6674 GSユアサ 2020-02-06 15:00:00
2020年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月6日
上場会社名 株式会社ジーエス・ユアサ コーポレーション 上場取引所 東
コード番号 6674 URL https://www.gs-yuasa.com/jp
代表者 (役職名) 取締役社長 CEO (氏名)村尾 修
問合せ先責任者 (役職名) コーポレート室 部長 (氏名)松島 弘明 TEL 075-312-1211
四半期報告書提出予定日 2020年2月6日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 293,077 △4.1 14,421 0.7 15,924 0.8 9,204 △8.8
2019年3月期第3四半期 305,646 2.9 14,315 4.3 15,800 11.2 10,090 62.3
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 10,909百万円 (55.4%) 2019年3月期第3四半期 7,021百万円 (△52.3%)
潜在株式調整後
1株当たり 1株当たり
四半期純利益 四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 113.17 -
2019年3月期第3四半期 122.79 114.45
(参考)のれん等償却前営業利益 2020年3月期第3四半期 16,115百万円(△0.3%) 2019年3月期第3四半期 16,162百万円(5.4%)
当社は、経営上の重要な指標として、のれん等償却前営業利益を用いております。
当第3四半期連結累計期間の「潜在株式調整後1株当たり四半期純利益」については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 397,761 211,355 45.7
2019年3月期 384,243 207,708 46.4
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 181,643百万円 2019年3月期 178,320百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 3.00 - 35.00 -
2020年3月期 - 15.00 -
2020年3月期(予想) 35.00 50.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2019年3月期につきましては、株式併合を反映した1株当たり期末配当金を記載し、年間配当金の合計は「-」として記載しております。
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属 1株当たり
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 400,000 △3.2 20,000 △11.7 22,000 △11.0 12,000 △11.3 147.37
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
2019年10月29日に公表しました連結業績予想から通期連結業績予想値を修正します。
なお、詳細は、四半期決算短信[添付資料]3ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 82,714,942株 2019年3月期 82,714,942株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 1,579,476株 2019年3月期 880,229株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 81,330,200株 2019年3月期3Q 82,178,248株
2018年10月1日付で5株を1株に株式併合しております。「期中平均株式数(四半期累計)」につきましては、前第3四半期連結累計期
間の期首に当該株式併合が行われたと仮定して算出しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、そ
の達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があり
ます。
(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 10
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 11
(四半期損益の推移) ……………………………………………………………………………………………… 11
-1-
(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
①業績全般の動向
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国においては雇用および所得環境が良好であり個人消費は
堅調に推移しましたが、中国の景気は、米国との通商問題などを背景に減速傾向となりました。また、欧州にお
いては、雇用環境が改善傾向にあり個人消費は堅調に推移したものの、Brexitをめぐる先行き不透明な状況が続
きました。一方、わが国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に国内需要を中心に底堅く推移しておりますが、
消費税率引上げ後は国内需要がやや弱い動きとなりました。
このような経済状況の中、当社グループでは、主として自動車電池事業における鉛価格の下落に伴う販売価格
の低下や円高の影響などにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は、2,930億77百万円と前第3四半期連結累
計期間に比べて125億69百万円減少(△4.1%)しました。一方、営業利益は、据置用鉛蓄電池および電源装置の
販売が好調に推移したことに加え鉛価格の下落の影響などにより144億21百万円(のれん等償却前営業利益は161
億15百万円)と前第3四半期連結累計期間に比べて1億6百万円増加(0.7%)し、経常利益も159億24百万円と
前第3四半期連結累計期間に比べて1億23百万円増加(0.8%)しました。これに対し、親会社株主に帰属する四
半期純利益は、固定資産売却益の減少や関係会社整理損の計上などにより、92億4百万円(のれん等償却前親会
社株主に帰属する四半期純利益は108億96百万円)と前第3四半期連結累計期間に比べて8億86百万円減少
(△8.8%)しました。
②報告セグメント別の動向
第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同
四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
(自動車電池)
国内における売上高は、新車用の販売数量は堅調に推移したものの鉛価格の下落に伴う販売価格の低下の影響
