6645 オムロン 2020-10-29 15:05:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔米国基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔米国基準〕(連結)
2020 年 10 月 29 日
上 場 会 社 名 オムロン株式会社 上場取引所 東証 市場第一部
コ ー ド 番 号
6645 URL https://www.omron.co.jp/
代 表 者
役 職 名 代表取締役社長 CEO
氏 名 山 田 義 仁
問 合 せ 先 責 任 者 役 職 名 執行役員 グローバル理財本部長 TEL (075)344-7070
氏 名 大 上 高 充
四半期報告書提出予定日 2020 年 11 月 13 日 配当支払開始予定日 2020年12月2日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有・無
四半期決算説明会開催の有無 : 有・無 (投資家向けウェブおよび電話説明会 10月29日開催)
(百万円未満四捨五入)
1. 2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日 ~ 2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は対前年同四半期増減率)
継続事業 当社株主に帰属する
売上高 営業利益
税引前四半期純利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 301,276 △8.8 24,723 △3.9 26,308 △4.2 19,195 0.6
2020年3月期第2四半期 330,229 △6.4 25,731 △19.2 27,449 △12.9 19,082 △27.8
(注1)四半期包括利益 2021年3月期第2四半期 21,983 百万円( 5.5 %) 2020年3月期第2四半期 20,832 百万円( △30.7 %)
(注2)2020年3月期第2四半期の当社株主に帰属する四半期純利益には、非継続事業(2019年10月31日に譲渡したオートモーティブエレクトロニック
コンポーネンツビジネス(AEC、車載事業))にかかる非継続事業四半期純損失を含めています。なお、非継続事業四半期純損失を除いて算
定した2020年3月期第2四半期の当社株主に帰属する四半期純利益は22,446百万円であり、これをもとに算定した2021年3月期第2四半
期における対前年同四半期増減率は△14.5%です。
1株当たり当社株主に 潜在株式調整後1株当たり当社
帰属する四半期純利益 株主に帰属する四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 95 16 ―
2020年3月期第2四半期 92 92 ―
(注)2020年3月期第2四半期の1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益には、非継続事業四半期純損失を含めています。なお、非継続
事業四半期純損失を除いて算定した2020年3月期第2四半期の1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益は109円30銭です。
(2)連結財政状態
資本合計
総 資 産 株主資本 株主資本比率
(純資産)
百万円 百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 752,356 544,766 542,650 72.1
2020年3月期 758,124 532,589 530,415 70.0
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 ― 42 00 ― 42 00 84 00
2021年3月期 ― 42 00
2021年3月期(予想) ― 42 00 84 00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有・無
未定としていました2021年3月期の第2四半期末配当金を42円に決定しました。なお、期末配当と合わせた年間配当予想は変更してい
ません。詳細は、添付資料5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (4)剰余金の配当(中間配当)の決定および期末配当予想
の修正」をご覧ください。
3. 2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日 ~ 2021年3月31日) (%表示は対前期増減率)
継続事業 1株当たり
当社株主に帰属する
売上高 営業利益 税引前
当期純利益
当社株主に帰属する
当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 620,000 △8.6 40,000 △27.0 35,000 △32.5 24,000 △68.0 118 99
(注1)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有・無
