2020年3月期 第1四半期決算短信〔米国基準〕（連結）
2019 年 7 月 25 日
上 場 会 社 名 オムロン株式会社 上場取引所 東証 市場第一部
コ ー ド 番 号
6645 URL https://www.omron.co.jp/
代 表 者
役 職 名 代表取締役社長 CEO
氏 名 山 田 義 仁
問 合 せ 先 責 任 者 役 職 名 執行役員 グローバル理財本部長 TEL (075)344-7070
氏 名 大 上 高 充
四半期報告書提出予定日 2019 年 8 月 9 日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 有・無
四半期決算説明会開催の有無 ： 有・無 （投資家向け）
(百万円未満四捨五入)
1. 2020年3月期第1四半期の連結業績（2019年4月1日 ～ 2019年6月30日）
（1）連結経営成績（累計） （%表示は対前年同四半期増減率）
継続事業 当社株主に帰属する
売上高 営業利益
税引前四半期純利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 160,037 △9.9 10,032 △41.2 10,959 △39.0 8,540 △41.8
2019年3月期第1四半期 177,559 3.2 17,066 △16.5 17,959 △9.6 14,678 △5.4
（注1）四半期包括利益 2020年3月期第1四半期 16,840 百万円( 23.6 %） 2019年3月期第1四半期 13,627 百万円（ △ 36.8 %）
（注2）当社は、ｵｰﾄﾓｰﾃｨﾌﾞｴﾚｸﾄﾛﾆｯｸｺﾝﾎﾟｰﾈﾝﾂﾋﾞｼﾞﾈｽ（AEC、車載事業）の譲渡決定（2019年4月16日）に伴い同事業を非継続事業に分類して
おり、当第1四半期および前年同四半期の売上高、営業利益および継続事業税引前四半期純利益は、非継続事業を除いた継続事業の
金額を表示しております。
1株当たり当社株主に 潜在株式調整後1株当たり当社
帰属する四半期純利益 株主に帰属する四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 41 59 ― ―
2019年3月期第1四半期 69 86 ― ―
（2）連結財政状態
資本合計
総 資 産 株主資本 株主資本比率
（純資産）
百万円 百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 752,396 523,156 521,176 69.3
2019年3月期 749,878 506,311 504,212 67.2
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 ― ― 42 00 ― ― 42 00 84 00
2020年3月期 ― ―
2020年3月期（予想） ― ― ― ― ― ― 84 00
(注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 有・無
3. 2020年3月期の連結業績予想（2019年4月1日 ～ 2020年3月31日） （%表示は対前期増減率）
継続事業 1株当たり
当社株主に帰属する
売上高 営業利益 税引前
当期純利益
当社株主に帰属する
当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 709,000 △3.2 57,500 △14.5 52,500 △20.3 42,500 △21.8 206 95
(注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 有・無
2020年3月期の連結業績予想は、2019年4月24日公表値から変更しておりませんが、譲渡決定しているAEC（車載事業）を非継続事業
として分類し、売上高、営業利益、継続事業税引前当期純利益の予想値および当該項目の対前期増減率を、非継続事業を除いた継続
事業の予想額へ修正しております。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動） : 有・無
新規 －社 （社名） 除外 －社 （社名）
(2)簡便な会計処理及び特有の会計処理の適用 ： 有・無
(3)会計方針の変更
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 有・無
② ①以外の会計方針の変更 ： 有・無
(注)詳細は、添付資料11ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
（会計方針の変更）」をご覧ください。
(4)発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 213,958,172 株 2019年3月期 213,958,172 株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 8,597,208 株 2019年3月期 8,596,608 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 205,361,316 株 2019年3月期1Q 210,096,489 株
(注)2020年3月期第1四半期連結会計期間末において、役員報酬BIP信託及び株式付与ESOP信託として保有する当社株
式766,683株は、期末自己株式数に含めて記載しております。また、期中平均株式数には、1株当たり当社株主に
帰属する四半期純利益の算出において控除する自己株式として含めております。
四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1．業績予想などは、当社が現時点で入手可能な情報と、合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際
の業績はさまざまなリスクや不確定な要素などの要因により、異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料5ページ「1．当
四半期決算に関する定性的情報（3）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
2．当社は、米国会計基準に基づき連結損益計算書の表示形式としてシングルステップ方式（段階利益を表示しない
方式）を採用していますが、他社との比較可能性を高めるため、当決算短信の「営業利益」は、「売上総利益」
から「販売費及び一般管理費」、「試験研究開発費」を控除したものを表示しております。
3．当社は、2019年7月25日（木）に投資家向け説明会を開催する予定です。
その模様および説明内容（音声）については、当日使用する決算説明資料とともに、開催後速やかに当社ウェブ
サイトに掲載する予定です。
事業の種類別セグメントの名称を次のとおり略して記載しています。
継続事業
IAB： ｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｱﾙｵｰﾄﾒｰｼｮﾝﾋﾞｼﾞﾈｽ（制御機器事業）
