6674 GSユアサ 2020-05-12 16:00:00
2020年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月12日
上場会社名 株式会社ジーエス・ユアサ コーポレーション 上場取引所 東
コード番号 6674 https://www.gs-yuasa.com/jp
代表者 (役職名) 取締役社長 CEO (氏名)村尾 修
問合せ先責任者 (役職名) コーポレート室 室長 (氏名)松島 弘明 TEL 075-312-1211
定時株主総会開催予定日 2020年6月26日 配当支払開始予定日 2020年6月29日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月26日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 395,553 △4.2 21,676 △4.3 23,109 △6.5 13,674 1.1
2019年3月期 413,089 0.5 22,654 3.3 24,728 15.6 13,524 18.1
(注)包括利益 2020年3月期 4,873百万円 (△62.3%) 2019年3月期 12,920百万円 (△45.2%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 168.23 - 7.7 6.0 5.5
2019年3月期 164.74 154.08 7.6 6.4 5.5
(参考)持分法投資損益 2020年3月期 2,209百万円 2019年3月期 2,743百万円
のれん等償却前営業利益 2020年3月期 23,935百万円(△4.5%) 2019年3月期 25,066百万円(4.1%)
当社は、経営上の重要な指標として、のれん等償却前営業利益を用いております。
2020年3月期の「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」につきましては、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 385,416 205,318 45.8 2,173.37
2019年3月期 384,243 207,708 46.4 2,179.03
(参考)自己資本 2020年3月期 176,336百万円 2019年3月期 178,320百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 33,119 △20,690 △10,245 24,748
2019年3月期 31,493 △17,570 △11,706 23,408
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当率
(合計) (連結) (連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 - 3.00 - 35.00 - 4,099 30.4 2.3
2020年3月期 - 15.00 - 35.00 50.00 4,060 29.7 2.3
2021年3月期(予想) - - - - - -
2019年3月期につきましては、株式併合を反映した1株当たり期末配当金を記載し、年間配当金の合計は「-」として記載しております。
2021年3月期の配当予想につきましては、現時点では未定とさせていただきます。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を現時点では合理的に算定するこ
とが困難なため未定としております。今後、業績予想の開示が可能となった時点で速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 82,714,942株 2019年3月期 82,714,942株
② 期末自己株式数 2020年3月期 1,579,708株 2019年3月期 880,229株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 81,281,763株 2019年3月期 82,093,597株
2018年10月1日付で5株を1株に株式併合しております。「期中平均株式数」につきましては、前連結会計年度の期首に当該株式併合が
行われたと仮定して算出しております。
(参考)個別業績の概要
1.2020年3月期の個別業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 7,246 9.3 6,292 11.7 7,914 8.1 7,199 9.0
2019年3月期 6,628 △1.2 5,633 △0.9 7,320 △0.5 6,603 △0.5
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期 88.58 -
2019年3月期 80.44 75.13
2020年3月期の「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」につきましては、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 173,255 127,887 73.8 1,576.23
2019年3月期 175,047 126,187 72.1 1,541.98
(参考)自己資本 2020年3月期 127,887百万円 2019年3月期 126,187百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想につきましては、現時点では合理的に算定することが困難であるため記載しておりません。今後の見通しにつきましては、2ペー
ジ「1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況」をご覧ください。
(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 14
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ………………………………………………………… 14
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 16
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………… 16
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 17
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 19
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 19
4.生産、受注及び販売の状況 …………………………………………………………………………………………… 20
5.個別財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 21
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 21
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 23
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 24
(4)個別財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 25
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 25
6.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 26
(1)役員の異動 ………………………………………………………………………………………………………… 26
【参考】 ……………………………………………………………………………………………………………………… 27
※当社は、新型コロナウイルスの影響により従来実施しておりました投資家向け説明会は中止させていただきま
す。代わりとして機関投資家・アナリスト向けに決算説明(動画・資料配信)及び決算等に関する質疑応答(電
話会議)を実施する予定であります。
・2020年5月21日(木)…決算説明(動画・資料配信)
・2020年5月26日(火)…決算等に関する質疑応答(電話会議)
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
①業績全般の動向
当連結会計年度における世界経済は、米国において良好な雇用環境が継続したものの、中国では米中貿易摩擦の激
化により、また欧州においてはBrexitをめぐる先行き不透明な状況が続くことにより、減速基調となりました。加え
て、2020年に入り、各国に広がる新型コロナウイルスの影響により、世界的に景気が失速しました。一方、わが国経
