6634 J-ネクスG 2020-04-13 15:00:00
2020年11月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年11月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年4月13日
上場会社名 株式会社ネクスグループ 上場取引所 東
コード番号 6634 URL https://ncxxgroup.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)秋山 司
問合せ先責任者 (役職名) 代表取締役副社長 (氏名)石原 直樹 TEL 03-5766-9870
四半期報告書提出予定日 2020年4月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年11月期第1四半期の連結業績(2019年12月1日~2020年2月29日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年11月期第1四半期 2,221 △6.3 △79 - △76 - △91 -
2019年11月期第1四半期 2,369 △40.9 △105 - △154 - △327 -
(注)包括利益 2020年11月期第1四半期 △207百万円 (-%) 2019年11月期第1四半期 △700百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年11月期第1四半期 △6.17 -
2019年11月期第1四半期 △21.95 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年11月期第1四半期 6,167 2,027 20.7 85.58
2019年11月期 6,685 2,234 22.3 100.22
(参考)自己資本 2020年11月期第1四半期 1,275百万円 2019年11月期 1,493百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年11月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年11月期 -
2020年11月期(予想) 0.00 - 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年11月期の連結業績予想(2019年12月1日~2020年11月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 9,321 △3.6 92 - 93 - 9 - 0.63
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年11月期1Q 15,030,195株 2019年11月期 15,030,195株
② 期末自己株式数 2020年11月期1Q 125,816株 2019年11月期 125,816株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年11月期1Q 14,904,379株 2019年11月期1Q 14,904,379株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料や記載した当期の業績予想につきましては、現時点での入手可能な情報に基づき、当社で判断したものであり
ます。予想に内在する様々な不確定要因や今後の事業運営における内外の状況の変化等により、実際の業績と異なる
場合があります。
株式会社ネクスグループ(6634) 2020年11月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 8
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 9
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 10
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
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株式会社ネクスグループ(6634) 2020年11月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結累計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、各種政策の効果もあり、個人消費や設備投資が上向き、景気
は緩やかな回復基調となりました。一方で、米中貿易摩擦の長期化など、海外の不安定な政治動向や地政学リスク
が与える影響の懸念などもあり、景気の先行きは依然不透明な状態が続きました。また、今般の新型コロナウイル
スの感染拡大の影響で経済活動の停滞は避けられない状況となっております。
このような事業環境において、株式会社ネクス(以下ネクス)では、主軸商品であるLTE/3G USBデータ通信端末
「UX302NC-R」に追加サービスとして、今般の新型コロナウイルス感染症対策として増加する、在宅勤務などのテ
