6638 Mimaki 2020-11-05 15:00:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020年11月5日
各 位
上場会社名 株式会社ミマキエンジニアリング
代表者 代表取締役社長 池田 和明
(コード番号 6638)
問合せ先責任者 取締役経営企画本部長 清水 浩司
(TEL 0268-80-0058)
業績予想の修正に関するお知らせ
最近の業績動向を踏まえ、2020年8月12日に公表した業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお知ら
せいたします。
記
● 業績予想の修正について
2021年3月期第2四半期(累計)連結業績予想数値の修正(2020年4月1日~2020年9月30日)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属す 1株当たり四半
る四半期純利益 期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想(A) 18,100 △2,680 △2,540 △2,330 △79.00
今回修正予想(B) 20,800 △1,910 △1,380 △1,460 △49.50
増減額(B-A) 2,700 770 1,160 870
増減率(%) 14.9 ― ― ―
(ご参考)前期第2四半期実績
27,363 551 449 181 6.11
(2020年3月期第2四半期)
2021年3月期通期連結業績予想数値の修正(2020年4月1日~2021年3月31日)
親会社株主に帰属す 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
る当期純利益 純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想(A) 42,100 △3,630 △3,500 △3,320 △112.56
今回修正予想(B) 46,500 △1,850 △1,340 △1,460 △49.50
増減額(B-A) 4,400 1,780 2,160 1,860
増減率(%) 10.5 ― ― ―
(ご参考)前期実績 55,557 1,353 946 △777 △26.24
(2020年3月期)
修正の理由
1.第2四半期累計連結予想数値の修正
2021年3月期第2四半期累計の連結業績予想につきましては、売上高 20,800百万円(前回発表予想比14.9%増)、営業
損失1,910百万円、経常損失1,380百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失1,460百万円といたします。
売上高につきましては、第1四半期では新型コロナウイルス感染症拡大による世界経済の急減速の影響を大きく受けま
したが、第2四半期は各国政府による経済対策などにより、景気は全般に緩やかな回復傾向となりました。このような中、
第2四半期における当社のSG(サイングラフィックス)市場向けとIP(インダストリアルプロダクツ)市場向けの売上高が、顧客
の設備投資の再開やプリント需要の回復等により、前回発表予想を上回る見通しとなりました。また、TA(テキスタイル・ア
パレル)市場向けも、予想に対し堅調に推移しています。地域別では、北米や欧州、アジア・オセアニアにおいて予想を上回
る見通しであり、日本においても堅調に推移しています。以上の結果、第2四半期の売上高は、前年同期比90%程度まで
回復する見通しであり、前回予想前提の前年同期比80%程度の水準を大幅に上回る見込みであることから、第2四半期累
計連結売上高予想を上方修正いたします。
利益面では、第2四半期において、将来の業績のV字回復を実現するために、当社グループの事業体質強化を目的とし
た、在庫削減、貸倒引当金の繰り入れ、固定資産の廃棄等の各種構造改革施策を計画に沿って進め、前回発表予想に織
り込んだ範囲での費用執行となる見込みです。また、売上高の回復効果に加え、費用の効率的な執行に努めた結果によ
る販管費の削減効果もあり、営業利益以下の各段階利益で、予想を上回る見通しであることから、第2四半期累計連結利
益予想を上方修正いたします。
2.通期連結業績予想数値の修正
2021年3月期通期の連結業績予想につきましては、売上高46,500百万円(前回発表予想比10.5%増)、営業損失1,850百
万円、経常損失1,340百万円、親会社株主に帰属する当期純損失1,460百万円といたします。
売上高につきましては、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、下期の世界経済見通しには依然不透明
感が残るものの、緩やかな回復傾向が継続する見通しです。このような中、当社では業績のV字回復を目指す新たな中長
期成長戦略を定めるとともに、下期においてSG、IP、TAの各市場向けに新規需要を開拓する新製品を順次投入してライン
ナップを拡充し、競争力の強化に努めてまいります。また、営業面でもオンラインの活用等による工夫を凝らした販売活動
に積極的に取り組み、顧客の需要を着実に取り込んでまいります。一方、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う売上高影
響につきましては、下期を通じて、当第2四半期と同じ前年同期比90%程度の売上高水準を想定しています。以上の見通
しを踏まえ、上期の見通しと併せ、通期売上高予想を上方修正いたします。なお、この前提には、感染症拡大の第2波・第
3波による影響は、合理的な算定が困難であることから織り込んでおりません。
利益面では、下期において、営業活動の本格化や新製品開発工数増加等により、計画休業縮小・残業規制解除による
人件費や営業関連経費が増加し、上期比で固定費が増加する見込みです。一方で、上期で執行した構造改革に伴う経費
負担が下期にはほぼ解消することに加え、前年同期と比べ固定費構造がスリム化した中での売上高回復の効果を見込む
ことから、前回予想では赤字を見込んでいた下期の営業利益以下の各段階利益が大幅に改善する見通しであるため、上
期の見通しと併せ、通期利益予想を上方修正いたします。
なお、業績予想の前提となる第3四半期以降の為替レートは、1米ドル:105.00円、1ユーロ:120.00 円といたします。
※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
以 上