6678 テクノメディカ 2021-11-18 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算説明会資料 [pdf]

  2022年3月期
第2四半期決算説明会
  2021年11月18日

                代表取締役社長
                  實吉 政知
                          0
目次


                            ページ

1. テクノメディカの歴史・主要製品    ・・・    2-4

2. 2022年3月期 第2四半期決算   ・・・   5ー20

3. 第2四半期トピックス         ・・・ 21ー26

4. 2022年3月期 業績見通し     ・・・ 27ー30

5. 長期ビジョンの検討          ・・・ 31ー35


                                   1
テクノメディカの歴史・主要製品



                  2
テクノメディカの歴史
  1987年   9月   神奈川県川崎市高津区にて創立
  1988年   9月   全自動血液ガス分析装置の販売を開始
  1991年   4月   自動採血管準備装置の販売を開始
          6月   かながわサイエンスパークに開発センターを設置
  1997年   3月   本社社屋の竣工 (横浜市都筑区仲町台)
  1998年   6月   本社第2研究所竣工 ⇒ 研究開発部門の充実
  2004年 12月    ジャスダック証券取引所へ店頭登録
  2005年   9月   本社第3研究所竣工 ⇒ 研究開発部門+物流の充実
  2007年   3月   東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  2008年   3月   東京証券取引所市場第一部に指定
  2009年   7月   本社第4ビル竣工 ⇒ 生産業務施設の充実
  2012年   9月   ヘルスケアセンターを開設 ⇒ ヘルスケア部門の研究開発強化
  2019年   7月   テクノメディカ台湾支店の開所
          8月   横浜港北に物流倉庫の開設
  2020年   4月   新型コロナウイルス感染症への対応
          7月   中型自動採血管準備装置・システムの販売を開始
  2021年   4月   研究開発体制の強化・組織改正  新製品開発の展示
                                               3
テクノメディカの主要製品
 品目別に見た主要製品
                                           製 品 名
                 採血管準備装置               卓上型         RFID検体情報                            全自動尿分取装置
     採           BC・ROBO-              採血管準備装置     統括管理システム                            UA・ROBO-
 ・   血           8001RFID              BC・ROBO7    TRIPS                               2000RFID

 シ   管
 ス   準                                                       アンテナ
 テ   備                                                       ボックス

 ム   装                                                       採血管
     置                                                       スタンド


  検          血液ガス分析装置
             GASTAT-700モデル
                                   ハンディ型血液ガス分析器
                                   GASTAT-navi
                                                         電解質測定器
                                                         STAX-5 Inspire
                                                                                   <その他>

  体                                                                                赤血球沈降速度測定
                                                                                   装置
  検                                                                                尿中酸化ストレスマーカー
  査                                                                                測定システム
  装                                                                                等
  置
         各種採血管               ラベル        センサーカード     電極                    ハルンカップ   <その他>

  消                                                                                採血管準備装置および
                                                                                   検体検査装置の保守
  耗                                                                                等
  品
  等



                                                                                                  4
2022年3月期 第2四半期決算



                   5
2022年3月期 第2四半期決算ー1
 決算サマリー: 売上・販売復調                     利益・販売増の効果
                                                     (単位:百万円)
                      2021/3期 2Q累計          2022/3期 2Q累計
                      金額      百分比      金額      百分比      前期比

  売       上       高   3,701   100.0%   4,291   100.0%   +15.9%


  営   業       利   益     404   10.9%     669     15.5%   +65.5%


  経   常       利   益     412    11.1%    676     15.7%   +64.0%


  四半期純利益                281    7.6%     468     10.9%   +66.3%

  1株当たり純利益(円)          33.2    ―        54.9     ―      +65.4%
  1株当たり純資産(円)         1,653    ―       1,760     ―      +6.5%



                                                                 6
2022年3月期 第2四半期決算ー2
 品目別売上高(全体)
      :採血管準備装置・システム大幅増収/検体検査装置は減
                                                        (単位:百万円)

                  2019/3期 2020/3期 2021/3期   2021/3期     2022/3期
                                             2Q累計     2Q累計    前期比
  採血管準備装置
                   3,803   4,233   3,303       982    1,482 +50.9%
  ・ シ ス テ ム
          構成比      40.8%   43.2%   36.5%     26.5%    34.5%    ―

