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中期経営計画2019の振り返りと
今後の事業の方向性
1.中期経営計画2019の振り返り
2.今後の事業の方向性
2020年5⽉13⽇
沖電気工業株式会社
代表取締役社⻑ 鎌上信也
© Copyright 2020 Oki Electric Industry Co., Ltd.
1.中期経営計画2019の振り返り
2.今後の事業の方向性
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1.1 経営目標 1/8
営業利益率はメカトロSが成⻑への軌道に乗せられなかった結果、
目標未達
⾃⼰資本⽐率の⽬標未達も、内部統制・財務体質は着実に改善
営業利益率 セグメント別売上⾼/営業利益【億円】
セグメント [億円] 16実績 19実績 19目標
情報通信 売上高 1,744 2,291 2,050
営業利益 144 208 160
営業利益率 8.3% 9.1% 7.8%
FY16 FY17 FY18 FY19 目標 メカトロS 売上高 1,009 707 1,200
営業利益 -118 -3 90
営業利益率 -11.7% -0.4% 7.5%
プリンタ 売上高 1,124 923 1,050
⾃⼰資本⽐率 営業利益 10 28 70
営業利益率 0.9% 3.0% 6.7%
EMS 売上高 432 598 600
営業利益 21 21 35
営業利益率 4.9% 3.5% 5.8%
OKI連結 売上高 4,516 4,572 5,000
FY16 FY17 FY18 FY19 目標 全体 営業利益 25 168 300
営業利益率 0.6% 3.7% 6.0%
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1.2 重点施策 2/8
事業戦略 活動結果
◆情報通信
安定収益確保 ・更新需要獲得に加え、各事業の連携/融合で安定収益確保
と新事業創出 ・成⻑分野では多くの共創パートナーを獲得、事業化推進中
◆メカトロS
成⻑軌道への ・成⻑への回帰は未実現も海外構造改⾰が⼀巡、ベース固めは実現
回帰 ・流通分野への参⼊、サービス事業収益化実現も、ビジネス転換は途上
◆プリンター
戦略転換での ・コスト構造改革によりBEP引き下げを実現
安定収益化 ・新商品、体制等インダストリープリントへのシフト遅れにより収益悪化
◆EMS
1000億事業 ・成⻑への設備投資、M&Aにより売上は継続して伸張
への通過点 ・新分野開拓不⾜、顧客ニーズ⾼度化と主要市場環境変化により成⻑鈍化
共通施策 ・運転資本、CCCは改善
・ガバナンスに対する意識は向上するも、体制強化に伴い費⽤が増⼤
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1.3 次期中計に向けた課題 3/8
「ハード事業」という大きな枠組みの中でのリソース再配置
・環境変化への対応、タイムリーな商品投入ができる開発体制強化
・⽣産受託サービスにおける上流設計需要への対応
マーケットアクセス⼒強化、コスト構造改⾰
次期中計に向けた課題
情報通信 ・より安定した収益基盤構築に向けた事業ポートフォリオの拡充
メカトロS ・自動化技術を応用したATMに代わる成⻑エンジンの創出
・保守収益、モジュール拡販等の海外戦略
プリンター ・オフィスプリンター市場縮小、各社インダストリー領域に向かう中での事業の
在り方検討
EMS ・新規顧客開拓を中⼼とした市場ポートフォリオバランスの改善
・上流設計ニーズに対する対応体制強化
共通施策 ・業務の標準化によるガバナンス強化、シェアード化、効率化推進によるコスト
削減
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1.中期経営計画2019の振り返り
2.今後の事業の方向性
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2.1 OKIを取り巻く市場環境 4/8
環境変化︓
グローバル 国内
不確実性(景気変動、紛争、地域主義等) 労働⼒不⾜
環境問題(気候変動/水/資源・廃棄物) 少子高齢化の進展
相次ぐ自然災害 インフラ⽼朽化
技術革新(5G、AIなど)
◆新型コロナウィルスがもたらすパラダイムシフト
・グローバリズムからナショナリズム化の助⻑
・個⼈の⾏動変容、消費対象の変化/ダウンサイズ
・オンライン診療等⾮対⾯でのサービス、タッチレスエコノミーの拡⼤
