6662 J-ユビテック 2021-09-15 16:00:00
ユビテックグループ中期経営計画を策定 [pdf]

                                                       2021年9月15日


各     位                               会社名 株式会社 ユビテック
                                      代表者名 代表取締役社長 大 内 雅 雄
                                                (JASDAQ・コード6662)
                                      問合せ先 役職・氏名
                                      取締役広報マーケティング室長 松 田 和 宏
                                               電   話   03-5447-6732



             ユビテックグループ中期経営計画 「ユビテック4.0」 を策定


    株式会社ユビテック(本社:東京都港区、社長:大内 雅雄、以下「当社」といいます)及びその
グループ会社(当社とあわせて「当社グループ」といいます)は、第46期(2022年6月期)から第49
期(2025年6月期)の4ヵ年を対象としたユビテックグループ中期経営計画「ユビテック4.0」を策定
したことをお知らせします。



1.中期経営計画策定の背景と目的
    当社は、IoT時代の到来を早くから見据え、1977年の創業以来、デバイス、センシング、ネットワ
ーク、ソフトウェアのあらゆるIoT要素技術を培ってきました。さらに近年では、データ分析におけ
るAI技術を習得し、独自の解析エンジンの開発も行っています。さまざまなデータを「とり」、そ
れを「つなぎ」、「ため」、さらに「いかす」ことのできるIoTサービスをワンストップで提供して
いることが私たちの強みです。
    しかしながら、収益基盤であった製造受託事業において市場環境の変化に対応できなかったこと
に加え、当社が生産・販売しているテレマティクス車載機製品について、その一部に不具合の可能
性が確認され、当該製品の自主回収を行い、ファームウェアの修正及び再発防止に向けた社内体制
の強化を実施するなど、製品の再出荷に向けた対応を進めておりましたが、業績の回復に想定以上
の時間を要しています。
    このような課題認識の下、顧客ニーズや社会変化に対応し、高品質で持続的な価値創造を実現す
る新たな経営基盤の確立を目的とし、以下のとおり、ビジネスコンセプトと事業ポートフォリオの
抜本的見直しによる本中期経営計画を策定しました。


2.中期経営計画 「ユビテック4.0」 の概要

(1) 対象期間
     第46期(2022年6月期)から第49期(2025年6月期)までの4ヵ年
(2) 企業理念と顧客提供価値
  企業理念 「人と社会に安全と快適を」
  顧客提供価値
     1.お客さまの健康と安全を守る [Protect your Health and Safety]
     2.社会変革と多様性に応じた最適な答えを導き出す [Smart-Select & Smart-Matching]

(3) ビジョン
   IoTテクノロジー × AI・データ活用 + 外部サービス連携 で
   お客さまの企業経営と生活を支え、新たな社会常識を創造するイノベーションカンパニーへ

(4) 経営方針
① オリックスグループシナジーを最大化し、事業運営基盤を再構築
② AI・データ活用による価値創造をサービスの柱に
③ OpenAPI※1による外部サービス連携で利便性の高い統合サービスを構築
④ モビリティ、エネルギー事業の新たなビジネス開発
⑤ 安全で高品質なものづくり体制を再構築
⑥ 人材開発と外部有識者の連携強化、営業・マーケティング力の向上
※1) Application Programming Interface


(5) 新たな事業領域
① モビリティ、エネルギー分野における新たな社会基盤構築
  -安全性・汎用性の高い高機能車載機の開発、新たなドライバー安全見守りサービスの開発
  -地域分散社会/スマートシティ化に向けたXaaS※2プラットフォームを開発
  ※2) X(Everything) as a Service [モビリティ分野:U-MaaS※3、エネルギー分野:U-EaaS※4]
  ※3) Mobility as a Service   ※4) Energy as a Service
② BtoB AI・データソリューション
  -従業員を守り、企業成長に繋がる経営改善や競争力を生み出すAI・データ活用サービスを開発
  -「Work Mate」および「D-COLLECT」の訴求力あるサービスを成長ビジネスへ


3.中期経営計画の数値目標
 特定のハードウェア製品の量産販売中心の形態から、ユーザーニーズに合わせた付加価値と可変性の
 高いサービス形態への移行で、ユーザー数と単価向上を目指します。

                       45期(2021/6期)                 ・・・   49期目標(2025/6期)