  検体検査装置            620     570     740        392     257 △34.5%

          構成比       6.6%    5.8%   8.2%      10.6%     5.9%    ―

  消   耗   品   等    4,908   5,006   4,996     2,326    2,551   +9.7%

          構成比      52.6%   51.0%   55.3%     62.9%    59.4%    ―


  合           計    9,332   9,810   9,040     3,701    4,291 +15.9%


                                                                      7
2022年3月期 第2四半期決算ー3
 決算(前年同期比)のポイント・トピックス
         採血管準備装置・システム
         ⇒ 国内は前期の大幅減が回復、海外は新型コロナの停滞回復増収
           < 国内57%増、 海外20%増 >

 売上高     検体検査装置
         ⇒前期 国内外共に新型コロナ検査需要増あり。今期反動減
 増加要因     < 国内29%減、 海外41%減 >
         消耗品等
         ⇒ 国内は平時の検査数の増加、海外で検体検査装置用の消耗品が急伸
           < 国内8%増、 海外24%増 >


 販管費
         コロナ禍における諸経費削減、営業活動の自粛継続による増加抑制
 影響要因


 トピックス   新製品開発状況を展示会出展


                                            8
2022年3月期 第2四半期決算ー4
 主力製品 BC・ROBO‐8001 RFID について

              IoTサポート
 4            ⇒ 自動起動機能 等


 つ
              自動復旧
              ⇒ 発行動作の停止を回避
 の
     RFID
 新
              RFID連携強化
              ⇒ 検体トレーサビリティの強化
 機

 能            自動学習
              ⇒ メンテナンス時期のアラート 等

                                  9
2022年3月期 第2四半期決算ー5
 大型案件・採血業務支援システム Assist More
      採血受付                                   採血カルテ登録
                      患者呼出
                      採血情報表示
 採血の診察券、受付票の読取データ     患者照合
 に応じて採血整理券を自動発行
                      採血カルテ登録


      採血管準備
      BC・ROBO
                       患者呼出
 バーコードラベルを貼り付けた採血管、
 採血指示書、手貼ラベル、コメント
 ラベルをトレイにまとめて自動発行                    採血後画面タッチで患者情報を入力。採血カルテは ピクトグラム
                                     を多用し、登録も簡単。患者の詳しい採血情報の共有も可能



                                                患者照合

                                    表示


                           採血情報表示         患者照合の上、RFIDで採血管バーコード情報
                                          を瞬時に照合 ⇒ 安全性・効率性アップ




                                                                   10
2022年3月期 第2四半期決算ー6
         品目別売上高(四半期別):採血管準備装置・システムが増収
           採血管準備装置・システム                                                    検体検査装置                                                     消耗品等

(百万円)          20/3期           21/3期      22/3期       (百万円)              20/3期        21/3期          22/3期     (百万円)          20/3期        21/3期         22/3期
 1,800                                                 300                                                     1,800
                                            1,668
 1,600                                                                                                         1,600
                                         1,429
                                                       250
 1,400                                                                                                         1,400                             1,334       1,335
                                                                                                                                  1,290 1,304
                                                                                                                                            1,292      1,267
                                                                                                                              1,246 1,242
                                                                             203                     197 195
 1,200                                                 200                                                     1,200   1,154
                                                                   189                                                     1,084
                     1,065

 1,000   927                                                                       150         151
                                                                                                               1,000
                                                                           150
                             821 810                   150
  800                                                                                                           800
               660                                           114
                                   653                               106                 108
                         575
  600                                                  100                                                      600
           406
  400                                                                                                           400
                                                        50
  200                                                                                                           200

    0                                                    0                                                        0
           1Q           2Q         3Q            4Q                1Q            2Q            3Q       4Q                 1Q         2Q         3Q          4Q


                                                                                                                                                                  11
2022年3月期 第2四半期決算ー7
 採血管準備装置・システム-BC・ROBO納入施設数
           2019/3期 2020/3期 2021/3期 2021/3期     2022/3期
                                   2Q累計      2Q累計   前期差

  納入施設数      313    429     364      148      222    +74
   国   内     163    271     224       71      129    +58
   うち 新規      34    121      73       27       56    +29
   うち 更新     129    150     151       44       73    +29
   輸   出     150    158     140       77       93    +16



   ・国内:新規は小型機を中心に56施設に導入
       大型機中心に更新需要を取込み
   ・輸出:小型機を中心に海外需要を掘り起こし


                                                           12
2022年3月期 第2四半期決算ー8
 採血管準備装置・システム-国内納入施設の推移
 2,500
             (累計施設数)



 2,000




 1,500


                                                                                                                           TRIPS採用施設数
 1,000                                                                                                                     102施設
                                                                                                                           (前期末比:+4)



  500




    0
         2001/3 02/3 03/3 04/3 05/3 06/3 07/3 08/3 09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 21/9