済は、年度前半は雇用や所得環境の改善を背景に国内需要を中心に底堅く推移しましたが、後半は相次ぐ自然災害や
消費増税の影響による景気減速感が出始めていたところに新型コロナウイルスの影響が加わりました。
このような経済状況の中、当社グループでは、主として自動車電池事業における鉛価格の下落に伴う販売価格の低
下や円高の影響などにより、当連結会計年度の売上高は、3,955億53百万円と前連結会計年度に比べて175億35百万円
減少(△4.2%)しました。また、営業利益は、据置用鉛蓄電池及び電源装置の販売が好調に推移したことに加え鉛
価格の下落に伴う原材料安の影響はあったものの、車載用リチウムイオン電池事業における損益悪化により、216億
76百万円(のれん等償却前営業利益は239億35百万円)と前連結会計年度に比べて9億77百万円減少(△4.3%)しま
した。経常利益は、営業利益の減少に加え持分法による投資利益の減少もあり、231億9百万円と前連結会計年度に
比べて16億18百万円減少(△6.5%)しました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税等調整額の変化
などにより、136億74百万円(のれん等償却前親会社株主に帰属する当期純利益は159億25百万円)と前連結会計年度
に比べて1億49百万円増加(1.1%)しました。
②報告セグメント別の動向
当連結会計年度より報告セグメントを変更しており、以下の前連結会計年度比較については、前連結会計年度の数
値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
(自動車電池)
国内における売上高は、新車用の販売数量は堅調に推移したものの、鉛価格の下落に伴う販売価格の低下の影響
などにより、880億59百万円と前連結会計年度に比べて34億1百万円減少(△3.7%)しました。セグメント損益
(のれん等償却前)は、上記売上構成の変化や経費増加により、69億76百万円と前連結会計年度に比べて7億89百
万円減少(△10.2%)しました。
海外における売上高は、四輪用及び二輪用の販売数量はともに堅調に推移したものの、鉛価格の下落に伴う販売
価格の低下や円高の影響に加え、2020年に入りコロナウイルス感染拡大による販売減の影響も受け、1,621億38百万
円と前連結会計年度に比べて149億13百万円減少(△8.4%)しました。セグメント損益は、上記売上高の減少に伴
う粗利の減少に加え、経費増加などの影響により、91億87百万円と前連結会計年度に比べて7億39百万円減少
(△7.5%)しました。
これにより、国内・海外合算における売上高は、2,501億98百万円と前連結会計年度に比べて183億15百万円減少
(△6.8%)しました。セグメント損益(のれん等償却前)は、161億64百万円と前連結会計年度に比べて15億29百
万円減少(△8.6%)しました。
(産業電池電源)
売上高は、主として据置用鉛蓄電池及び電源装置の販売が好調に推移したことにより、845億66百万円と前連結会
計年度に比べて45億23百万円増加(5.7%)しました。セグメント損益は、売上高増加の影響に加え、鉛価格の下落
の影響などにより、91億57百万円と前連結会計年度に比べて13億29百万円増加(17.0%)しました。
(車載用リチウムイオン電池)
売上高は、主としてプラグインハイブリッド車用リチウムイオン電池を供給するリチウムエナジージャパンにお
いて販売が減少したことにより、422億64百万円と前連結会計年度に比べて33億20百万円減少(△7.3%)しまし
た。セグメント損益は、主に12Vリチウムイオン電池事業立上げに伴う費用増加により、17億8百万円の損失と前連
結会計年度に比べて20億9百万円悪化しました。
(その他)
売上高は、特殊用途の大型電池を中心に販売が減少したことにより、185億25百万円と前連結会計年度に比べて4
億22百万円減少(△2.2%)しました。全社費用等調整後のセグメント損益は、減収に伴う減益要因はあったもの
の、経費削減などにより、3億22百万円と前連結会計年度に比べて10億77百万円改善しました。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
(次期の見通し)
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により各国の経済活動が大幅に制限され、世界経済は深刻な状況に直面し
ております。中国や米国・欧州の一部などで経済再開に向けて出口を探る動きは見えるものの、今後の世界経済及び
日本経済の先行きは極めて不透明であります。
次期の連結業績につきましては、新型コロナウイルス感染が拡大する以前に立案した期初計画においては、概ね当
期実績を上回る売上高及び当期実績並みの利益水準を想定していました。しかし、今後の新型コロナウイルスの感染
拡大や収束の状況によって事業環境が大きく変化することから、現時点で次期連結業績予想を合理的に算定すること
が困難であるため、開示については見送りいたします。仮に新型コロナウイルスの感染拡大が上期中に収束し下期か
ら需要が回復に向かい、当社の各拠点において生産及び販売活動が正常化するという前提において見積もるとすれ
ば、当期実績レベルと比べ売上高で約1割程度の減収、営業利益では約3分の1程度の減益幅となる可能性がありま
す。
今後、連結業績予想の算定が可能となった時点で改めて開示いたします。
(第五次中期経営計画の計画期間変更)
新型コロナウイルスの影響により2020年度の連結業績予想の算定が困難であることから、第五次中期経営計画の期
間を変更いたします。
第五次中期経営計画の期間は、2019年度から2021年度までの3年計画としておりましたが、2020年度は一旦単年度
計画として第五次中期経営計画から除外し、最終年度を2022年度(2023年3月期)とした4年計画といたします。
なお、当初の第五次中期経営計画における2020年度及び2021年度の計画につきましては、それぞれ2021年度、2022
年度の計画といたします。
(2)当期の財政状態の概況
総資産は、保有株式の時価下落による減少、円高に伴う海外子会社資産の換算による減少などがありましたが、海
外子会社におけるIFRS第16号「リース」の適用により使用権資産等が増加したことにより、3,854億16百万円と前連
結会計年度末に比べて11億73百万円増加しました。
負債は、仕入債務等の営業債務が減少したものの、海外子会社におけるIFRS第16号「リース」の適用によるリース
債務の増加や産業電池電源における大型案件の受注に伴う前受金の受領などにより、1,800億98百万円と前連結会計
年度末に比べて35億62百万円増加しました。
純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益による増加がありましたが、配当金の支払や自己株式の取得、為替レ
ートの変動による為替換算調整勘定の減少、株価下落に伴うその他有価証券評価差額金の減少などにより、2,053億
18百万円と前連結会計年度末に比べて23億89百万円減少しました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計期間末の現金及び現金同等物は247億48百万円と前連結会計年度末に比べて13億40百万円増加(5.7%)
しました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主たる要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払がありましたが、税金等調整前当期純利益や減価償却費、
配当金の受領や産業電池電源における大型案件の受注に伴う前受金の受領などにより、331億19百万円のプラス(前
年同期は314億93百万円のプラス)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、主として有形固定資産の取得などにより、206億90百万円のマイナス(前
年同期は175億70百万円のマイナス)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済、自己株式の取得や配当金の支払などにより、102億45百万
円のマイナス(前年同期は117億6百万円のマイナス)となりました。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
(キャッシュ・フロー関連指標の推移)
当社グループの当連結会計年度におけるキャッシュ・フロー指標のトレンドは、次のとおりであります。
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
自己資本比率(%) 45.2 46.4 45.8
時価ベースの自己資本比率(%) 61.2 46.2 30.6
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 3.5 2.2 2.2
インタレスト・カバレッジ・レシオ 25.46 49.75 40.57
(算式)
