2022年3月期 第2四半期決算
および中期経営計画（2022年3月期-2024年3月期）進捗報告
～「サクサは変わる。」～
2021年11月29日
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収益認識に関する会計基準の適用
当第１四半期連結会計期間の期首から、「収益認識に関する会計基準」（企業会計
基準第29号 2020年３月31日。以下「収益認識会計基準」という。）等を適用してお
ります。この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、前第2四半期連結累
計期間と比較して大きく減少しております。
将来見通しに係わる記述についての注意事項
本資料に記載されている業績予想、将来予想については、現時点における事業環境に基づ
き当社が判断した予想であり、今後の事業環境により実際の業績が異なる場合があります
のでご承知おきください。
本資料における数値の表示方法
本資料に記載されている各項目の数値は、それぞれの数値の億円未満を四捨五入して
表示しています。また、増減については、億円単位の数値を元に計算しています。
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本日の説明内容
１ 2022年3月期 第2四半期決算連結業績
２ 中期経営計画（ 2022年3月期-2024年3月期）進捗報告
「サクサは変わる。」
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１ 2022年3月期 第2四半期決算連結業績
概要
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1-1 連結損益計算書 2022年3月期 第2四半期連結業績概要
（単位：億円）
2021年3月期 2022年3月期 増減
2Q実績（A） 2Q実績（B） （B－A) 比率
キーテレホンシステム（ボタン電話装置） 59 49 △10 △17％
ネットワーク機器他 56 55 △1 △2％
ネットワークソリューション分野 115 104 △11 △9％
セキュリティシステム 24 21 △3 △13％
部品他 28 15 △13 △46％
セキュリティソリューション分野 52 36 △16 △31％
連結売上高 167 140 △27 △16％
連結営業利益 6 △4 △10 －
連結経常利益 6 △3 △9 －
親会社株主に帰属する四半期純利益 △12 1 +13 －
1株当たり四半期純利益 △198.85 23.86円 +222.71円 －
ROE － 0.6% － －
配当 － －
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1-2 連結売上高の主な増減内訳 2022年3月期 第2四半期連結業績概要
（単位：億円） （単位：億円）
基盤事業
167億円 新基準
2021年 2021年 2022年
3月期2Q 3月期2Q 3月期2Q 差異
150億円 △10 （新基準）
115 （ボタン電話装置）
±0 140億円 (新基準) （新基準）
△17
111 70 67 60 ▲7
成長事業 104 基盤事業
51 38 35 ▲3
ネットワークソリューション分野
45 44 44 0
成長事業
1 1 1 0
52
39 36
セキュリティソリューション分野
※基盤事業：ボタン電話装置、防犯・防災、
2021年 アミューズメント、EMS、その他
2022年
27億円減収
3月期2Q 3月期2Q ※成長事業：ビジュアルソリューション、ITビジネス、
SIビジネス
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1-3 連結営業利益の主な増減内訳 2022年3月期 第2四半期連結業績概要
（単位：億円）
6億円 △1
△3
新収益認識
△4
影響 △4億円
売上高
減少 △2
材料費
増加 会計監査
費用等増加
2021年 2022年
3月期 3月期
2Q 10億円減益 2Q
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1-4 連結貸借対照表 2022年3月期 第2四半期連結業績概要
（単位：億円）
2021年3月期 2022年3月期 増減
資産の部 期末(A) ２Q末(B) (B－A)
流動資産 215 217 +2
固定資産他 150 146 △4
資産合計 365 363 △2
2021年3月期 2022年3月期 増減
負債・純資産の部 期末(A) ２Q末(B) (B－A)
流動負債 92 87 △5
固定負債 43 46 +3
負債合計 135 133 △2
純資産合計 230 230 －
負債・純資産合計 365 363 △2
