町野工場は閉鎖いたします。
             石川サンケン株式会社                町野工場
               所 在 地       :    石川県輪島市
               事業内容        :    半導体デバイスの生産


    ②    サンケンオプトプロダクツ株式会社のパワーモジュール工場への転換と生産拠点統合
         サンケンオプトプロダクツ株式会社(以下「SKO」   )は、パワーシステム製品及びLED
        灯具を生産してまいりましたが、これをパワーモジュール専用工場に転換し、同一敷地内に
        ある石川サンケン株式会社 堀松工場と統合することで、パワーモジュール製品の生産規模
        拡大に対応いたします。また、鹿島サンケン株式会社の生産工程をSKOと堀松工場に移管
        することで、パワーモジュールの国内生産拠点を集約いたします。
         今後、2021 年4月を目途に、SKOは石川サンケン株式会社と合併する計画であり、鹿島
        サンケン株式会社については 2022 年3月末を目途に工場を閉鎖し、その後、清算いたします。
             サンケンオプトプロダクツ株式会社
               所 在 地       :    石川県羽咋郡志賀町
               事業内容        :    パワーシステム及びLED灯具の生産


             鹿島サンケン株式会社
               所 在 地       :    茨城県神栖市
               事業内容        :    半導体デバイスの生産


    ③    Allegro MicroSystems (Thailand) Co., Ltd.の閉鎖
          Allegro MicroSystems (Thailand) Co., Ltd.(以下「AMTC」)については、米国子会社 Allegro
        MicroSystems, Inc.(以下「AMI」         )の製品の生産を行ってまいりましたが、今般、AMIの
        フィリピン生産子会社である Allegro MicroSystems Philippines, Inc.にAMTCの全生産工程を
        集約することとし、生産効率の改善を図ります。このAMTCの生産工程移管については、
        2021 年3月末を目途に完了し、その後、閉鎖・清算いたします。
             Allegro MicroSystems (Thailand) Co., Ltd.
               所 在 地       :    タイ王国サラブリ県
               事業内容        :    半導体デバイスの生産


2.販売体制の再編
   Sanken Electric Singapore Pte. Ltd.の閉鎖
       アセアン地域の販売拠点の一つである Sanken Electric Singapore Pte. Ltd.(以下「SKS」)
     については、同地域の販売体制の効率化を目的として、タイの販売拠点である Sanken Electric
     (Thailand) Co., Ltd.に顧客対応機能を集約いたします。これに伴い、SKSについては、2020
     年9月末を目途に閉鎖し、その後、清算いたします。
             Sanken Electric Singapore Pte. Ltd.
               所 在 地 : シンガポール
               事業内容 : アセアン地域における当社製品の販売


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3.当期業績への影響
   上記により、第3四半期連結決算において、閉鎖予定工場における固定資産の減損損失として
  約 36 億円を特別損失に計上しています。加えて、通期連結決算において、特別退職金を含めた
  一連の構造改革費用として約 42 億円を特別損失として計上するとともに、2019 年 11 月 6 日に
  公表いたしました通り、物流業務の外部委託化に伴い遊休となる関連不動産の売却益として
  約 39 億円の特別利益を計上する見込みです。


4.通期業績予想の修正
   当第3四半期連結累計期間の業績は、自動車向け及び産業機器向け製品の需要が想定を下回り、
  売上減及びこれに伴う工場稼働率の低下の影響を受けました。通期の業績予想につきましては、
  当第3四半期までの業績結果並びに上記3.に示した特別損失の計上を踏まえ、2019 年 11 月6日
  に公表いたしました通期連結業績予想を以下の通り修正いたします。


  通期連結業績予想の修正(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
                                                   親会社株主に
                                                              1 株当たり
                     売上高       営業利益      経常利益       帰属する
                                                              当期純利益
                                                    当期純利益
     前回発表予想(A)         百万円        百万円       百万円        百万円       円    銭
   2019 年 11 月6日公表   164,300     5,800     4,300      1,900      78.45
    今回修正予想(B)        161,000     4,000     2,700     △7,000    △289.26
      増減額(B-A)       △3,300     △1,800    △1,600     △8,900           -

      増減率(%)          △2.0%     △31.0%    △37.2%         -            -
    (ご参考)前期実績
                     173,650    10,531     9,173      3,967     163.70
     (2019 年3月期)


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