2020年3月期 第3四半期決算短信〔米国基準〕（連結）
2020 年 1 月 29 日
上 場 会 社 名 オムロン株式会社 上場取引所 東証 市場第一部
コ ー ド 番 号
6645 URL https://www.omron.co.jp/
代 表 者
役 職 名 代表取締役社長 CEO
氏 名 山 田 義 仁
問 合 せ 先 責 任 者 役 職 名 執行役員 グローバル理財本部長 TEL (075)344-7070
氏 名 大 上 高 充
四半期報告書提出予定日 2020 年 2 月 14 日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 有・無
四半期決算説明会開催の有無 ： 有・無 （投資家向け電話説明会 1月29日開催）
(百万円未満四捨五入)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績（2019年4月1日 ～ 2019年12月31日）
（1）連結経営成績（累計） （%表示は対前年同四半期増減率）
継続事業 当社株主に帰属する
売上高 営業利益
税引前四半期純利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 498,301 △7.6 40,098 △19.1 42,300 △7.3 71,001 83.2
2019年3月期第3四半期 539,163 1.7 49,569 △14.2 45,651 △19.4 38,752 △17.0
（注1）四半期包括利益 2020年3月期第3四半期 77,538 百万円( 116.8 %） 2019年3月期第3四半期 35,757 百万円 △47.6 %）
（
（注2）当社は、ｵｰﾄﾓｰﾃｨﾌﾞｴﾚｸﾄﾛﾆｯｸｺﾝﾎﾟｰﾈﾝﾂﾋﾞｼﾞﾈｽ（AEC、車載事業）の譲渡決定（2019年4月16日）に伴い同事業を非継続事業に分類して
おり、当第3四半期および前年同四半期の売上高、営業利益および継続事業税引前四半期純利益は、非継続事業を除いた継続事業の
金額を表示しております。
（注3）「当社株主に帰属する四半期純利益」には、AEC（車載事業）の譲渡に伴う売却益を含んでいます。
1株当たり当社株主に 潜在株式調整後1株当たり当社
帰属する四半期純利益 株主に帰属する四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 345 74 ― ―
2019年3月期第3四半期 185 35 ― ―
（2）連結財政状態
資本合計
総 資 産 株主資本 株主資本比率
（純資産）
百万円 百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 800,255 573,093 570,814 71.3
2019年3月期 749,878 506,311 504,212 67.2
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 ― ― 42 00 ― ― 42 00 84 00
2020年3月期 ― ― 42 00 ― ―
2020年3月期（予想） 42 00 84 00
(注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 有・無
3. 2020年3月期の連結業績予想（2019年4月1日 ～ 2020年3月31日） （%表示は対前期増減率）
継続事業 1株当たり
当社株主に帰属する
売上高 営業利益 税引前
当期純利益
当社株主に帰属する
当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 670,000 △8.5 45,000 △33.1 40,000 △39.3 66,000 21.5 321 39
(注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 有・無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動） : 有・無
新規 －社 （社名） 除外 1社 （社名）OMRON AUTOMOTIVE ELECTRONICS de Mexico,S. de R.L. de C.V.
(2)簡便な会計処理及び特有の会計処理の適用 ： 有・無
(3)会計方針の変更
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 有・無
② ①以外の会計方針の変更 ： 有・無
(注)詳細は、添付資料11ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
（会計方針の変更）」をご覧ください。
(4)発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 206,244,872 株 2019年3月期 213,958,172 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 885,543 株 2019年3月期 8,596,608 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 205,360,463 株 2019年3月期3Q 209,077,834 株
(注)2020年3月期第3四半期連結会計期間末において、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託として保有する当社株
式766,683株は、期末自己株式数に含めて記載しております。また、期中平均株式数には、1株当たり当社株主に
帰属する四半期純利益の算出において控除する自己株式として含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1．業績予想などは、当社が現時点で入手可能な情報と、合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際
の業績はさまざまなリスクや不確定な要素などの要因により、異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料5ページ「1．当
四半期決算に関する定性的情報（3）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
2．当社は、米国会計基準に基づき連結損益計算書の表示形式としてシングルステップ方式（段階利益を表示しない
方式）を採用していますが、他社との比較可能性を高めるため、当決算短信の「営業利益」は、「売上総利益」
から「販売費及び一般管理費」、「試験研究開発費」を控除したものを表示しております。
3．当社は、2020年1月29日（水）に投資家向け電話説明会を開催する予定です。
事業の種類別セグメントの名称を次のとおり略して記載しています。
継続事業
IAB： ｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｱﾙｵｰﾄﾒｰｼｮﾝﾋﾞｼﾞﾈｽ（制御機器事業）