リスク︓個⼈の⾏動変容による既存商品の需要減
機会︓新たなサービスニーズの拡大、変化に伴う商品開発スピード加速の必要性
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2.2 OKIの強み及び目指す方向性 5/8
クリティカルなモノ・コトづくりを通じて社会課題を解決
◆OKIの強み = 顧客基盤×インストールベース×技術⼒
・顧客基盤 ︓社会インフラサービス提供者を中心としたOKIのお客様
・インストールベース ︓エッジ領域の機器群及びそれらを核としたソリューションの実績
・技術⼒ ︓クリティカルなモノづくり(※)及びネットワークとリアルタイムに繋ぐ技術
※︓⾼信頼性、⾼可⽤性、耐障害性、耐環境性 等
社会課題の解決
クラウドとリアルタイムに
連携したコトづくり
リアルな世界の
クリティカルなモノづくり
モノづくり・コトづくりの
両輪で社会課題を解決
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2.3 目指す方向性に向けた取り組み 6/8
社会課題の解決を通じた持続的成⻑を実現するため
事業ポートフォリオを再構築
◆OKIの事業の特性︓社会インフラサービスに関わる事業が多い
※ 新型コロナウィルス等、短期的な影響が⼤きくても、中⻑期的には安定的
⇒ 本領域を中⼼とした事業ポートフォリオを作り上げる
・市場の期待とのGAP
・経営残課題
2031年
2030年
1)強みが発揮できる事業ポートフォリオの再構築 OKI創業
SDGs
・共創等コンセプト実証中案件の事業化促進 目標達成
150周年
・EMSからDMSへの発展
・プリンターは事業会社から事業部門へダウンサイジング
・新たな機会を踏まえた商品の創出
2)モノづくり強化、事業化促進のための投資
3)経営基盤強化とコーポレート部門コスト削減
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2.4 チームOKI体制の構築 7/8
多様化するニーズへの対応と商品⼒強化のため、全社レベルでの
技術の融合/統合を図る
第一歩として、ハードウェアを中心とした3事業を統合、設計/
開発リソースを再配置
新事業セグメント チームOKI体制
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2.4 チームOKI体制の構築 〜3事業統合のシナジー〜 8/8
ビジネスコラボレーション推進︓統合営業本部の⼀部を編⼊、
営業/マーケティング機能強化
自動機︓メカトロS/プリンターの開発/設計リソースを融合
EMS/DMS︓プリンターの設計技術者をシフト、上流⼯程強化
一部編入
統合営業本部 ビジネスコラボ 新商品企画、パートナー開拓
推進
メカトロS 労働⼒不⾜を中⼼とした社会課題
自動機
を解決する機器を提供
プリンター
EMS/DMS 設計〜製造、評価までのモノづくり
EMS サービスを提供
リソース融合
適正配分 コンポーネント&プラットフォーム
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参考資料 用語集
用語 説明
Electronics Manufacturing Service︓
EMS
電子機器受託製造サービス。
Break Even Point︓
BEP
損益分岐点。
お客様の持たざる経営を支援するため、機器販売ではなく、リース・運用保守・コールセンター業務などを
サービス事業
トータルなサービスとして提供。
産業用の印刷市場。各種のラベル、チケット、店頭広告、野外用の大型ポスター・看板、カーラッピング、
インダストリープリント
交通標識、医療⽤画像印刷分野などが対象。
Mergers and Acquisitions︓
M&A
企業と企業の間で⾏われる、合併や買収、事業提携などの取引。
Cash Conversion Cycle︓
CCC
企業が仕⼊れのために現⾦を投⼊した後、どのくらいの⽇数で現⾦を回収できるかを表す指標。
タッチレスエコノミー 様々なセンサーを利⽤し、画⾯やボタンなどに触れずに機器、サービスが利⽤できる社会。
Design and Manufacturing Service︓
DMS
単なる受託製造(EMS)ではなく、製品コンセプト検討や設計といった開発段階から、総合的にサポートするサービス。
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