6638 Mimaki 2021-05-11 15:00:00
2021年3月期 決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月11日
上場会社名 株式会社ミマキエンジニアリング 上場取引所 東
コード番号 6638 URL https://ir.mimaki.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)池田 和明
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営企画本部長 (氏名)清水 浩司 TEL 0268-80-0058
定時株主総会開催予定日 2021年6月30日 配当支払開始予定日 2021年6月16日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月30日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 48,722 △12.3 △509 - 366 △61.3 △301 -
2020年3月期 55,557 0.2 1,353 △55.0 946 △64.2 △777 -
(注)包括利益 2021年3月期 172百万円 (-%) 2020年3月期 △1,829百万円 (-%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 △10.21 - △1.9 0.7 △1.0
2020年3月期 △26.24 - △4.5 1.7 2.4
(参考)持分法投資損益 2021年3月期 23百万円 2020年3月期 △77百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 50,838 16,213 31.8 548.10
2020年3月期 54,221 16,033 29.2 537.72
(参考)自己資本 2021年3月期 16,165百万円 2020年3月期 15,859百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 6,634 15 △7,315 10,683
2020年3月期 823 △368 △431 10,988
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当率
(合計) (連結) (連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 7.50 - 0.00 7.50 221 - 1.3
2021年3月期 - 0.00 - 7.50 7.50 221 - 1.4
2022年3月期(予想) - 7.50 - 7.50 15.00 37.8
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 26,600 27.5 640 - 430 - 310 - 10.51
通期 56,000 14.9 2,050 - 1,640 347.6 1,170 - 39.67
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 32,040,000株 2020年3月期 32,040,000株
② 期末自己株式数 2021年3月期 2,545,767株 2020年3月期 2,545,767株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 29,494,233株 2020年3月期 29,648,797株
(参考)個別業績の概要
2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 32,701 △15.2 △657 - △353 - △860 -
2020年3月期 38,558 △7.3 262 △86.8 40 △97.7 △42 -
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 △29.18 -
2020年3月期 △1.45 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 45,174 15,338 33.9 518.91
2020年3月期 50,475 16,183 32.0 547.77
(参考)自己資本 2021年3月期 15,304百万円 2020年3月期 16,156百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注意
事項等については、添付資料P5「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
㈱ミマキエンジニアリング(6638)2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 13
(偶発債務) ………………………………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 14
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 15
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 15
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1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における世界経済は、第1四半期は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受け、過去に類
を見ない景気低迷に見舞われましたが、第2四半期に入り各国の景気回復に向けた政策の効果もあり、国や地域によ
り濃淡はあるものの緩やかな回復傾向となりました。しかしながら、第3四半期後半から再び全世界で感染が拡大傾
向となり、第4四半期には強い感染力を持つ変異株が世界各地でまん延する中、各国政府による外出制限等の規制強
化や延長措置に伴い経済活動に停滞がみられるなど、総じて厳しい環境が継続いたしました。国内外で開始されたワ
クチン接種の進捗による社会・経済活動の回復への期待感も強まってはいるものの、今後の経済見通しには依然不透