EMC： ｴﾚｸﾄﾛﾆｯｸ&ﾒｶﾆｶﾙｺﾝﾎﾟｰﾈﾝﾂﾋﾞｼﾞﾈｽ（電子部品事業）
SSB： ｿｰｼｱﾙｼｽﾃﾑｽﾞ･ｿﾘｭｰｼｮﾝ&ｻｰﾋﾞｽ･ﾋﾞｼﾞﾈｽ（社会システム事業）
HCB： ﾍﾙｽｹｱﾋﾞｼﾞﾈｽ（ヘルスケア事業）
その他： 環境事業、ﾊﾞｯｸﾗｲﾄ事業など（本社直轄事業）
非継続事業
AEC： ｵｰﾄﾓｰﾃｨﾌﾞｴﾚｸﾄﾛﾆｯｸｺﾝﾎﾟｰﾈﾝﾂﾋﾞｼﾞﾈｽ（車載事業）
（注）2020年3月期第1四半期より、AEC（車載事業）を非継続事業に分類しております。
非継続事業の詳細については、13ページ「（非継続事業）」をご覧ください。
オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1．当四半期決算に関する定性的情報 ･････････････････････････････････････ P．2
(1)経営成績に関する説明････････････････････････････････････････････････P．2
(2)財政状態に関する説明････････････････････････････････････････････････P．5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明･･････････････････････････P．5
2．四半期連結財務諸表及び主な注記･･････････････････････････････････････ P．6
(1)四半期連結貸借対照表････････････････････････････････････････････････P．6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書････････････････････P．8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書･･････････････････････････････････P．10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項･･････････････････････････････････P．11
（継続企業の前提に関する注記）･････････････････････････････････････ P．11
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）･･･････････････････ P．11
（会計方針の変更）･････････････････････････････････････････････････ P．11
（セグメント情報）･････････････････････････････････････････････････ P．12
（非継続事業）･････････････････････････････････････････････････････ P．13
3．補足情報････････････････････････････････････････････････････････････ P．14
(1)連結業績概要････････････････････････････････････････････････････････P．14
(2)連結セグメント別売上高実績･･････････････････････････････････････････P．15
(3)連結セグメント別営業利益実績････････････････････････････････････････P．16
(4)期中平均レート実績･･････････････････････････････････････････････････P．16
(5)連結セグメント別売上高予想･･････････････････････････････････････････P．17
(6)連結セグメント別営業利益予想････････････････････････････････････････P．17
(7)期中平均レート予想･･････････････････････････････････････････････････P．17
－1－
オムロン㈱（6645）
2020 年 3 月期 第 3 四半期決算短信
1. 当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
○ 全般的概況
当第 3 四半期連結累計期間 （2019 年 4 月～12 月）における当社グループを取り巻く経営環境は、
グローバルに製造業の景況感が停滞しました。
IAB（制御機器事業）や EMC（電子部品事業）においては、自動車・半導体業界などの設備投資が
低調に推移し、売上高が前年同期比で減少しました。国内の駅務・交通システムなどの更新需要は
堅調に推移し、SSB（社会システム事業）においては売上高が前年同期比で増加しましたが、全社
の売上高・営業利益はともに前年同期比で減少しました。また、当第 3 四半期連結累計期間の当社
株主に帰属する四半期純利益は、2019 年 10 月 31 日に AEC（車載事業）の譲渡が完了したことによ
る売却益を計上した結果、 前年同期比で大幅に増加しました。 （詳細は 13 ページ （非継続事業）
「 」
のとおりです。）
当第 3 四半期連結累計期間の業績結果は以下のとおりです。
2019 年 3 月期 2020 年 3 月期
増減率
第 3 四半期連結累計期間 第 3 四半期連結累計期間
売 上 高 5,392 億円 4,983 億円 △7.6%
売 上 総 利 益 2,424 億円 2,252 億円 △7.1%
(売 上 総 利 益 率 ) (44.9%) (45.2%) (＋0.2P)
営 業 利 益 496 億円 401 億円 △19.1%
(営 業 利 益 率 ) (9.2%) (8.0%) (△1.1P)
継続事業
457 億円 423 億円 △7.3%
税引前四半期純利益
当社株主に帰属する
388 億円 710 億円 ＋83.2%
四 半 期 純 利 益
米ドル平均レート 110.8 円 109.1 円 △1.7 円
ユーロ平均レート 129.6 円 121.3 円 △8.3 円
人民元平均レート 16.6 円 15.7 円 △0.9 円
(注) AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、2019 年 3 月期第 3 四半期連結累計期間の売上高、売上総利
益、営業利益および継続事業税引前四半期純利益は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替えて表示して
います。
○ セグメント別の状況
IAB（制御機器事業）
2019 年 3 月期 2020 年 3 月期
増減率
第 3 四半期連結累計期間 第 3 四半期連結累計期間
外部顧客に対する
2,985 億円 2,654 億円 △11.1%
売 上 高
営 業 利 益 489 億円 407 億円 △16.9%
＜売上高の状況＞
デジタル業界では一部に回復の兆しがあるものの、全体としては設備投資が低調に推移し