                                                                                                                                   13
2022年3月期 第2四半期決算ー9
 消耗品等(含む保守料)の売上高推移
                                                                                                                           年率平均
 (百万円)                                                                                                                    4.8%成長
                                                                                                          5,006
  5,000                                                                                           4,908
                                                                                          4,613
                                                                          4,290   4,299
                                                                  4,110
                                                          3,895
  4,000                                           3,663
                                                                                          2,580   2,560                     10-3月期実績
                                          3,450                                                           2,670
                                  3,283
                          3,091                                                   2,457
                                                                  2,190   2,254
  3,000           2,847                                   2,105
          2,721
                                                  2,047
                                          1,901
                                  1,774
                          1,673
                  1,530
          1,457
  2,000


                                                                                                  2,445           2,551     4-9月期実績
                                                                                  2,155   2,328           2,326
  1,000                                                   2,005   2,100   2,044
                                  1,675   1,762   1,848
                  1,561   1,609
          1,390


     0
                                                                          *
          09/3    10/3    11/3    12/3    13/3    14/3    15/3    16/3    17/3    18/3    19/3    20/3    21/3    22/3
                                                                                                     *17/3期より保守料の計上方法を変更

                                                                                                                                      14
2022年3月期 第2四半期決算ー10
        品目別売上高(国内・海外別): 国内大幅増、海外堅調
          採血管準備装置・システム                                             検体検査装置                                        消耗品等

(百万円)                 国内      海外                (百万円)              国内      海外             (百万円)                  国内       海外
2,000                                            400                                       2,500
        1,830                                                                                      2,297                       2,282
                                                                                                                 2,109
                                                                                           2,000
1,500                                            300
                                  1,274
                                                                   231                     1,500
                                                        206
1,000                                            200
                      810                                                161   162
                                                                                           1,000


                                                                                     94
 500                                             100
                                                              59                            500
                                          207                                                                                          268
                163         171                                                                                          216
                                                                                                           147

   0                                               0                                          0
          19/9         20/9         21/9                 19/9       20/9        21/9                 19/9          20/9          21/9


                                                                                                                                         15
2022年3月期 第2四半期決算ー11
    海外売上高
                 アジア(左)                    中南米(左)
                 欧州(左)                     その他(左)
(百万円)            海外売上比率(右)                                (%)
                                           14.9
 1,500                                            13.3    15
         11.4              11
                                                                [2022/3期 2Q累計]
 1,250
                  8.7
                                   7.9                    10    採血管準備装置・システム
         1068                                                    … 新型コロナの影響で停滞
 1,000
           6
          78
                          996
                                                          5
                                                                   していた市場の一部復調
                           29
          94     851      105
                  8
                 121       96                                   検体検査装置
  750                                                     0
                 75                                              … 前期新型コロナの需要増
                                                                   の反動
  500                                                     -5
         888
                          765                                   消耗品等
                 646
  250                                     549     571     -10    … 検体検査装置用消耗品
                                   370                             販売が大幅増
    0                                                     -15
         19/3期   20/3期    21/3期   20/3期   21/3期   22/3期
                                  2Q累計    2Q累計    2Q累計


                                                                                 16
2022年3月期 第2四半期決算ー12
  要約損益計算書
                                                       (単位:百万円)
                      2021/3期 2Q累計           2022/3期 2Q累計
                      金額       百分比      金額       百分比      前期比
  売       上       高   3,701    100.0%   4,291    100.0%   +15.9%
   売 上 原 価            1,932    52.2%    2,177    49.3%    +12.7%
  売 上 総 利 益           1,769    47.8%    2,113    49.2%    +19.5%
   販売管理費              1,364    36.9%    1,443    33.6%    +5.7%
  営   業       利   益     404    10.9%     669     15.5%    +65.5%
   営業外損益                   7    ―            6    ―         ―
  経   常       利   益     412     11.1%    676     15.7%    +64.0%
   特 別 損 益             ―        ―       ―         ―         ―
   法人税、調整額等             130     ―        207      ―         ―
  四半期純利益                281     7.6%     468     10.9%    +66.3%
  売上高増に対し販売管理費の増加が想定を下回った

                                                                   17
2022年3月期 第2四半期決算ー13
  要約貸借対照表 【資産の部】
                                                    (単位:百万円)
                     2021/3期末              2022/3期 2Q末
                    金額      百分比       金額      百分比        増減額
  流    動   資   産   15,470    88.1%   14,924   87.9%       △546
   現       預   金   10,138            11,069               +931
   売 上 債 権          3,605             2,509              △1,096
   棚 卸 資 産          1,646             1,258               △388
   その他流動資産            79                87                  +8
  固    定   資   産    2,083   11.9%     2,058    12.1%       △25
   有形固定資産           1,564             1,532                △32
   無形固定資産             23                32                  +9
   投       資   等     495               493                  △2
  資    産   合   計   17,554   100.0%   16,982   100.0%      △572