自己資本比率 : 自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率 : 株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 : 有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ : 営業キャッシュ・フロー/利払い
※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用して
おります。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象
としております。
また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
(4)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主に対する利益還元を経営の最重要政策のひとつに考えておりますが、それと同時に配当は原則とし
て、連結の業績動向を踏まえ、財務状況、配当性向等を総合的に勘案して決定すべきものと考えております。一方、
内部留保は今後の業績拡大のための投資や競争力の維持、強化を図るべく活用したいと考えております。これらによ
り、将来にわたる成長を続け、長期安定的な株主の利益を確保することを基本方針としております。
当期の配当金については、親会社株主に帰属する当期純利益が期初の利益目標を達成できましたことから、1株当
たり50円(第2四半期において中間配当15円を実施済のため、期末配当金は35円)とする予定であります。この結
果、連結での配当性向は29.7%となります。
また、前年に引き続き、さらなる利益還元の一環として総額15億円相当の自己株式取得を予定(前年は13億78百万
円)しております。この影響も加味した総還元性向は34.9%(のれん等償却前親会社株主に帰属する当期純利益ベー
ス)となります。
次期の配当金は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う影響により2020年度の連結業績が未定であるため、今後、
連結業績予想の算定が可能となった時点で速やかに開示いたします。
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2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸
表を作成する方針であります。
なお、国際会計基準の適用については、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
2019年3月31日 2020年3月31日
資産の部
流動資産
現金及び預金 23,618 25,226
受取手形及び売掛金 70,225 68,704
電子記録債権 4,168 6,933
商品及び製品 37,069 35,918
仕掛品 16,869 14,718
原材料及び貯蔵品 13,888 13,655
その他 10,467 10,906
貸倒引当金 △316 △349
流動資産合計 175,990 175,714
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 54,759 51,720
機械装置及び運搬具(純額) 33,383 32,904
土地 22,406 22,138
リース資産(純額) 646 453
使用権資産(純額) - 4,555
建設仮勘定 8,450 11,408
その他(純額) 4,555 4,671
有形固定資産合計 124,202 127,852
無形固定資産
のれん 3,347 1,995
リース資産 1,098 982
その他 5,911 3,448
無形固定資産合計 10,357 6,426
投資その他の資産
投資有価証券 56,062 53,684
出資金 1,062 1,549
長期貸付金 38 28
退職給付に係る資産 11,668 12,945
繰延税金資産 2,502 2,976
リース債権 - 2,266
その他 2,612 2,238
貸倒引当金 △332 △330
投資その他の資産合計 73,614 75,358
固定資産合計 208,174 209,636
繰延資産
社債発行費 78 65
繰延資産合計 78 65
資産合計 384,243 385,416
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
2019年3月31日 2020年3月31日
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 35,160 30,778
電子記録債務 17,115 16,892
短期借入金 9,905 14,786
コマーシャル・ペーパー 3,000 -
未払金 10,823 9,984
未払法人税等 3,247 3,786
設備関係支払手形 1,036 370
役員賞与引当金 112 123
その他 16,338 25,294
流動負債合計 96,739 102,015
固定負債
社債 20,000 20,000
長期借入金 34,034 29,761
リース債務 1,239 5,457
繰延税金負債 12,067 10,627
再評価に係る繰延税金負債 928 928
役員退職慰労引当金 52 59
退職給付に係る負債 4,274 4,094
その他 7,199 7,154
固定負債合計 79,796 78,082
負債合計 176,535 180,098
純資産の部
株主資本
資本金 33,021 33,021
資本剰余金 55,313 55,301
利益剰余金 77,664 87,180
自己株式 △2,315 △3,680
株主資本合計 163,684 171,823
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 14,879 11,933
繰延ヘッジ損益 △81 △244
土地再評価差額金 2,137 2,137
為替換算調整勘定 △488 △6,265
退職給付に係る調整累計額 △1,809 △3,047
その他の包括利益累計額合計 14,635 4,513
非支配株主持分 29,388 28,982
純資産合計 207,708 205,318
負債純資産合計 384,243 385,416
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2018年4月 1日 自 2019年4月 1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
売上高 413,089 395,553
売上原価 318,097 302,639
売上総利益 94,991 92,913
販売費及び一般管理費 72,337 71,237
営業利益 22,654 21,676
営業外収益
受取利息 247 318
受取配当金 458 474
持分法による投資利益 2,743 2,209
その他 774 672
営業外収益合計 4,223 3,675
営業外費用
支払利息 645 816
売上割引 160 126
為替差損 605 730
その他 737 568
営業外費用合計 2,149 2,241
経常利益 24,728 23,109
特別利益
固定資産売却益 3,503 2,275
投資有価証券売却益 64 75
その他 297 56
特別利益合計 3,865 2,407
特別損失
固定資産除却損 474 688
固定資産売却損 254 57
減損損失 274 124
関係会社株式売却損 - 9
関係会社整理損 1,800 900
その他 565 425
特別損失合計 3,369 2,205
税金等調整前当期純利益 25,224 23,311
法人税、住民税及び事業税 6,137 6,932
法人税等調整額 1,989 △327
法人税等合計 8,127 6,604
当期純利益 17,096 16,707
非支配株主に帰属する当期純利益 3,572 3,032
親会社株主に帰属する当期純利益 13,524 13,674
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(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2018年4月 1日 自 2019年4月 1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
当期純利益 17,096 16,707
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 201 △2,919
繰延ヘッジ損益 0 △256
為替換算調整勘定 △682 △5,443
退職給付に係る調整額 △1,424 △1,238
持分法適用会社に対する持分相当額 △2,271 △1,975
その他の包括利益合計 △4,176 △11,833
包括利益 12,920 4,873
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 9,314 3,551
非支配株主に係る包括利益 3,606 1,321