明感が拭えず、予断を許さない状況が継続しています。
このような環境の中、当連結会計年度を通して新型コロナウイルス感染症拡大に伴う景気低迷の影響を受け、顧客
における設備投資の抑制やプリント需要の大幅な減退等により、当社グループの売上高に多大な影響をもたらしまし
た。一方で、第4四半期を顧みますと、第1四半期をボトムとして顧客の需要が回復の傾向にあるなか、売上高は第
3四半期に引き続き改善の方向に動いております。
これに対し、当社では、お客様と社員の安全を第一に感染症拡大防止のための施策を実施しつつ、Webを活用した
オンラインによる製品デモンストレーションや展示会、商談など、工夫を凝らした営業活動に精力的に取り組むとと
もに、コロナ禍の影響により変化する市場や顧客のニーズに対応する新製品を順次発表・投入するなど、売上高の回
復に努めてまいりました。加えて、将来の業績のV字回復を実現するために、第2四半期までに当社グループの事業
体質強化を目的とした各種構造改革施策を実施した結果、第3四半期及び第4四半期の連結損益は黒字を確保いたし
ました。
また、当社グループでは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う世界的な景気低迷の影響と、これに伴う市場ニ
ーズや顧客の志向変化を踏まえ、withコロナ、afterコロナの時代を見据えて、従来の取り組みを根本的に見直す必
要があるとの判断に至り、2025年度をゴールとした新中長期成長戦略「Mimaki V10」を策定し、2020年12月に発表い
たしました。この「Mimaki V10」では、売上高成長を追求するだけでなく、高い収益を継続的に生み出すとともに、
財務基盤を強化して、持続可能な成長に向けた強靭な企業基盤を構築したうえで、2025年度までに営業利益率10%を
達成することを経営方針と定め、全社一丸となって取り組んでまいります。
当連結会計年度における当社グループの売上高は487億22百万円(前連結会計年度比12.3%減)、営業損失は5億
9百万円(前連結会計年度は営業利益13億53百万円)、経常利益は3億66百万円(前連結会計年度比61.3%減)、親
会社株主に帰属する当期純損失は3億1百万円(前連結会計年度は当期純損失7億77百万円)となりました。なお、
当連結会計年度における主要な為替レートは、1米ドル=106.06円(前年同期 108.75円)、1ユーロ=123.70円
(前年同期 120.83円)で推移いたしました。
当連結会計年度における各科目別の経営成績及びその分析は、次のとおりであります。
①売上高
売上高は487億22百万円(前連結会計年度比12.3%減)で、エリア別(セグメント別)売上高の詳細は次のとおり
であります。
(日本・アジア・オセアニア)
売上高は241億40百万円(同12.7%減)であります。コロナ禍影響からの回復が比較的早かった中国では、第2四
半期以降販売が順調に回復し、通年では主力のSG市場向けを中心に前期を上回り、またオーストラリアも期間を通じ
て好調に推移しました。一方で、この両国以外のアジア・オセアニア及び日本では、需要は徐々に戻りつつあります
が、その足取りは鈍い状況が継続しています。以上の結果、当セグメントは大幅な減収となりました。
(北・中南米)
売上高は104億97百万円(同12.4%減)であります。北米では、第1四半期は設備投資の抑制等により販売が大幅
に減少しましたが、第2四半期以降は順調に回復して各四半期で前年同期を上回り、通年では前年同期並みの売上高
となりました。一方で、ブラジルを含む中南米では、期間を通じて景気低迷の影響を大きく受け、売上高は前期を大
幅に下回りました。また、為替が中南米通貨やドルが前期より円高で推移したことも、減収要因となりました。以上
の結果、当セグメントは大幅な減収となりました。
(欧州・中東・アフリカ)
売上高は140億84百万円(同11.5%減)であります。第2四半期以降は、国により濃淡はあるものの全般に回復基
調が続いており、足下の第4四半期ではドイツ、イギリス、イタリア、フランス等の主要国で売上高は前年同期を上
回りましたが、第1四半期における欧州主要国での厳しい外出規制等による深刻な景気低迷の影響を大きく受けたこ
とから、当セグメントは大幅な減収となりました。
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また、市場別売上高の詳細は次のとおりであります。
(SG(サイングラフィックス)市場向け)
売上高は201億21百万円(前連結会計年度比8.4%減)であります。コロナ禍により全世界的に各種展示会・イベン
ト等の中止や延期によるサイネージプリント需要低迷等の影響を受け、減収となりました。一方で、顧客における印
刷需要の回復や、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための注意喚起サインなどの新たな需要増加等もあり、第2
四半期以降は回復の傾向が表れ、第3四半期、第4四半期ともに前年同期比で増収となりました。
(IP(インダストリアルプロダクツ)市場向け)
売上高は126億66百万円(同15.9%減)であります。世界的な消費低迷の影響により、工業製品やノベルティグッ
ズ等のプリント需要が低迷し、大幅な減収となりましたが、第2四半期以降は顧客の需要回復に伴い減収幅は改善
し、足下の第4四半期では前年同期比増収となりました。
(TA(テキスタイル・アパレル)市場向け)
売上高は44億27百万円(同24.9%減)であります。世界的な経済活動自粛や外出規制等の影響を受け、テキスタイ
ル・アパレル市場の需要が縮小したことから、顧客の稼働率低迷により本体・インクとも販売が減少し、大幅な減収
となりました。なお、第2四半期以降は世界的な経済活動回復の動きを受け、徐々に改善の方向にあります。
(FA(ファクトリーオートメーション)事業)
売上高は36億63百万円(同16.9%減)であります。自動車関連向け等受注が堅調な分野もあるものの、事業全般に
景気低迷の影響を受け、大幅な減収となりました。
[市場別売上高]
売上高(千円) 構成比率(%) 対前期増減率(%)
S G 市 場 向 け 20,121,268 41.3 △8.4
I P 市 場 向 け 12,666,863 26.0 △15.9
T A 市 場 向 け 4,427,711 9.1 △24.9
