6662 J-ユビテック 2021-05-07 16:00:00
特別損失の減額、業績予想の公表 [pdf]

                                          2021年5月7日

各     位                     会社名 株式会社 ユビテック
                            代表者名 代表取締役社長 大 内 雅 雄
                                   (JASDAQ・コード6662)
                            問合せ先 役職・氏名
                              グループ管理部 部長 手 塚 佑 介
                                  電   話   03-5447-6731




           特別損失の減額及び通期連結業績予想に関するお知らせ


    当社は、2021年6月期第3四半期決算において、以下の通り特別損失を減額するととも
に、最近の業績動向等を踏まえ、2021年2月5日に公表いたしました「2021年6月期第2
四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」において未定としておりました2021年6月期の通期
連結業績予想を、以下の通りといたしましたので、お知らせいたします。


                        記


1.特別損失の減額について
    2020年11月6日に公表しましたとおり、当社が生産・販売しているテレマティクス車載
機製品の一部に不具合の可能性が確認され、当該製品の自主回収に係る費用負担見込とし
て159,000千円を第1四半期連結累計期間に特別損失に計上しましたが、損害見込額を精
査した結果、同自主回収に係る費用負担見込が当初想定より減少する見込みとなったた
め、当第3四半期連結会計期間においてその差額39,281千円の戻し入れを行い、特別損失
を減額することといたしました。
    以上により、本件に係る当第3四半期連結累計期間の特別損失は119,719千円となり、
そのうち107,469千円については費用負担が確定したため、製品自主回収関連損失として
計上しております。
    なお、今回の不具合の原因は、当該製品に搭載するマイコンを制御するファームウェア
に問題があったことと特定しており、現在は、ファームウェアを修正のうえ製品の再出荷
に向けた対応を進めております。また、併せて再発防止に向けた社内体制の強化を実施し
ております。



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2.業績予想について
(1)2021年6月期通期連結業績予想(2020年7月1日~2021年6月30日)
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                                             親会社株主
                                                      1 株当たり
               売上高       営業利益       経常利益     に帰属する
                                                      当期純利益
                                             当期純利益
前回予想(A)              -         -        -        -            -
今回修正(B)          1,293     △144       △143     △342   △23 円 29 銭
増減額(B-A)             -         -        -        -            -
増減率(%)               -         -        -        -            -
(ご参考)前期実績
                 1,764         51       52       39     2 円 71 銭
(2020年6月期)


(2)業績予想公表の理由
 2021年6月期の連結業績予想につきましては、新経営体制のもとで事業ポートフォリオ
の最適化や今後の事業展開について抜本的な見直しを行っていること及び、テレマティク
ス車載機製品の自主回収による当社業績への影響が不透明な状況であったことから未定と
しておりましたが、現時点で入手可能な情報や業績動向等に基づき、業績予想を算定いた
しましたので、公表いたします。
 売上高につきましては、紙幣鑑別センサモジュールは概ね前年と同程度で推移してお
り、また新製品(Work Mate、D-COLLECT)の受注件数も着実に増加している一方で、テレ
マティクス車載機製品の自主回収開始後における当該製品の出荷が停止していることが大
きく影響し、また新型コロナウイルス感染症拡大に伴うカラオケ製品の受注減及び子会社
のユビテックソリューションズにおける既存の開発案件の規模縮小の影響も受け、前期と
比べ27%程度の減収となる見通しです。
 営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、売上高の減少
による影響に加え、特別損失に上記1.及び第2四半期連結会計期間に当社グループが開
発・販売する会議室管理サービス「ROOM CONCIER」に係る減損損失61百万円を計上したこ
と等により、前期実績を大幅に下回る見通しです。




〔注〕以上の業績予想は、現時点で入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算定しており、リスクや不確定要素の
   変動及び経済情勢等の変化により、実際の業績と本開示内容における見通しとは異なる可能性があります。

                                                         以上




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