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 33,021 55,313 66,822 △1,387 153,770
当期変動額
剰余金の配当 △4,112 △4,112
親会社株主に帰属する当期純利益 13,524 13,524
自己株式の取得 △931 △931
自己株式の処分 △0 3 3
自己株式の消却 △0 0 -
土地再評価差額金の取崩 260 260
関係会社の決算期変更に伴う増減 1,084 1,084
連結範囲の変動 84 84
持分法の適用範囲の変動
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 - △0 10,841 △928 9,913
当期末残高 33,021 55,313 77,664 △2,315 163,684
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他有価 退職給付に その他の包 純資産合計
繰延ヘッジ 土地再評価 為替換算調 持分
証券評価差
損益 差額金 整勘定
係る調整累 括利益累計
額金 計額 額合計
当期首残高 14,713 △1 2,397 5,278 △383 22,005 29,863 205,638
当期変動額
剰余金の配当 △4,112
親会社株主に帰属する当期純利益 13,524
自己株式の取得 △931
自己株式の処分 3
自己株式の消却 -
土地再評価差額金の取崩 260
関係会社の決算期変更に伴う増減 1,084
連結範囲の変動 84
持分法の適用範囲の変動
株主資本以外の項目の当期変動額
165 △80 △260 △5,767 △1,425 △7,369 △475 △7,844
(純額)
当期変動額合計 165 △80 △260 △5,767 △1,425 △7,369 △475 2,069
当期末残高 14,879 △81 2,137 △488 △1,809 14,635 29,388 207,708
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当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 33,021 55,313 77,664 △2,315 163,684
当期変動額
剰余金の配当 △4,083 △4,083
親会社株主に帰属する当期純利益 13,674 13,674
自己株式の取得 △1,381 △1,381
自己株式の処分 △11 16 4
自己株式の消却
土地再評価差額金の取崩
関係会社の決算期変更に伴う増減
連結範囲の変動 △30 △30
持分法の適用範囲の変動 △44 △44
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 - △11 9,516 △1,365 8,138
当期末残高 33,021 55,301 87,180 △3,680 171,823
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他有価 退職給付に その他の包 純資産合計
繰延ヘッジ 土地再評価 為替換算調 持分
証券評価差
損益 差額金 整勘定
係る調整累 括利益累計
額金 計額 額合計
当期首残高 14,879 △81 2,137 △488 △1,809 14,635 29,388 207,708
当期変動額
剰余金の配当 △4,083
親会社株主に帰属する当期純利益 13,674
自己株式の取得 △1,381
自己株式の処分 4
自己株式の消却
土地再評価差額金の取崩
関係会社の決算期変更に伴う増減
連結範囲の変動 △30
持分法の適用範囲の変動 △44
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
△2,945 △162 △5,776 △1,237 △10,122 △406 △10,528
当期変動額合計 △2,945 △162 - △5,776 △1,237 △10,122 △406 △2,389
当期末残高 11,933 △244 2,137 △6,265 △3,047 4,513 28,982 205,318
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2018年4月 1日 自 2019年4月 1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 25,224 23,311
減価償却費 17,820 17,659
減損損失 274 124
のれん償却額 1,505 1,352
投資有価証券売却損益(△は益) △64 △66
関係会社整理損 1,800 900
貸倒引当金の増減額(△は減少) △284 55
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △3,698 △3,025
受取利息及び受取配当金 △705 △793
支払利息 645 816
為替差損益(△は益) △237 245
固定資産売却損益(△は益) △3,248 △2,217
固定資産除却損 474 688
持分法による投資損益(△は益) △2,743 △2,209
売上債権の増減額(△は増加) 4,122 △3,898
前受金の増減額(△は減少) △1,545 5,675
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,670 672
仕入債務の増減額(△は減少) △1,638 △2,020
その他 2,028 2,311
小計 38,058 39,581
利息及び配当金の受取額 1,316 1,082
利息の支払額 △633 △816
法人税等の支払額 △7,248 △6,728
営業活動によるキャッシュ・フロー 31,493 33,119
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △19,852 △19,931
有形固定資産の売却による収入 4,846 2,538
無形固定資産の取得による支出 △195 △44
投資有価証券の取得による支出 - △4
投資有価証券の売却による収入 745 128
子会社株式の取得による支出 △2,811 -
関係会社出資金の払込による支出 - △582
関係会社株式の取得による支出 - △2,500
貸付けによる支出 △1 -
貸付金の回収による収入 48 37
その他 △348 △331
投資活動によるキャッシュ・フロー △17,570 △20,690
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2018年4月 1日 自 2019年4月 1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの増減額
800 △2,218
(△は減少)
長期借入れによる収入 12,696 2,275
長期借入金の返済による支出 △4,057 △1,590
社債の発行による収入 10,000 -
転換社債型新株予約権付社債の償還による支出 △25,000 -
自己株式の取得による支出 △931 △1,381
自己株式の処分による収入 3 4
配当金の支払額 △4,112 △4,083
非支配株主への配当金の支払額 △1,316 △1,742
その他 211 △1,508
財務活動によるキャッシュ・フロー △11,706 △10,245
現金及び現金同等物に係る換算差額 297 △1,059
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,514 1,124
現金及び現金同等物の期首残高 19,776 23,408
連結子会社の決算期変更による現金及び現金同等物
1,093 -
の増減額
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 24 211
現金及び現金同等物の期末残高 23,408 24,748
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社の数 54社
主要な連結子会社名
㈱GSユアサ
㈱ジーエス・ユアサ バッテリー
㈱GSユアサ エナジー
㈱ジーエス・ユアサ テクノロジー
Siam GS Battery Myanmar Limitedについては重要性が増したため、非連結子会社から連結子会社に変更し、
連結の範囲に含めております。
(2)非連結子会社の数 7社
主要な非連結子会社は、
㈱ジーエス・エンジニアリング
(連結の範囲から除いた理由)
非連結子会社については、いずれも小規模であり、その総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)
及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼさないため、連結の範
囲から除いております。
2.持分法の適用に関する事項
(1)持分法適用の非連結子会社及び関連会社数 19社
主要な非連結子会社及び関連会社名
SEBANG GLOBAL BATTERY Co.,Ltd.