F A 事 業 3,663,203 7.5 △16.9
そ の 他 7,843,883 16.1 △4.5
合 計 48,722,930 100.0 △12.3
[品目別売上高]
売上高(千円) 構成比率(%) 対前期増減率(%)
製 品 本 体 19,583,724 40.2 △20.4
イ ン ク 17,541,117 36.0 △6.1
保 守 部 品 3,836,867 7.9 △1.6
そ の 他 7,761,220 15.9 △7.2
合 計 48,722,930 100.0 △12.3
②売上原価、販売費及び一般管理費、営業利益
売上原価率は、上期において、コロナ禍影響による急激な販売減少に伴う在庫増加を受け、工場の稼働停止や徹底
した在庫削減施策を実施したこと等により大幅に増加したものの、下期は通常の稼働に戻ったこと等から、通期では
前期より4.6ポイント増加して61.8%となりました。販売費及び一般管理費率は、顧客との面談や展示会への出展等
の営業活動が大きな制約を受けたこと等から全般に費用が減少し、前期より1.2ポイント低下し39.3%となりまし
た。その結果、営業損失は5億9百万円(前連結会計年度は営業利益13億53百万円)となりました。
③営業外損益、経常利益
主な営業外収益として、コロナ禍対応のための計画休業を実施したことに係る各国の雇用に対する助成金収入8億
89百万円を計上し、主な営業外費用として支払利息1億67百万円を計上した結果、営業外損益は8億76百万円となり
ました。その結果、経常利益は3億66百万円(前連結会計年度比61.3%減)となりました。
④特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益
特別利益は、固定資産売却益等により56百万円(同147.4%増)となりました。特別損失は、のれん等の減損損失
等により6億94百万円(同23.8%減)となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純損失は3億1百万円
(前連結会計年度は当期純損失7億77百万円)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度における資産の残高は、508億38百万円(前連結会計年度末542億21百万円)となり33億83百万円減
少いたしました。流動資産の残高は、391億63百万円(同411億3百万円)となり19億40百万円減少いたしました。こ
れは、受取手形及び売掛金17億30百万円の減少等があったことによるものであります。また、固定資産は116億75百
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万円(同131億18百万円)となり14億42百万円減少いたしました。これは、工具、器具及び備品4億12百万円の減少
等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度における負債の残高は、346億25百万円(同381億88百万円)となり35億63百万円減少いたしまし
た。流動負債の残高は、249億69百万円(同291億46百万円)となり41億77百万円減少いたしました。これは、電子記
録債務17億3百万円の増加、支払手形及び買掛金7億97百万円の増加等があったものの、短期借入金65億75百万円の
減少等があったことによるものであります。固定負債の残高は、96億56百万円(同90億42百万円)となり6億13百万
円増加いたしました。これは長期借入金8億47百万円の増加等があったことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度における純資産の残高は、162億13百万円(同160億33百万円)となり1億80百万円増加いたしまし
た。これは、利益剰余金3億1百万円の減少等があったものの、為替換算調整勘定5億33百万円の増加等があったこ
とによるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物残高(以下「資金」という)は、長期借入金の借入や仕入債務の増加
等があったものの、短期借入金の減少、長期借入金の返済等により前連結会計年度末に比べ3億5百万円減少し、当
連結会計年度末には、106億83百万円となりました。なお、営業活動、投資活動、財務活動別の詳細につきまして
は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は66億34百万円(前連結会計年度比58億10百万円の増加)となりました。これは仕入
債務の増加22億95百万円、売上債権の減少20億62百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は15百万円(前連結会計年度は3億68百万円の使用)となりました。これは、有形固
定資産の取得による支出4億34百万円等があったものの、事業譲渡による収入3億34百万円、有形固定資産の売却に
よる収入99百万円等により獲得したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は73億15百万円(前連結会計年度比68億83百万円の増加)となりました。これは長期
借入金の借入れによる収入55億41百万円等があったものの、短期借入金の減少67億21百万円、長期借入金の返済によ
る支出59億98百万円等に使用されたことによるものであります。
当社グループのキャッシュ・フローの指標は次のとおりであります。
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
自己資本比率(%) 32.6 32.5 32.2 29.2 31.8
時価ベースの自己資本比率
39.3 44.0 32.8 22.6 36.4
(%)
キャッシュ・フロー対有利子
9.0 6.6 22.2 29.7 2.6
負債比率(年)
インタレスト・カバレッジ・
14.4 16.9 6.0 3.2 39.1
レシオ(倍)
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
(注2)株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
(注3)営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書によるキャッシュ・フローを使用しておりま