ました。自動車業界においても世界的な新車販売台数の減少に伴い投資が抑制されたことな
どにより、需要は低迷しました。
これらに加えて、円高による為替の影響もあり、売上高は前年同期比で大きく減少しまし
た。
＜営業利益の状況＞
売上高の減少および為替の影響により、営業利益は前年同期比で大きく減少しました。
－2－
オムロン㈱（6645）
2020 年 3 月期 第 3 四半期決算短信
EMC（電子部品事業）
2019 年 3 月期 2020 年 3 月期
増減率
第 3 四半期連結累計期間 第 3 四半期連結累計期間
外部顧客に対する
788 億円 673 億円 △14.6%
売 上 高
営 業 利 益 70 億円 9 億円 △87.1%
(注) AEC を非継続事業に分類したことに伴い、2019 年 3 月期第 3 四半期連結累計期間の EMC の「セグメント間の内部
売上高」の一部を「外部顧客に対する売上高」に組み替えて表示しています。
＜売上高の状況＞
中国では、輸出の鈍化を受けた設備投資の抑制や消費者の購買意欲の低下によって、家電
や工作機械・車載などの需要が減少しました。米州・欧州でも顧客の景況感が低調であり、
需要が減少しました。
これらに加えて、円高による為替の影響もあり、売上高は前年同期比で大きく減少しまし
た。
＜営業利益の状況＞
外部顧客や当社グループ事業への売上高の減少および為替の影響により、営業利益は前年
同期比で大きく減少しました。
SSB（社会システム事業）
2019 年 3 月期 2020 年 3 月期
第 3 四半期連結累計期間 第 3 四半期連結累計期間 増減率
外部顧客に対する
399 億円 493 億円 ＋23.7%
売 上 高
営業利益（△損失） △14 億円 17 億円 －
＜売上高の状況＞
駅務システム事業や交通管制・道路管理システム事業の堅調な更新需要に対応して、顧客
ニーズを踏まえたソリューション提案活動を実施しました。
これらの結果、売上高は前年同期比で大きく増加しました。
＜営業利益の状況＞
売上高の増加や収益性の改善の結果、営業利益が前年同期比で増加しました。
HCB（ヘルスケア事業）
2019 年 3 月期 2020 年 3 月期
第 3 四半期連結累計期間 第 3 四半期連結累計期間 増減率
外部顧客に対する
867 億円 853 億円 △1.6%
売 上 高
営 業 利 益 112 億円 112 億円 ＋0.0%
＜売上高の状況＞
国内では増税や台風の影響により大手家電量販店における需要が伸び悩み、低調に推移し
ました。米国では景況感の悪化により需要が減少しました。一方、中国、東南アジアでは堅
調な個人消費が下支えとなり、需要は好調に推移しました。
これらの結果、売上高は前年同期比で横ばいとなりました。
＜営業利益の状況＞
生産性向上と固定費の効率的な運用などにより、営業利益は前年同期比で横ばいとなりま
した。
－3－
オムロン㈱（6645）
2020 年 3 月期 第 3 四半期決算短信
その他事業（本社直轄事業）
2019 年 3 月期 2020 年 3 月期
第 3 四半期連結累計期間 第 3 四半期連結累計期間 増減率
外部顧客に対する
310 億円 288 億円 △7.3%
売 上 高
営業利益（△損失） △5 億円 15 億円 －
(注) その他事業では、新規事業の探索・育成と、社内カンパニーに属さない事業の育成・強化を本社直轄で行ってい
ます。
＜売上高の状況＞
環境事業は自家消費への対応や災害への備えなどで蓄電システムの需要が拡大し、売上高
は前年同期比で大きく増加しました。一方で、バックライト事業は構造改革の実行により売
上高は前年同期比で大きく減少しました。
これらに加えて、前期の開発・製造受託サービス事業の売却の影響があり、売上高は前年
同期比で減少しました。
＜営業利益の状況＞
環境事業の売上高の増加やバックライト事業の構造改革の効果などにより、営業利益は前
年同期比で大きく増加しました。
－4－
オムロン㈱（6645）
2020 年 3 月期 第 3 四半期決算短信
(2) 財政状態に関する説明
○ 財政状態
VG2.0 では、持続的な企業価値向上に向けた投資を積極的に実行するとともに、資本効率を重視
した ROIC 経営を継続しています。
当第 3 四半期連結会計期間末の資産の部は、AEC（車載事業）の譲渡を完了したことにより、売
却予定資産が減少する一方で、現預金及び現金同等物の増加やオペレーティング・リース使用権資
産の計上などにより、 前連結会計年度末に比べ 504 億円増加して、8,003 億円となりました。また、
負債の部は、オペレーティング・リース負債が増加しましたが、売却予定負債の減少、加えて、企
業年金制度の改定により退職給付引当金が減少したことにより、 前連結会計年度末に比べ 164 億円
減少して、2,272 億円となりました。純資産の部は当社株主に帰属する四半期純利益の計上などに
より、前連結会計年度末に比べ 668 億円増加して、5,731 億円となりました。以上により、株主資
本比率は前連結会計年度の 67.2%から 71.3%となり、積極投資や経営環境の変化に対応できる強固
な財務体質が維持されています。
○ キャッシュ・フローの状況
当第 3 四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については、次のとおりです。
（営業活動によるキャッシュ・フロー）
四半期純利益や減価償却費の計上、 売上債権の減少などにより 614 億円の収入（前年同期比 171
億円の収入増）となりました。
（投資活動によるキャッシュ・フロー）
生産能力の増強や将来に向けた成長投資を実行する一方で、事業譲渡による売却収入があり、
569 億円の収入（前年同期は 254 億円の支出）となりました。
なお、当第 3 四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローに投資活動によるキャ
ッシュ・フローを加えたフリーキャッシュ・フローは 1,183 億円となりました。
（財務活動によるキャッシュ・フロー）
配当金の支払いなどにより、107 億円の支出（前年同期比 237 億円の支出減）となりました。
以上の他、為替による増減および非継続事業が保有していた現金及び現金同等物の減少の結果、
当第 3 四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末に比べ 1,043
億円増加し、2,081 億円となりました。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の業績予想については、2019 年 10 月 29 日公表のとおりとし、変更しません。なお、第 4 四
半期の業績予想の前提となる為替レートは、１米ドル 105.0 円、１ユーロ 117.0 円、１人民元 14.7
円です。
－5－
オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第3四半期決算短信
2．四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位：百万円)
