6677 J-エスケーエレク 2021-08-10 15:30:00
2021年9月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月10日
上場会社名 株式会社 エスケーエレクトロニクス 上場取引所 東
コード番号 6677 URL http://www.sk-el.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 石田 昌徳
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 (氏名) 向田 泰久 TEL 075-441-2333
四半期報告書提出予定日 2021年8月10日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年9月期第3四半期の連結業績(2020年10月1日∼2021年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 EBITDA 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第3四半期 14,470 △2.6 3,155 △8.4 876 ― 606 ― 434 ―
2020年9月期第3四半期 14,854 △27.6 3,443 △53.6 △140 ― △187 ― △432 ―
(注)包括利益 2021年9月期第3四半期 1,376百万円 (―%) 2020年9月期第3四半期 △9百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年9月期第3四半期 41.39 ―
2020年9月期第3四半期 △41.26 ―
(注)EBITDAは、営業利益+減価償却費としています。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年9月期第3四半期 32,551 23,655 72.7 2,255.39
2020年9月期 31,778 22,385 70.4 2,134.25
(参考)自己資本 2021年9月期第3四半期 23,655百万円 2020年9月期 22,385百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年9月期 ― 0.00 ― 10.00 10.00
2021年9月期 ― 0.00 ―
2021年9月期(予想) 20.00 20.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 9月期の連結業績予想(2020年10月 1日∼2021年 9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 EBITDA 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 20,000 4.7 4,500 7.6 1,400 ― 1,200 ― 800 ― 76.27
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 有
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期3Q 11,368,400 株 2020年9月期 11,368,400 株
② 期末自己株式数 2021年9月期3Q 879,782 株 2020年9月期 879,782 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期3Q 10,488,618 株 2020年9月期3Q 10,486,682 株
(注)期末自己株式数及び期中平均株式数の算定に当たり控除する自己株式数には、役員向け株式報酬制度に係る信託が保有する当社株式を含めております。
(参考) 2021年 9月期の個別業績予想(2020年10月 1日~2021年 9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 EBITDA 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 14,800 7.8 2,300 66.7 700 ― 1,200 ― 900 ― 85.81
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により
大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料2ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結
業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社エスケーエレクトロニクス(6677) 2021年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………3
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) ……………………………7
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………7
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株式会社エスケーエレクトロニクス(6677) 2021年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、ワクチン接種の普及などにより、経済活動に持ち直しの動き
がみられますが、一部地域において緊急事態宣言の再発出、まん延防止等重点措置の実施、また新型コロナウイル
ス感染症拡大の第5波到来など、国内外経済の先行きは不透明な状況が続いております。
フラットパネルディスプレー業界におきましては、5G通信対応などのスマートフォンの新機種向けに、有機E
Lパネルの開発が活発となったため、有機EL用フォトマスクの需要は大幅に拡大しました。一方、液晶パネルに
つきましては、パネル価格の上昇が続き、パネルメーカー各社は量産体制を継続しました。その中でも、在宅勤務
や遠隔授業の定着により、ノートパソコンやタブレット、モニターなどのIT製品の販売が好調に推移したことで、
IT製品向け液晶用フォトマスクの開発需要は堅調となりました。
このような状況の中、当社グループは、スマートフォンの開発に使用される有機ELパネル用フォトマスク需要
を積極的に取り込み、第2四半期連結会計期間比で大幅増収となりました。
その結果、当社グループの連結業績につきましては、売上高144億70百万円(前年同期比2.6%減)、営業利益8
億76百万円(前年同期は営業損失1億40百万円)、経常利益6億6百万円(前年同期は経常損失1億87百万円)、
親会社株主に帰属する四半期純利益4億34百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失4億32百万円)と
なりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて7億73百万円増加し325億51百万円
となりました。これは主に、現金及び預金や原材料及び貯蔵品が減少した一方で、受取手形及び売掛金や建設仮勘
定が増加したことによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べて4億97百万円減少し88億95百万円となりました。これは主に、支払手形
及び買掛金が増加した一方で、長期借入金が減少したことによるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて12億70百万円増加し236億55百万円となりました。これは主に、利益剰
