6674 GSユアサ 2021-08-05 15:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月5日
上場会社名 株式会社ジーエス・ユアサ コーポレーション 上場取引所 東
コード番号 6674 URL https://www.gs-yuasa.com/jp
代表者 (役職名) 取締役社長 CEO (氏名)村尾 修
問合せ先責任者 (役職名) コーポレート室 室長 (氏名)松島 弘明 TEL 075-312-1211
四半期報告書提出予定日 2021年8月5日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 95,458 25.0 3,210 220.3 4,268 151.1 2,681 -
2021年3月期第1四半期 76,376 △15.2 1,002 △50.9 1,699 △40.9 △27 -
(注)包括利益 2022年3月期第1四半期 4,426百万円 (89.5%) 2021年3月期第1四半期 2,335百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 33.27 -
2021年3月期第1四半期 △0.34 -
(参考)のれん等償却前営業利益 2022年3月期第1四半期 3,775百万円(140.9%) 2021年3月期第1四半期 1,567百万円(△39.8%)
当社は、経営上の重要な指標として、のれん等償却前営業利益を用いております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 434,670 233,225 46.1
2021年3月期 431,913 234,570 46.8
(参考)自己資本 2022年3月期第1四半期 200,405百万円 2021年3月期 202,245百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 0.00 - 50.00 50.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 15.00 - 35.00 50.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 200,000 16.1 6,500 22.8 7,500 15.4 3,000 - 37.17
通期 430,000 11.3 24,000 △3.3 26,000 △4.7 12,000 4.8 148.66
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 82,714,942株 2021年3月期 82,714,942株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 2,276,576株 2021年3月期 2,109,320株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 80,581,816株 2021年3月期1Q 81,067,360株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、そ
の達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があり
ます。
(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 11
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 12
(四半期損益の推移) ……………………………………………………………………………………………… 12
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
①業績全般の動向
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、各国の経済対策や新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだ
ことにより回復の兆しが見られましたが、国内における緊急事態宣言の再発令やアジア地域の一部の国ではロック
ダウン等の措置がとられております。感染症拡大の懸念に加え、原材料価格上昇、部材不足やコンテナ不足による
サプライチェーンの混乱など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような経済状況の中、当社グループでは、主としてプラグインハイブリッド車用リチウムイオン電池の販売
が回復したことや、国内外の自動車電池事業における鉛電池の販売が増加したことなどにより、当第1四半期連結
累計期間の売上高は、954億58百万円と前第1四半期連結累計期間に比べて190億82百万円増加(25.0%)しまし
た。これに伴い、営業利益は32億10百万円(のれん等償却前営業利益は37億75百万円)と前第1四半期連結累計期
間に比べて22億8百万円増加(220.3%)、また、経常利益も42億68百万円と前第1四半期連結累計期間に比べて
25億68百万円増加(151.1%)しました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別利益で負ののれん発生益を
計上したこともあり、26億81百万円と、前第1四半期連結累計期間に比べて27億8百万円増加しました。
②報告セグメント別の動向
(自動車電池)
国内における売上高は、前年同期は自動車新車の生産が大幅に減少した影響を受けていましたが、当期は新車用
の販売数量が回復したことにより、178億4百万円と前第1四半期連結累計期間に比べて18億71百万円増加
(11.7%)しました。セグメント損益(のれん等償却前)は、売上高増加により、10億13百万円と前第1四半期連
結累計期間に比べて1億29百万円増加(14.6%)しました。
海外における売上高は、前年同期は国内と同様に販売が減少していましたが、当期はアセアン・欧州を中心に販
売数量が増加したことに加え為替の円安影響もあり、447億45百万円と前第1四半期連結累計期間に比べて79億81百
万円増加(21.7%)しました。セグメント損益は、売上高増加の影響により29億51百万円と前第1四半期連結累計
期間に比べて7億80百万円増加(35.9%)しました。
これにより、国内・海外合算における売上高は、625億49百万円と前第1四半期連結累計期間に比べて98億53百
万円増加(18.7%)しました。セグメント損益(のれん等償却前)は、39億65百万円と前第1四半期連結累計期間
に比べて9億9百万円増加(29.8%)しました。
(産業電池電源)
売上高は、大型風力発電用リチウムイオン電池の販売増加や、㈱GSユアサ インフラシステムズを連結化した
影響により198億57百万円と前第1四半期連結累計期間に比べて51億25百万円増加(34.8%)しました。セグメン
ト損益は、原材料価格の上昇や販売構成の変化により、6億25百万円の損失と前第1四半期連結累計期間に比べて
3億2百万円悪化しました。
(車載用リチウムイオン電池)