EMC： ｴﾚｸﾄﾛﾆｯｸ&ﾒｶﾆｶﾙｺﾝﾎﾟｰﾈﾝﾂﾋﾞｼﾞﾈｽ（電子部品事業）
SSB： ｿｰｼｱﾙｼｽﾃﾑｽﾞ･ｿﾘｭｰｼｮﾝ&ｻｰﾋﾞｽ･ﾋﾞｼﾞﾈｽ（社会システム事業）
HCB： ﾍﾙｽｹｱﾋﾞｼﾞﾈｽ（ヘルスケア事業）
その他： 環境事業、ﾊﾞｯｸﾗｲﾄ事業など（本社直轄事業）
非継続事業
AEC： ｵｰﾄﾓｰﾃｨﾌﾞｴﾚｸﾄﾛﾆｯｸｺﾝﾎﾟｰﾈﾝﾂﾋﾞｼﾞﾈｽ（車載事業）
（注）2020年3月期第1四半期より、AEC（車載事業）を非継続事業に分類しております。
非継続事業の詳細については、13ページ「（非継続事業）」をご覧ください。
オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1．当四半期決算に関する定性的情報 ･････････････････････････････････････ P．2
(1)経営成績に関する説明････････････････････････････････････････････････ P．2
(2)財政状態に関する説明････････････････････････････････････････････････ P．5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明･･････････････････････････ P．5
2．四半期連結財務諸表及び主な注記･･････････････････････････････････････ P．6
(1)四半期連結貸借対照表････････････････････････････････････････････････ P．6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書････････････････････ P．8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書･･････････････････････････････････ P．10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項･･････････････････････････････････ P．11
（継続企業の前提に関する注記）･････････････････････････････････････ P．11
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）･･･････････････････ P．11
（会計方針の変更）･････････････････････････････････････････････････ P．11
（セグメント情報）･････････････････････････････････････････････････ P．12
（非継続事業）･････････････････････････････････････････････････････ P．13
3．補足情報････････････････････････････････････････････････････････････ P．14
(1)連結業績概要････････････････････････････････････････････････････････ P．14
(2)連結セグメント別売上高実績･･････････････････････････････････････････ P．15
(3)連結セグメント別営業利益実績････････････････････････････････････････ P．16
(4)期中平均レート実績･･････････････････････････････････････････････････ P．16
(5)連結セグメント別売上高予想･･････････････････････････････････････････ P．17
(6)連結セグメント別営業利益予想････････････････････････････････････････ P．18
(7)期中平均レート予想･･････････････････････････････････････････････････ P．18
－1－
オムロン㈱（6645）
2020 年 3 月期 第 1 四半期決算短信
1. 当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
○ 全般的概況
当第 1 四半期（2019 年 4 月～6 月）における当社グループの業績は、前年同期比で減収減益とな
りました。米中貿易摩擦の影響などによりグローバルに製造業の景況感の悪化が拡大し、自動車・
半導体業界などにおける設備投資が減少しました。その結果、IAB（制御機器事業）や EMC（電子部
品事業）において売上高・営業利益ともに減少しました。
当第 1 四半期の業績結果は以下のとおりです。
2019 年 3 月期 2020 年 3 月期
増減率
第 1 四半期連結累計期間 第 1 四半期連結累計期間
売 上 高 1,776 億円 1,600 億円 △9.9%
売 上 総 利 益 800 億円 715 億円 △10.6%
(売上総利益率) (45.1%) (44.7%) (△0.4P)
営 業 利 益 171 億円 100 億円 △41.2%
(営業利益率) (9.6%) (6.3%) (△3.3P)
継続事業
180 億円 110 億円 △39.0%
税 引 前 四半 期 純利 益
当 社 株 主に 帰 属す る
147 億円 85 億円 △41.8%
四 半 期 純 利 益
米ドル平均レート 108.1 円 110.7 円 ＋2.6 円
ユーロ平均レート 129.9 円 123.6 円 △6.3 円
人民元平均レート 17.1 円 16.3 円 △0.8 円
(注) AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、2019 年 3 月期第 1 四半期の売上高、売上総利益、営業利益
および継続事業税引前四半期純利益は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替えて表示しています。
○ セグメント別の状況
IAB（制御機器事業）
2019 年 3 月期 2020 年 3 月期
増減率
第 1 四半期連結累計期間 第 1 四半期連結累計期間
外部顧客に対する
1,028 億円 891 億円 △13.3%
売 上 高
営 業 利 益 170 億円 133 億円 △22.1%
＜売上高の状況＞
製造現場で課題となっている省人化、自動化および品質管理に伴う需要は底堅く推移しま
した。一方で、デジタル業界で半導体投資が低迷したことに加え、自動車業界においても、
米中貿易摩擦の影響や新車販売台数の減少に伴い投資が抑制されたことなどにより、設備投
資需要は低調に推移しました。
これらの結果、売上高は前年同期比で大きく減少しました。
＜営業利益の状況＞
売上高の減少および為替の影響を受け、営業利益は前年同期比で大きく減少しました。
－2－
オムロン㈱（6645）
2020 年 3 月期 第 1 四半期決算短信