詳細は、添付資料4ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くだ
さい。
(注2)当社株主に帰属する当期純利益の対前期増減率の算定に使用した前期(2020年3月期)の当社株主に帰属する当期純利益には、非継
続事業当期純利益を含めています。なお、非継続事業当期純利益を除いて算定した当社株主に帰属する当期純利益の対前期増減率は
△38.7%となります。
オムロン㈱(6645)
2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.2
(1)経営成績に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.2
(2)財政状態に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.4
(4)剰余金の配当(中間配当)の決定および期末配当予想の修正・・・・・・・・・・・・・・P.5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.6
(1)四半期連結貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.11
(継続企業の前提に関する注記)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.11
(会計上の見積りの変更)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.11
(セグメント情報)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.12
3.補足情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.13
(1)連結業績概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.13
(2)連結セグメント別売上高実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.14
(3)連結セグメント別営業利益実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.15
(4)期中平均為替レート実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.15
(5)連結セグメント別売上高予想・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.16
(6)連結セグメント別営業利益予想・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.16
(7)期中平均為替レート予想・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.16
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オムロン㈱(6645)
2021 年 3 月期 第 2 四半期決算短信
1. 当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
○ 全般的概況
当第 2 四半期連結累計期間(2020 年 4 月~9 月)における当社グループを取り巻く事業環境は、
厳しい状況が継続しました。新型コロナウイルス感染症の拡大や米中貿易摩擦の継続などによりグ
ローバルに需要が減衰しました。その中でも、当社の主要顧客である製造業においては、各国の景
気刺激策などにより一部のエリアや業種で事業環境の改善が見られ、設備投資の機会を的確に捉え
ました。また、ヘルスケア事業においては、新型コロナウイルス感染症の拡大で健康管理や疾病予
防の意識が高まる中、血圧計や体温計の需要増に対して生産能力の増強などでスピーディに対応し
ました。
売上高は前年同期比で減少しましたが、商品力の強化や構造改革などに継続して取り組み、売上
総利益率を向上させました。また、有事モードとして期初からスタートさせた年間 200 億円規模の
固定費削減の運営は、計画どおりに進行しています。これらの寄与はあるものの、営業利益は円高
による為替の影響があり前年同期比で減少しました。
当第 2 四半期の業績結果は以下のとおりです。
2020 年 3 月期 2021 年 3 月期
増減率
第 2 四半期連結累計期間 第 2 四半期連結累計期間
売 上 高 3,302 億円 3,013 億円 △8.8%
売 上 総 利 益 1,488 億円 1,364 億円 △8.3%
(売上総利益率) (45.0%) (45.3%) (+0.2P)
営 業 利 益 257 億円 247 億円 △3.9%
(営業利益率) (7.8%) (8.2%) (+0.4P)
継続事業
274 億円 263 億円 △4.2%
税引前四半期純利益
当社株主に帰属する
191 億円 192 億円 +0.6%
四 半 期 純 利 益
米ドル平均レート 109.2 円 106.9 円 △2.3 円
ユーロ平均レート 122.0 円 120.9 円 △1.1 円