す。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象と
しております。
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(4)今後の見通し
第2四半期累計期間 通期
金額(百万円) 前年同四半期増減率(%) 金額(百万円) 前期増減率(%)
売 上 高 26,600 27.5 56,000 14.9
営 業 利 益 640 - 2,050 -
経 常 利 益 430 - 1,640 347.6
当 期 純 利 益 310 - 1,170 -
※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因
によって異なる結果となる可能性があります。
2022年3月期通期の連結業績予想につきましては、売上高560億円(前期比14.9%増)、営業利益20億50百万円(前期
は5億9百万円の損失)、経常利益16億40百万円(前期比347.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益11億70百万円
(前期は3億1百万円の損失)といたします。
全般的な見通しとしましては、新型コロナウイルス感染症の影響による先行き不透明感は依然残るものの、ワクチ
ン接種の進捗に伴い、全般的に世界経済は緩やかな回復が継続することを、予想の前提としております。このような
中、当社では業績のV字回復を目指す新たな中長期成長戦略「Mimaki V10」を定め、売上高成長を追求するだけでな
く、高い収益を継続的に生み出す企業基盤の構築に向けて取り組んでおります。こうした方針の下、製品戦略ではコ
ロナ禍による市場構造の変化を的確に捉えて、新規需要を開拓する新製品を順次投入してラインナップを拡充し競争
力の強化に努めるとともに、営業面でもオンラインの活用等による販売活動に積極的に取り組み、顧客の需要を着実
に取り込んでまいります。また、収益性確保の観点から、インクの品質改善、コーポレート・トランスフォーメーシ
ョン、生産体制の改革、営業体制の変革等に取り組んでまいります。
売上高につきましては、地域別では欧州、アジア・オセアニア、中南米での大幅な販売回復を見込むとともに、前
期が堅調に推移した北米や、全般に回復が緩やかな日本においても、前期比増収を見込んでいます。また、販売市場
別では、「Mimaki V10」施策に沿った新製品投入等により、堅調な需要回復が継続しているSG市場やIP市場向けに加
え、TA市場向け及びFA事業においても、前期比増収を見込んでいます。
利益面では、営業活動の本格化や新製品開発工数増加等を見込むことに加え、前期後半に顕在化した海上輸送コン
テナ不足に伴う運賃の上昇等を織り込むものの、売上高の大幅な回復及び売上原価率の改善を見込むことから、営業
利益及び親会社株主に帰属する当期純利益の黒字転換と、経常利益の大幅増益を見込んでいます。
なお、主要な為替レートは、1米ドル:105.00円、1ユーロ:125.00円としております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは日本基準による会計処理を行っておりますが、現時点では特段の課題は生じていないと認識してお
ります。しかしながら、今後の成長は海外での市場獲得が中心となり、海外子会社の役割が一層重要性を増すと予想
されるため、グループ全体で統一した会計処理が容易となるIFRSの適用について検討を進めております。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 11,134,570 10,839,746
受取手形及び売掛金 9,476,875 7,746,264
商品及び製品 12,143,940 11,080,748
仕掛品 1,402,066 1,871,152
原材料及び貯蔵品 4,494,144 4,967,614
その他 2,510,248 2,846,437
貸倒引当金 △58,687 △188,887
流動資産合計 41,103,159 39,163,076
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 8,547,417 8,641,461
減価償却累計額 △4,595,837 △4,970,522
建物及び構築物(純額) 3,951,579 3,670,939
機械装置及び運搬具 1,854,159 1,967,046
減価償却累計額 △1,173,817 △1,345,253
機械装置及び運搬具(純額) 680,341 621,793
工具、器具及び備品 8,242,393 7,996,457
減価償却累計額 △6,630,901 △6,797,052
工具、器具及び備品(純額) 1,611,492 1,199,405
土地 3,275,034 3,275,034
リース資産 1,772,486 1,886,324
減価償却累計額 △1,372,019 △1,455,533
リース資産(純額) 400,467 430,790
建設仮勘定 238,938 90,771
有形固定資産合計 10,157,854 9,288,734
無形固定資産
のれん 453,783 82,453
その他 786,949 409,249
無形固定資産合計 1,240,732 491,702
投資その他の資産
投資有価証券 63,287 131,334
長期貸付金 31,021 32,521
繰延税金資産 845,210 999,448
その他 1,251,934 1,342,568
貸倒引当金 △471,275 △610,502
投資その他の資産合計 1,720,178 1,895,369
固定資産合計 13,118,765 11,675,806
資産合計 54,221,924 50,838,883
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,524,748 4,322,168
電子記録債務 3,746,579 5,449,924
短期借入金 10,701,488 4,125,700
1年内返済予定の長期借入金 5,276,116 3,993,954
リース債務 111,477 197,432
未払金 973,544 1,274,402
未払法人税等 69,508 257,644