PT.GS Battery
İnci GS Yuasa Akü Sanayi ve Ticaret Anonim Şirketi
PGホールディングス㈱の株式を新たに取得したことに伴い、持分法適用の範囲に含めております。また、
ユアサエムアンドビー㈱については保有株式を一部売却したため、連結の範囲から除外しております。
(2)持分法を適用していない非連結子会社7社及び関連会社5社については、それぞれ当期純損益(持分に見合
う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等に与える影響は軽微であり、かつ全体としても重要性が乏しいた
め、持分法の適用から除いております。
(3)持分法適用会社のうち、決算日が連結決算日と異なる会社については、各社の事業年度に係る財務諸表又は
仮決算に係る財務諸表を使用しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
Yuasa Battery(Thailand) Pub. Co., Ltd. 他2社
以上3社の決算日は12月31日ですが、連結に際して仮決算を行わず決算日の財務諸表を用いて連結計算書類を
作成しております。ただし、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っており
ます。
4.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
①有価証券
イ. 子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法によっております。
ロ. その他有価証券
時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均
法により算定)によっております。
時価のないもの
移動平均法による原価法によっております。
②デリバティブ
時価法によっております。
③たな卸資産
商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品
主として総平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法
により算定)によっております。
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(2)重要な固定資産の減価償却の方法
①有形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
なお、当社及び国内連結子会社は、取得価額が10万円以上20万円未満の資産については、3年間で均等償
却しております。
主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物及び構築物 7年~50年
機械装置及び運搬具 4年~17年
②無形固定資産(リース資産を除く)
主として定額法によっております。
③リース資産
(所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産)
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
(3)繰延資産の償却方法
社債発行費については、社債償還期間(5年間及び10年間)にわたり均等償却しております。
(4)重要な引当金の計上基準
①貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、当社及び国内連結子会社は、一般債権については貸倒実績率によ
り、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しておりま
す。また、在外連結子会社については主として個別判定による貸倒見積高を計上しております。
②役員賞与引当金
役員の賞与の支給に充てるため、支給見込額を計上しております。
③役員退職慰労引当金
役員及び執行役員の退職時の慰労金に充てるため、一部の連結子会社の内規に基づく連結会計年度末要支給
額を計上しております。
(5)退職給付に係る会計処理の方法
退職給付に係る負債は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における見込額に基づき、退職
給付債務から年金資産の額を控除した額を計上しております。
①退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法について
は、給付算定式基準によっております。
②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用については、主としてその発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定年数(14年)による
定額法により費用処理しております。
数理計算上の差異については、主として各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の
一定年数(主として10年~14年)による定額法により発生の翌連結会計年度から費用処理しております。
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の未処理額については、税効果を調整の上、純資産の部に
おけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。
(6)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理してお
ります。なお、在外連結子会社等の資産及び負債は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費
用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分
に含めております。
(7)収益の計上基準
売上の計上基準は原則として出荷基準によっておりますが、進捗部分について成果の確実性が認められる請
負工事等については工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)を、その他の請負工事等については
工事完成基準を適用しております。
(8)重要なヘッジ会計の方法
①ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理を採用しております。なお、為替予約については振当処理の要件を充たしている場合は振当
処理を、金利スワップについては特例処理の要件を充たしている場合には特例処理を採用しております。
②ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段……金利スワップ、為替予約、商品価格スワップ、通貨スワップ
ヘッジ対象……借入金利息、外貨建金銭債権債務、仕入債務
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③ヘッジ方針
イ.当社グループの内部規程に基づき、変動金利を固定化するため、想定元本、利息の受払条件及び契約期間
等がヘッジ対象と同一となる金利スワップを行っております。
ロ.通常の営業過程における輸出入取引及び外貨建ての借入金等に対する将来の為替相場変動によるリスクを
軽減する目的で、為替予約及び通貨スワップを行っております。
ハ.主要原材料である鉛価格の変動リスクを軽減する目的で、商品価格スワップを行っております。
④ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象とヘッジ手段の相場変動額の累計を比
較し、両者の変動額の比率を基礎にして判断しております。ただし、特例処理を採用している金利スワップ
については、有効性の評価を省略しております。
(9)のれんの償却方法及び償却期間
主として5年間で均等償却しております。
(10)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)の範囲は、手許現金、随時引き出し可
能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月
以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(11)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理の方法
税抜方式によっております。
(会計方針の変更)
国際財務報告基準(IFRS)を適用している在外連結子会社において、当連結会計年度よりIFRS第16号「リース」
(以下、「IFRS第16号」という。)を適用しております。
これにより、借手のリース取引については、原則として、使用権資産及びリース債務として認識しております。ま
た、貸手のリース(サブリース)については、原資産の使用に伴うリスクと経済価値のほとんどすべてを移転する場
合には、ファイナンス・リースとして、原資産の認識を中止し、正味リース投資未回収額をリース債権として認識し
ております。
その結果、連結貸借対照表において有形固定資産の「使用権資産(純額)」が4,555百万円、流動負債の「その
他」が943百万円及び固定負債の「リース債務」が4,477百万円増加しており、正味リース投資未回収額として流動資
産の「その他」が228百万円及び固定資産の「リース債権」が2,266百万円増加しております。また、土地使用権