人民元平均レート 15.9 円 15.2 円 △0.7 円
(注) 2020 年 3 月期第 2 四半期累計期間の当社株主に帰属する四半期純利益には、非継続事業四半期純損失を含めてい
ます。なお、非継続事業四半期純損失を除いて算定した 2020 年 3 月期第 2 四半期累計期間の当社株主に帰属する
四半期純利益は 224 億円であり、これをもとに算定した増減率は△14.5%です。
○ セグメント別の状況
IAB(制御機器事業)
2020 年 3 月期 2021 年 3 月期
増減率
第 2 四半期連結累計期間 第 2 四半期連結累計期間
外部顧客に対する
1,779 億円 1,649 億円 △7.3%
売 上 高
営 業 利 益 276 億円 264 億円 △4.4%
<売上高の状況>
デジタル業界における半導体、二次電池、スマートフォン関連の設備投資が特に中国・韓
国でいち早く回復し、また、マスクを中心としたコロナ対策関連の設備投資がグローバルで
拡大し、これらの需要の増加を的確に捉えました。一方で、新型コロナウイルス感染症の拡
大によってグローバルで経済活動の停滞が続いており、特に、自動車業界では設備投資の抑
制が継続しました。これらに加えて、円高による為替の影響もあり、売上高は前年同期比で
減少しました。
<営業利益の状況>
売上高の減少および円高の影響により、営業利益は前年同期比で減少しました。
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オムロン㈱(6645)
2021 年 3 月期 第 2 四半期決算短信
EMC(電子部品事業)
2020 年 3 月期 2021 年 3 月期
増減率
第 2 四半期連結累計期間 第 2 四半期連結累計期間
外部顧客に対する
459 億円 388 億円 △15.4%
売 上 高
営 業 利 益 7 億円 3 億円 △51.7%
<売上高の状況>
第 1 四半期にはロックダウンの影響を受けて需要が大きく減退しましたが、第 2 四半期に
入ってグローバルで顧客の生産活動や販売活動が再開されて需要は底打ちとなりました。特
に、中国での需要は前年同期並みに戻りました。売上高は、新商品の売上拡大に注力しまし
たが、第 1 四半期での落ち込みが影響して前年同期比では大きく減少しました。
<営業利益の状況>
構造改革の成果は出ているものの、売上高の減少および円高の影響を受け、営業利益は前
年同期比で減少しました。
SSB(社会システム事業)
2020 年 3 月期 2021 年 3 月期
増減率
第 2 四半期連結累計期間 第 2 四半期連結累計期間
外部顧客に対する
464 億円 374 億円 △19.4%
売 上 高
営業利益(△損失) 19 億円 △12 億円 -
(注) 環境事業の SSB への移管およびバックライト事業の収束により、2021 年 3 月期より、その他」
「 の事業セグメントを
「SSB」
の事業セグメントおよび「消去調整他」に含め、IAB、EMC、SSB、HCB の 4 セグメントで開示しています。これに
伴い、2020 年 3 月期第 2 四半期連結累計期間を新管理区分に組み替えて表示しています。
<売上高の状況>
駅務システム事業では、第 2 四半期には新型コロナウイルス感染症の影響によって顧客の
投資抑制が顕在化し、需要は低調に推移しました。エネルギーコンポ事業においても、社会
活動自粛の影響を受けて蓄電システムの販売が低調に推移しました。これらの結果、売上高
は前年同期比で大きく減少しました。
<営業利益の状況>
固定費を抑制しましたが、売上高の減少幅が大きく、営業利益は前年同期比で大きく減少
しました。
HCB(ヘルスケア事業)
2020 年 3 月期 2021 年 3 月期
増減率
第 2 四半期連結累計期間 第 2 四半期連結累計期間
外部顧客に対する
546 億円 575 億円 +5.3%
売 上 高
営 業 利 益 69 億円 106 億円 +54.1%
<売上高の状況>
新型コロナウイルス感染症の拡大により健康管理、疾病予防意識が高まり、グローバルで
血圧計、体温計の需要が増加しました。また、外出自粛や店舗の休業によりオンラインへの
シフトが顕著となりました。これらに対応して、生産能力の増強やオンライン・マーケティ
ングの強化を柔軟かつ迅速に実行しました。これらの結果、売上高は前年同期比で増加しま
した。
<営業利益の状況>
売上高の増加および固定費の抑制により、営業利益は前年同期比で大きく増加しました。
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2021 年 3 月期 第 2 四半期決算短信
(2) 財政状態に関する説明
○ 財政状態
当社グループは、持続的な企業価値向上に向けた投資を実行するとともに、資本効率を重視し
た ROIC 経営を継続しています。
当第 2 四半期連結会計期間末の資産の部は、前連結会計年度末に比べ 58 億円減少して、7,524
億円となりました。当四半期累計期間は新型コロナウイルス感染症による影響の中、受取手形及び
売掛金については、グローバルで債権管理を強化、着実に回収を実行しています。たな卸資産につ
いては、需要変化に対応した適正な水準を維持しています。また、有形固定資産は将来の成長に向