賞与引当金 740,274 884,655
製品保証引当金 864,481 1,049,122
その他 3,137,840 3,414,047
流動負債合計 29,146,058 24,969,051
固定負債
長期借入金 8,066,340 8,913,749
リース債務 313,351 249,070
繰延税金負債 71,669 56,941
退職給付に係る負債 450,251 383,029
資産除去債務 48,255 52,940
その他 92,661 650
固定負債合計 9,042,530 9,656,381
負債合計 38,188,589 34,625,433
純資産の部
株主資本
資本金 4,357,456 4,357,456
資本剰余金 4,617,040 4,617,040
利益剰余金 10,280,826 9,979,574
自己株式 △1,329,614 △1,329,614
株主資本合計 17,925,708 17,624,456
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △5,481 5,478
為替換算調整勘定 △2,102,648 △1,568,988
退職給付に係る調整累計額 41,984 104,767
その他の包括利益累計額合計 △2,066,145 △1,458,742
新株予約権 26,892 34,250
非支配株主持分 146,880 13,486
純資産合計 16,033,335 16,213,450
負債純資産合計 54,221,924 50,838,883
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 55,557,698 48,722,930
売上原価 31,750,309 30,108,369
売上総利益 23,807,388 18,614,560
販売費及び一般管理費 22,453,871 19,124,372
営業利益又は営業損失(△) 1,353,517 △509,812
営業外収益
受取利息 31,204 16,163
受取配当金 874 876
受取保険金 16,533 3,664
受取賃貸料 28,300 15,801
保険返戻金 95,122 -
受取還付金 22,198 7,525
助成金収入 36,622 889,959
事業譲渡益 - 121,091
持分法による投資利益 - 23,612
その他 43,368 73,834
営業外収益合計 274,224 1,152,528
営業外費用
支払利息 255,895 167,754
売上割引 82,350 81,922
為替差損 200,576 8,448
持分法による投資損失 77,608 -
その他 64,674 18,209
営業外費用合計 681,104 276,335
経常利益 946,636 366,381
特別利益
固定資産売却益 20,485 55,492
その他 2,428 1,190
特別利益合計 22,913 56,682
特別損失
固定資産売却損 2,934 4,844
減損損失 903,465 642,456
固定資産処分損 - 47,563
その他 5,373 -
特別損失合計 911,773 694,864
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損
57,777 △271,801
失(△)
法人税、住民税及び事業税 199,840 324,330
法人税等調整額 652,258 △155,309
法人税等合計 852,099 169,021
当期純損失(△) △794,322 △440,822
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △16,360 △139,571
親会社株主に帰属する当期純損失(△) △777,962 △301,251
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純損失(△) △794,322 △440,822
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △6,459 10,959
為替換算調整勘定 △1,070,264 542,983
退職給付に係る調整額 11,366 62,783
持分法適用会社に対する持分相当額 29,872 △3,146
その他の包括利益合計 △1,035,484 613,580
包括利益 △1,829,806 172,757
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △1,806,822 306,151
非支配株主に係る包括利益 △22,984 △133,393
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 4,357,456 4,617,040 11,509,976 △618,501 19,865,971
当期変動額
剰余金の配当 △451,188 △451,188
親会社株主に帰属する当期
純損失(△)
△777,962 △777,962
自己株式の取得 △711,113 △711,113
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
-
当期変動額合計 - - △1,229,150 △711,113 △1,940,263
当期末残高 4,357,456 4,617,040 10,280,826 △1,329,614 17,925,708
その他の包括利益累計額
その他の包括 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証 為替換算調整 退職給付に係る
券評価差額金 勘定 調整累計額
利益累計額合
計
当期首残高 977 △1,068,880 30,617 △1,037,285 12,088 169,864 19,010,639
当期変動額
剰余金の配当 △451,188
親会社株主に帰属する当期
純損失(△)
△777,962
自己株式の取得 △711,113
株主資本以外の項目の当期
△6,459 △1,033,768 11,366 △1,028,860 14,804 △22,984 △1,037,040
変動額(純額)