などにより、653億28百万円と前第3四半期連結累計期間に比べて23億42百万円減少(△3.5%)しました。セグ
メント損益(のれん等償却前)は、上記販売価格の低下や経費増加により、48億32百万円と前第3四半期連結累
計期間に比べて8億8百万円減少(△14.3%)しました。
海外における売上高は、四輪用および二輪用の販売数量はともに堅調に推移したものの、鉛価格の下落に伴う
販売価格の低下に加え、円高の影響もあり、1,248億77百万円と前第3四半期連結累計期間に比べて92億97百万円
減少(△6.9%)しました。セグメント損益は、上記売上高の減少に伴う粗利の減少に加え経費増加などの影響に
より、72億84百万円と前第3四半期連結累計期間に比べて2億73百万円減少(△3.6%)しました。
これにより、国内・海外合算における売上高は、1,902億5百万円と前第3四半期連結累計期間に比べて116億
40百万円減少(△5.8%)しました。セグメント損益(のれん等償却前)は、121億16百万円と前第3四半期連結
累計期間に比べて10億82百万円減少(△8.2%)しました。
(産業電池電源)
売上高は、主として据置用鉛蓄電池および電源装置の販売が好調に推移したことにより583億82百万円と前第3
四半期連結累計期間に比べて34億66百万円増加(6.3%)しました。セグメント損益は、売上高増加の影響に加
え、鉛価格の下落の影響などにより、49億23百万円と前第3四半期連結累計期間に比べて18億68百万円増加
(61.2%)しました。
(車載用リチウムイオン電池)
売上高は、主としてプラグインハイブリッド車用リチウムイオン電池を供給するリチウムエナジージャパン、ま
たハイブリッド車用リチウムイオン電池を供給するブルーエナジー、いずれも販売が減少したことにより、308億
12百万円と前第3四半期連結累計期間に比べて28億49百万円減少(△8.5%)しました。セグメント損益は、売上
高減少の影響に加えて12Vリチウムイオン電池事業立上げに伴う費用増加により、12億59百万円の損失と前第3四
半期連結累計期間に比べて8億83百万円悪化しました。
(その他)
売上高は、特殊用途の大型電池を中心に販売が減少したことにより、136億77百万円と前第3四半期連結累計期間
に比べて15億45百万円減少(△10.2%)しました。全社費用等調整後のセグメント損益は、経費削減などにより3
億35百万円と前第3四半期連結累計期間に比べて50百万円増加(17.6%)しました。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
総資産は、海外子会社におけるIFRS第16号「リース」の適用による使用権資産等の増加、車載用リチウムイオン
電池を中心とした設備投資、保有株式の時価上昇による増加などにより、3,977億61百万円と前連結会計年度末に
比べて135億17百万円増加しました。
負債は、仕入債務等の営業債務が減少したものの、海外子会社におけるIFRS第16号「リース」の適用によるリー
ス債務の増加、産業電池電源セグメントにおける納入先からの前受金の受領、コマーシャル・ペーパーの発行など
により、1,864億6百万円と前連結会計年度末に比べて98億70百万円増加しました。
純資産は、配当金の支払や自己株式の取得、為替レートの変動による為替換算調整勘定の減少がありましたが、
親会社株主に帰属する四半期純利益による増加、株価上昇に伴うその他有価証券評価差額金の増加などにより、
2,113億55百万円と前連結会計年度末に比べて36億46百万円増加しました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、主として自動車電池事業における予想販売数量の減少や鉛価格の下落傾向に伴う
想定販売価格低下により売上高が減収となり、2019年10月29日に公表いたしました業績予想を次のとおり修正しま
す。
なお、利益につきましては、鉛価格の下落に伴う調達コスト減少などを踏まえ、前回公表値を据え置いておりま
す。
通期連結業績予想
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想 415,000 20,000 22,000 12,000 147.37
今回発表予想 400,000 20,000 22,000 12,000 147.37
増減額 △15,000 - - - -
増減率(%) △3.6 - - - -
前期実績 413,089 22,654 24,728 13,524 164.74
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
2019年3月31日 2019年12月31日
資産の部
流動資産
現金及び預金 23,618 24,330
受取手形及び売掛金 70,225 67,777
電子記録債権 4,168 6,309
商品及び製品 37,069 40,802
仕掛品 16,869 16,090
原材料及び貯蔵品 13,888 14,430
その他 10,467 10,295
貸倒引当金 △316 △391
流動資産合計 175,990 179,644
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 54,759 52,620
機械装置及び運搬具(純額) 33,383 31,201
土地 22,406 22,451
リース資産(純額) 646 498
使用権資産(純額) - 4,830
建設仮勘定 8,450 13,556
その他(純額) 4,555 4,573
有形固定資産合計 124,202 129,732
無形固定資産
のれん 3,347 2,333
リース資産 1,098 1,003
その他 5,911 3,333
無形固定資産合計 10,357 6,670
投資その他の資産
投資有価証券 56,062 58,402
退職給付に係る資産 11,668 14,212
繰延税金資産 2,502 2,668
リース債権 - 2,755
その他 3,714 3,938
貸倒引当金 △332 △330
投資その他の資産合計 73,614 81,645
固定資産合計 208,174 218,048
繰延資産 78 68
資産合計 384,243 397,761
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
2019年3月31日 2019年12月31日
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 35,160 32,762
電子記録債務 17,115 16,288
短期借入金 9,905 10,724
コマーシャル・ペーパー 3,000 7,000
未払金 10,823 8,399
未払法人税等 3,247 2,184
設備関係支払手形 1,036 236
その他 16,450 23,659
流動負債合計 96,739 101,255
固定負債
社債 20,000 20,000
長期借入金 34,034 33,666
リース債務 1,239 6,155
繰延税金負債 12,067 12,779
再評価に係る繰延税金負債 928 928
退職給付に係る負債 4,274 4,443
その他 7,252 7,178
固定負債合計 79,796 85,150
