6656 INSPEC 2019-06-07 15:00:00
2019年4月期 決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2019年4月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年6月7日
上場会社名 インスペック株式会社 上場取引所 東
コード番号 6656 URL http://www.inspec21.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 菅原 雅史
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 (氏名) 冨岡 喜榮子 TEL 0187-54-1888
定時株主総会開催予定日 2019年7月26日 有価証券報告書提出予定日 2019年7月29日
配当支払開始予定日 ―
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満切捨て)
1. 2019年4月期の連結業績(2018年5月1日∼2019年4月30日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年4月期 2,847 48.3 316 ― 281 ― 222 ―
2018年4月期 1,920 △11.1 △256 ― △275 ― △463 ―
(注)包括利益 2019年4月期 224百万円 (―%) 2018年4月期 △570百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年4月期 67.37 66.61 21.7 9.3 11.1
2018年4月期 △143.61 ― △54.1 △10.0 △13.3
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年4月期 3,026 1,261 37.8 346.20
2018年4月期 3,013 1,132 30.1 275.23
(参考) 自己資本 2019年4月期 1,143百万円 2018年4月期 906百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年4月期 515 △74 △52 931
2018年4月期 △437 △127 680 883
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年4月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2019年4月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2020年4月期(予想) ― 0.00 ― 3.00 3.00 4.1
3. 2020年4月期の連結業績予想(2019年 5月 1日∼2020年 4月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 3,150 10.6 300 △5.2 290 3.1 240 8.1 72.69
(注)当社では年次での業績管理を行っておりますので、第2四半期(累計)の業績予想の記載を省略しております。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 ― 社 (社名) 、 除外 1 社 (社名) パスイメージング株式会社
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年4月期 3,301,800 株 2018年4月期 3,294,100 株
② 期末自己株式数 2019年4月期 31 株 2018年4月期 31 株
③ 期中平均株式数 2019年4月期 3,295,412 株 2018年4月期 3,224,904 株
(参考)個別業績の概要
2019年4月期の個別業績(2018年5月1日∼2019年4月30日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年4月期 2,287 69.9 328 ― 326 ― 265 ―
2018年4月期 1,346 △10.7 △19 ― △21 ― △543 ―
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2019年4月期 80.66 79.75
2018年4月期 △168.46 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年4月期 2,867 1,253 40.4 351.21
2018年4月期 2,196 953 40.5 269.83
(参考) 自己資本 2019年4月期 1,159百万円 2018年4月期 888百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではございません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件
及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.3「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
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添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 3
2.企業集団の状況 ………………………………………………………………………………………………………… 4
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
4.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 14
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 14
(当連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………………… 14
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 14
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 14
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 17
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 18
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1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度(2018年5月1日~2019年4月30日)における世界経済は、欧州においては英国のEU離脱の動