当期変動額合計 △6,459 △1,033,768 11,366 △1,028,860 14,804 △22,984 △2,977,303
当期末残高 △5,481 △2,102,648 41,984 △2,066,145 26,892 146,880 16,033,335
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当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 4,357,456 4,617,040 10,280,826 △1,329,614 17,925,708
当期変動額
親会社株主に帰属する当期
純損失(△)
△301,251 △301,251
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
-
当期変動額合計 - - △301,251 - △301,251
当期末残高 4,357,456 4,617,040 9,979,574 △1,329,614 17,624,456
その他の包括利益累計額
その他の包括 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証 為替換算調整 退職給付に係る
券評価差額金 勘定 調整累計額
利益累計額合
計
当期首残高 △5,481 △2,102,648 41,984 △2,066,145 26,892 146,880 16,033,335
当期変動額
親会社株主に帰属する当期
純損失(△)
△301,251
株主資本以外の項目の当期
10,959 533,660 62,783 607,402 7,357 △133,393 481,366
変動額(純額)
当期変動額合計 10,959 533,660 62,783 607,402 7,357 △133,393 180,114
当期末残高 5,478 △1,568,988 104,767 △1,458,742 34,250 13,486 16,213,450
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純
57,777 △271,801
損失(△)
減価償却費 1,756,585 1,577,890
減損損失 903,465 642,456
のれん償却額 262,359 111,993
貸倒引当金の増減額(△は減少) 84,737 259,958
製品保証引当金の増減額(△は減少) △138,975 180,592
賞与引当金の増減額(△は減少) △138,404 140,077
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △40,673 -
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 13,774 22,757
受取利息及び受取配当金 △32,078 △17,039
受取保険金 △16,533 △3,664
支払利息 255,895 167,754
助成金収入 △36,622 △889,959
事業譲渡益 - △121,091
為替差損益(△は益) 387,604 △173,259
固定資産売却損益(△は益) △17,550 △50,647
持分法による投資損益(△は益) 77,608 △23,612
売上債権の増減額(△は増加) 542,203 2,062,120
たな卸資産の増減額(△は増加) △749,718 246,564
仕入債務の増減額(△は減少) △1,035,481 2,295,562
未収消費税等の増減額(△は増加) △5,243 △321,106
未払金の増減額(△は減少) △407,741 189,891
その他 △62,763 △22,434
小計 1,660,225 6,003,003
利息及び配当金の受取額 25,941 25,115
保険金の受取額 16,533 3,664
利息の支払額 △255,650 △169,605
助成金の受取額 36,622 886,025
法人税等の支払額 △750,499 △288,975
法人税等の還付額 90,128 174,928
営業活動によるキャッシュ・フロー 823,299 6,634,156
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 - △7,103
定期預金の払戻による収入 485,189 -
有形固定資産の取得による支出 △1,040,904 △434,247
有形固定資産の売却による収入 163,751 99,151
無形固定資産の取得による支出 △101,757 △18,713
投資有価証券の取得による支出 - △54,535
事業譲渡による収入 - 334,090
その他 125,571 97,303
投資活動によるキャッシュ・フロー △368,149 15,944
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △281,956 △6,721,626
長期借入れによる収入 3,902,500 5,541,200
長期借入金の返済による支出 △2,740,283 △5,998,353
自己株式の取得による支出 △711,113 -
リース債務の返済による支出 △149,794 △135,215
配当金の支払額 △451,050 △1,665
財務活動によるキャッシュ・フロー △431,697 △7,315,659
現金及び現金同等物に係る換算差額 △386,564 360,271
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △363,112 △305,287
現金及び現金同等物の期首残高 11,351,960 10,988,848
現金及び現金同等物の期末残高 10,988,848 10,683,560
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
当社グループでは、固定資産の減損会計や繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りについて、連結財務諸表
作成時において入手可能な情報に基づき実施しております。新型コロナウイルス感染症による当社グループ事業への
影響は、事業によってその影響や程度が異なるものの、今後2022年3月期の一定期間にわたり当該影響が継続すると