け必要な投資を厳選して実行しました。
負債の部は、支払手形及び買掛金・未払金や未払費用の減少などにより、前連結会計年度末に
比べ 179 億円減少して、2,076 億円となりました。純資産の部は当社株主に帰属する四半期純利益
の計上などにより、前連結会計年度末に比べ 122 億円増加して、5,448 億円となりました。
以上より、株主資本比率は前連結会計年度の 70.0%から 72.1%となり、強固な財務基盤が維持さ
れています。手元現預金は 2,091 億円を保有しており、加えて金融機関との間で 300 億円のコミッ
トメントライン契約を締結しています。また、格付け機関から長期発行体格付けとして「安定的」
の高格付けを維持しており、高い資金調達力を確保しています。新型コロナウイルス感染症による
不透明な事業環境下においても、グローバルで金融機関との良好な関係を維持しながら、資金流動
性と調達力を確保してまいります。
○ キャッシュ・フローの状況
当第 2 四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
四半期純利益や運転資金の効率的な運用により 457 億円の収入(前年同期比 93 億円の収入増)
となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
将来の成長に向け必要な投資を厳選して実行し 100 億円の支出(前年同期比 49 億円の支出減)
となりました。
なお、当連結会計期間の営業活動によるキャッシュ・フローの金額から投資活動によるキャッ
シュ・フローを控除したフリーキャッシュ・フローの金額は 357 億円(前年同期比 142 億円の収
入増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払いや、資本効率の向上・株主への利益還元の充実を目的とした自己株式の取得な
どにより、120 億円の支出(前年同期比 30 億円の支出増)となりました。
以上の結果、 現金及び現金同等物の当第 2 四半期連結会計期間末残高は前連結会計年度末に比べ
236 億円増加し、2,091 億円となりました。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第 2 四半期連結累計期間の業績は第 1 四半期時点の見通しよりも上振れしたものの、第 3 四半
期以降は新型コロナウイルス感染症の再拡大や米中貿易摩擦の継続によってグローバルに不透明な
状況が継続すると想定しており、第 1 四半期時点の厳しい見方を変更していません。IAB(制御機器
事業)では、自動車業界を中心に厳しい事業環境が継続すると見込んでいます。デジタル業界にお
いては中国や韓国を中心に投資が一服するものの、基調は底堅く推移すると見ています。EMC(電子
部品事業)では、民生向けが緩やかな回復を見込む一方、車載向けは引き続き低調と見ています。
SSB(社会システム事業)では鉄道業界の投資抑制が継続すると見込んでいます。HCB(ヘルスケア
事業)では体温計や血圧計の堅調な需要や店舗販売の緩やかな回復を見込んでいます。
当社グループにおいては、厳しい環境の中でも需要の変化を的確に捉えるべく営業活動を強化し
ていきます。また、継続的な商品力の強化や構造改革など売上総利益率の向上に取り組みます。年
間 200 億円規模の固定費削減については、期初の計画通りに完遂するとともに、アフターコロナを
見据えた将来の成長に不可欠な投資も継続します。
これらの結果、通期業績予想を以下のとおりとします。なお、第 3 四半期以降の前提為替レート
は1米ドル 105 円、1ユーロ 124 円、1人民元 15.2 円です。
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オムロン㈱(6645)
2021 年 3 月期 第 2 四半期決算短信
継続事業 当社株主に 1株当たり
売上高 営業利益 税引前 帰属する 当社株主に帰属
当期純利益 当期純利益 する当期純利益
前回発表予想(A) 5,900 億円 300 億円 250 億円 165 億円 81 円 81 銭
今回修正予想(B) 6,200 億円 400 億円 350 億円 240 億円 118 円 99 銭
増減額(B-A) +300 億円 +100 億円 +100 億円 +75 億円 -
増減率(%) +5.1% +33.3% +40.0% +45.5% -
(ご参考)
前期実績 6,780 億円 548 億円 518 億円 749 億円 365 円 26 銭
(2020 年 3 月期)
(注) 前期実績(2020 年 3 月期)の当社株主に帰属する当期純利益および 1 株当たり当社株主に帰属する当期純利益には、非
継続事業にかかる非継続事業当期純利益(AEC の売却益を含む)を含めています。なお、非継続事業当期純利益を除い
て算定した前期実績(2020 年 3 月期)の当社株主に帰属する当期純利益は 392 億円、1 株当たり当社株主に帰属する当
期純利益は 191 円 00 銭です。
(4) 剰余金の配当(中間配当)の決定および期末配当予想の修正
当社は、2020 年 7 月 28 日に公表しました「2021 年 3 月期 第 1 四半期決算短信〔米国基準〕
(連
結)