EMC（電子部品事業）
2019 年 3 月期 2020 年 3 月期
増減率
第 1 四半期連結累計期間 第 1 四半期連結累計期間
外部顧客に対する
270 億円 230 億円 △14.8%
売 上 高
営 業 利 益 29 億円 0 億円 △99.8%
(注) AEC を非継続事業に分類したことに伴い、2019 年 3 月期第 1 四半期の EMC の「セグメント間の内部売上高」の一
部を「外部顧客に対する売上高」に組み替えて表示しています。
＜売上高の状況＞
米中貿易摩擦の影響などによりグローバルに顧客の景況感の悪化が拡大しました。特に中
国では設備投資の抑制や消費者の購買意欲の低下などを受けて需要が減少しました。
これらの結果により、売上高は前年同期比で大きく減少しました。
＜営業利益の状況＞
生産性の改善投資の成果は着実に出ているものの、外部顧客および当社グループ事業への
売上高の減少などにより、営業利益は前年同期比で大きく減少しました。
SSB（社会システム事業）
2019 年 3 月期 2020 年 3 月期
増減率
第 1 四半期連結累計期間 第 1 四半期連結累計期間
外部顧客に対する
96 億円 104 億円 ＋8.1%
売 上 高
営業利益（△損失） △21 億円 △18 億円 －
＜売上高の状況＞
駅務システム事業や交通管制・道路管理システム事業の堅調な更新需要に対応して、顧客
ニーズを踏まえたソリューション提案活動を実施しました。
これらの結果、売上高は前年同期比で増加しました。
＜営業利益の状況＞
売上高の増加や収益性の改善により、損失額が前年同期比で減少しました。
HCB（ヘルスケア事業）
2019 年 3 月期 2020 年 3 月期
増減率
第 1 四半期連結累計期間 第 1 四半期連結累計期間
外部顧客に対する
279 億円 277 億円 △0.7%
売 上 高
営 業 利 益 39 億円 34 億円 △13.6%
＜売上高の状況＞
国内は血圧計の需要が前年同期並みで推移したものの、低周波治療器の需要が前年同期よ
り減少しました。米州・欧州ではブラジル、アルゼンチン、ロシアなどの需要が低調に推移
しました。一方で中国では医療機器の需要が底堅く推移し、インターネットを通じた血圧計
とネブライザの販売が好調に推移しました。
これらの結果、売上高は前年同期比で横ばいとなりました。
＜営業利益の状況＞
成長のための投資を継続したことにより、営業利益は前年同期比で大きく減少しました。
－3－
オムロン㈱（6645）
2020 年 3 月期 第 1 四半期決算短信
その他事業（本社直轄事業）
2019 年 3 月期 2020 年 3 月期
増減率
第 1 四半期連結累計期間 第 1 四半期連結累計期間
外部顧客に対する
92 億円 92 億円 ＋0.2%
売 上 高
営業利益（△損失） △3 億円 4 億円 －
(注) その他事業では、新規事業の探索・育成と、社内カンパニーに属さない事業の育成・強化を本社直轄で行って
います。
＜売上高の状況＞
環境事業は蓄電システムの需要が拡大し、好調に推移しました。また、バックライト事業
は顧客の需要が一時的に増加しました。
これらの結果、前期の開発・製造受託サービス事業の売却の影響がありましたが、売上高
は前年同期比で横ばいとなりました。
＜営業利益の状況＞
環境事業の新商品の売上高の増加により、営業利益は前年同期比で増加しました。
－4－
オムロン㈱（6645）
2020 年 3 月期 第 1 四半期決算短信
(2) 財政状態に関する説明
○ 財政状態
VG2.0 では、持続的な企業価値向上に向けた投資を積極的に実行する一方、資本効率を重視した
ROIC 経営を継続します。
当第 1 四半期連結会計期間末の資産の部は、受取手形及び売掛金が減少した一方で、オペレーテ
ィング・リース使用権資産の計上などにより、前連結会計年度末に比べ 25 億円増加して、7,524
億円となりました。また、負債の部は、オペレーティング・リース負債を計上した一方で、制度改
定に伴う退職給付引当金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ 143 億円減少して、2,292 億
円となりました。純資産の部は当社株主に帰属する四半期純利益の計上などにより、前連結会計年
度末に比べ 168 億円増加して、5,232 億円となりました。以上より、株主資本比率は前連結会計年
度の 67.2%から 69.3%となり、積極投資や経営環境の変化に対応できる強固な財務体質が維持され
ています。
○ キャッシュ・フローの状況
当第 1 四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については、次のとおりです。
（営業活動によるキャッシュ・フロー）
四半期純利益や減価償却費の計上、売上債権の減少などにより 172 億円の収入（前年同期比 10
億円の収入減）となりました。
（投資活動によるキャッシュ・フロー）
資本的支出などにより 63 億円の支出（前年同期比 19 億円の支出減)となりました。
なお、当連結会計期間の営業活動によるキャッシュ・フローの金額から投資活動によるキャッシ
ュ・フローを控除したフリーキャッシュ・フローの金額は 109 億円となりました。
（財務活動によるキャッシュ・フロー）
配当金の支払いなどにより、88 億円の支出（前年同期比 48 億円の支出減）となりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第 1 四半期連結会計期間末残高は前連結会計年度末に比べ
10 億円増加し、1,103 億円となりました。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社は、AEC（車載事業）の譲渡決定（2019 年 4 月 16 日）に伴い、同事業を非継続事業に分類し
ています。そのため、2020 年 3 月期通期連結業績予想における売上高、営業利益および継続事業税
引前当期純利益は、非継続事業を除いた継続事業の金額として表示し、2019 年 4 月 24 日公表の通期
連結業績予想を修正します。
なお、当社株主に帰属する当期純利益および 1 株当たり当社株主に帰属する当期純利益に変更は
ありません。また、2020 年 3 月期第 1 四半期決算発表時点では通期連結業績予想の見直しを行って
いませんので、継続事業と非継続事業を合わせた 2020 年 3 月期通期連結業績予想は 2019 年 4 月 24
日公表値から変更していません。
継続事業 当社株主に １株当たり
売上高 営業利益 税引前 帰属する 当社株主に帰属
当期純利益 当期純利益 する当期純利益
前回発表予想(A) 8,300 億円 650 億円 600 億円 425 億円 206 円 95 銭
今回修正予想(B) 7,090 億円 575 億円 525 億円 425 億円 206 円 95 銭
増減額(B-A) △1,210 億円 △75 億円 △75 億円 － －
増減率(％) △14.6% △11.5% △12.5% － －
(ご参考)
前期実績 7,326 億円 673 億円 659 億円 543 億円 260 円 78 銭