向が不透明な状況が続いていることなどから減速傾向にあり、米国では堅調さを維持しているものの米中貿易摩擦
の影響により不透明感が増してきております。一方、わが国経済につきましては、企業の設備投資が堅調に推移
し、個人消費が緩やかに回復傾向にあるものの、米中貿易摩擦による中国景気の減速による影響のリスクが取り沙
汰されてきており、今後の景気動向を慎重に見ていく必要があります。
このような経営環境の中、当社グループの当連結会計年度の売上高は2,847百万円(前年同期比48.3%増)、営
業利益は316百万円(前年同期は営業損失256百万円)、経常利益は281百万円(前年同期は経常損失275百万円)、
親会社株主に帰属する当期純利益は222百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失463百万円)となりま
した。
なお、第1四半期連結会計期間より、当社連結子会社であったパスイメージング株式会社(以下、パスイメージ
ングといいます。)を持分法適用会社に変更しております。また、第2四半期連結会計期間において、当社が保有
するパスイメージングの株式を一部売却したことにより、同社を持分法適用の範囲から除外しております。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、当社グループは、連結子会社であったパスイメージングを持分法適用会社へ変更及び持分法適用会社から
除外したため、同社が担っていた「デジタルパソロジー関連機器事業」を報告セグメントから除外しました。
①半導体パッケージ基板・精密基板検査装置関連事業(当社)
当連結会計年度におきましては、当社が戦略的に取り組んでおりますロールtoロール型検査装置及び次世代半
導体向け超精密基板検査装置の受注や引き合いが引き続き増加しており、当連結会計期間末における受注残高は
1,321百万円となっております。また、2018年4月に開示いたしました大型受注案件が当初の計画通りに全て納
入になったことなどから、当連結会計期間の売上高は計画通りの実績となりました。
この結果、当事業の売上高は2,287百万円(前年同期比69.9%増)となり、セグメント利益は328百万円(前年
同期はセグメント損失19百万円)となりました。
②精密基板製造装置関連事業(First EIE SA)
当連結会計年度におきましては、当事業の主力製品でありますフォトプロッター(基板のフィルム原版を印刷
する装置)及びダイレクトイメージング装置(基板にパターンを直接描画する装置)が売上を牽引しております
が、期初に計画しておりました大型のフォトプロッターの納入時期が翌期にずれ込んだことなどから、当連結会
計期間の売上高は当初計画を下回りました。
この結果、当事業の売上高は559百万円(前年同期比3.2%増)となり、セグメント損失は22百万円(前年同期
はセグメント損失98百万円)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における資産の部は、前連結会計年度末に比べ12百万円増加し、3,026百万円となりました。
これは主に、現金及び預金69百万円の増加、受取手形及び売掛金179百万円の減少、仕掛品385百万円の増加及び
パスイメージングの連結除外等によるのれん217百万円の減少等によるものであります。
(負債)
負債の部では、前連結会計年度末に比べ116百万円減少し、1,765百万円となりました。これは主に、短期借入
金152百万円の増加、翌期に計上予定の売上の前受金309百万円の増加、長期借入金165百万円の減少及びパスイメ
ージングの連結除外による転換社債500百万円の減少等によるものであります。
(純資産)
純資産の部では、前連結会計年度末に比べ129百万円増加し、1,261百万円となりました。これは主に、親会社
株主に帰属する当期純利益222百万円の計上及びパスイメージングの連結除外等による非支配株主持分136百万円
の減少等によるものであります。
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(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ387百万
円増加し、931百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は515百万円となりました。これは主に、売上債権の減少によるキャッシュ・フロ
ーの増加額153百万円、たな卸資産の増加によるキャッシュ・フローの減少額489百万円及び税金等調整前当期純
利益277百万円の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は74百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出77百万円
によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は52百万円となりました。これは主に、短期借入金の純増減額による収入121百万
円及び長期借入金の返済による支出165百万円によるものであります。
(4)今後の見通し
当社グループは、ニーズが拡大しているフレキシブル基板向けロールtoロール型検査装置、チップ部品やフラ
ットパネルディスプレイ向けのインライン検査システム、さらにクラウドサーバーの継続的な拡大やAIの急速
な進化の対応で微細化が加速しているCPUやGPU向け超精密基板向け検査装置を主力製品として、競争力を
更に高め顧客との信頼関係を強固にして、検査装置事業及びプリント基板製造装置関連事業の拡大に取り組んで
まいります。
なお、剰余金の配当につきましては、本日(2019年6月7日)公表致しました「中期経営計画策定に関するお
知らせ」の利益計画を鑑み、財務基盤の強化のための内部留保とのバランスを考慮しつつ、2020年4月期決算か
ら配当を実施する計画です。
これにより、2020年4月期の連結業績見通しは次のとおりであります。
売上高 3,150百万円(前連結会計年度は2,847百万円)
営業利益 300百万円(前連結会計年度は 316百万円)
経常利益 290百万円(前連結会計年度は 281百万円)
親会社株主に帰属する当期純利益 240百万円(前連結会計年度は 222百万円)
※ 2020年4月期の業績見通しについては、現時点で入手可能な情報から得られた判断に基づいております。予
想にはさまざまな不確定要素が内在されており、実際の業績は種々の要素により業績予想とは異なる場合があ
ります。
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2.企業集団の状況
当社は、安定的な収益基盤の確保と強化を目的として、2015年3月30日に海外市場での事業拡大及び技術開発などの
シナジーを見込んで、First EIE SA(スイス・ニヨン)の株式51%を取得し子会社化いたしました。さらに2017年8月
