6656 INSPEC 2021-09-06 15:00:00
2022年4月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2022年4月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年9月6日
上場会社名 インスペック株式会社 上場取引所 東
コード番号 6656 URL https://www.inspec21.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長兼代表執行役員 (氏名) 菅原 雅史
問合せ先責任者 (役職名) 取締役兼執行役員管理部長 (氏名) 佐藤 真 TEL 0187-54-1888
四半期報告書提出予定日 2021年9月6日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2022年4月期第1四半期の業績(2021年5月1日∼2021年7月31日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年4月期第1四半期 454 ― 16 ― 13 ― 10 ―
2021年4月期第1四半期 ― ― ― ― ― ― ― ―
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2022年4月期第1四半期 2.75 2.74
2021年4月期第1四半期 ― ―
(注) 当社は、2021年4月期第1四半期は連結経営成績を開示しておりましたが、2021年4月期末より非連結での経営成績を開示しております。そのため、
2021年4月期第1四半期の実績及び2022年4月期第1四半期の対前年同四半期増減率は記載しておりません。
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2022年4月期第1四半期 2,954 921 26.1 203.23
2021年4月期 2,699 904 28.0 199.57
(参考)自己資本 2022年4月期第1四半期 770百万円 2021年4月期 756百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2021年4月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2022年4月期 ―
2022年4月期(予想) 0.00 ― 3.00 3.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2022年 4月期の業績予想(2021年 5月 1日∼2022年 4月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 2,300 80.6 80 ― 200 ― 170 ― 44.85
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
(注) 当社では年次での業績管理を行っておりますので、第2四半期(累計)の業績予想の記載を省略しております。
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注) 詳細は、添付資料P.6「2.四半期財務諸表及び主な注記(3)四半期財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年4月期1Q 3,790,300 株 2021年4月期 3,790,300 株
② 期末自己株式数 2022年4月期1Q 156 株 2021年4月期 156 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年4月期1Q 3,790,144 株 2021年4月期1Q 3,777,583 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではございません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件
及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する
説明」をご覧ください。
インスペック株式会社(6656)2022年4月期 第1四半期決算短信(非連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 2
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 5
第1四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 6
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 6
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インスペック株式会社(6656)2022年4月期 第1四半期決算短信(非連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間(2021年5月1日~2021年7月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症拡
大が依然として経済活動に大きな影響を及ぼしており、先進国ではワクチン接種が進み経済回復の兆しが見えたも
のの、変異株による感染再拡大が懸念されております。わが国経済につきましては、東京オリンピック・パラリン
ピックの無観客開催や、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の度重なる発出や延長により感染拡大防止に取り
組んでいるものの、変異株の感染拡大で感染者が増加しており、先行き不透明な状態が続いております。
このような経営環境の中、当社の当第1四半期累計期間の売上高は454百万円、営業利益は16百万円、経常利益
は13百万円、四半期純利益は10百万円となりました。
なお、当第1四半期会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等
を適用しておりますが、当第1四半期累計期間の損益に与える影響はありません。
前第1四半期累計期間(2020年5月1日~2020年7月31日)は、四半期財務諸表を作成していないため、四半期
損益計算書に係る比較情報は記載しておりません。
また、当社は「半導体パッケージ基板・精密基板検査装置関連事業」の単一セグメントであるため、セグメント
別の業績は記載しておりません。
当第1四半期累計期間の国内案件におきましては、主に前事業年度下期に獲得した受注案件を堅調にこなし、当
社製品が納入・検収されました。一方、海外案件におきましては、停滞していた納入遅延が解消されつつありまし
たが、一部の案件におきまして依然として続いている渡航制限の影響を受け、納入した製品の立上げに時間を要し
たため、当第1四半期累計期間の売上高は当初計画を下回りました。
また、当第1四半期累計期間の受注状況につきましては、2021年7月5日付「車載フレキシブル基板向け検査装
置の受注に関するお知らせ」にて開示しましたとおり自動車分野向け車載FPC検査装置の受注獲得をはじめ、既存
のロールtoロール型検査装置及びフラットベッド型検査装置の受注を獲得したことにより、受注額は192百万円
(前年同期比50.1%増)となり、当第1四半期末における受注残高は1,024百万円(前年同期比143.9%増)となり
ました。上記車載FPC検査装置をはじめ、今後も継続して受注が獲得できるよう国内外での営業活動を強化してま
いります。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期会計期間末における資産の部は、前事業年度末に比べ255百万円増加し、2,954百万円となりまし
た。これは主に、現金及び預金108百万円の減少、受取手形、売掛金及び契約資産183百万円の増加、仕掛品67百万