負債合計 176,535 186,406
純資産の部
株主資本
資本金 33,021 33,021
資本剰余金 55,313 55,301
利益剰余金 77,664 82,755
自己株式 △2,315 △3,680
株主資本合計 163,684 167,398
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 14,879 16,900
繰延ヘッジ損益 △81 △120
土地再評価差額金 2,137 2,137
為替換算調整勘定 △488 △2,967
退職給付に係る調整累計額 △1,809 △1,705
その他の包括利益累計額合計 14,635 14,244
非支配株主持分 29,388 29,712
純資産合計 207,708 211,355
負債純資産合計 384,243 397,761
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
自 2018年 4月 1日 自 2019年 4月 1日
至 2018年12月31日 至 2019年12月31日
売上高 305,646 293,077
売上原価 237,240 224,827
売上総利益 68,405 68,249
販売費及び一般管理費 54,090 53,827
営業利益 14,315 14,421
営業外収益
受取利息及び配当金 592 667
持分法による投資利益 2,109 2,060
その他 547 380
営業外収益合計 3,249 3,109
営業外費用
支払利息 470 611
為替差損 630 426
その他 663 568
営業外費用合計 1,763 1,606
経常利益 15,800 15,924
特別利益
固定資産売却益 3,084 2,218
投資有価証券売却益 46 14
その他 19 53
特別利益合計 3,149 2,286
特別損失
固定資産除却損 354 336
固定資産売却損 249 49
関係会社整理損 - 1,400
その他 262 192
特別損失合計 866 1,979
税金等調整前四半期純利益 18,084 16,231
法人税等 5,604 4,983
四半期純利益 12,480 11,248
非支配株主に帰属する四半期純利益 2,389 2,043
親会社株主に帰属する四半期純利益 10,090 9,204
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
自 2018年 4月 1日 自 2019年 4月 1日
至 2018年12月31日 至 2019年12月31日
四半期純利益 12,480 11,248
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △2,462 2,045
繰延ヘッジ損益 △33 △160
為替換算調整勘定 △1,273 △366
退職給付に係る調整額 △171 131
持分法適用会社に対する持分相当額 △1,518 △1,989
その他の包括利益合計 △5,458 △338
四半期包括利益 7,021 10,909
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 4,827 8,813
非支配株主に係る四半期包括利益 2,193 2,096
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
(自己株式の取得)
当社は2019年5月13日開催の取締役会決議に基づき、自己株式700,000株の取得を行っております。これを含む
自己株式の取得及び処分の結果、当第3四半期連結累計期間において、自己株式が1,364百万円増加し、当第3四
半期連結会計期間末において自己株式が3,680百万円となっております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(会計方針の変更)
国際財務報告基準(IFRS)を適用している在外連結子会社において、第1四半期連結会計期間からIFRS第16号
「リース」(以下、「IFRS第16号」という。)を適用しております。
これにより、借手のリース取引については、原則として、使用権資産及びリース債務として認識しております。
また、貸手のリース(サブリース)については、原資産の使用に伴うリスクと経済価値のほとんどすべてを移転す
る場合には、ファイナンス・リースとして、原資産の認識を中止し、正味リース投資未回収額をリース債権として
認識しております。
その結果、当第3四半期連結貸借対照表において有形固定資産の「使用権資産(純額)」が4,830百万円、流動
負債の「その他」が1,036百万円及び固定負債の「リース債務」が5,136百万円増加しており、正味リース投資未回
収額として流動資産の「その他」が270百万円及び固定資産の「リース債権」が2,755百万円増加しております。ま
た、土地使用権1,640百万円は「使用権資産(純額)」に振替えております。なお、この変更による当第3四半期
連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
IFRS第16号の適用にあたっては、経過措置で認められている、適用開始による累積的影響を適用開始日に認識す
る方法を採用しております。使用権資産の測定方法はリース債務の測定額に前払及び未払リース料を調整する方法
を採用しており、期首利益剰余金への影響はありません。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
自動車電池 車載用 合計
産業電池 (注)
リチウム 計
電源
国内 海外 小計 イオン電池
売上高
外部顧客への売上高 67,671 134,175 201,846 54,915 33,661 290,423 15,223 305,646
セグメント間の内部
1,065 2,882 3,948 9,548 525 14,022 △14,022 -
売上高又は振替高
計 68,736 137,057 205,794 64,463 34,186 304,445 1,201 305,646
セグメント利益又は損失
5,641 7,557 13,199 3,054 △375 15,877 285 16,162
(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント及びセグメント利益の調整額でありま
す。報告セグメントに含まれない事業セグメントは、特殊電池事業等を含んでおります。セグメント利益の
調整額は△1,751百万円であり、セグメント間取引消去△978百万円及び各報告セグメントに配分していない
全社費用△772百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であ
ります。
2.上表のセグメント利益の合計額と連結損益計算書上の営業利益14,315百万円との差は、のれん等の償却費
1,847百万円であります。のれん等には、企業結合日において識別可能資産として受け入れた無形固定資産
を含んでおります。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
自動車電池 車載用 合計
産業電池 (注)
リチウム 計
電源