売上高は、ハイブリッド車用リチウムイオン電池の販売が増加したことに加え、前年同期に販売が減少していた
プラグインハイブリッド車用リチウムイオン電池の販売が回復し、89億8百万円と前第1四半期連結累計期間に比
べて42億13百万円増加(89.7%)しました。セグメント損益は、売上高増加の影響により、1億64百万円と前第1
四半期連結累計期間に比べて13億46百万円改善しました。
(その他)
売上高は、41億42百万円と前第1四半期連結累計期間に比べて1億8百万円減少(△2.6%)しました。全社費
用等調整後のセグメント損益は2億70百万円と前第1四半期連結累計期間に比べて2億55百万円増加しました。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
総資産は、回収による売上債権の減少があったものの、棚卸資産の積増しや㈱GSユアサ インフラシステムズ
の新規連結に伴い、4,346億70百万円と前連結会計年度末に比べて27億56百万円増加いたしました。
負債は、コマーシャル・ペーパーの発行や㈱GSユアサ インフラシステムズの新規連結により、2,014億45百万
円と前連結会計年度末に比べて41億2百万円増加いたしました。
純資産は、配当金の支払や自己株式の取得により、2,332億25百万円と前連結会計年度末に比べて13億45百万円
減少いたしました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年5月12日に公表しました連結業績予想から修正は行っておりません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
2021年3月31日 2021年6月30日
資産の部
流動資産
現金及び預金 36,280 32,821
受取手形及び売掛金 74,269 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 65,427
電子記録債権 5,039 6,610
商品及び製品 37,236 44,374
仕掛品 14,973 16,900
原材料及び貯蔵品 15,658 16,698
その他 11,189 16,039
貸倒引当金 △315 △268
流動資産合計 194,332 198,603
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 52,837 52,502
機械装置及び運搬具(純額) 38,703 38,814
土地 22,737 22,805
リース資産(純額) 296 306
使用権資産(純額) 5,075 5,028
建設仮勘定 9,699 9,506
その他(純額) 5,180 5,067
有形固定資産合計 134,530 134,032
無形固定資産
のれん 659 329
リース資産 1,078 976
その他 2,681 2,457
無形固定資産合計 4,419 3,764
投資その他の資産
投資有価証券 64,349 64,375
退職給付に係る資産 23,920 24,591
繰延税金資産 3,497 2,571
リース債権 2,616 2,443
その他 4,517 4,562
貸倒引当金 △323 △323
投資その他の資産合計 98,578 98,221
固定資産合計 237,528 236,018
繰延資産 52 49
資産合計 431,913 434,670
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
2021年3月31日 2021年6月30日
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 34,742 38,468
電子記録債務 16,367 16,321
短期借入金 13,440 10,183
コマーシャル・ペーパー - 4,500
未払金 15,976 7,936
未払法人税等 4,761 2,680
設備関係支払手形 358 554
設備関係電子記録債務 3,270 8,352
その他 18,922 23,498
流動負債合計 107,839 112,495
固定負債
社債 20,000 20,000
長期借入金 31,980 33,254
リース債務 6,041 5,744
繰延税金負債 18,045 16,385
再評価に係る繰延税金負債 928 928
退職給付に係る負債 4,562 4,504
その他 7,944 8,131
固定負債合計 89,503 88,949
負債合計 197,342 201,445
純資産の部
株主資本
資本金 33,021 33,021
資本剰余金 55,301 55,301
利益剰余金 95,869 93,873
自己株式 △4,654 △5,154
株主資本合計 179,537 177,040
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 17,171 16,507
繰延ヘッジ損益 △115 △197
土地再評価差額金 2,137 2,137
為替換算調整勘定 417 1,759
退職給付に係る調整累計額 3,098 3,159
その他の包括利益累計額合計 22,708 23,365
非支配株主持分 32,324 32,819
純資産合計 234,570 233,225
負債純資産合計 431,913 434,670
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
自 2020年4月 1日 自 2021年4月 1日
至 2020年6月30日 至 2021年6月30日
売上高 76,376 95,458
売上原価 58,557 73,838
売上総利益 17,818 21,619
販売費及び一般管理費 16,816 18,408
営業利益 1,002 3,210
営業外収益
受取利息及び配当金 319 334
持分法による投資利益 326 921
為替差益 287 5
その他 192 149
営業外収益合計 1,125 1,410
営業外費用
支払利息 186 213
その他 242 139
営業外費用合計 429 353
経常利益 1,699 4,268
特別利益
固定資産売却益 17 476
投資有価証券売却益 - 34
負ののれん発生益 - 989
特別利益合計 17 1,500
特別損失
固定資産除却損 131 47
固定資産売却損 3 20
投資有価証券評価損 15 102
工場移転費用 - 397
特別損失合計 149 568
税金等調整前四半期純利益 1,567 5,200
法人税等 1,187 1,211
四半期純利益 379 3,989
非支配株主に帰属する四半期純利益 407 1,308
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△27 2,681
に帰属する四半期純損失(△)
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
自 2020年4月 1日 自 2021年4月 1日
至 2020年6月30日 至 2021年6月30日
四半期純利益 379 3,989
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 730 △676