レワークに対応したセキュリティ強化サービスを、株式会社CAICAテクノロジーズと共同開発を開始し、6月には
リリースを予定しております。
また、ネクスが開発を進めている「NCXX AI BOX」の実証実験を株式会社チチカカ(以下チチカカ)の店舗にお
いて開始をいたしました。チチカカ店舗に「NCXX AI BOX」を設置し、店舗及び店舗前を通過する人の行動データ
を分析することで、入店したお客様が店頭の何処を見て入店をしたのか、何処を見て入店をしなかったのか、ま
た、どのディスプレイを見て商品を買ったのかなどを分析し、店舗のレイアウトやディスプレイ、商品配置、店員
の動きなどに活用していくVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)を実施していきます。
連結業績につきましては、2019年11月にLTE/3G USBデータ通信端末「UX302NC-R」が株式会社NTTドコモ(以
下ドコモ)の相互接続性試験をクリアし、ドコモの取り扱い製品として同社製品サイトに掲載されるとともに全国
のドコモショップ及びドコモオンラインショップにて販売されており、今までのIoT/M2M分野だけでなく、コンシ
ューマー向けのPC/タブレットでの利用やドコモブランド利用者など、これまでよりも幅広く展開されておりま
す。また、今般の新型コロナウイルスの感染症対策として、在宅勤務などのテレワークの導入企業の増加に伴い通
信端末の販売が伸長しており、売上・利益ともに大きく増加しました。
一方で新型コロナウイルスの影響により、インターネット旅行事業では、申込数の減少とキャンセルが発生し、
売上が減少しております。キャンセルを行うお客様に対しては夏休み以降シルバーウィークを中心にスケジュール
の延期の提案などを行い、売上の減少を最小限に留める取組みを行っております。
また、チチカカにおいては、商品の多くを中国から仕入れていたこともあり一部商品の入荷に遅れが発生し機会
損失が発生しましたが、現在は仕入の遅延は解消しております。一方でショッピングモール、路面店などで客足が
遠のき、売上が減少しております。
上記の結果、売上高は2,221百万円(対前期比6.3%減)となりました。それに伴い、営業損失は79百万円(前期
は営業損失105百万円)、経常損失は76百万円(前期は経常損失154百万円)となりました。税金等調整前四半期純
損失は42百万円(前期は税金等調整前四半期純損失308百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は91百万円
(前期は親会社株主に帰属する四半期純損失327百万円)となりました。
当第1四半期連結累計期間におけるセグメントごとの業績は以下のとおりであります。
(IoT関連事業)
ネクスは、培ってきた自動車テレマティクスをはじめとする様々な分野に対するIoT技術をベースに「IoT×ブロ
ックチェーン技術」、「IoT×AI技術」など、「IoT×新技術」を活用した新たなサービスの提供を目指します。
具体的には、大量のデータを判別・収集するAI学習の「目」となる画像認識分野においては、AIコンピューティ
ングの分野で様々なプラットフォームを提供しているNVIDIA Corporationが提供するGPU(画像処理やディープラ
ーニングに不可欠な並列演算処理を行う演算装置)を利用した、リアルタイム画像認識技術の開発を行っていま
す。リアルタイム画像認識技術は、顔認証システムや監視カメラの映像分析などのセキュリティ分野での活用や工
場ラインでの不良品検出、自動車の自動運転や運転アシストなど様々な分野に活用できる技術となります。
画像認識に関する研究開発については前期より本格的に開始しており、自社の農業ICT事業において、トマトの
画像と糖度を学習させることで糖度計を使用せずに非接触でのトマトの糖度を識別する仕組みや、圃場の中に収穫
期を迎えたトマトがどこにあるかの検知、最終的には自動収穫を行うロボットの開発を行う予定です。
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画像認識によるトマトの選果 画像認識による交通解析
既存製品につきましては、2019年度米国国防権限法(NDAA2019)の成立により、華為技術(Huawei)や中興通訊
(ZTE)、監視カメラ大手の杭州海康威視数字技術(HIKVISION)、浙江大華技術(Dahua Technology)、海能達通
信(Hytera)の計5社への締め付けが大幅に強化され、2019年8月、米国政府機関による上記5社からの調達を禁
ずる措置が発効されました。ネクスでは、現在販売中の全ての製品において、2019年度米国防権限法(NDAA2019)
に関わる上記5社への製造委託や上記5社からの部品の採用は行っておらず、安心してご使用していただけるた
め、上記5社の製品からの切替需要が増加しております。
また、働き方改革の推進、今般の新型コロナウイルスの感染症対策として、在宅勤務などのテレワークを導入す
る企業が増加しており、在宅勤務で使用するPC/タブレットからの企業ネットワークへの接続などで幅広く利用さ
れることが予想されます。
今後の動向につきましては引き続き注視しながら、製造委託先の継続的な管理・監督とともに、信頼できる新規