自己資本比率 62.6％ 62.8％
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1-5 フリー・キャッシュフローの状況 2022年3月期 第2四半期連結業績概要
（単位：百万円）
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
2Q 2Q 2Q ■フリー・キャッシュフロー
前年同期比：△75百万円
1,110
・営業・キャッシュフロー
653 555
480 前年同期比：△885百万円
・税金等調整前当期純利益 +956
149
百万円
224 ・投資有価証券売却益 △447 百万円
・たな卸資産の増加 △592 百万円
・過年度決算訂正関連費用と支払額 △774 百万円
255 ・投資・キャッシュフロー
前年同期比：+810百万円
・ソフトウェアの取得 +175
△503 △554 ・投資有価証券の売却 +631
百万円
百万円
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中期経営計画（2022年3月期-2024年3月期）進捗報告
「サクサは変わる。」
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2-1 中期経営計画 中期経営計画
サクサは変わる。
事業戦略 財務戦略 ガバナンス戦略
事業を変える。 財務を変える。 ガバナンスを変える。
基盤事業の収益維持 政策保有株式の原則売却 コーポレートガバナンス改革
成長事業の収益拡大 保有不動産の流動化・収益化
グループ企業の再編
アライアンス／M&A戦略 財務レバレッジを効かせる
企業理念・ビジョン・コーポレートメッセージ 貢献するSDGs
Confidential
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2-2 2022年3月期 上半期振り返り 中期経営計画
・DXサービス第一弾のcocoem.（ココエム）の発売開始
・「SAXA-DX Navi」Webサイトオープン
事業戦略 ・入退場車両ナンバー管理システムを共同開発
・セキュリティアプライアンス新製品SS7000の発売開始
・基幹システム刷新による経営基盤の強化
・政策保有株式6.3億円を売却。売却益4.5億円を計上
・相模原（54千㎡）、那須塩原（58千㎡）、矢板（4千㎡）の
財務戦略 所有不動産の流動化・収益化に向けた入札プロセスを
10月中旬より開始
・2021年6月改訂のCGコードへの取組み
・指名・報酬委員会を設置し活動推進
ガバナンス戦略 ・ IR室を設置し適切な情報開示・株主との対話強化に向けた活動推進
・ESG・SDGs達成に向けた取組みをスタート
Confidential
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2-3A DXサービス第一弾のcocoem.の発売開始 中期経営計画 事業戦略
健康経営や働き方改革に即した従業員のメンタルヘルスケアを
支援するサービスを販売開始いたしました
サクサグループではじめてのリカーリング型ビジネスであり、今後も強化する。
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2-3B 「SAXA-DX Navi」Webサイトオープン 中期経営計画 事業戦略
マーケティングサイト「SAXA-DX Navi」公開、運用スタート（2021年10月4日）
新しい顧客接点となり、ブランディングとリード獲得の両立
顧客ニーズの仮説検証を行うためのデータ取得
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2-3C 入退場車両ナンバー管理システムを共同開発 中期経営計画 事業戦略
システム・ケイとアートが共同開発した車両ナンバー認識と入退室管理のシステム連携
「ZENESCAN NUMBER（ゼネスキャンナンバー）」2022年2月に販売開始予定
。
システム・ケイの顔認証技術とアートの入退室管理システムを連携した
顔認証システム「ZENESCAN PERSON（ゼネスキャンパーソン）」を開発中
Confidential
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2-4A 事業ポートフォリオ変革 中期経営計画 事業戦略
2022年 2024年 2026年
3月期 3月期 3月期
Confidential
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2-4B 事業ポートフォリオの変革システム・ケイの強みについて 中期経営計画 事業戦略
「SystemK Unique Value」の提供
映像AI解析 IoTデバイス