2日に同社株式38%を追加取得いたしました。また、当社連結子会社であったパスイメージングは、当社が保有するパ
スイメージング株式を一部売却したことにより、同社を持分法適用の範囲から除外しております。これにより、当社グ
ループは、当社(インスペック株式会社)、First EIE SA及び台湾英視股份有限公司の3社により構成されており、当
社グループの事業は、半導体パッケージ基板・精密基板検査装置関連事業及び精密基板製造装置関連事業の2事業とな
っております。
なお、台湾英視股份有限公司については、連結財務諸表に及ぼす影響に重要性が乏しいため、連結の範囲より除外し
ております。
【事業の内容】
スマートフォン、タブレットPCやウェアラブル端末などの先端的なデジタル機
半導体パッケージ基板・
器に使用される半導体パッケージ基板や精密プリント基板などの外観検査装置の
精密基板検査装置関連事業
開発、製造、販売及び保守サービスを行っております。
プリント基板用フォトプロッター、インクジェットプリンター、ダイレクトイメ
精密基板製造装置関連事業
ージング装置の開発、製造、販売及び保守サービスを行っております。
[事業系統図]
当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。
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3.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を確保するため、会計基準につきまして
は日本基準を適用しております。
なお、IFRSにつきましては、今後も制度動向等を注視してまいります。
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4.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年4月30日) (2019年4月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 907,879 977,797
受取手形及び売掛金 596,678 416,684
電子記録債権 7,959 22,526
商品及び製品 83,187 117,736
仕掛品 401,068 787,063
原材料及び貯蔵品 111,161 149,384
その他 88,025 34,634
貸倒引当金 △1,702 △1,043
流動資産合計 2,194,258 2,504,785
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 161,950 166,696
機械装置及び運搬具(純額) 70,780 42,981
土地 42,990 53,440
建設仮勘定 91,726 35,090
その他(純額) 36,912 24,900
有形固定資産合計 404,359 323,109
無形固定資産
のれん 383,527 165,968
その他 8,360 8,077
無形固定資産合計 391,887 174,046
投資その他の資産
その他 23,104 24,259
投資その他の資産合計 23,104 24,259
固定資産合計 819,352 521,415
資産合計 3,013,611 3,026,200
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年4月30日) (2019年4月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 287,640 317,727
短期借入金 400,000 552,000
1年内返済予定の長期借入金 166,224 149,856
未払法人税等 2,939 59,223
前受金 7,921 317,757
製品保証引当金 16,368 11,292
賞与引当金 2,984 66,184
役員退職慰労引当金 43,523 -
その他 84,461 83,847
流動負債合計 1,012,062 1,557,888
固定負債
長期借入金 307,727 158,239
転換社債 500,000 -
繰延税金負債 27,335 30,837
資産除去債務 305 307
その他 34,146 17,754
固定負債合計 869,514 207,138
負債合計 1,881,577 1,765,027
純資産の部
株主資本
資本金 822,971 825,450
資本剰余金 423,504 425,983
利益剰余金 △288,538 △60,063
自己株式 △41 △41
株主資本合計 957,895 1,191,329
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △51,271 △48,254
その他の包括利益累計額合計 △51,271 △48,254
新株予約権 64,626 94,206
非支配株主持分 160,783 23,891
純資産合計 1,132,034 1,261,172
負債純資産合計 3,013,611 3,026,200
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年5月1日 (自 2018年5月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
売上高 1,920,039 2,847,404
売上原価 1,121,880 1,663,041
売上総利益 798,158 1,184,362
販売費及び一般管理費
従業員給料及び手当 256,106 246,995
賞与引当金繰入額 7,812 26,070
役員賞与引当金繰入額 - 11,000
貸倒引当金繰入額 1,620 -
役員退職慰労引当金繰入額 43,523 -
支払手数料 37,005 29,427
研究開発費 130,594 128,990
その他 577,534 425,865
販売費及び一般管理費合計 1,054,197 868,349
営業利益又は営業損失(△) △256,038 316,012
営業外収益
受取利息 22 3
貸倒引当金戻入額 3,600 607
補助金収入 6,108 32,181
その他 829 958
営業外収益合計 10,559 33,750
営業外費用
支払利息 11,019 16,311
貸倒引当金繰入額 81 -
手形売却損 365 10
株式交付費 10,647 870
為替差損 7,464 543
持分法による投資損失 - 20,327
シンジケートローン手数料 - 30,333
その他 823 0
営業外費用合計 30,401 68,396
経常利益又は経常損失(△) △275,880 281,366
特別利益
新株予約権戻入益 3,051 -
固定資産売却益 - 4,551
投資有価証券売却益 - 6,150
特別利益合計 3,051 10,702
特別損失
固定資産除却損 5,375 0
事務所移転費用 3,913 -
賃貸借契約解約損 1,092 -
投資有価証券評価損 - 14,619
減損損失 274,925 -
上場違約金 10,000 -