期 別 前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
（2019年3月31日） （2019年12月31日）
科 目 金 額 構成比 金 額 構成比
% %
（ 資 産 の 部 ）
流 動 資 産 459,973 61.3 485,185 60.6
現 金 及 び 現 金 同 等 物 103,850 208,137
受 取 手 形 及 び 売 掛 金 149,171 125,991
貸 倒 引 当 金 △ 861 △ 816
た な 卸 資 産 120,379 125,523
売 却 予 定 資 産 73,331 2,163
そ の 他 の 流 動 資 産 14,103 24,187
有 形 固 定 資 産 115,083 15.3 115,146 14.4
土 地 21,746 20,641
建 物 及 び 構 築 物 118,036 118,986
機 械 そ の 他 151,355 149,514
建 設 仮 勘 定 11,316 8,292
減 価 償 却 累 計 額 △ 187,370 △ 182,287
投 資 そ の 他 の 資 産 174,822 23.4 199,924 25.0
オペレーティング・リース
― 33,117
使 用 権 資 産
の れ ん 40,532 39,914
関 連 会 社 に 対 す る
26,022 24,737
投 資 及 び 貸 付 金
投 資 有 価 証 券 28,997 32,298
施 設 借 用 保 証 金 7,533 7,503
繰 延 税 金 42,537 34,567
そ の 他 の 資 産 29,201 27,788
資 産 合 計 749,878 100.0 800,255 100.0
－6－
オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位：百万円)
期 別 前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
（2019年3月31日） （2019年12月31日）
科 目 金 額 構成比 金 額 構成比
% %
（ 負 債 の 部 ）
流 動 負 債 175,555 23.4 165,022 20.6
支払手形及び買掛金・未払金 71,360 70,892
未 払 費 用 38,290 31,221
未 払 税 金 3,174 2,175
短期オペレーティング・リース負債 ― 11,850
売 却 予 定 負 債 27,730 ―
そ の 他 の 流 動 負 債 35,001 48,884
繰 延 税 金 733 0.1 1,477 0.2
退 職 給 付 引 当 金 55,036 7.3 26,004 3.3
長期オペレーティング・リース 負債 ― ― 21,768 2.7
そ の 他 の 固 定 負 債 12,243 1.7 12,891 1.6
負 債 の 部 合 計 243,567 32.5 227,162 28.4
（ 純 資 産 の 部 ）
株 主 資 本 504,212 67.2 570,814 71.3
資 本 金 64,100 8.5 64,100 8.0
資 本 剰 余 金 100,233 13.4 100,664 12.6
利 益 準 備 金 21,826 2.9 20,980 2.6
そ の 他 の 剰 余 金 433,639 57.8 453,896 56.7
その他の包括利益(△損失)累計額 △ 70,200 △ 9.3 △ 64,005 △ 8.0
為 替 換 算 調 整 額 △ 7,687 △ 21,688
退 職 年 金 債 務 調 整 額 △ 62,648 △ 42,050
デ リ バ テ ィ ブ 純 損 益 135 △ 267
自 己 株 式 △ 45,386 △ 6.1 △ 4,821 △ 0.6
非 支 配 持 分 2,099 0.3 2,279 0.3
純 資 産 の 部 合 計 506,311 67.5 573,093 71.6
負債及び純資産合計 749,878 100.0 800,255 100.0
（注）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、前連結会計年度の連結貸借対照表の組み替えを行っております。
非継続事業の詳細については、13ページ「（非継続事業）」をご覧ください。
－7－
オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第3四半期決算短信
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
（四半期連結損益計算書）
（第3四半期連結累計期間）
(単位：百万円)
期 別 前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2018年12月31日 至 2019年12月31日
科 目 金 額 百分比 金 額 百分比
% %
売 上 高 539,163 100.0 498,301 100.0
売 上 原 価 296,811 55.1 273,148 54.8
売 上 総 利 益 242,352 44.9 225,153 45.2
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 155,845 28.9 150,787 30.3
試 験 研 究 開 発 費 36,938 6.8 34,268 6.9
営 業 利 益 49,569 9.2 40,098 8.0
その他費用（△収益）－純額－ 3,918 0.7 △ 2,202 △ 0.5
継 続 事 業 税 引 前 四 半 期 純 利 益 45,651 8.5 42,300 8.5
法 人 税 等 11,402 2.2 8,141 1.7
持 分 法 投 資 損 益 75 0.0 1,196 0.2
継 続 事 業 四 半 期 純 利 益 34,174 6.3 32,963 6.6
非 継 続 事 業 四 半 期 純 利 益 5,231 1.0 38,417 7.7
四 半 期 純 利 益 39,405 7.3 71,380 14.3
非 支 配 持 分 帰 属 損 益 653 0.1 379 0.1
当 社 株 主 に 帰 属 す る
38,752 7.2 71,001 14.2
四 半 期 純 利 益
（注）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、前第3四半期連結累計期間の四半期連結損益計算書
の組み替えを行っております。非継続事業の詳細については、13ページ「（非継続事業）」をご覧くださ
い。
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オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第3四半期決算短信
（四半期連結包括利益計算書）
（第3四半期連結累計期間）
（単位：百万円）
期 別 前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2018年12月31日 至 2019年12月31日
科 目 金 額 金 額