1,584百万円は「使用権資産(純額)」に振替えております。なお、この変更による当連結会計年度の損益に与える
影響は軽微であります。
IFRS第16号の適用にあたっては、経過措置で認められている、適用開始による累積的影響を適用開始日に認識する
方法を採用しております。使用権資産の測定方法はリース債務の測定額に前払及び未払リース料を調整する方法を採
用しており、期首利益剰余金への影響はありません。
(表示方法の変更)
(連結貸借対照表)
前連結会計年度において、「流動資産」の「受取手形及び売掛金」に含めていた「電子記録債権」は、重要性
が増したため、当連結会計年度より独立掲記することといたしました。この表示方法の変更を反映させるため、
前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「受取手形及び売掛金」に表示していた
74,393百万円は、「電子記録債権」4,168百万円、「受取手形及び売掛金」70,225百万円として組み替えておりま
す。
(連結キャッシュ・フロー計算書)
前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「前受金の増減
額」は、重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することといたしました。この表示方法の変更を反
映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」
の「その他」に表示していた483百万円は、「前受金の増減額」△1,545百万円、「その他」2,028百万円として組
み替えております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営
資源の配分の決定及び業績の評価のために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、事業部を基礎としたセグメントから構成されており、「自動車電池国内」、「自動車電池
海外」、「産業電池電源」、「車載用リチウムイオン電池」の4つを報告セグメントとしております。
「自動車電池国内」は車載用鉛蓄電池の製造・販売、「自動車電池海外」は海外における蓄電池の製造・販
売、「産業電池電源」は産業電池・電源システムの製造・販売、「車載用リチウムイオン電池」は車載用リチ
ウムイオン電池の製造・販売を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」
における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益(のれん等償却前)をベースとした数値であります。
セグメント間の内部売上高又は振替高は、主に市場価格や製造原価に基づいております。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度より、製品を軸としたセグメント業績をより適切に把握するために、組織の管理区分の見直
しを行った結果、従来「自動車電池海外」に含まれていた一部の連結子会社等について、「産業電池電源」に
セグメントを変更しております。
前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントにより記載しております。
4.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
自動車電池 車載用 合計
産業電池 (注)
リチウム 計
電源
国内 海外 小計 イオン電池
売上高
外部顧客への売上高 91,460 177,052 268,513 80,042 45,585 394,141 18,947 413,089
セグメント間の内部売上高又
1,369 4,106 5,475 13,079 681 19,237 △19,237 -
は振替高
計 92,830 181,159 273,989 93,122 46,266 413,378 △289 413,089
セグメント利益又は損失(△) 7,766 9,926 17,693 7,827 300 25,821 △754 25,066
セグメント資産 57,865 150,043 207,909 52,831 47,922 308,662 75,581 384,243
その他の項目
減価償却費 1,774 4,016 5,790 1,602 4,387 11,780 6,040 17,820
持分法適用会社への投資額 1,085 28,573 29,659 466 - 30,125 - 30,125
有形固定資産及び無形固定資
3,540 7,196 10,737 1,922 5,021 17,681 2,362 20,044
産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント及びセグメント利益の調整額でありま
す。報告セグメントに含まれない事業セグメントは、特殊電池事業等を含んでおります。
2.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額は△2,356百万円であり、セグメント間取引消去△1,361百万円及び各報告セグ
メントに配分していない全社費用△995百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに
帰属しない一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額は75,581百万円であり、セグメント間の債権と債務の相殺消去△97,633百万円
及び各報告セグメントに配分していない全社資産162,076百万円が含まれております。全社資産は、主に
当社の余資運用資金、長期投資資金、管理部門に係る資産及び研究所設備の一部であります。
(3)減価償却費の調整額は4,631百万円であり、全社資産に係る減価償却費であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は1,960百万円であり、全社資産に係る有形固定資産及
び無形固定資産の取得額であります。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
3.上表のセグメント利益の合計額と連結損益計算書上の営業利益22,654百万円との差は、のれん等の償却費
△2,412百万円であります。のれん等には、企業結合日において識別可能資産として受け入れた無形固定資
資産を含んでおります。
4.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「自動車電池海外」セグメントにおいて、事業の収益性低下に伴い、所有している固定資産の帳簿価額
を回収可能価額まで減額し、連結損益計算書上の「減損損失」及び「関係会社整理損」に計上しておりま
す。
なお、当該減損損失の計上額は、当連結会計年度において関係会社整理損に含まれる742百万円と合計し
て1,017百万円であります。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
自動車電池 車載用 合計
産業電池 (注)
リチウム 計
電源
国内 海外 小計 イオン電池
売上高
外部顧客への売上高 88,059 162,138 250,198 84,566 42,264 377,028 18,525 395,553
セグメント間の内部売上高又
1,380 3,937 5,318 12,032 720 18,070 △18,070 -
は振替高
計 89,439 166,076 255,516 96,598 42,984 395,099 454 395,553
セグメント利益又は損失(△) 6,976 9,187 16,164 9,157 △1,708 23,613 322 23,935
セグメント資産 58,141 148,179 206,321 57,210 49,322 312,853 72,563 385,416
その他の項目
減価償却費 2,227 4,414 6,641 1,654 3,258 11,555 6,104 17,659
持分法適用会社への投資額 1,141 29,017 30,158 275 - 30,434 2,405 32,839
有形固定資産及び無形固定資
2,334 5,518 7,853 1,882 4,708 14,444 5,525 19,970
産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント及びセグメント利益の調整額でありま
す。報告セグメントに含まれない事業セグメントは、特殊電池事業等を含んでおります。
2.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額は△2,152百万円であり、セグメント間取引消去△1,198百万円及び各報告セグ
メントに配分していない全社費用△953百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに
帰属しない一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額は72,563百万円であり、セグメント間の債権と債務の相殺消去△94,929百万円
及び各報告セグメントに配分していない全社資産156,044百万円が含まれております。全社資産は、主に
当社の余資運用資金、長期投資資金、管理部門に係る資産及び研究所設備の一部であります。
