6675 サクサ 2021-06-29 15:00:00
財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ [pdf]
2021 年 6 ⽉ 29 ⽇
各 位
会 社 名 サクサホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社⻑ 丸井 武⼠
(コード番号 6675 東証第1部)
問合せ先 財務部⻑ ⻑⾕川 正治
(TEL.03-5791-5511)
財務報告に係る内部統制の開⽰すべき重要な不備に関するお知らせ
当社は、⾦融商品取引法第 24 条の4の4第1項に基づき、本⽇、関東財務局に提出する 2021 年3
⽉期の内部統制報告書において、開⽰すべき重要な不備があり、財務報告に係る内部統制は有効でな
い旨を記載いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.開⽰すべき重要な不備の内容
2020 年 10 ⽉ 12 ⽇付「財務報告に係る内部統制の開⽰すべき重要な不備に関するお知らせ」に
て公表いたしましたとおり、当社は過年度の決算を修正し、2016 年 3 ⽉期から 2019 年 3 ⽉期ま
での有価証券報告書、2018 年 3 ⽉期第2四半期から 2020 年 3 ⽉期第3四半期までの四半期報告
書について訂正報告書を提出するとともに、2020 年 3 ⽉期の内部統制報告書において、開⽰すべ
き重要な不備があり、財務報告に係る内部統制は有効でない旨を記載しております。
当社といたしましては、財務報告に係る内部統制の重要性を認識しており、開⽰すべき重要な不
備を是正するために、以下の再発防⽌策を実⾏し、内部統制の整備・運⽤を図ってまいりました。
(1)経営陣の刷新およびガバナンス体制の再構築(整備完了・運⽤完了)
(2)コンプライアンス意識向上・企業⾵⼟改⾰(整備⼀部未了・運⽤⼀部未了)
(3)全社的な従業員へのコンプライアンスおよび会計教育(整備完了・運⽤⼀部未了)
(4)グループ経営体制の強化(整備完了・運⽤未了)
(5)管理部⾨の適正化(整備完了・運⽤完了)
(6)⼈事ローテーションの実施(整備未了・運⽤未了)
(7)内部監査の強化(整備⼀部未了・運⽤未了)
(8)内部通報制度の強化(整備完了、運⽤完了)
(9)決算・財務報告プロセスおよび業務プロセス改⾰(整備⼀部未了、運⽤⼀部未了)
以上の再発防⽌策のうち、(1)(5)(8)を除く項⽬について整備または運⽤が未了となっ
、 、
たため、2021 年 3 ⽉期の内部統制報告書において、開⽰すべき重要な不備があり、財務報告に
係る内部統制は有効でない旨を記載しております。
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2.事業年度末(2021 年3⽉期)までに是正できなかった理由
「1.開⽰すべき重要な不備の内容」に記載した再発防⽌策のうち、(2)コンプライアンス意
「
識向上・企業⾵⼟改⾰」「
、(3)全社的な従業員へのコンプライアンスおよび会計教育」「
、(4)グ
ループ経営体制の強化」「
、(6)⼈事ローテーションの実施」「
、(7)内部監査の強化」に関する⼀
部の再発防⽌策について、(9)決算・財務報告プロセスおよび業務プロセス改⾰」のうち業務プ
「
ロセスに関する⼀部の再発防⽌策については、当事業年度の末⽇までに⼗分な整備または運⽤する
期間がなく、再発防⽌策の実⾏が完了しませんでした。
3.開⽰すべき重要な不備の是正⽅針
「2.事業年度末(2021 年3⽉期)までに是正できなかった理由」に記載した、開⽰すべき重
要な不備を是正するための再発防⽌策について、事業年度(2021 年3⽉期)末⽇後から内部統制
報告書提出⽇までに、再発防⽌策の実⾏を進めました。この結果、再発防⽌策の整備状況は概ね
⽬途がついてきたものの、運⽤状況については引き続き確認を⾏ってまいります。
4.連結財務諸表および財務諸表に与える影響
上記の開⽰すべき重要な不備に起因する連結財務諸表および財務諸表の修正はございません。
5.連結財務諸表および財務諸表の監査報告における監査意⾒
連結財務諸表に対する監査意⾒は、限定付適正意⾒であります。同意⾒の理由については、本⽇
(2021 年 6 ⽉ 29 ⽇)公表の「有価証券報告書に係る監査報告書の限定付適正意⾒に関するお知ら
せ」をご参照ください。
なお、財務諸表に対する監査意⾒は、無限定適正意⾒であります。
以 上
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