6656 INSPEC 2020-03-06 15:00:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                 2020 年3月6日
 各    位
                                   会 社 名      イ ン ス ペ ッ ク 株 式 会 社
                                   代表者名       代表取締役社長           菅 原     雅 史
                                                (コード番号:6656       東証第二部)
                                   問合せ先       取締役管理部長           冨 岡   喜 榮 子
                                              TEL    0187-54-1888(代表)


                     業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、2020 年3月6日開催の取締役会において、決算集計状況を踏まえ、2019 年6月7日に公
表した業績予想を、下記のとおり修正することを決議いたしましたのでお知らせいたします。

                                  記
1.連結業績予想数値の修正
    2020年4月期(2019年5月1日~2020年4月30日)
                                                                (単位:百万円)
                                                     親会社株主
                                                                1 株 当 た り
                     売   上   高   営業利益       経常利益     に帰属する
                                                                当 期 純 利 益
                                                     当期純利益
前 回 発 表 予 想 ( A )        3,150        300      290        240     72 円 69 銭
今 回 発 表 予 想 ( B )        2,440        44        93         64     17 円 02 銭
増 減 額 ( B - A )          △710     △256       △197       △176 △55 円 67 銭
増      減   率 ( % )       △22.5    △85.3      △67.9     △73.3          △76.6
(ご参考)前期実績                2,847        316      281       222      67 円 37 銭


2.修正の理由
 通期の連結業績につきましては、第1四半期及び第2四半期において米中貿易摩擦の影響により
主要顧客の多くが市場の状況を見極めたいということから設備投資の時期を第3四半期以降に変
更してきたことなどにより受注が低迷しておりましたが、第2四半期後半から徐々に受注が上向い
てきたため、 期末に向けて計画をキャッチアップするべく取り組んでまいりました。    しかしながら、
昨年末に発生した中国における新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、中国企業に納入予定
となっている完成済みの装置について出荷時期が大幅に遅延していることや、年度内に売上予定で
あった中国企業との大型商談の進捗が滞るなどの影響により、現時点における半導体パッケージ基
板・精密基板検査装置関連事業(当社)の通期売上及び利益は計画に届かない見通しです。
 また、精密基板製造装置関連事業(スイス子会社、First EIE SA)は、課題となっていた新製品
開発について、当事業年度に大きな開発投資を実行したことに加え、米中貿易摩擦の影響に続いて
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて中国向けの売上が減少したことにより、当第3四半
期連結累計期間における売上・利益とも計画を大きく下回っております。
 この結果、通期の連結業績予想を修正することといたしました。
 一方、2019 年 12 月に発表いたしました長尺シームレス直描露光機については、複数の有力顧客
との商談が始まっており、早期に業績に結び付けられるよう全力を上げて取り組んでおります。

(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであ
  り、実際の業績は今後様々な要因により予想値と異なる可能性があります。
                                                                         以上