四 半 期 純 利 益 39,405 71,380
その他の包括利益（△損失）－税効果考慮後
為 替 換 算 調 整 額 △ 5,696 △ 14,038
退 職 年 金 債 務 調 整 額 2,109 20,598
デ リ バ テ ィ ブ 純 損 益 △ 61 △ 402
そ の 他 の 包 括 利 益 （ △ 損 失 ） 計 △ 3,648 6,158
四 半 期 包 括 利 益 35,757 77,538
（内訳）
非支配持分に帰属する四半期包括利益 595 342
当社株主に帰属する四半期包括利益 35,162 77,196
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オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第3四半期決算短信
(3) 四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位：百万円)
期 別 前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
科 目 至 2018年12月31日 至 2019年12月31日
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
1. 四 半 期 純 利 益 39,405 71,380
2. 営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー と
四 半 期 純 利 益 の 調 整
(1) 減 価 償 却 費 22,507 21,705
(2) 固 定 資 産 除 売 却 損 ( 純 額 ) 10 190
(3) 長 期 性 資 産 の 減 損 92 28
(4) 事 業 売 却 益 △ 37 △ 52,447
(5) 投 資 有 価 証 券 評 価 損 ( △ 益 )( 純 額 ) 1,900 △ 2,479
(6) 退 職 給 付 引 当 金 3,861 874
(7) 繰 延 税 金 △ 2,000 △ 1,018
(8) 持 分 法 投 資 損 益 74 1,196
(9) 資 産 ・ 負 債 の 増 減
①受 取 手 形 及 び 売 掛 金 の 減 少 15,404 23,625
②た な 卸 資 産 の 増 加 △ 20,665 △ 8,564
③そ の 他 の 資 産 の 増 加 △ 647 △ 8,028
④支払手形及び買掛金・未払金の減少 △ 4,657 △ 214
⑤未 払 税 金 の 増 加 ( △ 減 少 ) △ 5,218 15,179
⑥未払費用及びその他流動負債の減少 △ 6,875 △ 1,042
(10)そ の 他 （ 純 額 ） 1,121 4,870 1,027 △ 9,968
営業活動によるキャッシュ・フロー 44,275 61,412
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
1. 投 資 有 価 証 券 の 売 却 に よ る 収 入 432 1,402
2. 投 資 有 価 証 券 の 取 得 △ 389 △ 2,200
3. 資 本 的 支 出 △ 27,152 △ 25,108
4. 施 設 借 用 保 証 金 の 減 少 ( △ 増 加 )( 純 額 ) △ 78 45
5. 有 形 固 定 資 産 の 売 却 に よ る 収 入 2,217 512
6. 事 業 売 却 （ 現 金 流 出 額 と の 純 額 ）
(1) 譲 渡 価 格 調 整 後 △ 21 64,088
(2) 譲 渡 価 格 調 整 に よ る 返 還 予 定 額 ― 17,856
7. 事 業 買 収 （ 現 金 取 得 額 と の 純 額 ） △ 830 ―
8. そ の 他 （ 純 額 ） 454 333
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 25,367 56,928
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
1. 短 期 債 務 の 増 加 ( 純 額 ) 1,494 6,521
2. 親 会 社 の 支 払 配 当 金 △ 16,776 △ 17,250
3. 非 支 配 株 主 へ の 支 払 配 当 金 △ 343 △ 162
4. 自 己 株 式 の 取 得 △ 18,847 △ 13
5. そ の 他 （ 純 額 ） 93 178
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 34,379 △ 10,726
Ⅳ換 算 レ ー ト 変 動 の 影 響 △ 1,736 △ 9,727
現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 増 減 額 △ 17,207 97,887
期 首 現 金 及 び 現 金 同 等 物 残 高 113,023 110,250
四 半 期 末 現 金 及 び 現 金 同 等 物 残 高 95,816 208,137
非 継 続 事 業 に 係 る 四 半 期 末 現 金
7,310 ―
及 び 現 金 同 等 物 残 高 （ 控 除 ）
継 続 事 業 に 係 る 四 半 期 末 現 金
88,506 208,137
及 び 現 金 同 等 物 残 高
営業活動によるキャッシュ・フローの追記
1. 支 払 利 息 の 支 払 額 350 180
2. 法 人 税 等 の 支 払 額 20,226 13,701
キャッシュ・フローを伴わない投資及び財務活動の追記
1. 資 本 的 支 出 に 関 連 す る 債 務 2,854 7,419
（注）連結キャッシュ・フロー計算書上、非継続事業のキャッシュ・フローは独立表示せずに継続事業のキャッシュ・
フローと合算して表示しております。非継続事業の詳細については、13ページ「（非継続事業）」をご覧くださ
い。
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オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第3四半期決算短信
(4) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
(会計方針の変更）
当第1四半期連結会計期間よりFASB会計基準更新第2016-02「リース」およびFASB会計基準更新第2018-11「リース」を適
用しています。会計基準更新第2016-02「リース」は、オペレーティング・リースに分類されるリース取引について、一部
の例外を除いて、連結貸借対照表上に使用権資産、リース負債を認識することを要求しています。
また、FASB会計基準更新第2018-11「リース」は、FASB会計基準更新第2016-02「リース」の適用時に、比較年度の表示・
開示を修正再表示しないことを認めるものであり、当社および子会社は、当規定を適用しています。
さらに、当会計基準更新には、「基準適用日にすでに終了しているあるいは存在する契約に対しリースに該当するか否か
