6694 J-ズーム 2020-07-16 15:00:00
営業外費用の計上及び連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年7月 16 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ズ ー ム
代表者名 代表取締役 CEO 飯島 雅宏
(コード:6694、東証 JASDAQ)
問合せ先 取締役 CFO 山田 達三
(TEL.03-5297-1001)
営業外費用の計上及び連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2020 年 12 月期第 1 四半期連結累計期間において営業外費用を計上するとともに、2020 年2月 14 日に開
示いたしました 2020 年 12 月期の通期連結業績予想について、下記のとおり修正いたしましたので、お知らせいたし
ます。
記
1.営業外費用の内容
当社の持分法適用会社である ZOOM UK Distribution Ltd(以下、ZUK)が、2020 年5月5日にイングランド・ウ
エールズ高等法院へ「1986 年倒産法(the Insolvency Act 1986)」に基づくアドミニストレーションの申請を行った
ことに伴い、当社が所有している投資及び債権の評価額の見直しを行ったこと等により、営業外費用として持分法に
よる投資損失 240 百万円を計上しております。
2.連結業績予想の修正
(1)2020 年 12 月期通期業績予想数値の修正(2020 年1月1日~2020 年 12 月 31 日)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 8,641 301 381 299 130.19
今回修正予想(B) 9,886 573 262 366 162.92
増減額(B-A) 1,245 271 △ 119 67
増減率(%) 14.4 90.0 △ 31.2 22.5
(ご参考)前期連結実績
8,608 291 318 250 110.03
(2019 年 12 月期)
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(2)修正の理由
① 売上高及び営業利益について
2020 年 4 月 1 日付で持分法適用会社であった ZOOM North America, LLC(以下、ZNA) を完全子会社化したこと
により、同社の損益計算書を 4 月 1 日より連結することになるため、通期の売上高は前回発表より 1,245 百万円増
加し、9,886 百万円となる見込みです。
営業利益につきましては、ZNA 連結に伴うのれんの償却を 122 百万円見込むものの、通期の営業利益は前回発表
より 271 百万円増加し、573 百万円となる見込みです。
② 経常利益について
「1.営業外費用の内容」に記載のとおり、ZUK に係る持分法による投資損失を計上したこと、及び ZNA が 4 月
1 日付で子会社となったことにより ZNA に係る 4 月以降の持分法による投資利益を営業外収益に見込まないこと
等により、通期の経常利益は前回発表より 119 百万円減少し、262 百万円となる見込みです。
③ 親会社株主に帰属する当期純利益について
ZNA の子会社化に伴い従来持分を時価に評価替することにより、段階取得に係る差益が 178 百万円発生する見
込みであることから、通期の親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表より 67 百万円増加し、366 百万円と
なる見込みです。
(3)新型コロナウイルス感染拡大の影響
新型コロナウイルス感染拡大により、当社グループが取扱う製品のうちライブ活動で使用する楽器や関連機器
については需要の減少がみられるものの、自宅で使用する楽器やテレワークに適した関連機器(いわゆる巣ごもり
消費)については需要が増加しており、全体として感染拡大が当社グループの売上高に与える影響は限定的と考え
ております。
なお、当第1四半期連結会計期間から当第2四半期連結会計期間にかけては、中国の生産委託先の稼働率低下
に伴う製品供給不足及び欧州でのロックダウンに伴う小売店の閉鎖等により、当社グループの売上高は一時的に
減少いたしました。しかしながら、現時点においては世界的にロックダウン解除のフェーズに移行しており、当
社グループの活動・販売状況も通常に戻りつつあります。現在の社会生活や経済活動の状況が年内続くと仮定し
ても、新型コロナウイルス感染拡大は、当連結会計年度の財政状態及び経営成績に大きな影響を与えるものでは
ないと判断しております。
(注)上記の業績予想は、現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて記載したもので
あり、実際の業績等は、今後の様々な要因により大きく異なる結果となる可能性があります。
以 上
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