(2019 年 3 月期)
(注) 2019 年 3 月期の売上高、営業利益および継続事業税引前当期純利益は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替
えて表示しています。
－5－
オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第1四半期決算短信
2．四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位：百万円)
期 別 前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
（2019年3月31日） （2019年6月30日）
科 目 金 額 構成比 金 額 構成比
% %
（ 資 産 の 部 ）
流 動 資 産 459,973 61.3 443,639 59.0
現 金 及 び 現 金 同 等 物 103,850 102,800
受 取 手 形 及 び 売 掛 金 149,171 122,496
貸 倒 引 当 金 △ 861 △ 845
た な 卸 資 産 120,379 124,582
売 却 予 定 資 産 73,331 73,327
そ の 他 の 流 動 資 産 14,103 21,279
有 形 固 定 資 産 115,083 15.3 112,384 14.9
土 地 21,746 21,702
建 物 及 び 構 築 物 118,036 118,868
機 械 そ の 他 159,943 159,081
建 設 仮 勘 定 11,316 11,312
減 価 償 却 累 計 額 △ 195,958 △ 198,579
投 資 そ の 他 の 資 産 174,822 23.4 196,373 26.1
オ ペ レー ティ ング ・リ ース
使 用 権 資 産 ― 33,054
の れ ん 40,532 39,490
関 連 会 社 に 対 す る
投 資 及 び 貸 付 金 26,022 25,501
投 資 有 価 証 券 28,997 29,270
施 設 借 用 保 証 金 7,533 7,528
繰 延 税 金 42,537 33,449
そ の 他 の 資 産 29,201 28,081
資 産 合 計 749,878 100.0 752,396 100.0
－6－
オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第1四半期決算短信
(単位：百万円)
期 別 前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
（2019年3月31日） （2019年6月30日）
科 目 金 額 構成比 金 額 構成比
% %
（ 負 債 の 部 ）
流 動 負 債 175,555 23.4 164,901 21.9
支払手形及び買掛金・未払金 71,360 64,406
未 払 費 用 38,290 30,242
未 払 税 金 3,174 2,338
短期オペレーティング・リース負債 ― 11,538
売 却 予 定 負 債 27,730 25,437
そ の 他 の 流 動 負 債 35,001 30,940
繰 延 税 金 733 0.1 990 0.1
退 職 給 付 引 当 金 55,036 7.3 29,341 3.9
長期オペレーティング・リース負債 ― ― 21,568 2.9
そ の 他 の 固 定 負 債 12,243 1.7 12,440 1.7
負 債 の 部 合 計 243,567 32.5 229,240 30.5
（ 純 資 産 の 部 ）
株 主 資 本 504,212 67.2 521,176 69.3
資 本 金 64,100 8.5 64,100 8.5
資 本 剰 余 金 100,233 13.4 100,403 13.3
利 益 準 備 金 21,826 2.9 22,771 3.0
そ の 他 の 剰 余 金 433,639 57.8 441,235 58.6
その他の包括利益(△損失)累計額 △ 70,200 △ 9.3 △ 61,943 △ 8.1
為 替 換 算 調 整 額 △ 7,687 △ 18,446
退 職 年 金 債 務 調 整 額 △ 62,648 △ 43,509
デ リ バ テ ィ ブ 純 損 益 135 12
自 己 株 式 △ 45,386 △ 6.1 △ 45,390 △ 6.0
非 支 配 持 分 2,099 0.3 1,980 0.2
純 資 産 の 部 合 計 506,311 67.5 523,156 69.5
負債及び純資産合計 749,878 100.0 752,396 100.0
（注）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、前連結会計年度の連結貸借対照表の組み替えを行っております。
非継続事業の詳細については、13ページ「（非継続事業）」をご覧ください。
－7－
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2020年3月期 第1四半期決算短信
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
（四半期連結損益計算書）
（第1四半期連結累計期間）
(単位：百万円)
期 別 前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2018年6月30日 至 2019年6月30日
科 目 金 額 百分比 金 額 百分比
% %
売 上 高 177,559 100.0 160,037 100.0
売 上 原 価 97,548 54.9 88,512 55.3
売 上 総 利 益 80,011 45.1 71,525 44.7
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 51,052 28.8 49,915 31.2
試 験 研 究 開 発 費 11,893 6.7 11,578 7.2
営 業 利 益 17,066 9.6 10,032 6.3
その他費用（△収益）－純額－ △ 893 △ 0.5 △ 927 △ 0.5
継 続 事 業 税 引 前 四 半 期 純 利 益 17,959 10.1 10,959 6.8
法 人 税 等 4,846 2.7 2,659 1.7
持 分 法 投 資 損 益 256 0.2 473 0.2
継 続 事 業 四 半 期 純 利 益 12,857 7.2 7,827 4.9
非 継 続 事 業 四 半 期 純 利 益 1,874 1.1 785 0.5
四 半 期 純 利 益 14,731 8.3 8,612 5.4
非 支 配 持 分 帰 属 損 益 53 0.0 72 0.1
当 社 株 主 に 帰 属 す る
14,678 8.3 8,540 5.3
四 半 期 純 利 益
税営
為
当
持投
特数
経金
法
科
営
小営
（注）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、前第1四半期の四半期連結損益計算書の組み替え