」において、未定としていました 2021 年 3 月期の第 2 四半期末および期末の配当金について、
以下のとおり決定および修正しましたので、お知らせします。
○ 剰余金の配当(中間配当)の決定の内容
直 近 の 配 当 予 想 前 期 実 績
決 定 額
(2020 年 7 月 28 日公表) (2020 年 3 月期中間配当)
基 準 日 2020 年 9 月 30 日 同左 2019 年 9 月 30 日
1株当たり配当金 42 円 00 銭 ― 42 円 00 銭
配 当 金 の 総 額 8,502 百万円 ― 8,657 百万円
効 力 発 生 日 2020 年 12 月 2 日 ― 2019 年 12 月 3 日
配 当 原 資 利益剰余金 ― 利益剰余金
○ 年間・期末配当予想の修正の内容
1 株 当 た り 配 当 金
基 準 日 第 2 四 半 期 末 期 末 年 間
前 回 発 表 予 想
― ― 84 円 00 銭
(2020 年 7 月 28 日発表)
今 回 修 正 予 想 ― 42 円 00 銭 84 円 00 銭
当 期 実 績
42 円 00 銭 ― ―
(2021 年 3 月期)
前 期 実 績
42 円 00 銭 42 円 00 銭 84 円 00 銭
(2020 年 3 月期)
○ 理由
当社は、株主還元方針に定めているとおり、企業価値の持続的な向上を目指し、将来の成長に必
要な研究開発、設備投資、M&A などの投資を優先し、そのための内部留保を確保したうえで、資本効
率を勘案し、 安定的、継続的に株主の皆さまへ還元を図っています。 また、 中期経営計画(呼称 VG2.0)
期間は配当性向 30%程度および DOE 3%程度を目安として、利益還元に努めています。
当期は、業績状況を鑑み、DOE 基準ならびに過去の配当額の水準も考慮したうえで、安定的・継続
的な配当とするため、2021 年 3 月期の年間配当予想は前回発表予想の 84 円(前期と同額)から変更
していません。また、2021 年 3 月期の中間配当および期末配当予想は、それぞれ年間配当予想の半
額の 42 円(ともに前期と同額)としました。
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オムロン㈱(6645)
2021年3月期 第2四半期決算短信
(4) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更)
2021年3月期より、有形固定資産の減価償却方法についてこれまで定率法を採用していた当社および国内連結子会社につきまし
て、定額法に変更しています。
当社グループは、これまで、2011年にスタートした長期ビジョン「Value Generation 2020」および中期経営計画(VG2.0)の
成長戦略に基づき、注力ドメインであるIAB(制御機器事業)、HCB(ヘルスケア事業)およびSSB(社会システム事業)を中心に
生産・開発拠点への投資を実施しており、前連結会計年度には、当社野洲事業所及び桂川事業所の増築やオムロンヘルスケア株
式会社松阪工場の建替えを行いました。また、EMC(電子部品事業)では、グローバル生産体制の構築のために生産拠点統廃合や
生産ラインの集約などを進めました。さらには、AEC(車載事業)の売却などによる事業ポートフォリオの見直しも進めてきまし
た。これらの結果、今後、当社および国内連結子会社における設備の安定的な稼働と、設備投資や修繕維持費の平準化が見込まれ
ます。
以上の状況を契機として、定額法による減価償却方法が、安定的な設備の稼働が見込まれる有形固定資産の使用実態をより適切
に反映する方法であると判断し、変更を実施しました。なお、この減価償却方法の変更については、FASB会計基準書250「会計上
の変更及び誤謬の修正」に基づき会計上の見積りの変更として取扱い、変更による影響は将来にわたり認識されます。
この変更により、従来と比較して当第2四半期連結累計期間の減価償却費は873百万円減少し、当社株主に帰属する四半期純利
益および1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益は、それぞれ651百万円および3円23銭増加しました。
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2021年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報)
[事業の種類別セグメント情報]
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) (単位:百万円)
IAB EMC SSB HCB 計 消去調整他 連結
売 上 高
(1)外部顧客に対する売上高 177,908 45,889 46,425 54,622 324,844 5,385 330,229
(2)セグメント間の内部売上高 2,703 22,568 4,662 284 30,217 △ 30,217 -
計 180,611 68,457 51,087 54,906 355,061 △ 24,832 330,229
営 業 費 用 153,032 67,790 49,231 48,019 318,072 △ 13,574 304,498