ユーザー数※5                                 130,000     ・・・              200,000

ユーザー単価                 9,931 円/ユーザー数・年              ・・・   15,000 円/ユーザー数・年

連結売上高                             1,291 百万円         ・・・          3,000 百万円

連結営業利益                            -139 百万円          ・・・           300 百万円

※5) IoTデバイスの利用台数、IoTサービスの利用ID数・監視製品数等の合計
                    [ 売上高セグメント比率の変革 ]




 当社グループでは、「人と社会に安全と快適を」を新たな企業理念として、「お客さまの健康と
安全を守る」こと、「社会変革と多様性に応じた最適な答えを導き出す」ことを目的とし、従来の
IoTテクノロジーに加え、AI・データ活用と外部サービス連携を今後のコア技術の柱と位置づけ、IoT
アプリケーションサービスならびにXaaS型ビジネスの開発・伸長に注力してまいります。これによ
り、ビジネスコンセプトならびに事業ポートフォリオを抜本的に改革し、顧客ニーズと社会変化に
対応して、常にサービスの価値創造を続ける持続的かつ可変的なビジネスモデルへ変革します。こ
の変化対応への覚悟と、そして何よりも新しい社会への好奇心を、当社グループの基本精神にして
成長してまいります。


                                              以 上
     ユビテックグループ 中期経営計画

                      ユビテック4.0
                      2022/6期~2025/6期




株式会社ユビテック



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中期経営計画 「ユビテック4.0」 の概要
History
親会社:
新日本製鉄(現日本製鉄)             インターネット総合研究所                          オリックス~                 (2022/6期~2025/6期)

       1.0期                       2.0期                           3.0期                       4.0期

センサーデバイスユニット化            IoT ソリューション開発                  IoT ソリューション開発                 新中期経営計画
製造受託                      ー 国プロ、大学連携                     ー オリックス自動車                   ユビテック4.0
‐Device Manufacturing    ‐Device Manufacturing          ‐Device Manufacturing         ‐Device Manufacturing
                         ‐Network Engineering           ‐Network Engineering          ‐Network Engineering
                         ‐Software/Application          ‐Software/Application         ‐Software/Application
                                                        ‐AI、DataAnalytics             ‐AI、DataAnalytics
                                                                                      ‐Open API/Partnership
                                                                                       with External Service

●液晶PJ用HD映像エンジン           ●次世代インターネットプロトコル               ●カーシェアリング開発・運用                IoTテクノロジー×AI・データ活用
 開発                      (IPv6)対応                       ●テレマティクス開発・運用                 +外部サービス連携 をコア技術に

●液晶TV用HD映像エンジン            Building Exchange(BX)         ●ビデオ会議システム
 開発                       製品化                            「Cansee」 販売
●ATM磁気センサー開発             ●カラオケ機器OEM製造
●コークス炉カメラ開発              ●省エネソリューション
                          ネット型BEMS
                          「Be Green Next」 販売




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中期経営計画 「ユビテック4.0」 の概要
1. 連結業績推移
        セグメント別 連結売上高                                             セグメント別 連結限界利益
             ※2016年6月期より6期連続減収




     45期(2021/6期)セグメント比率                                                連結営業利益




                                                                      ※2021年6月期はテレマティクス
                                                                      車載機の自主回収・出荷停止
                                                                      により大幅赤字計上


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中期経営計画 「ユビテック4.0」 の概要
2. セグメント別概況

       製造受託

        紙幣鑑別センサモジュールはキャッシュレス化の進行、 ※ 製造受託製品の例
         コロナウイルス感染症拡大に伴う部材調達遅れ等
         の影響もあり、受注減少
        カラオケ機器はコロナウイルス感染症拡大の影響に
         より、需要が大幅減少


       カーソリューション

        2020年6月期まで堅調推移、2021年6月期においてはテ                                      ※ テレマティクス車載機

         レマティクス車載機の自主回収開始後における当該製品の
         出荷停止の影響により、大幅減収減益


       ソフトウェア受託開発/SES(ユビテックソリューションズ)

        競合環境激化とコロナウイルス感染症拡大に伴う影響で減少傾向

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中期経営計画 「ユビテック4.0」 の概要
3. 対処すべき課題

       既存商材への高度依存と社会変化への対応の遅れ

        既存の紙幣鑑別センサモジュールやカラオケ機器、テレマティクス車載機の
         レガシーのデバイス商品への依存度が極めて高い
         → 顧客ニーズや社会の変化に対応した、新たなデバイスやサービス開発に
           遅れが生じた