の検討」、「リースの分類」、「初期直接費用の資産化について再評価しない」という一連の免除措置や、短期リースの例
外措置が認められるため、当社および子会社は、このような免除措置・例外措置を適用しています。
2019年4月1日現在のオペレーティング・リースに係る使用権資産およびリース負債は34,946百万円であり、当社の四半期
連結貸借対照表の資産および負債に計上しています。なお、この規定の適用が当社の四半期連結損益計算書および四半期連
結キャッシュ・フロー計算書に与える影響に重要性はありません。
当第1四半期連結会計期間よりFASB会計基準更新第2017-12「ヘッジ活動に関する会計処理の限定的改善」を適用していま
す。当会計基準更新は、適切にヘッジ関係およびヘッジ結果を表示するためにヘッジ会計の認識と測定のガイダンスを変更
しており、ヘッジ手段のすべての変動をヘッジ対象の損益影響が示される連結損益計算書の科目と同じ科目に表示すること
を要求しています。この規定の適用が当社の四半期連結財務諸表に与える重要な影響はありません。
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オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報）
[事業の種類別セグメント情報]
前第3四半期連結累計期間（自 2018年4月1日 至 2018年12月31日） （単位：百万円）
IAB EMC SSB HCB その他 計 消去調整他 連結
売 上 高
(1)外部顧客に対する売上高 298,544 78,813 39,865 86,706 31,047 534,975 4,188 539,163
(2)セグメント間の内部売上高 4,880 39,717 3,948 167 5,776 54,488 △ 54,488 －
計 303,424 118,530 43,813 86,873 36,823 589,463 △ 50,300 539,163
営 業 費 用 254,515 111,501 45,191 75,633 37,327 524,167 △ 34,573 489,594
営 業 利 益 ( △ 損 失 ) 48,909 7,029 △ 1,378 11,240 △ 504 65,296 △ 15,727 49,569
（注）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、事業の種類別セグメント情報は、非継続事業の金額を除いた継続事業の金
額に組み替えて表示しております。また、EMC（電子部品事業）および消去調整他の「(2)セグメント間の内部売上高」の一部を
「（1）外部顧客に対する売上高」に組み替えて表示しております。非継続事業の詳細については、13ページ「（非継続事業）」
をご覧ください。
当第3四半期連結累計期間（自 2019年4月1日 至 2019年12月31日） （単位：百万円）
IAB EMC SSB HCB その他 計 消去調整他 連結
売 上 高
(1)外部顧客に対する売上高 265,415 67,292 49,307 85,319 28,774 496,107 2,194 498,301
(2)セグメント間の内部売上高 4,020 33,617 3,906 349 2,954 44,846 △ 44,846 －
計 269,435 100,909 53,213 85,668 31,728 540,953 △ 42,652 498,301
営 業 費 用 228,777 100,000 51,548 74,428 30,276 485,029 △ 26,826 458,203
営 業 利 益 ( △ 損 失 ) 40,658 909 1,665 11,240 1,452 55,924 △ 15,826 40,098
[所在地別売上高]
前第3四半期連結累計期間（自 2018年4月1日 至 2018年12月31日） （単位：百万円）
IAB EMC SSB HCB その他 計 消去調整他 連結
主たる地域市場（外部顧客）
日本 117,634 17,990 39,379 19,556 25,708 220,267 3,481 223,748
米州 26,796 13,694 － 17,743 － 58,233 － 58,233
欧州 59,630 13,135 － 16,962 － 89,727 － 89,727
中華圏 61,312 23,898 110 23,800 5,246 114,366 － 114,366
東南アジア他 32,905 10,038 － 8,160 － 51,103 － 51,103
直接輸出 267 58 376 485 93 1,279 707 1,986
計 298,544 78,813 39,865 86,706 31,047 534,975 4,188 539,163
（注）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、所在地別売上高は、非継続事業の金額を除いた継続事業の金額に組み替え
て表示しております。また、EMC（電子部品事業）および消去調整他の前第3四半期連結累計期間を組み替えて表示しております。
非継続事業の詳細については、13ページ「（非継続事業）」をご覧ください。
当第3四半期連結累計期間（自 2019年4月1日 至 2019年12月31日） （単位：百万円）
IAB EMC SSB HCB その他 計 消去調整他 連結
主たる地域市場（外部顧客）
日本 103,616 16,831 48,758 18,918 27,644 215,767 2,183 217,950
米州 24,347 10,290 － 16,306 － 50,943 － 50,943
欧州 53,097 11,068 － 15,902 － 80,067 － 80,067
中華圏 54,458 19,440 188 25,639 1,130 100,855 － 100,855
東南アジア他 29,727 9,523 － 8,198 － 47,448 － 47,448
直接輸出 170 140 361 356 － 1,027 11 1,038
計 265,415 67,292 49,307 85,319 28,774 496,107 2,194 498,301
（注）日本以外の区分に属する主な国または地域
(1) 米州………………米国・カナダ・ブラジル
(2) 欧州………………オランダ・英国・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン
(3) 中華圏……………中国・香港・台湾
(4) 東南アジア他……シンガポール・韓国・インド・豪州
(5) 直接輸出…………直送輸出取引
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オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第3四半期決算短信
(非継続事業）
（1）非継続事業の概要
当社は、2019年4月16日開催の取締役会において、当社のオペレーティング・セグメントであるAEC（車載事業）、