営 業 利 益 ( △ 損 失 ) 27,579 667 1,856 6,887 36,989 △ 11,258 25,731
(注) 環境事業のSSBへの移管およびバックライト事業の収束により、2021年3月期より、「その他」の事業セグメントを「SSB」
の事業セグメントおよび「消去調整他」に含め、IAB、EMC、SSB、HCBの4セグメントで開示しています。これに伴い、
前第2四半期連結累計期間を新管理区分に組み替えて表示しています 。
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日) (単位:百万円)
IAB EMC SSB HCB 計 消去調整他 連結
売 上 高
(1)外部顧客に対する売上高 164,914 38,830 37,411 57,497 298,652 2,624 301,276
(2)セグメント間の内部売上高 2,330 20,872 3,765 186 27,153 △ 27,153 -
計 167,244 59,702 41,176 57,683 325,805 △ 24,529 301,276
営 業 費 用 140,878 59,380 42,365 47,072 289,695 △ 13,142 276,553
営 業 利 益 ( △ 損 失 ) 26,366 322 △ 1,189 10,611 36,110 △ 11,387 24,723
(注) 当社グループでは、有形固定資産の減価償却方法について、2021年3月期より、当社および国内連結子会社につきま
して、従来の定率法から定額法に変更しています。この変更による営業費用の前期比減少額(IAB 185百万円、EMC
163百万円、SSB 124百万円、HCB 143百万円、消去調整他258百万円、合計873百万円)につきましては、 各事業セ
グメントに配賦せず、全額を消去調整他に計上しています。
[所在地別売上高]
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) (単位:百万円)
IAB EMC SSB HCB 計 消去調整他 連結
主たる地域市場(外部顧客)
日本 68,368 11,357 46,278 11,740 137,743 4,657 142,400
米州 16,189 7,269 - 10,917 34,375 - 34,375
欧州 35,279 7,733 - 9,694 52,706 - 52,706
中華圏 37,890 13,126 125 16,710 67,851 717 68,568
東南アジア他 20,057 6,351 - 5,310 31,718 - 31,718
直接輸出 125 53 22 251 451 11 462
計 177,908 45,889 46,425 54,622 324,844 5,385 330,229
(注) 環境事業のSSBへの移管およびバックライト事業の収束により、2021年3月期より、「その他」の事業セグメントを「SSB」
の事業セグメントおよび「消去調整他」に含め、IAB、EMC、SSB、HCBの4セグメントで開示しています。これに伴い、
前第2四半期連結累計期間を新管理区分に組み替えて表示しています 。
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日) (単位:百万円)
IAB EMC SSB HCB 計 消去調整他 連結
主たる地域市場(外部顧客)
日本 59,990 9,437 37,262 13,440 120,129 2,271 122,400
米州 13,508 5,689 - 11,495 30,692 - 30,692
欧州 28,901 5,706 - 10,482 45,089 - 45,089
中華圏 43,352 13,248 124 15,929 72,653 341 72,994
東南アジア他 19,109 4,693 - 5,945 29,747 - 29,747
直接輸出 54 57 25 206 342 12 354
計 164,914 38,830 37,411 57,497 298,652 2,624 301,276
(注)日本以外の区分に属する主な国または地域
(1) 米州………………米国・カナダ・ブラジル
(2) 欧州………………オランダ・英国・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン
(3) 中華圏……………中国・香港・台湾
(4) 東南アジア他……シンガポール・韓国・インド・豪州
(5) 直接輸出…………直送輸出取引
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オムロン㈱(6645)
2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)連結セグメント別売上高実績
(単位:億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第2四半期累計 第2四半期累計
日 本 684 600 87.7%
米 州 162 135 83.4%
欧 州 353 289 81.9%
IAB 中 華 圏 379 434 114.4%