       品質評価管理体制の強化が急務

        内部牽制機能の効く、独立した品質マネジメント体制が不十分であり、
         開発および品質評価におけるリスクアセスメントの改善も必要
         → テレマティクス車載機の不具合、市場流出が発生


       営業、マーケティング力の欠如

        主要固定顧客への依存度が極めて高く、顧客基盤拡大、自社での営業・
         マーケティング体制の強化が必要

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中期経営計画 「ユビテック4.0」 の概要
4. 企業理念と顧客提供価値

 企業理念 「人と社会に安全と快適を」
 顧客提供価値
 Protect your Health and Safety

 1. お客さまの健康と安全を守る
                                                                                 anytime anywhere

       Work Mate                  ドライバー安全管理サービス                                    テレマティクス

 Smart - Select & Smart - Matching

  2. 社会変革と多様性に応じた最適な答えを導き出す
                                                                          according to your needs

        U-MaaS                       U-MaaS × U-EaaS                                U-EaaS

      カーシェアリング                            D-COLLECT                                 EP100化

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中期経営計画 「ユビテック4.0」 の概要
5. ミッション・ビジョン・バリュー

ビジョン
IoTテクノロジー × AI・データ活用 + 外部サービス連携 で
お客さまの企業経営と生活を支え、新たな社会常識を創造するイノベーションカンパニーへ


     ミッション
       サスティナブルな企業経営と
       社会基盤構築へ貢献する


     バリュー
       お客さまとの対話で目標と課題に寄り添い、真の事業パートナーに
       お客さまの経営課題を解決する データ価値創造 を実現
       外部サービス連携 でお客さまの自由度が高く可変的な活動をサポート
       モビリティ、エネルギーの 新たな社会基盤 を構築
       安全で高品質なものづくり体制を構築
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中期経営計画 「ユビテック4.0」 の概要
6. 経営方針

       オリックスグループシナジーを最大化し、事業運営基盤を再構築

         従来、高依存であったレガシーのデバイス、サービスから脱却し、オリックスグループ
          の事業基盤、顧客基盤を最大限に活かした新たな事業運営へ転換

         オリックスグループ各事業部門、事業子会社へ人材出向し、インハウスで、
          業務・事業運営ドメイン知識を習得
          ※既にオリックス自動車、オリックス環境エネルギー本部、オリックス銀行へ人材出向を開始

         上記体制のもとで、アジャイル開発を実行し、顧客ニーズと社会変化に対応した
          現場で有効に機能するユビテックの新サービス開発とともに、人材開発を実行


      ※ オリックスグループへの出向・連携イメージ(オリックス東京本社:世界貿易センタービル南館にて)




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中期経営計画 「ユビテック4.0」 の概要
6. 経営方針

       AI・データ活用による価値創造をサービスの柱に

         AI・データ活用を価値創造の柱とし、サービスの訴求力を構築する
         AI・データ活用により、企業成長に必要な経営改善や競争力を生み出す「答え」
          を創り出す
         経営資源であるデータを、お客さま個別の課題解決、現場改善に直接転換する
          ※ 従来のIoTサービスと、ユビテックの目指すAI・データ価値創造によるサービス展開




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中期経営計画 「ユビテック4.0」 の概要
6. 経営方針

      OpenAPIによる外部サービス連携で利便性の高い統合サービスを構築

         AI・データ活用により利用者にとって付加価値の高いサービスを構築し、求心力を
          持って自社サービスをOpenAPIで運用し、外部サービスとWin-Winな連携を図る
         サービスが企業運営と生活の一部としてシームレスに利用され、迅速な価値提供と
          変化への対応により、お客さまの生産性向上と現場効率化を実現
           → 利便性の高い 統合アプリケーションサービス を構築
           → 販売チャネルの増加、高度な価値創造、コスト削減でアップセルを目指す
       ※ 外部サービス連携による統合サービスのイメージ例 【現場管理の一元化/デジタルツインの実現】


          カメラ        環境情報




                ひと




          くるま          重機




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中期経営計画 「ユビテック4.0」 の概要
6. 経営方針

