6633 C&GSYS 2019-05-14 16:00:00
2019年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月14日
上 場 会 社 名 株式会社C&Gシステムズ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6633 URL http://www.cgsys.co.jp/
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)塩田 聖一
問合せ先責任者 (役職名)取締役管理統括部長 (氏名)小島 利幸 (TEL) 03(6864)0777
四半期報告書提出予定日 2019年5月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2019年12月期第1四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期第1四半期 1,022 △1.0 67 △27.0 72 △20.8 41 △1.3
2018年12月期第1四半期 1,032 5.4 91 △1.5 92 △12.5 42 △30.3
(注) 包括利益 2019年12月期第1四半期 18 百万円 ( △34.1%) 2018年12月期第1四半期 28 百万円 ( △44.7%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年12月期第1四半期 4.28 -
2018年12月期第1四半期 4.33 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年12月期第1四半期 5,083 2,609 50.7
2018年12月期 4,939 2,700 53.9
(参考) 自己資本 2019年12月期第1四半期 2,576 百万円 2018年12月期 2,660 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 - 0.00 - 10.00 10.00
2019年12月期 -
2019年12月期(予想) 0.00 - 10.00 10.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 2,248 19.0 164 161.0 179 131.3 101 282.6 10.36
通期 4,294 5.6 304 32.4 328 30.1 185 53.4 18.95
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 - 社 (社名) - 、除外 - 社 (社名) -
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期1Q 9,801,549株 2018年12月期 9,801,549株
② 期末自己株式数 2019年12月期1Q 182株 2018年12月期 182株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年12月期1Q 9,801,367株 2018年12月期1Q 9,801,367株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社C&Gシステムズ(6633) 2019年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………9
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株式会社C&Gシステムズ(6633) 2019年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
[当第1四半期連結累計期間の経営成績]
当第1四半期連結累計期間における金型関連業界は、設備投資の先行指標となる工作機械受注統計によれば、米中貿
易摩擦の影響により内需・外需ともに前年同期実績を下回ったことから、設備投資を控える傾向にあった一方、金型生
産額(機械統計)の2019年2月までの累計は前年同期と比較し1割増となっており、足元では堅調に推移いたしまし
た。
このような状況下、当社グループは、CAD/CAMシステム等事業では前期に引き続き主力製品であるCAD/CAMシステムの
販売を推進し、既存顧客に対するサポート体制の強化による保守収益の向上を目指し事業活動を継続しました。また製
品開発では、既存製品において定期的なバージョンアップ開発などの機能強化に取り組んだほか、当社CAD/CAMシステム
の他社へのOEM提供およびその他新規事業については、新たな収益の柱とすべく複数の案件について継続して研究開発を
進めました。一方金型製造事業では、輸入関税等の経済政策の影響が懸念されるなど先行き不透明な状況が継続する中、
新たな顧客開拓を目指し下期以降の売上につなげるための受注活動を行ってきました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の当社グループの連結業績は、顧客のCAD/CAMシステム導入先送りおよび金
型製造事業での納品時期のずれが影響し、売上高は10億22百万円(前年同四半期比1.0%減)、加えて開発関連費用の増
加に伴い、営業利益67百万円(前年同四半期比27.0%減)、経常利益72百万円(前年同四半期比20.8%減)、親会社株
主に帰属する四半期純利益41百万円(前年同四半期比1.3%減)となりました。
事業セグメント別の概況は以下のとおりです。
CAD/CAMシステム等事業
CAD/CAMシステム等事業では、製品バージョンアップおよび技術サポートの定期的な提供等、地域密着型の保守サービ
スがユーザから高い評価を得ており、引き続き高い保守更新率を維持している保守売上が収益に貢献しました。しかし
ながら国内における製品販売では、製造業向け政府補助金の採択時期が前年度と同様6月以降に控えていることにより
金型メーカーの設備投資に対する姿勢に先送りの傾向が強く見られたほか、利益面では先行投資としての開発関連費用
の増加等が影響し、前年同四半期比で減収減益となりました。また海外では、インドネシア・タイ等の地域で売上が堅
調に推移したものの、貿易摩擦の影響で経済が減速傾向にある中国および中国を最大の輸出国とする韓国では、自動車
関連の需要が減少したことなどに伴い製品販売は低調に推移しました。
これらの結果、CAD/CAMシステム等事業の売上高は8億71百万円(前年同四半期比5.1%減)、セグメント利益は57百
万円(前年同四半期比38.0%減)となりました。政府補助金に関連して第2四半期にも第1四半期と同様の傾向が見ら
れる可能性がありますが、その場合には前年度と同様、政府補助金採択時期の到来後の下半期に収益が偏重するものと
見込んでおります。
金型製造事業
金型製造事業では、前年度の下半期以降受注が回復し堅調に推移しておりますが、当第1四半期において納品予定で
あった案件の売上が第2四半期にずれこんだことが収益に大きく影響しました。ただし低調であった前年同四半期との
比較では収益の改善が見られました。
これらの結果、金型製造事業の売上高は1億50百万円(前年同四半期比32.2%増)、セグメント利益は9百万円(前
年同四半期は1百万円の損失)となりました。なお第1四半期に納品予定であった案件は第2四半期で納品し売上計上
するため、今回の納品のずれによる上半期および通期業績への影響はないものと見込んでおります。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して1億44百万円増加し、50億83百万円と
なりました。主な増加要因はたな卸資産85百万円および有形固定資産50百万円であります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比較して2億35百万円増加し、24億74百万円とな