を行っております。非継続事業の詳細については、13ページ「（非継続事業）」をご覧ください。
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2020年3月期 第1四半期決算短信
（四半期連結包括利益計算書）
（第1四半期連結累計期間）
（単位：百万円）
期 別 前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2018年6月30日 至 2019年6月30日
科 目 金 額 金 額
四 半 期 純 利 益 14,731 8,612
その他の包括利益（△損失）－税効果考慮後
為 替 換 算 調 整 額 △ 1,449 △ 10,788
退 職 年 金 債 務 調 整 額 364 19,139
デ リ バ テ ィ ブ 純 損 益 △ 19 △ 123
そ の 他 の 包 括 利 益 （ △ 損 失 ） 計 △ 1,104 8,228
四 半 期 包 括 利 益 13,627 16,840
（内訳）
非支配持分に帰属する四半期包括利益 53 43
当社株主に帰属する四半期包括利益 13,574 16,797
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(3) 四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位：百万円)
期 別 前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
科 目 至 2018年6月30日 至 2019年6月30日
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
1. 四 半 期 純 利 益 14,731 8,612
2. 営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー と
四 半 期 純 利 益 の 調 整
(1) 減 価 償 却 費 7,094 7,196
(2) 固 定 資 産 除 売 却 益 ( 純 額 ) △ 184 △ 20
(3) 投 資 有 価 証 券 評 価 益 ( 純 額 ) △ 687 △ 68
(4) 退 職 給 付 引 当 金 928 628
(5) 繰 延 税 金 1,009 903
(6) 持 分 法 投 資 損 益 256 473
(7) 資 産 ・ 負 債 の 増 減
①受 取 手 形 及 び 売 掛 金 の 減 少 18,341 26,388
②た な 卸 資 産 の 増 加 △ 8,144 △ 7,324
③そ の 他 の 資 産 の 減 少 （ △ 増 加 ） 4,543 △ 8,131
④支払手形及び買掛金・未払金の減少 △ 10,521 △ 6,788
⑤未 払 税 金 の 減 少 △ 1,808 △ 1,093
⑥未払費用及びその他流動負債の減少 △ 7,671 △ 3,153
(8) そ の 他 （ 純 額 ） 226 3,382 △ 464 8,547
営業活動によるキャッシュ・フロー 18,113 17,159
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
1. 投 資 有 価 証 券 の 売 却 に よ る 収 入 416 933
2. 投 資 有 価 証 券 の 取 得 △ 1 △ 1,019
3. 資 本 的 支 出 △ 9,021 △ 7,015
4. 施 設 借 用 保 証 金 の 減 少 ( △ 増 加 )( 純 額 ) △ 126 15
5. 有 形 固 定 資 産 の 売 却 に よ る 収 入 1,398 478
6. 事 業 買 収 （ 現 金 取 得 額 と の 純 額 ） △ 831 ―
7. そ の 他 （ 純 額 ） 23 333
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 8,142 △ 6,275
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
1. 短 期 債 務 の 増 加 ( △ 減 少 )( 純 額 ) 461 △ 7
2. 親 会 社 の 支 払 配 当 金 △ 8,003 △ 8,625
3. 非 支 配 株 主 へ の 支 払 配 当 金 △ 197 △ 162
4. 自 己 株 式 の 取 得 △ 5,707 △ 4
5. そ の 他 （ 純 額 ） △ 134 29
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 13,580 △ 8,769
Ⅳ換 算 レ ー ト 変 動 の 影 響 △ 94 △ 2,021
現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 増 減 額 △ 3,703 94
期 首 現 金 及 び 現 金 同 等 物 残 高 113,023 110,250
四 半 期 末 現 金 及 び 現 金 同 等 物 残 高 109,320 110,344
非 継 続 事 業 に 係 る 四 半 期 末 現 金
6,777 7,544
及 び 現 金 同 等 物 残 高 （ 控 除 ）
継 続 事 業 に 係 る 四 半 期 末 現 金
102,543 102,800
及 び 現 金 同 等 物 残 高
営業活動によるキャッシュ・フローの追記
1. 支 払 利 息 の 支 払 額 45 76
2. 法 人 税 等 の 支 払 額 6,403 7,280
キャッシュ・フローを伴わない投資及び財務活動の追記
1. 資 本 的 支 出 に 関 連 す る 債 務 968 4,679
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(4) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
(会計方針の変更）
当連結会計年度よりFASB会計基準更新第2016-02「リース」およびFASB会計基準更新第2018-11「リース」を適用しており
ます。会計基準更新第2016-02「リース」は、オペレーティング・リースに分類されるリース取引について、一部の例外を
除いて、連結貸借対照表上にリース資産、リース負債を認識することを要求しております。
また、FASB会計基準更新第2018-11「リース」は、リースに関する規定（ASU2016-02）の適用による累積影響額を適用年
度の期首その他の剰余金に調整することを認めるものであり、当社および子会社は、当規定を適用し、比較年度の表示・開
示の修正再表示は免除されております。
さらに、当会計基準更新には、「当社は基準適用日にすでに終了しているあるいは存在する契約に対しリースに該当する
か否かの検討」、「リースの分類」、「初期直接費用の資産化について再評価しない」という一連の免除措置や、短期リー
スの例外措置が認められるため、当社および子会社は、このような免除措置・例外措置を適用しております。
2019年4月1日現在のオペレーティング・リースに係る使用権資産およびリース負債は34,946百万円であり、当社の連結貸