円の増加、新収益認識基準対応による貸倒引当金58百万円の減少(資産合計に対しては増加)、建設仮勘定48百万
円の増加によるものであります。
負債の部では、前事業年度末に比べ238百万円増加し、2,033百万円となりました。これは主に、短期借入金100
百万円の増加、契約負債121百万円の増加によるものであります。
純資産の部では、前事業年度末に比べ17百万円増加し、921百万円となりました。これは主に、四半期純利益10
百万円の計上によるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年4月期の通期の業績予想につきましては、2021年6月7日に公表いたしました業績予想から変更はありま
せん。なお、業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報と合理的であると判断する一定の前提に基づき当
社が判断した見通しであり、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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インスペック株式会社(6656)2022年4月期 第1四半期決算短信(非連結)
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2021年4月30日) (2021年7月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 781,185 672,761
受取手形、売掛金及び契約資産 275,083 458,646
電子記録債権 68,544 23,794
仕掛品 634,402 701,537
原材料及び貯蔵品 89,643 106,981
その他 34,033 48,376
貸倒引当金 △58,160 -
流動資産合計 1,824,733 2,012,098
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 469,374 471,899
構築物(純額) 27,703 27,019
機械及び装置(純額) 91,560 85,631
車両運搬具(純額) 290 269
工具、器具及び備品(純額) 12,336 11,073
リース資産(純額) 20,257 36,261
土地 92,440 92,440
建設仮勘定 99,501 147,876
有形固定資産合計 813,463 872,471
無形固定資産
その他 32,305 41,443
無形固定資産合計 32,305 41,443
投資その他の資産
その他 28,796 28,977
投資その他の資産合計 28,796 28,977
固定資産合計 874,565 942,892
資産合計 2,699,298 2,954,990
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 233,892 245,954
短期借入金 - 100,000
1年内返済予定の長期借入金 195,688 195,364
未払法人税等 6,554 6,314
契約負債 23,094 144,200
製品保証引当金 1,369 2,615
その他 55,619 94,330
流動負債合計 516,217 788,779
固定負債
長期借入金 1,134,702 1,085,426
長期未払金 96,739 96,739
資産除去債務 311 312
繰延税金負債 30,312 31,535
その他 16,762 30,528
固定負債合計 1,278,828 1,244,541
負債合計 1,795,046 2,033,320
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インスペック株式会社(6656)2022年4月期 第1四半期決算短信(非連結)
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2021年4月30日) (2021年7月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,140,959 1,140,959
資本剰余金 655,558 655,558
利益剰余金 △1,039,764 △1,025,860
自己株式 △372 △372
株主資本合計 756,380 770,284
新株予約権 147,871 151,385
純資産合計 904,252 921,670
負債純資産合計 2,699,298 2,954,990
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インスペック株式会社(6656)2022年4月期 第1四半期決算短信(非連結)
(2)四半期損益計算書
(第1四半期累計期間)
(単位:千円)
当第1四半期累計期間
(自 2021年5月1日
至 2021年7月31日)
売上高 454,856
売上原価 262,175
売上総利益 192,681
販売費及び一般管理費 176,409
営業利益 16,271
営業外収益
受取利息 132
補助金収入 351
雑収入 1,736
その他 429
営業外収益合計 2,650
営業外費用
支払利息 3,866
為替差損 9
株式交付費 0
シンジケートローン手数料 2,029
その他 1
営業外費用合計 5,907
経常利益 13,014
税引前四半期純利益 13,014
法人税、住民税及び事業税 2,848
法人税等調整額 △261
法人税等合計 2,587
四半期純利益 10,426
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インスペック株式会社(6656)2022年4月期 第1四半期決算短信(非連結)
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を当第1四半期会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又
はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、当第1四半期会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四半期会
計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
この結果、期首利益剰余金が3,477千円増加し、当第1四半期会計期間の四半期貸借対照表において、売掛金が
58,160千円減少、仕掛品が4,961千円増加、貸倒引当金が58,160千円減少及び繰延税金負債が1,484千円増加してお
ります。なお、当第1四半期累計期間の損益に与える影響はありません。
収益認識会計基準等を適用したため、前事業年度の貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「受取手
形」及び「売掛金」は、当第1四半期会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示することと
し、「流動負債」に表示していた「前受金」は、当第1四半期会計期間より「契約負債」に含めて表示することと
いたしました。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」
(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定
める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。なお、この変更による損益及び財政状態へ
の影響はありません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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