       モビリティ、エネルギー事業の新たなビジネス開発

        モビリティ:
         オリックス自動車と連携し、カーシェア等新型車載機や新たなドライバー向け安全
         見守りサービス、スマートシティ等向け U-MaaS※1プラットフォーム の実証・開発
         を計画
        エネルギー:
         オリックス環境エネルギー本部と連携し、EP100※2化サービスや、地域分散化する
         エネルギー事業で、各サービスのデータとシステム連携を行い、新たな統合サービス
         を提供するU-EaaS※3プラットフォーム の実証・開発を計画
        モビリティ×エネルギー:
         地域分散社会、EVを介しての親和性高く、それぞれのXaaSの連携・統合、
         ならびに新たな EVのRE100※4充電サービス の実証・開発を計画
          ※1) Mobility as a Service    ※2) Energy Productivity 100%
          ※3) Energy as a Service      ※4) Renewable Energy 100%

          ※ 各事業領域のイメージ




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中期経営計画 「ユビテック4.0」 の概要
6. 経営方針

       安全で高品質なものづくり体制を再構築

        社内第三者として安全性評価を実施する「製品安全保証チーム」を組織化
         → 品質に関する 「社内統制責任の明確化」 と 「顧客との関係の強化」
        具体的な判断基準に基づく問題発生時の事象定義と対応ルールを再整備
        セキュリティ対策(情報保護)と セーフティ対策(機能安全)を両輪で推進
         → Security & Safety by Design※1 に基づく製品・サービスの開発
         → 製品ライフサイクル(企画・開発~廃棄まで)を考慮した開発を行う
           ※企画段階で危険源を分析し、リスクに併せた対策で製品安全性を向上する
                Security & Safety by Design に基づく製品開発




           ※1) セキュリティ対策の考え方として謳われる “Security by Design” を基にした造語
               Security by Designとは、システムなどの開発において、製品の企画段階からセキュリティ機能に
               ついて検討し、 各工程の中でそれらの機能が確実に実装されていることを確認する一連の取り組み
              (内閣サイバーセキュリティセンター(通称:NISC)の「サイバーセキュリティ戦略」に明記)

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中期経営計画 「ユビテック4.0」 の概要
6. 経営方針

       安全で高品質なものづくり体制を再構築

        安全安心なAI・データ活用と外部サービス連携 (OpenAPI) には、提供システム
         全体を網羅する 多層防御 により、セキュリティ上の脅威に対応
         → 想定し得るあらゆる脅威への対策を施したIoTシステムを提供
         → Fintech等金融系の開発標準に準拠
            (例:接続適格性、暗号化、認可、認証、監視など)
       ※ 各システム分野における脅威と対策例
          分類                        脅威                                         対策例
          API    • なりすましによる不正侵入 → 情報漏洩                          • 金融系OpenAPI標準に準拠した連携認可機構
                                                                • 通信暗号化
          通信     • データ盗聴・改竄
                                                                • 端末/ユーザ認証
                 •   DDoS、不正侵入                                  •   システムへの侵入検知・防御
                 •   脆弱性をついた侵入                                  •   脆弱性診断・修正適用、WAF
          システム   •   マルウェア感染                                    •   マルウェア対策
                 •   データ搾取                                      •   データベース保護対策
                 • 外付けネットワークI/Fからの侵入                            • 外部インタフェース無効化
          デバイス   • 機器の物理破壊による侵入                                 • 物理破壊対策
                 • リモートアップデートを悪用した不正ファームウェア書換                   • 不正更新対策
                 • 内部不正
                                                                • ISMS※1 / ISMSクラウドセキュリティ※2 認証
        業務・人     • 標的型攻撃
                                                                    ※2020年1月認証取得済
                 • 不注意による情報漏洩
       ※1) 情報セキュリティマネジメントシステム(ISO/IEC 27001:2013)
       ※2) クラウドサービスに係る情報セキュリティマネジメントシステム(ISO/IEC 27017:2015) いずれも、国際規格に基づく認証

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6. 経営方針

       人材開発と外部有識者の連携強化、営業・マーケティング力の向上

         オリックスグループの各事業領域、事業子会社への人材出向・連携
          → 業務・事業運営ドメイン知識の習得・教育により、新たなビジネス基盤
            を構築
         従来より取り組んできたAI・データ分析の更なる人材・技術強化とともに、
          各サービス開発で外部有識者や大学、専門機関とのアドバイザリー契約を推進
          → 専門知識、評価精度を向上
         オリックスグループの強固な営業基盤との連携に加え、デジタルマーケティングや
          インバウンド営業を積極的に推進
          → お客さま・社会ニーズの把握と加速度的な販路拡大、社会認知度を向上
       ※ 社内風景