借対照表の資産および負債に計上しております。なお、この規定の適用が当社の連結損益計算書および連結キャッシュ・フ
ロー計算書に与える影響に重要性はありません。
当連結会計年度よりFASB会計基準更新第2017-12「ヘッジ活動に関する会計処理の限定的改善」を適用しております。
当会計基準更新は、適切にヘッジ関係及びヘッジ結果を表示するためにヘッジ会計の認識と測定のガイダンスを変更して
おり、ヘッジ手段のすべての変動をヘッジ対象の損益影響が示される損益計算書の科目と同じ科目に表示することを要求し
ています。この規定の適用が当社の連結財務諸表に与える重要な影響はありません。
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(セグメント情報）
[事業の種類別セグメント情報]
前第1四半期連結累計期間（自 2018年4月1日 至 2018年6月30日） （単位：百万円）
IAB EMC SSB HCB その他 計 消去調整他 連結
売 上 高
(1)外部顧客に対する売上高 102,785 26,988 9,583 27,899 9,179 176,434 1,125 177,559
(2)セグメント間の内部売上高 1,538 13,476 1,174 59 1,655 17,902 △ 17,902 －
計 104,323 40,464 10,757 27,958 10,834 194,336 △ 16,777 177,559
営 業 費 用 87,285 37,555 12,841 24,023 11,177 172,881 △ 12,388 160,493
営 業 利 益 ( △ 損 失 ) 17,038 2,909 △ 2,084 3,935 △ 343 21,455 △ 4,389 17,066
（注1）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、事業の種類別セグメント情報は、非継続事業の金額を除いた継続事業の金
額に組み替えて表示しております。また、EMC（電子部品事業）および消去調整他の「(2)セグメント間の内部売上高」の一部を
「（1）外部顧客に対する売上高」に組み替えて表示しております。非継続事業の詳細については、13ページ「（非継続事業）」
をご覧ください。
（注2）2018年10月における経営管理区分の見直しにより、その他事業（本社直轄事業）傘下の一部をSSB（社会システム事業）に含めて
開示しております。これに伴い、前第1四半期連結累計期間を新管理区分に組み替えて表示しております。
当第1四半期連結累計期間（自 2019年4月1日 至 2019年6月30日） （単位：百万円）
IAB EMC SSB HCB その他 計 消去調整他 連結
売 上 高
(1)外部顧客に対する売上高 89,121 22,988 10,364 27,708 9,197 159,378 659 160,037
(2)セグメント間の内部売上高 1,330 11,317 1,111 6 922 14,686 △ 14,686 －
計 90,451 34,305 11,475 27,714 10,119 174,064 △ 14,027 160,037
営 業 費 用 77,175 34,300 13,283 24,315 9,748 158,821 △ 8,816 150,005
営 業 利 益 ( △ 損 失 ) 13,276 5 △ 1,808 3,399 371 15,243 △ 5,211 10,032
[所在地別売上高]
前第1四半期連結累計期間（自 2018年4月1日 至 2018年6月30日） （単位：百万円）
IAB EMC SSB HCB その他 計 消去調整他 連結
主たる地域市場（外部顧客）
日本 38,535 5,875 9,521 5,683 7,582 67,196 901 68,097
米州 9,231 4,424 － 6,194 － 19,849 － 19,849
欧州 20,931 4,654 － 5,106 － 30,691 － 30,691
中華圏 23,034 8,617 37 8,179 1,524 41,391 － 41,391
東南アジア他 10,968 3,388 － 2,592 － 16,948 － 16,948
直接輸出 86 30 25 145 73 359 224 583
計 102,785 26,988 9,583 27,899 9,179 176,434 1,125 177,559
（注1）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、所在地別売上高は、非継続事業の金額を除いた継続事業の金額に組み替え
て表示しております。また、EMC（電子部品事業）および消去調整他の前第1四半期連結累計期間を組み替えて表示しております。
非継続事業の詳細については、13ページ「（非継続事業）」をご覧ください。
（注2）2018年10月における経営管理区分の見直しにより、その他事業（本社直轄事業）傘下の一部をSSB（社会システム事業）に含めて
開示しております。これに伴い、前第1四半期連結累計期間を新管理区分に組み替えて表示しております。
当第1四半期連結累計期間（自 2019年4月1日 至 2019年6月30日） （単位：百万円）
IAB EMC SSB HCB その他 計 消去調整他 連結
主たる地域市場（外部顧客）
日本 33,026 5,472 10,293 5,183 8,845 62,819 648 63,467
米州 7,799 3,750 － 5,884 － 17,433 － 17,433
欧州 18,344 3,998 － 4,548 － 26,890 － 26,890
中華圏 20,165 6,480 60 9,338 352 36,395 － 36,395
東南アジア他 9,709 3,255 － 2,624 － 15,588 － 15,588
直接輸出 78 33 11 131 － 253 11 264
計 89,121 22,988 10,364 27,708 9,197 159,378 659 160,037
（注）日本以外の区分に属する主な国または地域
(1) 米州………………米国・カナダ・ブラジル・メキシコ
(2) 欧州………………オランダ・英国・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン
(3) 中華圏……………中国・香港・台湾
(4) 東南アジア他……シンガポール・韓国・インド・豪州
(5) 直接輸出…………直送輸出取引
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(非継続事業）
（1）非継続事業の概要
当社は、2019年4月16日開催の取締役会において、当社のオペレーティング・セグメントであるAEC（車載事業）、
すなわち当社の連結子会社であるオムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社（以下、OAEといいます。）
の全株式（注1）および当社の特定子会社であるOMRON AUTOMOTIVE ELECTRONICS de Mexico,S. de R.L. de C.V.