製造委託先の開拓を進め、国内メーカーとして市場のニーズに対応した製品群のさらなる拡充に取り組み、国内外
の市場に向けて今後普及が見込まれるLPWA*1や次世代通信規格5Gなど、モバイルコンピューティングや高付加
価値通信デバイスとソフトウェアの融合により自動車テレマティクスソリューションやその他の様々なソリューシ
ョンの提供を行ってまいります。
*1「LPWA」とは、「Low Power Wide Area」の略で、「低消費電力で長距離の通信」ができる無線通信技術の総称。
株式会社ケア・ダイナミクスでは、介護事業者向けASPシステムの提供に加え、介護ロボットの導入支援や介護
ICTの提供、その他介護事業者をサポートする様々なサービスの提供を行い「総合介護事業支援企業」として活動
を行っております。
CYBERDYNE株式会社のロボットスーツHAL®、介護送迎車用のOBDⅡソリューション「ドライブケア」、見守りシス
テム等の介護ロボット、施設内通信システムの導入支援、空調コスト・銀行振込手数料の削減サービス、クラウド
人事・労務ソフトの紹介に加えて、新たにディヴォートソリューション株式会社の提供するRPA*2「アシロボ」の
取り扱いを開始しました。また、株式会社ライトアップと提携し、介護事業者向けに公的支援制度(助成金・補助
金)の活用の支援を行ってまいります。
*2「RPA」とは、「Robotic Process Automation」の略で、これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業、もしくはより高度な
作業を、人間に代わって実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用して代行・代替する取組み。
株式会社イーフロンティア(以下イーフロンティア)は、グラフィックデザイン制作用ソフトウェアを中心に
クリエイター向けのソフトウェアを各種販売しております。また、クリエイター向けに多くの周辺機器を開発す
るOWC社(Other World Computing, Inc.)と日本国内総理店契約を締結しており、日本国内向けにThunderbolt 3
*3製品やeGPU*4などのコンピュータ周辺機器の販売及び付帯サービスを行っております。2019年夏に取扱いを始
めた新ブランドの「Akitio」を含め、従前のAmazon.comでの販売に追加して、2019年10月からYahooショップ、ま
た2020年1月から楽天市場で新たに直営ショップを開店して商品数630点を陳列し、収益増加に貢献し始めており
ます。また、2020年5月にオープン予定となっているau PAYマーケット(総合通販サイト)にも出店を計画して
おり、EC販売を積極的に進めております。
また、自社開発ゲームのAI麻雀、AI将棋、AI囲碁を販売しており、2018年末に株式会社スクウェア・エニックス
の運営する大手オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の「ドマ式麻雀」ゲームの基幹エンジンとして
「AI麻雀」プログラムの提供を行うなど、引き続き顧客獲得の拡大を目指しております。
*3「Thunderbolt3」とは、インテルとアップルが共同開発した高速汎用データ伝送技術で、USB Type-Cを使用するもの。
*4「eGPU」とは、ノートパソコンなどでも利用できる、外付けのGPUユニットのこと。
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農業ICT事業(NCXX FARM)につきましては、農作物の生産、加工、販売を行う「6次産業化事業」として5色の
ミニトマトの栽培に加え、スーパーフードとして人気の高いGOLDEN BERRY(食用ほおずき)の専用のサイト
(https://farm.ncxx.co.jp/services/goldenberry/)を設け、青果に加えて加工品の「GOLDEN BERRYアイス」の
販売を開始し好評をいただいており、今期より圃場面積を5倍強に増加して供給量の確保を図っております。
「GOLDEN BERRY」 「GOLDEN BERRYアイス」
また、特許農法による「化学的土壌マネジメント」+ICTシステムによる「デジタル管理」のパッケージ販売を
行う「フランチャイズ事業」では、野菜の生長に必要な要素と健康管理に必要な要素を複合的に組み合わせて環境
管理を自動的に行う「環境管理予測システム NCXX FARM」の提供に加え、自社圃場での実績をもとに、特許農法を
はじめとした儲かる農業のパッケージを提案する、総合農業コンサルタントとして新規就農者をサポートしてまい
ります。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は312百万円(対前期比82.3%増)、営業利益は37百万円(前期
は営業損失3百万円)となりました。
(インターネット旅行事業)
イー・旅ネット・ドット・コム株式会社及びその子会社では、旅行商材が氾濫する中、多様化・高度化する消費
者ニーズに対応できるサービスとして、お客様から満足度の高いコメントを多数いただいております。これは、と