                                                                  18
2022年3月期 第2四半期決算ー14
  要約貸借対照表 【負債・純資産の部】
                                                   (単位:百万円)
                    2021/3期末              2022/3期 2Q末
                   金額      百分比       金額      百分比        増減額
  流   動   負   債    2,384   13.6%     1,759   10.3%      △625
   買 入 債 務         1,134              656               △478
   短期有利子負債          ―                 ―                 ―
   その他流動負債         1,249             1,103              △146
  固   定   負   債     209     1.2%      221     1.3%       +12
   長期借入金            ―                 ―                 ―
   その他固定負債          209               221                +12
  負   債   合   計    2,594   14.8%     1,981   11.7%      △613
  純 資 産 合 計       14,960    85.2%   15,001    88.3%      +41
  負債・純資産合計        17,554   100.0%   16,982   100.0%     △572


                                                               19
2022年3月期 第2四半期決算ー15
  要約キャッシュ・フロー計算書
                                           (単位:百万円)
                       2021/3期         2022/3期
                        2Q累計            2Q累計
                         金額       金額         増減額
   営業活動によるキャッシュ・フロー        758     1,421         +663
   投資活動によるキャッシュ・フロー       △72      2,511     +2,583
   財務活動によるキャッシュ・フロー      △414      △433          △18
   現金・現金同等物の増加額            270     3,499     +3,228
   現金・現金同等物の期首残高         7,313     7,570         +256
   現金・現金同等物の期末残高         7,584    11,069     +3,484

   研究開発費                   183      187           +4
   設備投資実施額                  10       53          +43
   減価償却実施額                  58       58            -
  フリーキャッシュフローはプラスで安定的に推移、基盤整備、研究開発投資に活用を検討

                                                        20
第2四半期トピックス




             21
トピックスー1
新製品出展   臨床検査機器・試薬・システム展示会
      (2021年10月8日~10日)
①採血受付システム( IC カード対応)
 New AI-5
   〇採血室への入室情報をスマート管理
   〇採血業務のスムーズ化・混雑回避
   〇医療施設に特化したデザイン設計




                         22
トピックスー2

②採血採尿受付システム( IC カード対応)
 New AI-500 RFID
  〇高機能、拡張性に優れた新型装置
  〇ICカード対応 先進性を備えた受付機
  〇院内業務に応じて選べるユニット展開




                         23
トピックスー3

③オンライン採血有人受付システム
            (商品化準備中)
 〇離れた場所から非対面受付 感染予防
 〇常時受付職員の待機不要 業務効率化
 〇設置が容易 デジタル活用 充実受付対応




                        24
トピックスー4

④ロボット ハンドリング システム
          (商品化準備中)
〇尿検体の受け渡しをロボット化
〇医療現場の環境を、工業技術で支援
〇市場ニーズに応じた、開発展開の準備




                     25
トピックスー5
       東証 プライム市場への対応
①   21年7月 東証よりプライム市場適合の通知受領
②   21年9月 プライム市場選択への申請
③   21年12月 改定コーポレートガバナンス・コード対応
④   22年1月 東証より企業の選択結果を公表
⑤   22年4月4日 プライム市場へ移行予定


 引続きプライム市場維持のための対応を図ってまいります



                                 26
2022年3月期 業績見通し




                 27
今期業績予想ー1
 2022年3月期 業績見通し
                                                          (単位:百万円)
                        2021/3期                  2022/3期 (予)
                      金額      百分比        金額         百分比        前期比

  売       上       高   9,040   100.0%     9,500      100.0%      +5.1%

  営   業       利   益   1,607   17.7%      1,300       13.6%     △19.1%

  経   常       利   益   1,629   18.0%      1,300       13.6%     △20.2%

  当 期 純 利 益           1,153   12.7%      1,000       10.5%     △13.3%

 1株当たり純利益(円)          135.7    ―         117.7       ―          ―
 1株当たり配当金(円)           51.0    ―          51.0       ―          ―


  研 究 開 発 費            433        4.8%    700         7.4%     +61.7%

 通期目標 売上高95億円、営業利益13億円(2021年5月12日決算短信値)を目指す

                                                                        28
今期業績予想ー2
 2022年3月期 品目別売上高見通し

                                                      (単位:百万円)
                    2021/3期                  2022/3期 (予)
                  金額      百分比        金額         百分比        前期比