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7. 新たな事業領域


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     新たな社会基盤構築                                                              2
                                                           BtoB AI・データソリューション
   地域分散社会/スマートシティ化                                従業員を守り、企業成長に繋がる経営改善や
  に向けた XaaS※プラットフォーム開発                             競争力を生み出す AI・データ活用サービス
        ※) X(Everything) as a Service



          モビリティ                                                       Work Mate
       オリックス自動車と連携
                                                          AI・データ活用で事故を “未然” に防ぎ、
ドライバー安全見守りサービス、高機能車載機の開発
                                                              現場の 「事故ゼロ」 を目指す
     U-MaaS プラットフォーム開発

             I/F                                                                 AI

          エネルギー                                                      D-COLLECT

    オリックス環境エネルギー本部と連携                                       AI・データ活用で製品不良改善による
      U-EaaS プラットフォーム開発                                     「収益改善」 と 「技能承継」 を目指す



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8. 連結業績目標 セグメント比率
       数値目標 と ビジネスコンセプト/事業ポートフォリオ の変革
                            45期                  49期 目標
                          2021/6期
                                        ・・・      2025/6期
ユーザー数※                      130,000      ・・・       200,000 ※ 特定のハードウェア製品の量産販売中心の
ユーザー単価 [円/ユーザー数・年]             9,931     ・・・        15,000        ビジネス形態から、ユーザーニーズに合わせた
                                                                  付加価値と可変性の高いサービス形態への
連結売上高 [百万円]                    1,291     ・・・          3,000
                                                                  移行で、ユーザー数と単価向上を目指します
連結営業利益 [百万円]                   ▲139      ・・・            300
※) IoTデバイスの利用台数、IoTサービスの利用ID数・監視製品数等の合計

                              [売上高セグメント比率の変革]




              45期(2021/6期)                                         49期(2025/6期)
 ※ 配当金額は業績目標達成状況、および事業展開に必要な内部留保等を総合的に勘案し、44期(2020/6期)
   の水準以上を目標とし、可能な限り早期に復配できるよう、業績の改善に努めてまいります

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1. モビリティ

       ドライバー安全見守りサービス、安全性の高い高機能車載機の開発

        高セキュリティ、脱カーナビ、配線レスにより高い安全性と汎用性を確保するとともに、
         自社ならびに外部デバイス連携による高い機能性を有した新型車載機を開発
        呼気確認(アルコールチェック)後にエンジンONを可能とするシステムを開発
        Work Mate や外部デバイス連携により、眠気・体調不良を検知し、アラート通知
         するシステムを開発
                                                ※ ドライバー安全見守りサービスのシステムイメージ




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1. モビリティ

       U-MaaS プラットフォームの開発

        オリックス自動車と連携し、各サービスやシステムが提供しているAPIを接続する
         U-MaaSプラットフォーム を開発・実装
           → スマートシティ向けに「自由に可変する交通インフラ」のシステム開発を計画
            ※ U-MaaS の開発イメージ




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2. エネルギー

       U-EaaS プラットフォームの開発

        オリックス環境エネルギー本部と連携し、EP100化サービスや、各サービスやシステム
         が提供しているAPIを接続する U-EaaSプラットフォーム を開発・実装
         → お客さまに対する「統合エネルギーサービス」のシステム開発を計画
           ※ U-EaaS の開発イメージ




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3. モビリティ×エネルギー

       モビリティ×エネルギー事業の新たなビジネス開発

       ※ EVのRE100充電サービス 車両給電情報/CO2削減レポートのダッシュボードイメージ




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4..

       Work Mate 事故を “未然” に防ぎ、現場の「事故ゼロ」を目指す

        実証実験で得たバイタルデータを解析し、熱中症の「予兆」を検知 する
         アルゴリズムを独自開発、さらに 個人特性をAI学習 し、精度が進化
        休憩のタイミングから、回復状態 まで通知
                                                                     ※ 鹿島建設株式会社、
        今夏より、多数企業で実証・採用を開始                                            キリンビール株式会社での利用例
        ヒヤリハットや労災事故の原因となる「眠気検知」の
         新たなアルゴリズムを実証中
          ※ Work Mate の
            システム・特徴




                                    ※AppleWatchにも対応


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5.

       D-COLLECT 製品不良改善による「収益改善」と「技能承継」を目指す

        原材料・生産設備・金型等からセンシングしたものづくりデータを蓄積、
         AI解析で製品不良要因を特定
        現場の業務フロー応じた 自動化の改善システム構築
        自動車部品製造業を中心に、多数の実績を構築

        ※ D-COLLECT のシステム・実績例




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