すなわち当社の連結子会社であるオムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社（以下、OAEといいます。）
の全株式（注1）および当社の特定子会社であるOMRON AUTOMOTIVE ELECTRONICS de Mexico,S. de R.L. de C.V.を
含む当社の連結子会社2社の全株式等ならびに当社の連結子会社2社の車載電装部品事業を、日本電産株式会社グル
ープへ譲渡すること（以下、本取引といいます。）を決議し（注2）、同日に株式等譲渡契約（以下、本譲渡契約と
いいます。）を締結し、一部を除き（注3）、2019年10月31日に当該譲渡を実行いたしました。
本譲渡契約に基づく譲渡価格として81,944百万円（現金流出額との純額）を受領しておりますが、同契約に基づ
き譲渡価格調整を予定しております。当第3四半期連結累計期間における非継続事業税引前売却益は、現時点での譲
渡価格調整の見積りを前提として52,447百万円を計上いたしました（注4）。
（注1）OAEの子会社9社につきましても、当社の連結子会社から異動します。
（注2）当該決定に伴い、当第1四半期連結会計期間より、同事業に係る損益を非継続事業に分類し、継続事業と非
継続事業を区分して表示しております。
（注3）本取引のうち、当社の子会社であるOMRON VIETNAM CO., LTD.及びPT. OMRON MANUFACTURING OF
INDONESIAの車載電装部品事業の日本電産グループへの譲渡につきましては、2020年６月末までを目途に行
われる見込みです。
（注4）譲渡対価総額は、財務数値等を含む本譲渡契約記載の条件に基づき最終決定される予定であり、上記の金額
から変動する可能性があります。
本取引に伴い、以下の表示の組み替えを行っております。
AECセグメントの経営成績、本取引に伴う事業売却益および譲渡に関連する費用は、四半期連結損益計算書の当第
3四半期連結累計期間において非継続事業として区分表示するとともに、前第3四半期連結累計期間の組み替えを行っ
ております。
前連結会計年度の連結貸借対照表の組み替えを行い、AECセグメントの資産および負債は売却予定資産および売却
予定負債として区分表示しております。
連結キャッシュ・フロー計算書上は、非継続事業のキャッシュ・フローは独立表示せずに継続事業のキャッシュ・
フローと合算して表示しております。なお、譲渡した事業に係る現金および現金同等物と事業譲渡の対価として受
領した現金および現金等価物との差額については、連結キャッシュ・フロー計算書上「事業売却（現金流出額との
純額）」の「譲渡価格調整後64,088百万円」および「譲渡価格調整による返還予定額 17,856百万円」として計上し
ております。
（2）非継続事業の損益 (単位：百万円)
期 別 前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2018年12月31日 至 2019年12月31日
科 目 金 額 百分比 金 額 百分比
% %
売 上 高 97,409 100.0 65,793 100.0
売 上 原 価 74,960 77.0 51,502 78.3
売 上 総 利 益 22,449 23.0 14,291 21.7
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 7,886 8.1 7,132 10.8
試 験 研 究 開 発 費 7,293 7.4 5,363 8.2
営 業 利 益 7,270 7.5 1,796 2.7
その他費用（△収益）－純額－ 286 0.3 △ 209 △ 0.3
非継続事業税引前四半期純利益 6,984 7.2 2,005 3.0
非 継 続 事 業 税 引 前 売 却 益 ― ― 52,447 79.8
法 人 税 等 1,753 1.8 16,035 24.4
非継続事業四半期純利益（△損失） 5,231 5.4 38,417 58.4
（注）当第3四半期連結累計期間における非継続事業の経営成績は、2019年10月31日に譲渡を実行するまでの7ヵ月間を表
示しております。
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オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第3四半期決算短信
3．補足情報
（1）連結業績概要
第 3 四 半 期 累 計 通 期
2019年3月期 2020年3月期 2020年3月期
前年同期比 2019年3月期 前期比
第3四半期 第3四半期 予想
売 上 高 百万円 539,163 498,301 92.4% 732,581 670,000 91.5%
営 業 利 益 百万円 49,569 40,098 80.9% 67,254 45,000 66.9%
（率） （%） (9.2%) (8.0%) (△1.1P) (9.2%) (6.7%) (△2.5P)
継続事業税引前四半期（当期）純利益 百万円 45,651 42,300 92.7% 65,912 40,000 60.7%
（率） （%） (8.5%) (8.5%) (+0.0P) (9.0%) (6.0%) (△3.0P)
当 社 株 主 に 帰 属 す る
四 半 期 ( 当 期 ) 純 利 益
百万円 38,752 71,001 183.2% 54,323 66,000 121.5%
1 株 当 た り 当 社 株 主 に
帰属する四半期（当期）純利益
円 銭 185円35銭 345円74銭 +160円39銭 260円78銭 321円39銭 +60円61銭
総 資 産 百万円 732,983 800,255 109.2% 749,878
株 主 資 本 百万円 513,795 570,814 111.1% 504,212
( 株 主 資 本 比 率 ) （%） (70.1%) (71.3%) (+1.2P) (67.2%)
1 株 当 た り 株 主 資 本 円 銭 2,483円63銭 2,779円59銭 +295円96銭 2,455円24銭
営 業 活 動 に よ る 百万円 44,275 61,412 +17,137 71,245
キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー
投 資 活 動 に よ る 百万円 △25,367 56,928 +82,295 △34,957
キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー
財 務 活 動 に よ る 百万円 △34,379 △10,726 +23,653 △40,783
キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー
継続事業に係る四半期末現金及び 百万円 95,816 208,137 +112,321 103,850
現 金 同 等 物 残 高
（注1）連結子会社数は133社、持分法適用関連会社数は20社です。
（注2）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、2019年3月期第3四半期、2019年3月期および2020年3月期予想の