特別損失合計 295,306 14,619
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損
△568,135 277,448
失(△)
法人税、住民税及び事業税 7,016 52,140
法人税等調整額 △6,688 3,443
法人税等合計 327 55,583
当期純利益又は当期純損失(△) △568,463 221,865
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △105,341 △152
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に
△463,121 222,017
帰属する当期純損失(△)
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年5月1日 (自 2018年5月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
当期純利益又は当期純損失(△) △568,463 221,865
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △1,844 3,076
その他の包括利益合計 △1,844 3,076
包括利益 △570,308 224,942
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △464,770 225,034
非支配株主に係る包括利益 △105,537 △92
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インスペック株式会社(6656)2019年4月期決算短信(連結)
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年5月1日 至 2018年4月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 537,828 138,361 174,583 - 850,772
当期変動額
新株の発行(新株予約権
の行使)
285,143 285,143 570,286
親会社株主に帰属する当
期純利益又は親会社株主
に帰属する当期純損失
△463,121 △463,121
(△)
非支配株主との取引に係
る親会社の持分変動
-
連結子会社の減少による
非支配株主持分の増減
-
自己株式の取得 △41 △41
株主資本以外の項目の当
期変動額(純額)
-
当期変動額合計 285,143 285,143 △463,121 △41 107,123
当期末残高 822,971 423,504 △288,538 △41 957,895
その他の包括利益累計額
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他の包括利益累
為替換算調整勘定
計額合計
当期首残高 △45,736 △45,736 44,463 353,865 1,203,365
当期変動額
新株の発行(新株予約権
の行使)
△11,462 558,823
親会社株主に帰属する当
期純利益又は親会社株主
に帰属する当期純損失
△463,121
(△)
非支配株主との取引に係
る親会社の持分変動
-
連結子会社の減少による
非支配株主持分の増減
-
自己株式の取得 △41
株主資本以外の項目の当
△5,534 △5,534 31,625 △193,081 △166,991
期変動額(純額)
当期変動額合計 △5,534 △5,534 20,162 △193,081 △71,330
当期末残高 △51,271 △51,271 64,626 160,783 1,132,034
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インスペック株式会社(6656)2019年4月期決算短信(連結)
当連結会計年度(自 2018年5月1日 至 2019年4月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 822,971 423,504 △288,538 △41 957,895
当期変動額
新株の発行(新株予約権
の行使)
2,478 2,478 4,957
親会社株主に帰属する当
期純利益又は親会社株主
に帰属する当期純損失
222,017 222,017
(△)
非支配株主との取引に係
る親会社の持分変動
-
連結子会社の減少による
非支配株主持分の増減
6,458 6,458
自己株式の取得 -
株主資本以外の項目の当
期変動額(純額)
-
当期変動額合計 2,478 2,478 228,475 233,433
当期末残高 825,450 425,983 △60,063 △41 1,191,329
その他の包括利益累計額
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他の包括利益累
為替換算調整勘定
計額合計
当期首残高 △51,271 △51,271 64,626 160,783 1,132,034
当期変動額
新株の発行(新株予約権
の行使)
△1,731 3,226
親会社株主に帰属する当
期純利益又は親会社株主
に帰属する当期純損失
222,017
(△)
非支配株主との取引に係
る親会社の持分変動
-
連結子会社の減少による
非支配株主持分の増減
△136,799 △130,341
自己株式の取得 -
株主資本以外の項目の当
3,017 3,017 31,311 △92 34,236
期変動額(純額)
当期変動額合計 3,017 3,017 29,579 △136,892 129,138
当期末残高 △48,254 △48,254 94,206 23,891 1,261,172
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インスペック株式会社(6656)2019年4月期決算短信(連結)
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年5月1日 (自 2018年5月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純
△568,135 277,448
損失(△)
減価償却費 85,681 57,697
のれん償却額 136,223 27,777
株式報酬費用 25,027 31,311
貸倒引当金の増減額(△は減少) △5,497 △570
製品保証引当金の増減額(△は減少) △16,521 △5,049
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 43,523 △43,523
支払利息 11,019 16,311
シンジケートローン手数料 - 30,333
持分法による投資損益(△は益) - 20,327
受取利息及び受取配当金 △22 △3
関係会社株式売却損益(△は益) - △6,150
補助金収入 △6,108 △32,181
