6702 富士通 2020-05-14 15:00:00
2019年度決算報告 持続可能な社会の実現に向けて [pdf]
2019年度
決算報告
持続可能な社会の
実現に向けて
2020年5月14日
富士通株式会社
代表取締役社長
時田 隆仁
Copyright 2020 FUJITSU LIMITED
1. 新型コロナウイルスへの対応
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1. 1) 富士通の新型コロナウイルスへの対応の考え方
(
お客様、お取引先様、従業員とその家族、地域社会を含むステークホルダーの
生命の安全を最優先とし、感染予防と感染拡大の防止に努めるとともに、
事業継続活動に取り組み、社会的責任の遂行に努めます。
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1. 2) 新型コロナウイルスへの対応状況
(
自治体様、
医療機関様にAIチャット テレワーク支援のため仮想デスク
ボット
「CHORDSHIP」
を提供 トップサービス(V-DaaS)を無償提供
国内
小中学校にプログラミング教材を 研究者に科学技術文献データサービス
無償提供 を無償提供
スペインの臨時病院に 英国で創薬プラットフォームの
海外 ITインフラ導入 検討開始(POLARISqb社との共同開発)
社内 原則テレワーク勤務 コロナ関連ポータルサイトを設置
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1. 3) 新型コロナウイルスによる社会変化における富士通の役割
(
◼ 社会のオンライン化が加速する中、多様な業種理解とデジタルテクノロジー
を活用し、
「人」と「データ」を中心とした新たな生活様式を築く
テレワーク 医療 スマート行政
ものづくり デジタル
スマート化 バンキング
教育・研究 スマート
新しい社会に信頼をもたらし、 リテール
AI より持続可能な世界の実現に貢献 IoT
Hybrid IT Data
コンピュー サイバー
5G
ティング セキュリティ
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1. 4) 社会変化に対する富士通のデジタルテクノロジーの活用例
(
研究 医療 行政
• デジタルアニーラによる創薬
プロセス高速化 • 医療機関での感染リスク軽減 • ガバメントクラウドによる
(ペプチドリーム社との共同研究) (オンライン診療など) システムの高信頼化
• スーパーコンピュータを活用 • AIを活用した診療の効率化 • 行政サービスのスマート化
した構造予測
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2. FY19の実績と継続する取り組み
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2. 1) 富士通の目指す姿
(
IT企業から
*
*DX:デジタル技術とデータを駆使して革新的なサービス
DX企業へ。
やビジネスプロセスの変革をもたらすもの 7 Copyright 2020 FUJITSU LIMITED
2. 2) 富士通のパーパス
(
わたしたちのパーパスは、
イノベーションによって社会に信頼をもたらし、
世界をより持続可能にしていくことです
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2. 3) パーパス実現のための行動
(
◼ 自らを変革し、新たな価値を創造していくことで、パーパスを実現する
世界をより持続可能に
人を中心にデータとモノ
を結びつけることで、
イノベーションを生み、
お客様や社会に価値を創造
社会に
多様性を持ち人々の課題に 信頼をもたらす
共感し必要な技術・能力を 価値創造
高めていく。
自らの変革
環境 社会 経済
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2. 4) 経営成績
(
◼ テクノロジーソリューション領域において増収増益を達成
(単位:億円)
2018 2019 前年度比
売上収益 39,524 38,577 △946
営業利益 1,302 2,114 +812
営業利益率 3.3% 5.5% +2.2%
当期利益 1,045 1,600 +554
テクノロジーソリューション*
売上収益 31,237 31,632 +395
営業利益率 4.4% 5.9% +1.5%
*テクノロジーソリューションにその他/消去又は全社を加味した値として
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2. 5) FY19の主な取り組みとトピックス
(
◼ 主な取り組み
日本国内
日本国内 • 産業/流通、公共など幅広い業種でサービスビジネスの売上を拡大
ビジネス
ビジネス • 官公庁/自治体を中心とした大型案件を確実に推進し利益率を向上
海外 • プロダクト生産体制の見直しと採算性の良い拠点への集中
ビジネス • デリバリー体制の一本化
社内 • 人事/採用制度を強化:ジョブ型人事制度の導入開始、高度人材採用
◼ トピックス
• スーパーコンピュータ「富岳」で世界トップの消費電力性能を実証
• DXビジネスを牽引する新会社 「Ridgelinez」を設立
• 5Gソリューションの実証のためのコラボレーションラボ構築
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2. 6) 新フォーメーションによる課題解決力強化
(
◼ 社会/技術動向の分析、DXビジネス推進を担う組織との新しいフォーメー
ションで、新たな社会づくりに貢献
DXを牽引 シンクタンク機能の強化 日本の社会課題解決に貢献
Ridgelinez(リッジラインズ) 富士通 国内新会社
フューチャースタディーズ・センター
・お客様システムのモダナイゼーション
お客様視点で経営課題や事業課題など、 国際情勢と先端テクノロジーの動向を
とビジネスのDXを強力に推進
本質的・根源的な課題解決に取り組み、 横断的に調査・分析し、富士通グルー
・複雑化する社会課題への取り組みを
最適なテクノロジーによるDXを支援 プの中長期戦略の策定・実行を支援
通しサステナブルな社会づくりに貢献
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2. 7) 継続的に実行する取り組み
(
◼ お客様への提供価値の創造と自らの変革に継続的に取り組む
グローバルビジネス戦略の再構築
価値創造
日本国内での課題解決力強化
パーパス お客様のDXベストパートナーへ
事業の一層の安定化に貢献
自らの変革 データドリブン経営強化
DX人材への進化・生産性の向上
全員参加型、エコシステム型のDX推進
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2. 8) 2020年度 業績見通し、経営方針について
(
◼ 2020年度の業績見通しおよび経営方針の進捗レビューに
ついては今回は公表を見送ります。
◼ 新型コロナウイルスの影響が合理的に算定できる状況に
なり次第、速やかに公表いたします。
◼ 2020年度以降も成長に向けた施策を確実に進めていきます。
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2. 9) 持続可能な社会の実現に向けて
(
イノベーションによって社会に信頼をもたらし、
世界をより持続可能に
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