ソフトウェア開発 クラウド・ネットワーク
課題抽出 解決策 システム 構築 保守 改善
ニーズ把握 検討 設計・開発 導入 サポート 提案
マルチベンダーの強みを生かしたワンストップのシステムインテグレーションが可能
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2-4C 当社グループ事業の将来像 中期経営計画 事業戦略
情報セキュリティ・音声 映像解析・AI
デバイス開発力 IoT技術
2022年3月期 2026年3月期
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2-5 成長に向けた投資戦略 中期経営計画 事業戦略
営業 事業投資 • DXサービスの立ち上げ
キャッシュ・フロー （M＆A、 • IoTデバイスの開発 30億円～
アライアンス） • AI/画像認識への開発投資
手元資金
• 基幹システムの刷新
不動産収益化 システム投資 • ワークフローシステムなど社内DX 15億円
政策保有株式売却
• キャリア採用
銀行借入
人材投資 • 社員のソリューションスキルアップ ５億円
• 次期幹部候補の育成
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2-6 ESG・SDGs達成に向けた取組みをスタート 中期経営計画 ガバナンス
SDGs達成に貢献 ～持続可能な社会の実現～
持続成長する企業へ変革
企業価値向上 社会価値向上
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2-7 ESG（環境・社会・ガバナンス）の取組み 中期経営計画 ガバナンス
●社会課題を解決する事業活動
●働き方改革
●ダイバーシティ・インクルージョン
●従業員の健康マネージメント
Confidential
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2-8 2022年3月期 通期予想の修正と取組み 中期経営計画
（単位：億円）
2022年3月期 修正要因
公表 修正 差異 ●新型コロナウイルス感染症による受注影
成長事業 100 90 △10
響や半導体不足等の調達難および調達価
売上高 格の高騰により、売上、営業利益の見直し
基盤事業 215 210 △5
●主力商品であるボタン電話装置の上記影
合計 315 300 △15 響により、売上、営業利益見直し
営業利益 8 △7 △15
今期の取組み
経常利益 8 △6 △14
【業績改善対策 +5億円】
当期純利益 4 未定 - ●部品調達対策プロジェクト設立
2022年3月期 当第4四半期に判明する不動産の入 ●調達価格高騰影響による価格の適正化
札結果が、特別損失の見通しに大きく影響を及ぼすこと ●原価低減活動の強化（調達先拡大）
が見込まれるため、「未定」とさせていただきます。
●経費などのコスト対策
Confidential
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2-9 2022年3月期 連結営業利益の変動要因 中期経営計画
（単位：億円）
新収益認識
粗利影響 売上高
+2 減少
8億円 △5 材料費
増加
△10
販売機種 会計監査 △7億円
構成変動 費用等 経費
増加 基幹システム 納入 抑制
△２ 価格 原価
△3 構築費用 アップ 低減 +3
△2 +1 +1
2022年 2022年
3月期予想 15億円減益 3月期予想
（前回） （今回）
Confidential
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2-10 プライム市場上場維持基準の適合に向けて ロードマップ 中期経営計画
「ものづくりを中核に情報通信サービス企業への飛躍」 ⚫ 株価の上昇
流通時価総額
225億円
流
●ＳＤＧｓ・ESGの取組み ⚫ 収益力の向上
通
時
価
●積極的なIR活動
⚫ 事業セクターの変化 ROEの向上
総
●株主還元 EPSの増加
額
⚫ 事業構造の変革
PERの上昇 ⚫ 資産の圧縮
流通時価総額
100億円 ⚫ 投資
流通時価
総額
65億円
ROAの
上昇
●M&A/アライアンス 30億円
⚫ 資産の圧縮
●システム投資 15億円
⚫ 政策保有株式の売却
⚫ 投資資金の確保 ●人材投資 5億円
⚫ 保有不動産の流動化・収益化
2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期
Confidential
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ビジョン（目指す姿）
つなげる技術の、その先へ。
心地よい暮らし、つまり、
安心で安全、快適で便利な環境の実現に向けて。