売上高、営業利益および継続事業税引前四半期（当期）純利益は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替えて
表示しております。
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オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第3四半期決算短信
（2）連結セグメント別売上高実績
（単位：億円）
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
日 本 1,176 1,036 88.1%
米 州 268 243 90.9%
欧 州 596 531 89.0%
IAB 中 華 圏 613 545 88.8%
東南アジア 他 329 297 90.3%
直 接 輸 出 3 2 63.7%
計 2,985 2,654 88.9%
日 本 180 168 93.6%
米 州 137 103 75.1%
欧 州 131 111 84.3%
EMC 中 華 圏 239 194 81.3%
東南アジア 他 100 95 94.9%
直 接 輸 出 1 1 241.4%
計 788 673 85.4%
日 本 394 488 123.8%
米 州 ― ― ―
欧 州 ― ― ―
SSB 中 華 圏 1 2 170.9%
東南アジア 他 ― ― ―
直 接 輸 出 4 4 96.0%
計 399 493 123.7%
日 本 196 189 96.7%
米 州 177 163 91.9%
欧 州 170 159 93.8%
HCB 中 華 圏 238 256 107.7%
東南アジア 他 82 82 100.5%
直 接 輸 出 5 4 73.4%
計 867 853 98.4%
日 本 257 276 107.5%
米 州 ― ― ―
欧 州 ― ― ―
その他 中 華 圏 52 11 21.5%
東南アジア 他 ― ― ―
直 接 輸 出 1 ― ―
計 310 288 92.7%
日 本 35 22 62.7%
米 州 ― ― ―
欧 州 ― ― ―
消去調整他 中 華 圏 ― ― ―
東南アジア 他 ― ― ―
直 接 輸 出 7 0 1.6%
計 42 22 52.4%
日 本 2,237 2,180 97.4%
米 州 582 509 87.5%
欧 州 897 801 89.2%
合計 中 華 圏 1,144 1,009 88.2%
東南アジア 他 511 474 92.8%
直 接 輸 出 20 10 52.3%
計 5,392 4,983 92.4%
（注）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、2019年3月期第3四半期累計の連結セグ
メント別売上高実績は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替えて表示しております。
また、EMC（電子部品事業）および消去調整他の2019年3月期第3四半期累計を組み替えて表示
しております。
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オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第3四半期決算短信
（3）連結セグメント別営業利益実績
（単位：億円）
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
IAB 489 407 83.1%
EMC 70 9 12.9%
SSB △14 17 ―
HCB 112 112 100.0%
その他 △5 15 ―
消去調整他 △157 △158 ―
合計 496 401 80.9%
（注）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、2019年3月期第3四半期累計の連結セグ
メント別営業利益実績は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替えて表示しております。
また、EMC（電子部品事業）および消去調整他の2019年3月期第3四半期累計を組み替えて表示
しております。
（4）期中平均レート実績
（1外貨当たり 円）
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
米ドル 110.8 109.1 △1.7
ユーロ 129.6 121.3 △8.3
人民元 16.6 15.7 △0.9
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オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第3四半期決算短信
（5）連結セグメント別売上高予想
（単位：億円）
2020年3月期
2019年3月期 前期比
予想
IAB 3,918 3,430 87.5%
EMC 1,031 900 87.3%
SSB 750 840 112.0%
HCB 1,155 1,170 101.3%
その他 417 340 81.5%
消去調整他 54 20 37.2%
合計 7,326 6,700 91.5%
（注）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、2019年3月期および2020年3月期予想の
連結セグメント別売上高は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替えて表示しておりま
す。また、EMC（電子部品事業）および消去調整他の2019年3月期および2020年3月期予想を組
み替えて表示しております。
（6）連結セグメント別営業利益予想
（単位：億円）
2020年3月期
2019年3月期 前期比
予想
IAB 629 480 76.3%
EMC 82 20 24.5%
SSB 58 75 130.1%
HCB 130 135 103.6%
その他 △5 0 ―
消去調整他 △221 △260 ―
合計 673 450 66.9%
（注）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、2019年3月期および2020年3月期予想の
連結セグメント別営業利益は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替えて表示しており
ます。また、EMC（電子部品事業）および消去調整他の2019年3月期および2020年3月期予想を
組み替えて表示しております。
（7）期中平均レート予想
（1外貨当たり 円）
2020年3月期
2019年3月期 前期比
予想
米ドル 110.7 108.0 △2.7
ユーロ 128.8 120.3 △8.5
人民元 16.5 15.5 △1.1
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