繰延ヘッジ損益 67 15
為替換算調整勘定 1,695 243
退職給付に係る調整額 230 60
持分法適用会社に対する持分相当額 △767 794
その他の包括利益合計 1,956 436
四半期包括利益 2,335 4,426
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,155 3,337
非支配株主に係る四半期包括利益 1,180 1,088
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
(自己株式の取得)
当社は2021年3月23日開催の取締役会決議に基づき、自己株式167,000株の取得を行っております。これを含む
自己株式の取得の結果、当第1四半期連結累計期間において、自己株式が500百万円増加し、当第1四半期連結会
計期間末において自己株式が5,154百万円となっております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。ただし、
当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率を使用す
る方法によっております。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該
財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
これにより、据付工事を必要とする製品について、従来、一部の連結子会社では据付工事が完了した時点で売上
を計上しておりましたが、製品の納入と据付工事が別個の履行義務として識別されるものについては各履行義務が
充足された時点で収益を認識しております。また、値引等について、従来は、金額確定時に売上高から控除してお
りましたが、変動対価に関する不確実性がその後に解消される際に、認識した収益の累計額の著しい減額が発生し
ない可能性が高い範囲でのみ、取引価格に反映する方法に変更しております。さらに、販売費及び一般管理費並び
に営業外費用に表示しておりました顧客に支払われる販売促進費及び売上割引等を、売上高から控除して表示して
おります。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四半
期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は438百万円減少し、売上原価は56百万円増加し、販売費及び一
般管理費は417百万円減少し、営業利益は78百万円減少し、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ57
百万円減少しております。また、利益剰余金の当期首残高は643百万円減少しております。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた
「受取手形及び売掛金」は、当第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示する
ことといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度につ
いて新たな表示方法により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計
基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第1四半期連結累計期間に係る顧
客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。
なお、四半期連結財務諸表に与える重要な影響はありません。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
自動車電池 車載用 合計
産業電池 (注)
リチウム 計
電源
国内 海外 小計 イオン電池
売上高
外部顧客への売上高 15,933 36,763 52,696 14,732 4,695 72,124 4,251 76,376
セグメント間の内部
売上高又は振替高 276 772 1,048 3,187 708 4,944 △4,944 -
計 16,209 37,535 53,745 17,919 5,403 77,069 △693 76,376
セグメント利益又は損失
884 2,171 3,056 △322 △1,181 1,552 15 1,567
(△)
(注)1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント及びセグメント利益の調整額でありま
す。報告セグメントに含まれない事業セグメントは、特殊電池事業等を含んでおります。セグメント利益
又は損失(△)の調整額は△509百万円であり、セグメント間取引消去△268百万円及び各報告セグメント
に配分していない全社費用△241百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しな
い一般管理費であります。
2. 上表のセグメント利益又は損失(△)の合計額と連結損益計算書上の営業利益1,002百万円との差は、のれ
ん等の償却費564百万円であります。のれん等には、企業結合日において識別可能資産として受け入れた無
形固定資産を含んでおります。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2022年3月期 第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
自動車電池 車載用 合計
産業電池 (注)
リチウム 計
電源
国内 海外 小計 イオン電池
売上高
外部顧客への売上高 17,804 44,745 62,549 19,857 8,908 91,315 4,142 95,458
セグメント間の内部
売上高又は振替高 321 683 1,005 2,994 3,774 7,773 △7,773 -
計 18,126 45,428 63,555 22,851 12,683 99,089 △3,631 95,458
セグメント利益又は損失
1,013 2,951 3,965 △625 164 3,505 270 3,775
(△)
(注)1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント及びセグメント利益の調整額でありま
す。報告セグメントに含まれない事業セグメントは、特殊電池事業等を含んでおります。セグメント利益
又は損失(△)の調整額は△630百万円であり、セグメント間取引消去△403百万円及び各報告セグメント
に配分していない全社費用△227百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しな
い一般管理費であります。
2. 上表のセグメント利益又は損失(△)の合計額と連結損益計算書上の営業利益3,210百万円との差は、のれ
ん等の償却費564百万円であります。のれん等には、企業結合日において識別可能資産として受け入れた無
形固定資産を含んでおります。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(重要な負ののれん発生益)