を含む当社の連結子会社2社の全株式等ならびに 当社の連結子会社3社の車載電装部品事業を、譲渡対価総額
約1,000億円（注2）で日本電産株式会社グループへ譲渡すること（以下、本取引といいます。）を決議し、同日に
株式等譲渡契約（以下、本譲渡契約といいます。）を締結いたしました。当該決定に伴い、当第1四半期連結累計
期間において、同事業に係る損益を非継続事業に分類し、継続事業と非継続事業を区分して表示しております。
なお、本取引の完了は2019年10月末を目途としておりますが、各国競争法当局における競争法上の認可等が得ら
れることを条件としているため、本取引の実行日は未確定です。
また、本取引による財務への影響額は現在精査中であり、公表すべき事項が生じた場合には、速やかに開示して
まいります。
（注1）OAEの子会社9社につきましても、当社の連結子会社から異動します。
（注2）譲渡対価総額は、財務数値等を含む本譲渡契約記載の条件に基づき最終決定される予定であり、上記の金額
から変動する可能性があります。
（2）非継続事業の損益 (単位：百万円)
期 別 前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2018年6月30日 至 2019年6月30日
科 目 金 額 百分比 金 額 百分比
% %
売 上 高 32,575 100.0 28,183 100.0
売 上 原 価 24,870 76.3 22,148 78.6
売 上 総 利 益 7,705 23.7 6,035 21.4
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 2,659 8.2 2,585 9.2
試 験 研 究 開 発 費 2,503 7.7 2,457 8.7
営 業 利 益 2,543 7.8 993 3.5
その他費用（△収益）－純額－ △ 92 △ 0.3 24 0.1
非継続事業税引前四半期純利益 2,635 8.1 969 3.4
法 人 税 等 761 2.3 184 0.7
非 継 続 事 業 四 半 期 純 利 益 1,874 5.8 785 2.8
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3．補足情報
（1）連結業績概要
第 1 四 半 期 累 計 通 期
2019年3月期 2020年3月期 2020年3月期
前年同期比 2019年3月期 前期比
第1四半期 第1四半期 予想
売 上 高 百万円 177,559 160,037 90.1% 732,581 709,000 96.8%
営 業 利 益 百万円 17,066 10,032 58.8% 67,254 57,500 85.5%
（率） （%） (9.6%) (6.3%) (△3.3P) (9.2%) (8.1%) (△1.1P)
継続事業税引前四半期（当期）純利益 百万円 17,959 10,959 61.0% 65,912 52,500 79.7%
（率） （%） (10.1%) (6.8%) (△3.3P) (9.0%) (7.4%) (△1.6P)
当 社 株 主 に 帰 属 す る 百万円
四 半 期 ( 当 期 ) 純 利 益
14,678 8,540 58.2% 54,323 42,500 78.2%
1 株 当 た り 当 社 株 主 に 円 銭
帰属する四半期（当期）純利益
69円86銭 41円59銭 △28円27銭 260円78銭 206円95銭 △53円83銭
総 資 産 百万円 725,889 752,396 103.7% 749,878
株 主 資 本 百万円 513,787 521,176 101.4% 504,212
( 株 主 資 本 比 率 ) （%） (70.8%) (69.3%) (△1.5P) (67.2%)
1 株 当 た り 株 主 資 本 円 銭 2,450円51銭 2,537円85銭 +87円34銭 2,455円24銭
営 業 活 動 に よ る 百万円 18,113 17,159 △954 71,245
キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー
投 資 活 動 に よ る 百万円 △8,142 △6,275 +1,867 △34,957
キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー
財 務 活 動 に よ る 百万円 △13,580 △8,769 +4,811 △40,783
キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー
継続事業に係る四半期末現金及び 百万円 102,543 102,800 +257 103,850
現 金 同 等 物 残 高
（注1）連結子会社数は148社、持分法適用関連会社数は20社です。
（注2）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、2019年3月期第1四半期、2019年3月期および2020年3月期予想の
売上高、営業利益および継続事業税引前四半期（当期）純利益は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替えて
表示しております。
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（2）連結セグメント別売上高実績
（単位：億円）
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第1四半期累計 第1四半期累計
日 本 385 330 85.7%
米 州 92 78 84.5%
欧 州 209 183 87.6%
IAB 中 華 圏 230 202 87.5%
東南アジア 他 110 97 88.5%
直 接 輸 出 1 1 90.7%
計 1,028 891 86.7%
日 本 59 55 93.1%
米 州 44 38 84.8%
欧 州 47 40 85.9%
EMC 中 華 圏 86 65 75.2%
東南アジア 他 34 33 96.1%
直 接 輸 出 0 0 110.0%
計 270 230 85.2%
日 本 95 103 108.1%
米 州 ― ― ―
欧 州 ― ― ―
SSB 中 華 圏 0 1 162.2%
東南アジア 他 ― ― ―
直 接 輸 出 0 0 44.0%
計 96 104 108.1%
日 本 57 52 91.2%
米 州 62 59 95.0%
欧 州 51 45 89.1%
HCB 中 華 圏 82 93 114.2%
東南アジア 他 26 26 101.2%
直 接 輸 出 1 1 90.3%
計 279 277 99.3%
日 本 76 88 116.7%
米 州 ― ― ―
欧 州 ― ― ―
その他 中 華 圏 15 4 23.1%
東南アジア 他 ― ― ―
直 接 輸 出 1 ― 0.0%
計 92 92 100.2%
日 本 9 6 71.9%
米 州 ― ― ―
欧 州 ― ― ―
消去調整他 中 華 圏 ― ― ―
東南アジア 他 ― ― ―
直 接 輸 出 2 0 4.9%
計 11 7 58.6%
日 本 681 635 93.2%
米 州 198 174 87.8%
欧 州 307 269 87.6%
合計 中 華 圏 414 364 87.9%
東南アジア 他 169 156 92.0%
直 接 輸 出 6 3 45.3%
計 1,776 1,600 90.1%
（注1）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、2019年3月期第1四半期の連結セグメント