つなげる技術を、さらにつなげていくこと。
それを、お客様の明日へとつなげていく、サクサです。
Confidential
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APPENDIX
Confidential
サクサグループ沿革 1930年代～1980年代 「電話装置を核とした通信技術の確立」 中期経営計画
成長ビジネス ビジュアル・ネットワーク・SI 製品の表記年度は、販売または提供開始
1975
遠方監視装置
基盤ビジネス ボタン電話装置・公衆電話・防犯設備・アミューズメント他
1992 1994
ISDN回線 ATM回線
シミュレータ シミュレータ
1954 1954 1973
赤でんわ（公衆電話） 秘書電話機（ボタン電話装置） ホームテレホン
1998
1973 NTT向けIP電話
公衆輸出開始 1983 装置 納入開始
ベネズエラ 磁気カード公衆 自社ブランドIP電
アルゼンチン 話装置 販売開始
1930 1940 1950 1960 1970 1980 1990 2000
1938 1946 1993 1996 1999
1962 1971 田村電機製作所
大興電機製作所 田村電機製作所 ISO9001 ISO9001 ISO14001
東証2部上場 東証1部上場
設立 設立 取得 取得 取得
大興電機製作所
Confidential A2/８
サクサグループ沿革 2000年代「特定市場への展開、映像・ネットワーク商材の立ち上がり」 中期経営計画
成長ビジネス ビジュアル・ネットワーク・SI 製品の表記年度は、販売または提供開始
基盤ビジネス ボタン電話装置・公衆電話・防犯設備・アミューズメント他 2017
映像管理システム 2019
（VMS） 北海道大学と
AI活用で
2003 2012 2018 共同研究開始
福祉あんぜん Suica/PASMO 映像監視 2014 2017 光警報システム
向け 認証システム ネットワークビデ UTM新モデル 情報セキュリティ
緊急通報装置 JR東日本 オレコーダ ゲートウェイ
東急電鉄と提携
2005 2010
UD対応 新方式 2019
UTM 2014 2017 山形大学と
公衆電話機 統合脅威管理ア UTM新モデル DECT方式
2002 VPNルータ フレキシブル
コードレス電話機
ガス監視 プライアンス 印刷技術で
システム 共同研究開始
2001 2010 2011 2020
2004
サクサ 2007
ホールディングス システム・ケイ
設立 連結子会社化
サクサグループ
Confidential A3/８
システム・ケイの沿革 中期経営計画
1991 2002 2003 2007 2012 2013 2018 2020 2021
サクサグループ入り
Confidential A4/８
ガバナンス戦略 「ガバナンスを変える」 中期経営計画 ガバナンス
コーポレートガバナンスを再構築し
ステークホルダーからの信頼を回復いたします
コーポレートガバナンス改革
コーポレートガバナンスコードの5つの基本原則に則り改革を推進
⚫ 株主の権利・平等性の確保
⚫ 株主以外のステークホルダーとの適切な協働
⚫ 適切な情報開示と透明性の確保
⚫ 取締役会等の責務
⚫ 株主との対話
Confidential A5/８
システム・ケイ「車両ナンバー認識システム」のメディア掲載 中期経営計画
日経トレンディ2021年12月号「今を彩る注目商品」に掲載
〇株式会社システム・ケイ 車両ナンバー認識システム 出典：日経トレンディ2021年12月号
https://systemk-camera.jp/systems/lineup/license-plate/
Confidential A6/8
システム・ケイ「AI画像解析の実証実験」のメディア掲載 中期経営計画
ドコモ北海道のパンフレット「docomo for BUSINESS Hokkaido case book」に掲載
道央自動車道輪厚パーキングエリア
（PA）駐車場での「5GとAIを活用した
駐車場利用実態把握」の実証実験を
2021年2月より開始
出典：docomo for BUSINESS Hokkaido case book
Confidential A7/8
「感染症対策BCPソリューション magickiri」とシステム連携・販売開始 中期経営計画
「magickiri（マジキリ）」と弊社SK VMS（映像管理システム）とのシステム連携を行うと、
CO2濃度上昇と録画映像の紐づけ・スマホ通知・分析ができ、スマートな感染症対策が可能
〇映像管理システムSK VMS
https://sk-vms.systemk.co.jp/
〇感染症対策BCPソリューション magickiri
https://www.systemk.co.jp/product/other/magickiri/
Confidential A8/8