りわけ、株式会社ウェブトラベル(以下ウェブトラベル)において、厳選された経験豊富な「トラベルコンシェル
ジュ」(旅行コンサルタント)の登録を誇る、日本で唯一のインターネットによるオーダーメイド旅行会社として
の体制を構築できたことに他なりません。
ウェブトラベルではコンシェルジュがLINEを使ったチャットでの無料の旅行相談を開始し、需要拡大を図ってお
ります。また、クラウドソーシング事業においては、グループ会社である株式会社フィスコからの大幅な受注増に
対応できるようにクラウドコンシェルジュの増員・整備に注力いたします。さらに、株式会社ローソンエンタテイ
ンメントと業務提携を開始し、同社のチケット事業「ローソンチケット」のユーザーにウェブトラベルのオーダー
メイド旅行の見積りサービスを提供します。まずは、「欧州サッカー観戦オーダーメイドツアー」と「ブロードウ
ェイ観劇オーダーメイドツアー」の販売を行います。
一方、株式会社グロリアツアーズ(以下グロリアツアーズ)は、障がい者スポーツの選手団派遣や国際大会関連
の渡航を中心に取り扱っております。障がい者スポーツは、2021年に開催が延期になった東京オリンピック・パラ
リンピックに向けて関心が高まっており、今後もパラスポーツに一層力を入れてまいります。また、「フランス人
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向けの訪日旅行サービス」を開始します。フランスにも特化した旅行会社(フランス旅行・留学手配)としての経
験を踏まえ、今回新しい試みとして、フランス語を学んでいる現役の大学生が、自分の住んでいる地域の特色ある
文化などを盛り込んだツアーを提案してまいります。
以上の結果、ウェブトラベルでは年末年始の日本人の海外旅行者数が過去最高の76.2万人となった好影響を受
け、また、グロリアツアーズでは当初2020年8月に開催予定であった東京オリンピック・パラリンピックのため、
各競技の選考を兼ねた国際大会や強化合宿の遠征が前倒しで増えたことにより、ほぼ前年同水準の売上を確保する
ことができ、海外旅行事業売上が379百万円、国内旅行事業売上が55百万円となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は434百万円(対前期比0.9%減)、営業損失は25百万円(前期は
営業利益1百万円)となりました。
(ブランドリテールプラットフォーム事業)
チチカカは、2020年1月末時点で店舗事業においては91店舗体制、EC事業においては7店舗体制となっていま
す。前期に引き続き、不採算店舗の閉店や人員体制の見直しなどによる構造改革を進めております。
販売における具体的取組みとしては、今年も地球環境を守るアースガーデンに2020年1月18日から19日で出展い
たしました。これまでもアースガーデンには年3回(春夏秋)出展しておりましたが、さらに貢献できる機会を拡
大する意味で「2020冬」に初参加いたしました。同取組みは「エコ」をテーマとしており、今回はサンプル品とB
品(一部ほつれや汚れがある製品でレジ精算時に一人一人にご説明)のみを格安で販売させていただきました。お
客様からは非常に好評で、売上構成比の約80%がB品での販売となりました。
また、本年も福袋販売を実施しました。本年はECサイトでの販売量を強化した形での取組みを行い、同ECサイト
において12月中に予約完売になるほどの注文をいただきました。店舗販売においても好調で推移し、最終的には1
月中に全品完売することができました。店舗やECサイトのお客様の声、SNS上でも非常にお得であるとの評価をい
ただくことができており、既に次回に向けたプロジェクトも始動しております。
一方で、新型コロナウイルスの影響により春物商材の入荷遅れによる機会損失と顧客数の減少により売上が減少
をしております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,471百万円(対前期比16.6%減)、営業利益は9百万円(対前
期比72.1%増)となりました。
(仮想通貨・ブロックチェーン事業)
イーフロンティアでは、引き続きAI技術を利用した暗号資産のトレーディングシステムの開発を継続してまいり
ます。今後は、提携するフィスコ仮想通貨取引所、フィスコ仮想通貨取引所が運営を引きついだZaifの取引データ
を蓄積・学習することでより精緻なAI技術を利用した暗号資産のトレーディングシステムの開発を進め、暗号資産
市場の動向をふまえた資金効率を意識した運用を可能とするシステムを目指してまいります。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は0百万円(前期は売上高△7百万円)、営業損失は5百万円(前
期は営業損失12百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
資産の残高は、前連結会計年度末と比較して517百万円減少し、6,167百万円となりました。この主な要因は、現
金及び預金が285百万円減少、商品及び製品が160百万円減少し、仕掛品が126百万円増加したものの、投資有価証
券が199百万円減少したことによります。
(負債)
負債の残高は、前連結会計年度末と比較して309百万円減少し、4,140百万円となりました。この主な要因は、支
