6696 M-ピースリー 2020-12-25 17:00:00
通期連結業績予想の修正及び特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                                      2020 年 12 月 25 日
各   位
                                           会 社     名 株 式 会 社 ピ ー ス リ ー
                                           代表者名      代表取締役社長兼 CEO 藤吉 英彦
                                                    (コード番号:6696 東証マザーズ)
                                            問合せ先         取締役 CFO               青栁   貴士
                                                                   (TEL.03-3239-2020)


                通期連結業績予想の修正及び特別損失の計上に関するお知らせ


 2020 年 3 月 13 日に公表いたしました 2021 年 1 月期の連結業績予想を下記のとおり修正いたしました。
また、2021 年 1 月期第 4 四半期連結会計期間において、特別損失を計上することといたしますので、お知
らせいたします。


                                       記



1.通期連結業績予想の修正について

 (1) 2021 年 1 月期の通期連結業績予想値の修正(2020 年 2 月 1 日~2021 年 1 月 31 日)

                                                                親会社株主に帰属       1 株当たり
                      売上高           営業利益          経常利益
                                                                する当期純利益        当期純利益


前回発表予想(A)                   百万円        百万円           百万円               百万円           円   銭


(2020 年 3 月 13 日発表)         1,545            81            81             68          19.77


今回修正予想(B)                     549          △327          △324          △387         △109.39


増減額(B-A)                    △996           △409          △406          △456


増減率(%)                      △64.7            ―             ―              ―


(参考)前期連結実績
                              783          △103          △102          △122         △38.65
(2020 年 1 月期)



 (2) 修正の理由
    ①   売上高、営業利益、経常利益の修正
     2021 年1月期の通期連結業績予想につきまして、今期はメディア Platform&IT サービス事業の柱と
    してメディア Platform となり得る様々な場所に企画を提案し、今まで培ってきた世界水準の Product を
    提携先様とのアライアンスを強化しながら、事業展開を進めてまいりました。その第 1 弾として、美容
    サロン向けサイネージサービスの提供を開始いたしましたが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、
  サービス開始が遅れ、美容サロンに向けたサイネージ設置に向けた営業活動や広告獲得も前回発表予想
  を下回っていたことから、第 2 四半期以降は、積極的に新たな Platform 事業への仕込みを展開し、前回
  発表予想に織り込んでいなかった新規受注による補填を目指すことにより、前回発表予想に概ね沿った
  着地を見込んでおりました。
   しかしながら、第 4 四半期において、メディア Platform&IT サービス事業において、新規受注として
  503 百万円の売上高を見込んでおりました LED サイネージ設置案件の受注納品が、更なる新型コロナウ
  ィルスの感染拡大の影響により、海外工場での製造体制の構築に想定以上に時間がかかり、来期以降に
  ずれ込むこととなりました。また、IoT ソリューション事業において、新規受注として 360 百万円の売
  上高を見込んでおりました IoT 製品が失注したことにより、売上高、営業利益及び経常利益につきまし
  て、業績予想を修正することとなりました。
  ②    親会社株主に帰属する当期純利益の修正
   売上高、営業利益及び経常利益の修正に加え、
                       「2.特別損失の計上について」に記載の減損損失を特
  別損失として計上することとしたことにより、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、業績
  予想を修正することとなりました。


2.特別損失の計上について
 「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、2021 年 1 月期第 4 四半期連結会計期間において、以下の資
産につきまして、減損損失として特別損失を計上することといたします。
 (1) 建物等の減損処理(連結決算)
  当社が横浜技術センターとして使用している物件の賃貸借契約が 2021 年 5 月で終了することに伴い、当
 該物件に係る建物等の資産につきまして、減損損失として 12,650 千円の特別損失を計上することといたし
 ます。
 (2) ソフトウェア等の減損処理(連結決算)
  新型コロナウィルスの感染拡大の影響により民泊市場及び飲食市場の低迷に伴い、当該市場向け販売用
 に保有していたソフトウェア等の資産につきまして、将来の回収可能性を検討した結果、減損損失として
 37,054 千円の特別損失を計上することといたします。
 (3) 連結子会社株式の減損処理(個別決算)
  当社の完全子会社である TRANZAS Asia Pacific Pte. Ltd.の純資産価額が投資金額を大きく下回ること
 が見込まれるため、同社株式につきまして、減損損失として 76,286 千円の特別損失を計上することといた
 します。なお、個別決算で計上した当該特別損失は連結決算では消去されます。


3.2022 年 1 月期以降の業績について
 2022 年 1 月期の連結業績予想については現在集計中ですが、美容サロン向けサイネージビジネスにおいて
着実に設置台数及びリーチ数も伸長しており、新たな Platform 事業展開も 2022 年 1 月期の連結業績に寄与
することが見込まれます。
 なお、当社の 2022 年 1 月期の連結業績予想は、2021 年 3 月上旬に「2021 年 1 月期決算短信〔日本基準〕
(連結)
   」において公表する予定です。
                                                             以上