6675 サクサ 2021-05-31 17:00:00
中期経営計画(2021-2023)策定のお知らせ [pdf]
2021 年5⽉ 31 ⽇
各 位
会 社 名 サクサホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社⻑ 丸井 武⼠
(コード番号 6675 東証第1部)
問合せ先 総務⼈事部⻑ 和⽥ 聡
(TEL.03-5791-5511)
中期経営計画(2021-2023)策定のお知らせ
当社は、本⽇開催の取締役会において、2021 年度から 2023 年度までの3か年を計画期間とする『中期
経営計画(2021-2023)
「サクサは変わる。』を策定しましたので、下記のとおりその概要をお知らせ
」
いたします。
なお、計画の詳細につきましては 2021 年 6 ⽉ 8 ⽇に説明会資料を開⽰する予定です。
記
1. 策定の背景
前中期経営計画(2018 年 3 ⽉期〜2020 年 3 ⽉期)を受けて、本来であれば 2021 年 3 ⽉期を初年
度とする中期経営計画を策定、実⾏するところでありましたが、不正会計問題の対応のためできませ
んでした。今般、不正会計問題により経営体制が刷新されたため、新たに中期経営計画を策定し、企
業価値向上に向けての道筋をつけたうえで、2026 年 3 ⽉期には売上⾼ 400 億円、営業利益 25 億円、
ROE6.5%以上を⽬指します。
2. 基本⽅針
当企業グループは、1932 年創業の⼤興電機製作所と 1946 年創業の⽥村電機製作所が 2004 年に経
営統合して誕⽣しました。創業以来約 90 年に渡り、ボタン電話装置を中⼼とする通信機器の開発、
製造、販売を通じて、我が国の通信インフラの発展に寄与してまいりました。
しかしながら、スマートフォンの普及や通信⼿段の多様化、デジタル化によりボタン電話装置市場
は漸減しており、今般のコロナ禍や働き⽅改⾰は、その流れを加速するものと考えられます。⼀⽅、
当企業グループのコア技術である通信技術を活⽤したセキュリティアプライアンス関連機器(UTM
やストレージ機器) ネットワークセキュリティの重要性の⾼まりから順調に市場シェアを獲得し、
は、
ボタン電話装置に並ぶ収益の柱となっております。また、グループ会社である株式会社システム・ケ
イが⼿掛ける監視カメラシステムは、AI や画像認識技術の進化と相まって急速に市場規模が拡⼤し
ており、⾶躍的な成⻑が⾒込めます。
以上の状況を踏まえ、今般策定する中期経営計画について次の 3 点を基本⽅針といたします。
① ボタン電話装置やセキュリティアプライアンス関連機器等の製品の開発製造販売事業につい
ては、事業中核会社であるサクサ株式会社の基に、グループ各社(株式会社システム・ケイを
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除く)を機能毎に再編集約し、事業や製品の選択と捨象を進めながら、徹底したコスト削減と
効率化により、市場シェアと収益を維持します。
② 株式会社システム・ケイを、ソリューション事業中核会社と位置づけ、マルチベンダーとして
の強みを活かし、AI 等映像ソリューションや録画監視システムを軸にしたソリューション事
業を拡⼤します。
③ 当企業グループのプロダクト(ボタン電話装置やセキュリティアプライアンス関連機器等)を、
共通のクラウド基盤「SAXA-DX サービスプラットフォーム」で繋ぎ、プロダクトとサービス
が⼀体となった、中堅・中⼩企業向けの DX(デジタルトランスフォーメーション)⽀援サー
ビス事業を展開し、お客様の課題解決、DX を⽀援していきます。
上記①〜③を実⾏するために、M&A やアライアンスを含め積極投資を⾏います。投資資⾦は、保
有資産の有効活⽤(保有有価証券の売却、保有不動産の売却と収益化)により確保いたします。また、
必要に応じて財務レバレッジを利かせ、タイムリーかつ投資⽬的に合った資⾦調達を⾏います。
3. 経営⽬標数値(2023 年度)
(単位:億円)
2020 年度 2021 年度 2022 年度 2023 年度 2025 年度
実績 予想 ⽬標 ⽬標 ⽬標
売上⾼ 365.6 億円 315.0 335.0 355.0 400.0
営業利益 22.8 億円 7.5 10.0 18.0 25.0
ROE −% 1.7% 3.0% 5.2% 6.5%
(注)当リリースに掲載されている予想や⾒通しは、種々の前提に基づくものであり、将来の計画数
値施策の実現を確約することや保証するものではありません。実際の業績は、今後のさまざまな要
因により計画数値と異なる場合があることをご留意ください。
以 上
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