「産業電池電源」セグメントにおいて、サンケン電設㈱(2021年5月1日付で㈱GSユアサ インフラシステ
ムズへ社名変更)の株式を取得し連結子会社としたことにより、負ののれん発生益を認識しております。当該事
象による負ののれん発生益の計上額は、当第1四半期連結累計期間においては989百万円であります。なお、取
得原価の配分が完了していないため、上記の金額は暫定的に算定された金額であります。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(追加情報)
(連結の範囲の変更)
当第1四半期連結会計期間において、サンケン電設㈱の全株式を取得し子会社化したことに伴い、同社を連結の
範囲に含めております。なお、サンケン電設㈱は、2021年5月1日付で㈱GSユアサ インフラシステムズへ社名
を変更しております。
また、当第1四半期連結会計期間において、連結子会社であった㈱ジーエス・ユアサ アカウンティングサービ
スは、㈱GSユアサを存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。
(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用)
当社及び一部の国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設さ
れたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目に
ついては、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報
告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適
用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前
の税法の規定に基づいております。
(新型コロナウイルス感染症に関する会計上の見積り)
当第1四半期連結会計期間における新型コロナウイルス感染症による当社グループの事業への影響に関する会計
上の見積り等に用いた仮定については、前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)に記載した内容から重要
な変更はありません。
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(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674) 2022年3月期 第1四半期決算短信
【参考】
(四半期損益の推移)
2022年3月期(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2021/4-6) (2021/7-9) (2021/10-12) (2022/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 95,458 - - - - - -
営業利益 3,210 - - - - - -
経常利益 4,268 - - - - - -
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 2,681 - - - - - -
2021年3月期(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2020/4-6) (2020/7-9) (2020/10-12) (2021/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 76,376 95,949 105,691 108,494 172,325 278,016 386,511
営業利益 1,002 4,292 9,089 10,426 5,294 14,383 24,810
経常利益 1,699 4,800 10,123 10,655 6,500 16,623 27,279
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 △ 27 149 5,546 5,787 121 5,667 11,455
2020年3月期(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2019/4-6) (2019/7-9) (2019/10-12) (2020/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 90,082 100,331 102,662 102,476 190,414 293,077 395,553
営業利益 2,040 5,508 6,872 7,254 7,549 14,421 21,676
経常利益 2,873 5,551 7,499 7,185 8,424 15,924 23,109
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 1,473 3,300 4,430 4,469 4,774 9,204 13,674
2019年3月期(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2018/4-6) (2018/7-9) (2018/10-12) (2019/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 96,256 99,158 110,230 107,442 195,415 305,646 413,089
営業利益 2,917 4,038 7,358 8,339 6,956 14,315 22,654
経常利益 3,165 4,327 8,308 8,927 7,492 15,800 24,728
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 1,430 2,023 6,636 3,433 3,454 10,090 13,524
2018年3月期(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
①第1四半期 ②第2四半期 ③第3四半期 ④第4四半期 ⑤第2四半期 ⑥第3四半期 ⑦通期
(2017/4-6) (2017/7-9) (2017/10-12) (2018/1-3) (①+②) (⑤+③) (⑥+④)
売上高 87,805 96,402 112,776 113,966 184,208 296,984 410,951
営業利益 2,876 3,109 7,734 8,198 5,986 13,721 21,920
経常利益 3,273 3,174 7,763 7,176 6,447 14,210 21,387
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 1,254 1,295 3,668 5,231 2,549 6,218 11,449
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