新株予約権戻入益 △3,051 -
有形固定資産売却損益(△は益) - △4,551
固定資産除却損 5,375 0
投資有価証券評価損益(△は益) - 14,619
減損損失 274,925 -
売上債権の増減額(△は増加) △151,153 153,035
たな卸資産の増減額(△は増加) △284,376 △489,749
仕入債務の増減額(△は減少) 105,094 31,159
未払金の増減額(△は減少) 7,795 1,520
前受金の増減額(△は減少) 8,127 309,932
前渡金の増減額(△は増加) △7,945 -
その他 △44,444 108,949
小計 △384,461 498,644
利息及び配当金の受取額 22 3
利息の支払額 △14,502 △13,750
補助金の受取額 6,108 32,181
法人税等の支払額 △44,446 △8,914
法人税等の還付額 - 6,961
営業活動によるキャッシュ・フロー △437,280 515,125
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △93,031 △77,235
無形固定資産の取得による支出 △3,311 △4,924
有形固定資産の売却による収入 - 8,986
関係会社株式の売却による収入 - 19,499
その他 △31,040 △20,698
投資活動によるキャッシュ・フロー △127,383 △74,371
財務活動によるキャッシュ・フロー
新株予約権の行使による株式の発行による収入 558,546 3,226
社債の発行による収入 495,232 -
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
△376,322 -
よる支出
短期借入金の純増減額(△は減少) 204,000 121,486
長期借入れによる収入 200,000 -
長期借入金の返済による支出 △393,506 △165,856
リース債務の返済による支出 △7,355 △10,744
その他の支出 △232 △870
財務活動によるキャッシュ・フロー 680,362 △52,757
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インスペック株式会社(6656)2019年4月期決算短信(連結)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年5月1日 (自 2018年5月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
現金及び現金同等物に係る換算差額 △7,747 △120
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 107,950 387,876
現金及び現金同等物の期首残高 775,728 883,679
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 - △339,757
現金及び現金同等物の期末残高 883,679 931,797
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インスペック株式会社(6656)2019年4月期決算短信(連結)
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当連結累計期間における重要な子会社の異動)
第1四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であったパスイメージングを持分法適用会社に変更しており
ます。
また、第2四半期連結会計期間において、当社が保有するパスイメージングの株式を一部売却したことに伴い、同
社を持分法適用の範囲から除外しております。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結
会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の
区分に表示しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役
会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであり
ます。
当社は、会社をベースとして構成した「半導体パッケージ基板・精密基板検査装置関連事業」、「精密基
板製造装置関連事業」の2つを報告セグメントとしております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と概ね同一であります。
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インスペック株式会社(6656)2019年4月期決算短信(連結)
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年5月1日 至 2018年4月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
半導体パッケー 調整額 連結財務諸
デジタルパソロ 合計
ジ基板・精密基 精密基板製造装 (注)2 表計上額
ジー関連機器事
板検査装置関連 置関連事業
業
事業
売上高
外部顧客への売上高 1,346,460 542,798 30,780 1,920,039 - 1,920,039
セグメント間の内部
- - - - - -
売上高又は振替高
計 1,346,460 542,798 30,780 1,920,039 - 1,920,039
セグメント利益又は損
△19,210 △98,087 △152,442 △269,739 13,701 △256,038
失(△)(注)1
セグメント資産 1,779,951 567,981 694,716 3,042,648 △29,037 3,013,611
セグメント負債 1,251,328 148,256 510,178 1,909,763 △28,186 1,881,577
その他の項目
減価償却費 68,636 6,841 10,204 85,681 - 85,681
のれんの減損損失 - 274,925 - 274,925 - 274,925
のれんの償却額 - 114,032 22,190 136,223 - 136,223
有形固定資産及び無
108,903 25,384 10,043 144,331 - 144,331
形固定資産の増加額
(注)1.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益又は営業損失(△)と一致しておりま
す。
2.セグメント資産及びセグメント負債の調整額は、セグメント間債権債務消去であります。
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インスペック株式会社(6656)2019年4月期決算短信(連結)