の仮定のもと、会計上の見積りを行っております。
(偶発債務)
当社の連結子会社であるMIMAKI BRASIL COMERCIO E IMPORTACAO LTDA(以下、ミマキブラジル社)は、当社インク
ジェットプリンタの輸入に関して、ブラジル国の税務当局から調査を受け、2件合計84,920千ブラジルレアル(遅延
利息が加算され99,065千ブラジルレアル)の追徴課税通知を受け取りました。ミマキブラジル社は当局からの指摘内
容を不服とし、2018年9月に追徴課税通知を受けた44,494千ブラジルレアル(遅延利息が加算され52,629千ブラジル
レアル)に関しては、2019年12月に裁判所に税務訴訟の申し立てを行っております。また、2018年11月に追徴課税通
知を受領した40,425千ブラジルレアル(遅延利息が加算され46,436千ブラジルレアル)に関しては、同年12月に税務
当局に不服申し立てを行っております。
ミマキブラジル社は、本追徴課税は根拠がないものとする考え方に基づき、適切に対処してまいります。従って、
現時点で当社グループの業績への影響額を見積もることは困難であります。
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(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、主に産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタを生産・販売しており、国内においては
当社が、北米、欧州、アジア・オセアニア、中南米の各地域を現地法人がそれぞれ担当しております。現地法人
はそれぞれ独立した経営単位であり、取り扱う製品について各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開し
ております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益または損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されているセグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会社方針に準拠し
た方法であります。
セグメントの利益は、営業利益をベースにした数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益または損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
日本・アジア・オ 欧州・中東・アフ
北・中南米 合計
セアニア リカ
売上高
外部顧客への売上高 27,659,520 11,980,896 15,917,280 55,557,698
セグメント間の内部売上高
19,163,987 14,730 1,152,921 20,331,639
または振替高
計 46,823,507 11,995,627 17,070,202 75,889,337
セグメント利益又は損失
590,493 △129,285 61,763 522,971
(△)
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
日本・アジア・オ 欧州・中東・アフ
北・中南米 合計
セアニア リカ
売上高
外部顧客への売上高 24,140,925 10,497,439 14,084,565 48,722,930
セグメント間の内部売上高
16,908,595 13,564 1,713,488 18,635,647
または振替高
計 41,049,520 10,511,003 15,798,053 67,358,577
セグメント損失(△) △491,694 △216,079 △250,126 △957,899
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 522,971 △957,899
セグメント間取引消去 830,545 448,087
連結財務諸表の営業利益又は営業損失(△) 1,353,517 △509,812
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(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 537.72円 548.10円
1株当たり当期純損失(△) △26.24円 △10.21円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有する潜在株式が存在しないため、また、
1株当たり当期純損失のため、記載しておりません。
2.1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純損失(△)
△777,962 △301,251
(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当
△777,962 △301,251
期純損失(△)(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 29,648,797 29,494,233
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整 2017年6月27日定時株主総会 2017年6月27日定時株主総会
後1株当たり当期純利益の算定に含めなかっ 決議ストック・オプション 決議ストック・オプション
た潜在株式の概要 (新株予約権) (新株予約権)
普通株式 76,000株 普通株式 71,000株
2018年6月28日定時株主総会 2018年6月28日定時株主総会
決議ストック・オプション 決議ストック・オプション
(新株予約権) (新株予約権)
普通株式 94,200株 普通株式 88,700株
2019年6月27日定時株主総会 2019年6月27日定時株主総会
決議ストック・オプション 決議ストック・オプション
(新株予約権) (新株予約権)
普通株式 111,700株 普通株式 101,400株
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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