払手形及び買掛金が131百万円減少、前受金が57百万円増加し、賞与引当金が31百万円減少、未払金が33百万円減
少し、借入金残高(※)が153百万円減少したことによります。
(純資産)
純資産の残高は、前連結会計年度末と比較して207百万円減少し、2,027百万円となりました。この主な要因は、
利益剰余金が91百万円減少し、その他有価証券評価差額金が123百万円減少したことによります。
(※)短期借入金、1年内返済予定の長期借入金、長期借入金の合計
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2020年1月17日の「2019年11月期 決算短信」から変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年11月30日) (2020年2月29日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 920,039 634,577
受取手形及び売掛金 571,891 530,454
商品及び製品 1,041,841 881,362
仕掛品 348,404 475,313
原材料及び貯蔵品 14,611 20,137
仮想通貨 26,940 27,861
未収入金 78,795 58,928
前渡金 240,154 311,180
その他 121,163 133,651
貸倒引当金 △6,236 △6,913
流動資産合計 3,357,606 3,066,554
固定資産
有形固定資産 590,235 582,372
無形固定資産
ソフトウエア 26,255 22,674
のれん 121,973 113,303
その他 3,806 4,122
無形固定資産合計 152,035 140,101
投資その他の資産
投資有価証券 1,974,716 1,775,044
長期未収入金 93,463 94,472
長期貸付金 79,280 79,730
その他 593,505 586,803
貸倒引当金 △155,743 △157,202
投資その他の資産合計 2,585,221 2,378,848
固定資産合計 3,327,492 3,101,321
資産合計 6,685,099 6,167,876
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年11月30日) (2020年2月29日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 629,364 497,415
短期借入金 350,000 320,000
1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債 200,000 200,000
1年内返済予定の長期借入金 901,417 816,546
未払金 133,758 100,009
未払費用 133,682 148,672
未払法人税等 60,452 29,551
未払消費税等 69,934 65,891
前受金 297,267 354,651
資産除去債務 30,226 35,726
賞与引当金 59,764 27,932
製品保証引当金 51,000 45,000
返品調整引当金 1,156 1,110
ポイント引当金 4,943 4,879
その他 30,519 30,621
流動負債合計 2,953,486 2,678,009
固定負債
長期借入金 211,086 172,021
退職給付に係る負債 45,863 46,706
資産除去債務 334,823 326,508
繰延税金負債 798,378 810,426
その他 106,603 106,688
固定負債合計 1,496,756 1,462,350
負債合計 4,450,243 4,140,360
純資産の部
株主資本
資本金 10,000 10,000
資本剰余金 2,769,964 2,769,964
利益剰余金 △859,921 △951,846
自己株式 △66,515 △66,515
株主資本合計 1,853,528 1,761,603
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △396,413 △519,762
繰延ヘッジ損益 226 △899
為替換算調整勘定 36,314 34,538
その他の包括利益累計額合計 △359,872 △486,123
新株予約権 31,374 31,697
非支配株主持分 709,825 720,338
純資産合計 2,234,856 2,027,515
負債純資産合計 6,685,099 6,167,876
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年12月1日 (自 2019年12月1日
至 2019年2月28日) 至 2020年2月29日)
売上高 2,369,284 2,221,127
売上原価 1,300,923 1,165,211
売上総利益 1,068,360 1,055,915
販売費及び一般管理費 1,173,473 1,134,932
営業損失(△) △105,113 △79,016
営業外収益