(3)減価償却費の調整額は4,722百万円であり、全社資産に係る減価償却費であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は5,101百万円であり、全社資産に係る有形固定資産及
び無形固定資産の取得額であります。
3.上表のセグメント利益の合計額と連結損益計算書上の営業利益21,676百万円との差は、のれん等の償却費
△2,258百万円であります。のれん等には、企業結合日において識別可能資産として受け入れた無形固定資
資産を含んでおります。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2018年4月 1日 自 2019年4月 1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
1株当たり純資産 2,179円03銭 1株当たり純資産 2,173円37銭
1株当たり当期純利益 164円74銭 1株当たり当期純利益 168円23銭
潜在株式調整後1株当たり 潜在株式調整後1株当たり
154円08銭 -
当期純利益 当期純利益
(注)1.当連結会計年度の「潜在株式調整1株当たり当期純利益」につきましては、潜在株式が存在しないため記載し
ておりません。
2.「1株当たり当期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」の算定上の基礎は、以下のとおりで
あります。
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2018年4月 1日 自 2019年4月 1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(百万
13,524 13,674
円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期
13,524 13,674
純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 82,093 81,281
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額
△17 -
(百万円)
(うち当期償却額(税額相当額控除後)) △17 -
普通株式増加数(千株) 5,569 -
(うち転換社債型新株予約権付社債) 5,569 -
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
1株当たり当期純利益の算定に含めなかった - -
潜在株式の概要
(注)1.2018年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を実施しております。前連結会計年度の期首に
当該株式併合が行われたと仮定し、「1株当たり当期純利益金額」、「普通株式の期中平均株式数」、「潜在
株式調整後1株当たり当期純利益金額」及び「普通株式増加数」を算定しております。
2.当社は取締役(社外取締役を除く。)に対して業績連動型株式報酬制度を導入し、役員向け株式交付信託を設
定しております。当該信託が所有する当社株式を連結財務諸表において自己株式として計上しております。こ
れに伴い「1株当たり当期純利益」及び「潜在株式調整1株当たり当期純利益」の算定上、当該信託が所有す
る当社株式を期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。(当連結会計年度82,900
株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
4.生産、受注及び販売の状況
(1)生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
当連結会計年度
セグメントの名称 自 2019年4月 1日 前年同期比(%)
至 2020年3月31日
自動車電池国内(百万円) 66,995 95.5
自動車電池海外(百万円) 109,525 90.7
産業電池電源(百万円) 52,861 99.8
車載用リチウムイオン電池(百万円) 39,979 93.9
報告セグメント計(百万円) 269,361 94.1
その他(百万円) 15,163 102.9
合計(百万円) 284,525 94.5
(注)1.金額は製造原価によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.「(セグメント情報等) 3.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおり、当連結会計年度において
報告セグメントの変更を行っております。「前年同期比(%)」は変更後の報告セグメントに基づき算定し
ております。
(2)受注実績
当社グループは、大型蓄電池並びに大型電源装置等の一部を除き、主として見込生産を行っておりますので、受注
高及び受注残高について特記すべき事項はありません。
(3)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
当連結会計年度
セグメントの名称 自 2019年4月 1日 前年同期比(%)
至 2020年3月31日
自動車電池国内(百万円) 88,059 96.3
自動車電池海外(百万円) 162,138 91.6
産業電池電源(百万円) 84,566 105.7
車載用リチウムイオン電池(百万円) 42,264 92.7
報告セグメント計(百万円) 377,028 95.7
その他(百万円) 18,525 97.8
合計(百万円) 395,553 95.8
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.「(セグメント情報等) 3.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおり、当連結会計年度におい
て報告セグメントの変更を行っております。「前年同期比(%)」は変更後の報告セグメントに基づき算定
しております。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
5.個別財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
2019年3月31日 2020年3月31日
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,587 7
売掛金 341 346
関係会社短期貸付金 92,396 92,142
未収入金 508 637
その他 55 53
流動資産合計 94,890 93,186
固定資産
有形固定資産
工具、器具及び備品(純額) - 0
投資その他の資産
投資有価証券 301 245
関係会社株式 79,722 79,722
繰延税金資産 16 33
その他 38 1
投資その他の資産合計 80,078 80,003
固定資産合計 80,078 80,003
繰延資産
社債発行費 78 65
繰延資産合計 78 65
資産合計 175,047 173,255
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
2019年3月31日 2020年3月31日
負債の部
流動負債
短期借入金 2,330 2,102
コマーシャル・ペーパー 3,000 -
1年内返済予定の長期借入金 296 -
未払金 81 82
未払費用 27 25
未払法人税等 146 140
役員賞与引当金 12 13
その他 16 41
流動負債合計 5,910 2,405
固定負債
社債 20,000 20,000
長期借入金 22,912 22,912
長期未払金 11 11
その他 25 38
固定負債合計 42,948 42,961
負債合計 48,859 45,367
純資産の部
株主資本
資本金 33,021 33,021
資本剰余金
資本準備金 79,336 79,336
その他資本剰余金 20 9
資本剰余金合計 79,357 79,345
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 16,102 19,218
利益剰余金合計 16,102 19,218
自己株式 △2,315 △3,680
株主資本合計 126,165 127,904
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 21 △17
評価・換算差額等合計 21 △17
純資産合計 126,187 127,887
負債純資産合計 175,047 173,255
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
(2)損益計算書
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
自 2018年4月 1日 自 2019年4月 1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
営業収益 6,628 7,246
一般管理費 995 953
営業利益 5,633 6,292
営業外収益
受取利息及び配当金 2,002 1,949
その他 16 11
営業外収益合計 2,018 1,960
営業外費用
支払利息 133 138
社債利息 50 64
その他 148 135
営業外費用合計 331 338
経常利益 7,320 7,914