当連結会計年度(自 2018年5月1日 至 2019年4月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
半導体パッケー 調整額 連結財務諸
合計
ジ基板・精密基 精密基板製造装 (注)2 表計上額
板検査装置関連 置関連事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 2,287,430 559,973 2,847,404 - 2,847,404
セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 2,287,430 559,973 2,847,404 - 2,847,404
セグメント利益又は損
328,421 △22,394 306,026 10,506 316,533
失(△)(注)1
セグメント資産 2,491,432 540,739 3,032,171 △5,971 3,026,200
セグメント負債 1,614,083 156,321 1,770,405 △5,378 1,765,027
その他の項目
減価償却費 52,074 5,623 57,697 - 57,697
のれんの減損損失 - - - - -
のれんの償却額 - 27,777 27,777 - 27,777
有形固定資産及び無
82,204 2,950 85,155 - 85,155
形固定資産の増加額
(注)1.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益又は営業損失(△)と一致しておりま
す。
2.セグメント資産及びセグメント負債の調整額は、セグメント間債権債務消去であります。
4.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
当社グループは、第1四半期連結会計期間において、当社の連結子会社でありましたパスイメージングを
持分法適用会社に変更いたしました。また、第2四半期連結会計期間において、当社が保有するパスイメー
ジング株式を一部売却したことにより、同社を持分法適用の範囲から除外しております。なお、当該事象に
よるのれんの減少額は、当連結累計期間においては165,968千円であります。
5.報告セグメントの変更等に関する事項
当社の連結子会社でありましたパスイメージングが持分法適用会社へ異動したことに伴い、第1四半期連
結会計期間より、同社が担っていた「デジタルパソロジー関連機器事業」を報告セグメントから除外してお
ります。また、第2四半期連結会計期間において、当社が保有するパスイメージング株式を一部売却したこ
とにより、同社を持分法適用の範囲から除外しております。
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インスペック株式会社(6656)2019年4月期決算短信(連結)
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年5月1日 (自 2018年5月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
1株当たり純資産額 275.23円 346.20円
1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純
△143.61円 67.37円
損失金額(△)
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 - 66.61円
(注)1.前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの1株当
たり当期純損失金額であるため記載しておりません。
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年4月30日) (2019年4月30日)
純資産の部の合計額(千円) 1,132,034 1,261,172
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 225,410 118,097
(うち新株予約権(千円)) (64,626) (94,206)
(うち非支配株主持分(千円)) (160,783) (23,891)
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 906,624 1,143,075
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普
3,294,069 3,301,769
通株式の数(株)
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インスペック株式会社(6656)2019年4月期決算短信(連結)
3.1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の
算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年5月1日 (自 2018年5月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純
損失金額
親会社株主に帰属する当期純利益金額又は親会社
△463,121 222,017
株主に帰属する当期純損失金額(△)(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
金額又は親会社株主に帰属する当期純損失金額 △463,121 222,017
(△)(千円)
期中平均株式数(株) 3,224,904 3,295,412
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) - 37,660
(うち新株予約権(株)) (-) (37,660)
第6回新株予約権となる無償
ストックオプション
第6回新株予約権となる無償
(普通株式 42,500株)
ストックオプション
第7回新株予約権となる無償
(普通株式 42,500株)
ストックオプション
第7回新株予約権となる無償
(普通株式 4,500株)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株 ストックオプション
第9回新株予約権となる無償
当たり当期純利益金額の算定に含めなかった潜在 (普通株式 4,500株)
ストックオプション
株式の概要 第9回新株予約権となる無償
(普通株式 50,000株)
ストックオプション
第10回有償新株予約権
(普通株式 50,000株)
(普通株式 440,000株)
第10回有償新株予約権
第11回新株予約権となる無償
(普通株式 440,000株)
ストックオプション
(普通株式 20,000株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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