受取利息 8,120 176
為替差益 - 6,729
貸倒引当金戻入額 8,796 -
その他 3,268 9,431
営業外収益合計 20,185 16,336
営業外費用
支払利息 8,618 5,982
為替差損 42,875 -
その他 18,259 7,480
営業外費用合計 69,752 13,462
経常損失(△) △154,680 △76,143
特別利益
固定資産売却益 106 -
投資有価証券売却益 - 19,496
受取和解金 - 15,000
特別利益合計 106 34,496
特別損失
固定資産除却損 - 0
投資有価証券売却損 134,167 -
減損損失 19,661 965
特別損失合計 153,828 965
税金等調整前四半期純損失(△) △308,402 △42,612
法人税、住民税及び事業税 6,446 25,678
法人税等調整額 3,575 12,047
法人税等合計 10,021 37,725
四半期純損失(△) △318,424 △80,338
非支配株主に帰属する四半期純利益 8,735 11,586
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △327,160 △91,924
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株式会社ネクスグループ(6634) 2020年11月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年12月1日 (自 2019年12月1日
至 2019年2月28日) 至 2020年2月29日)
四半期純損失(△) △318,424 △80,338
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △384,107 △123,349
繰延ヘッジ損益 △1,814 △2,199
為替換算調整勘定 3,894 △1,776
その他の包括利益合計 △382,028 △127,324
四半期包括利益 △700,452 △207,662
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △708,299 △218,176
非支配株主に係る四半期包括利益 7,846 10,513
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株式会社ネクスグループ(6634) 2020年11月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年12月1日 至 2019年2月28日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期
ブランドリテ 仮想通貨・ブ 調整額 連結財務諸表
インターネッ
IoT関連事業
ト旅行事業
ールプラット ロックチェー その他 計 計上額
フォーム事業 ン事業
売上高
外部顧客への売上高 171,479 438,490 1,765,139 △7,605 1,781 2,369,284 - 2,369,284
セグメント間の内部売上
4,502 381 896 - - 5,780 △5,780 -
高又は振替高
計 175,981 438,871 1,766,035 △7,605 1,781 2,375,064 △5,780 2,369,284
セグメント利益又は損失
△3,856 1,740 5,490 △12,478 1,781 △7,322 △97,790 △105,113
(△)
(注)セグメント損益は四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っており、調整額は主に報告セグメントに帰属し
ない一般管理費であります。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年12月1日 至 2020年2月29日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期
ブランドリテ 仮想通貨・ブ 調整額 連結財務諸表
インターネッ
IoT関連事業
ト旅行事業
ールプラット ロックチェー その他 計 計上額
フォーム事業 ン事業
売上高
外部顧客への売上高 312,566 434,483 1,471,618 920 1,538 2,221,127 - 2,221,127
セグメント間の内部売上
4,500 76 941 - - 5,518 △5,518 -
高又は振替高
計 317,066 434,560 1,472,559 920 1,538 2,226,645 △5,518 2,221,127
セグメント利益又は損失
37,307 △25,180 9,452 △5,383 678 16,874 △95,891 △79,016
(△)
(注)セグメント損益は四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っており、調整額は主に報告セグメントに帰属し
ない一般管理費であります。
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