  売   上       高   9,040   100.0%     9,500      100.0%      +460
  採血管準備装置
  ・ シ ス テ ム
                  3,303   36.5%      4,000       42.1%     +5.6%

  検体検査装置           740        8.2%    550         5.8%     △2.4%

  消   耗   品   等   4,996   55.3%      4,950       52.1%     △3.2%




                                                                   29
株主還元方針
                       【配当性向の目標】
                  30%~40%を当面の目安として目指す
                          (2021年11月4日 自社株買い決定)
                           1株配当額(円)             配当性向(%)
 (円、%)

  60

                                                       49       51       51
  50                                 45       47
          43       43       43
                                                               37.6        43.5
  40
                                                      41.6
  30                                         36.7
                   31.4             29.5
  20     26.4

  10


   0
         2015/3   2016/3   2017/3   2018/3   2019/3   2020/3   2021/3   2022/3
                                                                        (予想)

                                                                                  30
2030長期ビジョンの検討




                31
2030長期ビジョンの検討-1
   当社は1987年に創業、採血管準備装置・システムを他社に
  先駆けて開発し、病院待ち時間の大幅な短縮を図り、病院及び患
  者様へ効率的で、快適なサービスとともに、患者様照合のための医
  療安全サービスを提供し貢献してまいりました。

   2022年には創業35年を迎えます。当社の更なる安定的な
  成長のために、変えないもの、変わらなければならないものについて
  の議論を行い、当社の「経営理念」を実現するために、今後何に取
  り組み、如何に社会に貢献していくべきか、当社の10年後のあり
  たい姿としての2030長期ビジョンについて検討しています。

   当社が考える10年後の社会像に対し、当社として健康、医療
  分野でどのように貢献できるのか、チャレンジしていきたいと考えてい
  ます。

                                     32
2030長期ビジョンの検討-2
  (10年後の社会像)
   SDGs(国連の持続可能な開発目標)をはじめとした、社会課題解決への取組の
  要請が高まっています。当社は社会の基盤と革新を担う存在であり、社会課題の
  解決に向けて大きな責任を持っています。持続可能な社会の実現には、ソリューション
  提供を通し、当社が成長しながら継続的に社会価値を創造していくことが不可欠と
  なっています。当社はESG(環境・社会・企業統治)の視点で機会とリスクを的確に
  捉え、経営に反映させて参ります。

          ③保健      ⑦エネルギー    ⑧成長・雇用




        ⑨イノベーション    ⑪都市      ⑬気候変動




                                            33
2030長期ビジョンの検討-3

  (取組内容)
  ・ 使用する原材料の削減
  ・ ロボットシステム普及に貢献する技術や製品の開発、ソリューションの提供
  ・ 消耗品事業のプラスチックから紙製品等(エコマテリアル)への転換
  ・ 感染予防対策に資する製品の開発、提供
  ・ 自社ビル内節電策、太陽光発電の活用
  ・ 産業廃棄物のミニマム化
  ・ 安定調達、供給のための構造改革
  ・ 「現場力」に基づいた最適生産体制の確立
  ・ 働きやすい職場環境づくり

   当社は革新的な新製品や技術開発を通して、このような社会課題の解決に向け
  て果たすべき役割は大きいと考えています。この変化に迅速に対応し、持続可能な
  成長・発展を目指します。




                                          34
2030長期ビジョンの検討-4

  (社会に貢献するための3つの基本戦略)
   10年後の社会に貢献するためのキーワードは、イノベーション、海外展開、
  既存事業強化です。

  (1)イノベーションの追及
    ・顧客目線でのイノベーションの強化
    ・研究開発、システムソリューションによる提案力の強化

  (2)海外展開の拡大
    ・グローバルな拡大を目指し、自社での地域拡大及び
     海外代理店の活用による販路の強化

  (3)既存事業強化
    ・AI、 IoT等の先端技術活用による次世代機の開発
    ・消耗品拡大への生産効率化
    ・サプライチェーンを含めたコスト合理化

   事業活動を通し社会に貢献できる会社を目指し、3つの事業領域と経営基盤を
  強化し健康、医療分野での安心な社会の実現へ向けた取り組みを進めて参ります。

                                          35
<注意事項>

 当資料に記載された内容は、現時点において一般的に認識されている経済・社会
 等の情勢及び当社が合理的に判断した一定の前提に基づいて作成されております
 が、経営環境の変化等の事由により、予告なしに変更される可能性があります。
 投資に際しての最終的なご判断は、ご自身がなされるよう、お願い致します。




                                        36