国内 海外 小計 イオン電池
売上高
外部顧客への売上高 65,328 124,877 190,205 58,382 30,812 279,399 13,677 293,077
セグメント間の内部
1,012 2,989 4,002 8,841 615 13,458 △13,458 -
売上高又は振替高
計 66,340 127,867 194,208 67,223 31,427 292,858 218 293,077
セグメント利益又は損失
4,832 7,284 12,116 4,923 △1,259 15,780 335 16,115
(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント及びセグメント利益の調整額でありま
す。報告セグメントに含まれない事業セグメントは、特殊電池事業等を含んでおります。セグメント利益の
調整額は△1,631百万円であり、セグメント間取引消去△897百万円及び各報告セグメントに配分していない
全社費用△733百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であ
ります。
2.上表のセグメント利益の合計額と連結損益計算書上の営業利益14,421百万円との差は、のれん等の償却費
1,694百万円であります。のれん等には、企業結合日において識別可能資産として受け入れた無形固定資産
を含んでおります。
2 報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、製品を軸としたセグメント業績をより適切に把握するために、組織の管理
区分の見直しを行った結果、従来「自動車電池海外」に含まれていた一部の連結子会社等について、「産業
電池電源」にセグメントを変更しております。
前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントにより記載しております。
(追加情報)
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
第2四半期連結会計期間より、重要性が増したSiam GS Battery Myanmar Limitedを連結の範囲に含めておりま
す。
また、当第3四半期連結会計期間より、PGホールディングス㈱の株式を新たに取得したことに伴い、持分法適用
の範囲に含めております。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2020年3月期 第3四半期決算短信
3.補足情報
(1)四半期損益の推移
2020年3月期(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2019/4-6) (2019/7-9) (2019/10-12) (2020/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 90,082 100,331 102,662 - 190,414 293,077 -
営業利益 2,040 5,508 6,872 - 7,549 14,421 -
経常利益 2,873 5,551 7,499 - 8,424 15,924 -
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 1,473 3,300 4,430 - 4,774 9,204 -
2019年3月期(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2018/4-6) (2018/7-9) (2018/10-12) (2019/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 96,256 99,158 110,230 107,442 195,415 305,646 413,089
営業利益 2,917 4,038 7,358 8,339 6,956 14,315 22,654
経常利益 3,165 4,327 8,308 8,927 7,492 15,800 24,728
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 1,430 2,023 6,636 3,433 3,454 10,090 13,524
2018年3月期(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2017/4-6) (2017/7-9) (2017/10-12) (2018/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 87,805 96,402 112,776 113,966 184,208 296,984 410,951
営業利益 2,876 3,109 7,734 8,198 5,986 13,721 21,920
経常利益 3,273 3,174 7,763 7,176 6,447 14,210 21,387
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 1,254 1,295 3,668 5,231 2,549 6,218 11,449
2017年3月期(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2016/4-6) (2016/7-9) (2016/10-12) (2017/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 75,364 83,535 95,428 105,277 158,899 254,328 359,605
営業利益 2,988 4,184 7,501 8,431 7,173 14,674 23,106
経常利益 2,875 3,774 8,007 7,887 6,650 14,657 22,545
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 1,840 2,271 4,460 3,656 4,111 8,572 12,229
2016年3月期(自 2015年4月1日 至 2016年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2015/4-6) (2015/7-9) (2015/10-12) (2016/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 81,642 89,507 94,159 100,301 171,149 265,308 365,610
営業利益 3,109 3,705 7,338 7,756 6,814 14,153 21,909
経常利益 3,044 4,004 7,220 7,146 7,049 14,269 21,416
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 951 2,665 3,010 2,402 3,616 6,627 9,030
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