東南アジア 他 201 191 95.3%
直 接 輸 出 1 1 43.2%
計 1,779 1,649 92.7%
日 本 114 94 83.1%
米 州 73 57 78.3%
欧 州 77 57 73.8%
EMC 中 華 圏 131 132 100.9%
東南アジア 他 64 47 73.9%
直 接 輸 出 1 1 107.5%
計 459 388 84.6%
日 本 463 373 80.5%
米 州 ― ― ―
欧 州 ― ― ―
SSB 中 華 圏 1 1 99.2%
東南アジア 他 ― ― ―
直 接 輸 出 0 0 113.6%
計 464 374 80.6%
日 本 117 134 114.5%
米 州 109 115 105.3%
欧 州 97 105 108.1%
HCB 中 華 圏 167 159 95.3%
東南アジア 他 53 59 112.0%
直 接 輸 出 3 2 82.1%
計 546 575 105.3%
日 本 47 23 48.8%
米 州 ― ― ―
欧 州 ― ― ―
消去調整他 中 華 圏 7 3 47.6%
東南アジア 他 ― ― ―
直 接 輸 出 0 0 109.1%
計 54 26 48.7%
日 本 1,424 1,224 86.0%
米 州 344 307 89.3%
欧 州 527 451 85.5%
合計 中 華 圏 686 730 106.5%
東南アジア 他 317 297 93.8%
直 接 輸 出 5 4 76.6%
計 3,302 3,013 91.2%
(注) 環境事業のSSBへの移管およびバックライト事業の収束により、2021年3月期より、「その他」の
事業セグメントを「SSB」の事業セグメントおよび「消去調整他」に含め、IAB、EMC、SSB、
HCBの4セグメントで開示しています。これに伴い、2020年3月期第2四半期累計を新管理区分
に組み替えて表示しています。
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オムロン㈱(6645)
2021年3月期 第2四半期決算短信
(3)連結セグメント別営業利益実績
(単位:億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第2四半期累計 第2四半期累計
IAB 276 264 95.6%
EMC 7 3 48.3%
SSB 19 △12 ―
HCB 69 106 154.1%
消去調整他 △113 △114 ―
合計 257 247 96.1%
(注) 環境事業のSSBへの移管およびバックライト事業の収束により、2021年3月期より、「その他」の
事業セグメントを「SSB」の事業セグメントおよび「消去調整他」に含め、IAB、EMC、SSB、
HCBの4セグメントで開示しています。これに伴い、2020年3月期第2四半期累計を新管理区分
に組み替えて表示しています。
(4)期中平均為替レート実績
(1外貨当たり 円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第2四半期累計 第2四半期累計
米ドル 109.2 106.9 △2.3
ユーロ 122.0 120.9 △1.1
人民元 15.9 15.2 △0.7
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オムロン㈱(6645)
2021年3月期 第2四半期決算短信
(5)連結セグメント別売上高予想
(単位:億円)
2021年3月期
2020年3月期 前期比
予想
IAB 3,528 3,220 91.3%
EMC 884 810 91.7%
SSB 1,160 930 80.2%
HCB 1,120 1,190 106.3%
消去調整他 89 50 56.5%
合計 6,780 6,200 91.4%
(注) 環境事業のSSBへの移管およびバックライト事業の収束により、2021年3月期より、「その他」の
事業セグメントを「SSB」の事業セグメントおよび「消去調整他」に含め、IAB、EMC、SSB、
HCBの4セグメントで開示しています。これに伴い、2020年3月期を新管理区分に組み替えて
表示しています。
(6)連結セグメント別営業利益予想
(単位:億円)
2021年3月期
2020年3月期 前期比
予想
IAB 536 440 82.1%
EMC 9 10 108.9%
SSB 109 50 46.1%
HCB 135 170 125.8%
消去調整他 △241 △270 ―
合計 548 400 73.0%
(注) 環境事業のSSBへの移管およびバックライト事業の収束により、2021年3月期より、「その他」の
事業セグメントを「SSB」の事業セグメントおよび「消去調整他」に含め、IAB、EMC、SSB、
HCBの4セグメントで開示しています。これに伴い、2020年3月期を新管理区分に組み替えて
表示しています。
(7)期中平均為替レート予想
(1外貨当たり 円)
2021年3月期
2020年3月期 前期比
予想
米ドル 109.1 105.9 △3.2
ユーロ 121.2 122.5 +1.3
人民元 15.7 15.2 △0.5
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