余金や為替換算調整勘定が増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化したことと、テレビ向けの液晶パネル用や有機ELパネル用フォトマス
クの売上高が想定を下回る見込みとなったことから、2020年11月9日に公表しました業績予想を修正いたします。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 10,331,416 8,480,045
受取手形及び売掛金 3,940,395 5,123,678
商品及び製品 79,406 55,988
仕掛品 217,444 298,679
原材料及び貯蔵品 2,471,882 2,187,114
その他 704,251 756,393
貸倒引当金 △1,116 △1,701
流動資産合計 17,743,680 16,900,198
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 3,205,604 3,145,043
機械装置及び運搬具(純額) 5,852,577 5,473,335
土地 1,667,702 1,667,702
建設仮勘定 2,142,603 4,127,865
その他(純額) 184,569 169,083
有形固定資産合計 13,053,058 14,583,031
無形固定資産
ソフトウエア 266,237 167,438
その他 242 5,152
無形固定資産合計 266,479 172,591
投資その他の資産
その他 848,816 1,041,036
貸倒引当金 △133,273 △144,949
投資その他の資産合計 715,542 896,087
固定資産合計 14,035,080 15,651,709
資産合計 31,778,761 32,551,908
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,172,340 3,491,469
1年内返済予定の長期借入金 1,100,000 1,100,000
未払法人税等 27,538 168,176
その他 1,619,993 1,477,080
流動負債合計 5,919,873 6,236,726
固定負債
長期借入金 3,350,000 2,525,000
役員株式給付引当金 36,925 57,500
その他 86,593 76,717
固定負債合計 3,473,518 2,659,217
負債合計 9,393,391 8,895,943
純資産の部
株主資本
資本金 4,109,722 4,109,722
資本剰余金 4,167,847 4,167,847
利益剰余金 14,559,610 14,887,863
自己株式 △976,008 △976,008
株主資本合計 21,861,171 22,189,425
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 150,326 301,217
為替換算調整勘定 379,425 1,165,322
繰延ヘッジ損益 △5,554 -
その他の包括利益累計額合計 524,197 1,466,539
純資産合計 22,385,369 23,655,964
負債純資産合計 31,778,761 32,551,908
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 14,854,181 14,470,762
売上原価 13,336,583 11,949,747
売上総利益 1,517,597 2,521,014
販売費及び一般管理費 1,657,972 1,644,029
営業利益又は営業損失(△) △140,374 876,985
営業外収益
受取利息 2,362 925
不動産賃貸料 21,811 21,796
受取保険料 8,923 25,534
その他 10,510 12,386
営業外収益合計 43,607 60,643
営業外費用
支払利息 3,382 14,783
不動産賃貸原価 13,573 12,870
為替差損 73,350 302,570
その他 486 927
営業外費用合計 90,793 331,152
経常利益又は経常損失(△) △187,560 606,476
特別損失
固定資産除却損 1,462 1,520
投資有価証券評価損 26,416 -
特別損失合計 27,878 1,520
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△215,439 604,955
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 169,141 193,481
法人税等調整額 69,180 △20,598
法人税等還付税額 △21,120 △2,026
法人税等合計 217,201 170,857
四半期純利益又は四半期純損失(△) △432,640 434,098
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△432,640 434,098
に帰属する四半期純損失(△)
5
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四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △432,640 434,098
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △27,152 150,890
為替換算調整勘定 439,004 785,896
繰延ヘッジ損益 11,625 5,554
その他の包括利益合計 423,478 942,341
四半期包括利益 △9,162 1,376,440
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △9,162 1,376,440
6
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
従来、当社グループの機械装置の減価償却方法は定率法によっておりましたが、第1四半期連結会計期間より
定額法に変更いたしました。これは、当社グループの設備投資の見直しを契機として、機械装置の使用実態を検
討した結果、フォトマスクの技術革新が鈍化し市場が成熟化していることを勘案し、安定的かつ定期的に設備維
持のための更新投資を行い、今後も安定的な利用を見込むため、その使用便益が平均的に費用配分される定額法
によることが、使用実態を適切に反映すると判断したことによるものであります。
この結果、従来の方法に比べ、当第3四半期連結累計期間の減価償却費が減少し、営業利益、経常利益及び税
金等調整前四半期純利益はそれぞれ396,171千円増加しております。
(追加情報)
(会計上の見積り)
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」に基づき、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を反
映した今後の業績見通し及び将来収益力等を勘案した結果、当第3四半期連結累計期間においても引き続き繰延
税金資産を計上しております。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響は、少なくとも2021年9月期まで継続し、2022年9月期以降は段階的に
縮小するものと仮定し、上記の見積りを行っております。
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