別売上高実績は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替えて表示しております。また、
EMC（電子部品事業）および消去調整他の2019年3月期第1四半期を組み替えて表示しております。
（注2）2018年10月における経営管理区分の見直しにより、その他事業（本社直轄事業）傘下の一部を
SSB（社会システム事業）に含めて開示しております。これに伴い、2019年3月期第1四半期を
新管理区分に組み替えて表示しております。
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オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第1四半期決算短信
（3）連結セグメント別営業利益実績
（単位：億円）
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第1四半期累計 第1四半期累計
IAB 170 133 77.9%
EMC 29 0 0.2%
SSB △21 △18 ―
HCB 39 34 86.4%
その他 △3 4 ―
消去調整他 △43 △53 ―
合計 171 100 58.8%
（注1）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、2019年3月期第1四半期の連結セグメント
別営業利益実績は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替えて表示しております。また、
EMC（電子部品事業）および消去調整他の2019年3月期第1四半期を組み替えて表示しております。
（注2）2018年10月における経営管理区分の見直しにより、その他事業（本社直轄事業）傘下の一部を
SSB（社会システム事業）に含めて開示しております。これに伴い、2019年3月期第1四半期を
新管理区分に組み替えて表示しております。
（4）期中平均レート実績
（1外貨当たり 円）
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第1四半期累計 第1四半期累計
米ドル 108.1 110.7 ＋2.6
ユーロ 129.9 123.6 △6.3
人民元 17.1 16.3 △0.8
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オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第1四半期決算短信
（5）連結セグメント別売上高予想
（単位：億円）
2020年3月期
2019年3月期 前年比
予想
日 本 1,547 1,505 97.3%
米 州 350 320 91.5%
欧 州 799 750 93.9%
IAB 中 華 圏 782 750 95.9%
東南アジア 他 438 450 102.8%
直 接 輸 出 3 5 152.0%
計 3,918 3,780 96.5%
日 本 232 230 99.2%
米 州 179 175 97.9%
欧 州 177 175 98.6%
EMC 中 華 圏 308 300 97.5%
東南アジア 他 135 130 96.5%
直 接 輸 出 1 ― ―
計 1,031 1,010 97.9%
日 本 738 815 110.5%
米 州 ― ― ―
欧 州 ― ― ―
SSB 中 華 圏 4 5 114.9%
東南アジア 他 ― ― ―
直 接 輸 出 8 10 121.5%
計 750 830 110.6%
日 本 269 285 105.9%
米 州 236 245 103.8%
欧 州 227 230 101.5%
HCB 中 華 圏 310 345 111.4%
東南アジア 他 107 120 112.2%
直 接 輸 出 6 5 78.1%
計 1,155 1,230 106.5%
日 本 355 305 85.9%
米 州 ― ― ―
欧 州 ― ― ―
その他 中 華 圏 61 15 24.4%
東南アジア 他 ― ― ―
直 接 輸 出 1 ― ―
計 417 320 76.7%
日 本 46 20 43.6%
米 州 ― ― ―
欧 州 ― ― ―
消去調整他 中 華 圏 ― ― ―
東南アジア 他 ― ― ―
直 接 輸 出 8 ― ―
計 54 20 37.2%
全社業績変動リスク ― △100 ―
日 本 3,187 3,160 99.2%
米 州 765 740 96.8%
欧 州 1,203 1,155 96.0%
中 華 圏 1,465 1,415 96.6%
合計
東南アジア 他 679 700 103.0%
直 接 輸 出 27 20 72.8%
全社業績変動リスク ― △100 ―
計 7,326 7,090 96.8%
（注1）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、2019年3月期および2020年3月期予想の
連結セグメント別売上高は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替えて表示しておりま
す。また、EMC（電子部品事業）および消去調整他の2019年3月期および2020年3月期予想を組
み替えて表示しております。
（注2）2018年10月における経営管理区分の見直しにより、その他事業（本社直轄事業）傘下の一
部をSSB（社会システム事業）に含めて開示しております。これに伴い、2019年3月期を新
管理区分に組み替えて表示しております。
（注3）当期（2020年3月期）における事業環境が不透明であることから、当社グループの売上高予
想には、当社グループ全体での業績リスクとして、売上高△100億円を織り込んでおります。
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オムロン㈱（6645）
2020年3月期 第1四半期決算短信
（6）連結セグメント別営業利益予想
（単位：億円）
2020年3月期
2019年3月期 前年比
予想
IAB 629 630 100.2%
EMC 82 85 104.1%
SSB 58 65 112.8%
HCB 130 140 107.4%
その他 △5 △10 ―
消去調整他 △221 △285 ―
全社業績変動リスク ― △50 ―
合計 673 575 85.5%
（注1）AEC（車載事業）を非継続事業に分類したことに伴い、2019年3月期および2020年3月期予想の
連結セグメント別営業利益は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替えて表示しており
ます。また、EMC（電子部品事業）および消去調整他の2019年3月期および2020年3月期予想を
組み替えて表示しております。
（注2）2018年10月における経営管理区分の見直しにより、その他事業（本社直轄事業）傘下の一
部をSSB（社会システム事業）に含めて開示しております。これに伴い、2019年3月期を新
管理区分に組み替えて表示しております。
（注3）当期（2020年3月期）における事業環境が不透明であることから、当社グループの営業利益予
想には、当社グループ全体での業績リスクとして、営業利益△50億円を織り込んでおります。
（7）期中平均レート予想
（1外貨当たり 円）
2020年3月期
2019年3月期 前年比
予想
米ドル 110.7 108.7 △2.0
ユーロ 128.8 123.1 △5.7
人民元 16.5 16.2 △0.3
－18－