6694 J-ズーム 2020-07-16 15:00:00
2020年12月期 第1四半期決算補足説明資料 [pdf]
2020年12月期 第1四半期
決算補足説明資料
2020年7月16日
株式会社ズーム
(ご注意)本資料の将来の見通しに関する記述については、当社が現在入手可能な情報及び合理的と判断する一定の前提に基づいて
作成しており、潜在的なリスクや不確実性が内在しております。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
2020年12月期 第1四半期 業績ハイライト
対前年同期比で減収減益
売上高 : 1,706百万円 (前年同期比 ▲257百万円)
営業利益: ▲54百万円 (前年同期比 ▲97百万円)
経常利益: ▲307百万円 (前年同期比 ▲330百万円)
売上高減少要因
新型コロナウィルス感染症(以下、COVID-19)の拡大の影響を受け、
1.旧正月以降、中国の関係工場の稼働率が低下したことにより製品が供給不足となり一時的に販売数量が減少
2.南ヨーロッパの小売店がロックダウンの影響で閉鎖したことにより一時的に販売子会社であるMogarの売上高が減
少
経常利益減少要因
• 持分法適用会社であるZOOM UK Distribution Ltd(以下、ZUK)が倒産法に基づくアドミニストレーションの申請
を行ったことに伴い、持分法による投資損失240百万円を営業外費用に計上
• なお、ZUKの現地倒産法適用による関連コストは当第1四半期に全て費用計上済みであるが、アドミニストレー
ションの進捗や結果等により変動する可能性あり
2020年第2四半期以降の生産・販売は、計画通りの見込み
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2020年12月期 第1四半期 連結損益計算書(要約)
(百万円)
2019.12期 2020.12期
増減額 摘要
第1Q実績 第1Q実績
1.中国の関係工場の稼働率が低下したことにより一
売上高 1,963 1,706 ▲257 時的に販売数量が減少
2.南ヨーロッパの小売店が閉鎖したことにより一時
的にMogarの売上高が減少
Mogar取り扱いブランドの一部(Ibanez、TAMA
営業利益 42 ▲54 ブランド)を星野楽器(株)との販売代理店契約終
▲97 了に伴い整理したことにより一時的にMogarの売上
(売上高営業利益率) (2.2%) (▲3.2%)
総利益率が悪化
経常利益 22 ▲307 ZUKの現地倒産法適用により、持分法による投資損
▲330 失240百万円を営業外費用に計上
(売上高経常利益率) (1.2%) (▲18.0%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 13 ▲218
▲232
(売上高四半期純利益率) (0.7%) (▲12.8%)
EBITDA 75 ▲251 ▲326 EBITDA=営業利益+※減価償却費+持分法投資損益
減価償却費 ※ 31 ※ 46 14 ※のれん償却額4百万円(前年4百万円)を含む
研究開発費 200 241 41
為替差損益 ▲6 ▲2 4
平均為替レート(円/米ドル) 110.2円 108.9円 ▲1.3円
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2020年12月期 第1四半期 製品カテゴリー別売上高
Covid-19の拡大の影響により中国の関係工場の稼働率が低下した影響大
(百万円)
2019.12期 2020.12期
増減額 売上高の増減要因
第1Q実績 第1Q実績
主力商品の生産ラインの稼働率が低下した
ハンディオーディオレコーダー 840 693 ▲147 ことにより製品が供給不足となり一時的に
(HAR) 販売数量が減少
マルチエフェクター 248 231
(MFX)
▲17
デジタルミキサー/マルチトラックレコーダー 前年下期発売L-20R、L-8など『LiveTrak
(DMX)
132 206 73 TM』シリーズの販売が好調
プロフェッショナルフィールドレコーダー 153 136
(PFR)
▲17
ハンディビデオレコーダー 165 101
(HVR)
▲64 前期はQ2n-4Kの新製品効果
Mogaraが星野楽器(株)との販売代理店契
Mogar取扱いブランド 292 219 ▲72 約を終了したことによる影響
その他 130 118 ▲11
合計 1,963 1,706 ▲257
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2020年12月期 第1四半期 地域別売上高
COVID-19の拡大の影響により南ヨーロッパと中国は一時的に売上高が大幅減
(百万円)
2019.12期 2020.12期
増減額 売上高の増減要因
第1Q実績 第1Q実績
北 米 437 425 ▲11
イタリアのロックダウンに伴う小売店の閉鎖等による影
南ヨーロッパ ※1 546 423 ▲122 響