税引前当期純利益 7,320 7,914
法人税、住民税及び事業税 714 715
法人税等調整額 2 △0
法人税等合計 716 714
当期純利益 6,603 7,199
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金 自己株式 株主資本合計
資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 33,021 79,336 20 79,357 13,610 △1,387 124,602
当期変動額
剰余金の配当 △4,112 △4,112
当期純利益 6,603 6,603
自己株式の取得 △931 △931
自己株式の処分 △0 △0 3 3
自己株式の消却 △0 △0 0 -
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - △0 △0 2,491 △928 1,563
当期末残高 33,021 79,336 20 79,357 16,102 △2,315 126,165
評価・換算差額等
純資産合計
その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計
当期首残高 68 68 124,670
当期変動額
剰余金の配当 △4,112
当期純利益 6,603
自己株式の取得 △931
自己株式の処分 3
自己株式の消却 -
株主資本以外の項目の
△46 △46 △46
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △46 △46 1,517
当期末残高 21 21 126,187
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金 自己株式 株主資本合計
資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 33,021 79,336 20 79,357 16,102 △2,315 126,165
当期変動額
剰余金の配当 △4,083 △4,083
当期純利益 7,199 7,199
自己株式の取得 △1,381 △1,381
自己株式の処分 △11 △11 16 4
自己株式の消却
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - △11 △11 3,116 △1,365 1,739
当期末残高 33,021 79,336 9 79,345 19,218 △3,680 127,904
評価・換算差額等
純資産合計
その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計
当期首残高 21 21 126,187
当期変動額
剰余金の配当 △4,083
当期純利益 7,199
自己株式の取得 △1,381
自己株式の処分 4
自己株式の消却
株主資本以外の項目の
△39 △39 △39
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △39 △39 1,700
当期末残高 △17 △17 127,887
(4)個別財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
6.その他
(1)役員の異動(2020年6月26日付予定)
1. 代表者の異動
該当事項はありません。
2. 代表取締役の異動
①新任代表取締役候補
代表取締役 専務取締役 中川 敏幸 (現 専務取締役)
②退任予定代表取締役
現 代表取締役 取締役副社長 西田 啓 (顧問に就任予定)
3. その他の役員の異動
①新任取締役候補
取締役 福岡 和宏 (現 ㈱GSユアサ 取締役)
取締役 野々垣 好子(現 ㈱ニフコ 社外取締役)
②退任予定取締役
現 代表取締役 取締役副社長 西田 啓 (顧問に就任予定)
現 常務取締役 倉垣 雅英 (顧問に就任予定)
以上
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
【参考】
(四半期損益の推移)
2020年3月期(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2019/4-6) (2019/7-9) (2019/10-12) (2020/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 90,082 100,331 102,662 102,476 190,414 293,077 395,553
営業利益 2,040 5,508 6,872 7,254 7,549 14,421 21,676
経常利益 2,873 5,551 7,499 7,185 8,424 15,924 23,109
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 1,473 3,300 4,430 4,469 4,774 9,204 13,674
2019年3月期(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2018/4-6) (2018/7-9) (2018/10-12) (2019/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 96,256 99,158 110,230 107,442 195,415 305,646 413,089
営業利益 2,917 4,038 7,358 8,339 6,956 14,315 22,654
経常利益 3,165 4,327 8,308 8,927 7,492 15,800 24,728
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 1,430 2,023 6,636 3,433 3,454 10,090 13,524
2018年3月期(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2017/4-6) (2017/7-9) (2017/10-12) (2018/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 87,805 96,402 112,776 113,966 184,208 296,984 410,951
営業利益 2,876 3,109 7,734 8,198 5,986 13,721 21,920
経常利益 3,273 3,174 7,763 7,176 6,447 14,210 21,387
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 1,254 1,295 3,668 5,231 2,549 6,218 11,449
2017年3月期(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2016/4-6) (2016/7-9) (2016/10-12) (2017/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 75,364 83,535 95,428 105,277 158,899 254,328 359,605
営業利益 2,988 4,184 7,501 8,431 7,173 14,674 23,106
経常利益 2,875 3,774 8,007 7,887 6,650 14,657 22,545
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 1,840 2,271 4,460 3,656 4,111 8,572 12,229
2016年3月期(自 2015年4月1日 至 2016年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2015/4-6) (2015/7-9) (2015/10-12) (2016/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 81,642 89,507 94,159 100,301 171,149 265,308 365,610
営業利益 3,109 3,705 7,338 7,756 6,814 14,153 21,909
経常利益 3,044 4,004 7,220 7,146 7,049 14,269 21,416
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 951 2,665 3,010 2,402 3,616 6,627 9,030
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 決算短信
2020年3月期 連結決算の概要
第14期 第15期 第16期
増 減 増減率
行 2018年 2019年 2020年 (対前年度) (対前年度)
番 3月期 3月期 3月期 ② - ① (%)
① ②
1 売上高 百万円 410,951 413,089 395,553 △ 17,535 △ 4.2
2 自動車電池国内 百万円 89,240 91,460 88,059 △ 3,401 △ 3.7
3 自動車電池海外 百万円 185,574 177,052 162,138 △ 14,913 △ 8.4
4 産業電池電源 百万円 74,237 80,042 84,566