りました。主な増加要因は賞与引当金48百万円および未払法人税等42百万円であります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比較して91百万円減少し、26億9百万円となり
ました。主な増加要因は親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加41百万円、主な減少要因は
その他有価証券評価差額金30百万円および配当金の支払いによる利益剰余金の減少98百万円であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年12月期の連結業績予想につきましては、2019年2月13日付「2018年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)」に
て発表いたしました業績予想に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,286,455 2,311,789
受取手形及び売掛金 424,241 429,748
電子記録債権 269,679 220,165
たな卸資産 121,928 207,816
その他 165,219 163,712
貸倒引当金 △1,006 △1,063
流動資産合計 3,266,517 3,332,169
固定資産
有形固定資産 257,624 307,665
無形固定資産 19,538 26,207
投資その他の資産
投資有価証券 135,788 130,374
投資不動産(純額) 393,978 391,952
保険積立金 435,206 436,885
その他 434,903 462,420
貸倒引当金 △3,967 △3,979
投資その他の資産合計 1,395,908 1,417,652
固定資産合計 1,673,072 1,751,525
資産合計 4,939,589 5,083,695
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 74,832 100,514
未払法人税等 10,038 52,838
賞与引当金 - 48,273
前受金 734,110 764,699
その他 178,938 240,477
流動負債合計 997,920 1,206,802
固定負債
社債 100,000 100,000
役員退職慰労引当金 149,398 -
退職給付に係る負債 885,053 912,282
その他 106,706 255,413
固定負債合計 1,241,157 1,267,696
負債合計 2,239,077 2,474,499
純資産の部
株主資本
資本金 500,000 500,000
資本剰余金 125,000 125,000
利益剰余金 2,016,436 1,960,351
自己株式 △86 △86
株主資本合計 2,641,349 2,585,264
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 9,679 △20,583
為替換算調整勘定 9,280 11,941
その他の包括利益累計額合計 18,959 △8,642
非支配株主持分 40,202 32,574
純資産合計 2,700,511 2,609,196
負債純資産合計 4,939,589 5,083,695
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 1,032,547 1,022,719
売上原価 417,125 360,422
売上総利益 615,421 662,296
販売費及び一般管理費 523,572 595,255
営業利益 91,848 67,041
営業外収益
受取利息及び配当金 253 314
不動産賃貸料 21,758 21,847
その他 2,845 1,414
営業外収益合計 24,857 23,576
営業外費用
支払利息 41 113
不動産賃貸費用 17,286 17,232
その他 7,350 378
営業外費用合計 24,678 17,724
経常利益 92,027 72,894
特別損失
役員退職慰労金 15,600 -
特別損失合計 15,600 -
税金等調整前四半期純利益 76,427 72,894
法人税、住民税及び事業税 45,610 50,440
法人税等調整額 △11,877 △23,839
法人税等合計 33,733 26,600
四半期純利益 42,694 46,293
非支配株主に帰属する四半期純利益 225 4,365
親会社株主に帰属する四半期純利益 42,468 41,928
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四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
四半期純利益 42,694 46,293
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,571 △30,263
為替換算調整勘定 △16,514 2,909
その他の包括利益合計 △13,943 △27,353
四半期包括利益 28,750 18,940
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 31,884 14,326
非支配株主に係る四半期包括利益 △3,133 4,613
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年3月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他 合計
CAD/CAM
金型製造事業 計
システム等事業
売上高
外部顧客への売上高 918,535 114,011 1,032,547 ― 1,032,547
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ―
又は振替高
計 918,535 114,011 1,032,547 ― 1,032,547
セグメント利益又は損失(△) 93,073 △1,224 91,848 ― 91,848
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他 合計
CAD/CAM
金型製造事業 計
システム等事業
売上高
外部顧客への売上高 871,999 150,719 1,022,719 ― 1,022,719
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ―
又は振替高
計 871,999 150,719 1,022,719 ― 1,022,719
セグメント利益 57,660 9,380 67,041 ― 67,041
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(追加情報)
(役員退職慰労金制度の廃止)
当社は、2019年3月28日開催の第12期定時株主総会において、役員退職慰労金制度の廃止に伴う退職慰労金の打ち
切り支給を決議いたしました。
これに伴い、「役員退職慰労引当金」を全額取り崩し、「役員退職慰労引当金」に計上しておりました149,398千円
を「長期未払金」として固定負債の「その他」に含めて表示しております。
(税効果会計に係る会計基準の一部改正等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結
会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示しております。
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