前年下期発売L-20R、L-8等、DMXカテゴリーの販売
中央ヨーロッパ ※2 142 203 60 が好調
日 本 188 186 ▲2
イギリス 134 89 ▲44 ZUKの現地倒産法適用による影響
中 国 79 53 ▲26 COVID-19の大規模感染によるロックダウンの影響
オーストラリア 38 34 ▲3
スウェーデン 40 26 ▲14
その他 356 264 ▲91 ロシア▲28、韓国▲17、フィリピン▲14
合計 1,963 1,706 ▲257
※1.南ヨーロッパは、イタリア、フランス、スペイン、ポルトガルを含む地域
※2.中央ヨーロッパは、ドイツ、ベネルクス3国、オーストリア、ポーランド、チェコ、スロバキア、バルト3国等を含む地域
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2020年12月期 第1四半期 営業利益の増減分析
営業利益の増減分析(百万円)
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2020年12月期 第1四半期 連結貸借対照表(要約)
(百万円)
20.12期
19.12期末 増減額 増減要因
第1Q末
流動資産 6,591 5,572 ▲1,018
現預金 2,344 2,408 64
COVID-19の大規模感染の影響により当第1四半期の売上
売掛金 1,346 917 ▲429 高が減少
19.12期末は旧正月前の在庫確保による増加、20.12期第
商品及び製品 2,063 1,582 ▲480 1Q末はCOVID-19の大規模感染の影響により生産が減少
固定資産 1,264 1,408 143
有形固定資産 459 442 ▲16
無形固定資産 254 240 ▲13
ZUKへの売掛金と貸付金の回収不能見込分を破産更生債権
投資その他の資産 550 724 174 へ振替
資産合計 7,855 6,980 ▲874
流動負債 2,770 2,236 ▲534
19.12期末は旧正月前の在庫確保による仕入が増加、20.12期
買掛金 936 570 ▲365 第1Q末はCOVID-19の大規模感染の影響により仕入が減少
短期借入金 1,249 1,188 ▲60 Mogar社運転資金返済
固定負債 209 184 ▲25
負債合計 2,980 2,420 ▲559
資本金 212 212 -
純資産合計 4,875 4,560 ▲314
負債純資産合計 7,855 6,980 ▲874
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2020年12月期 第1四半期 売上及び利益の推移
売上高 (百万円)
営業利益
(百万円)
3,000 200 166
2,360
2,246
1,963 2,037
2,000 1,706 100 71
42
10
1,000 0
▲ 54
0 ▲ 100
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2019年 2020年 2019年 2020年
経常利益 (百万円)
親会社株主に帰属する四半期純利益
(百万円)
400 165
200
217
100 70
200
79 13 1
22 0 0
0
▲ 100
▲ 200 ▲ 200
▲ 218
▲ 400 ▲ 307 ▲ 300
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2019年 2020年 2019年 2020年
売上及び利益は下半期に多くなる傾向
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2020年12月期 連結業績予想の修正
ZNAの完全子会社化の影響等を反映
(百万円)
親会社株主に帰属 1株当たり連結
売上高 営業利益 経常利益 する当期純利益 当期純利益(円)
前回発表予想(A) 8,641 301 381 299 130.19
今回修正予想(B) 9,886 573 262 366 162.92
増 減 額(B-A) 1,245 271 ▲119 67 ―
増 減 率( % ) 14.4 90.0 ▲31.2 22.5 ―
(ご参考)前期連結実績
8,608 291 318 250 110.03
(2019年12月期)
<修正理由>
1. 2020年4月1日付で持分法適用会社であったZNAを完全子会社化したことにより、同社の損益計算書を4月1日(2020年第2四
半期連結会計期間)より連結
2. ZUKの現地倒産法適用により、持分法による投資損失240百万円を営業外費用に計上
3. ZNAの子会社化に伴う従来持分の評価替えにより、段階取得利益178百万円を特別利益に計上
なお、COVID-19の拡大は、当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績に大きな影響を与えるものではないと予想
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