6633 C&GSYS 2021-11-12 16:00:00
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月12日
上 場 会 社 名 株式会社C&Gシステムズ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6633 URL https://www.cgsys.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 塩田 聖一
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理統括部長 (氏名) 小島 利幸 (TEL)03(6864)0777
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第3四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第3四半期 2,796 △1.0 247 47.6 311 126.0 200 248.1
2020年12月期第3四半期 2,824 △11.4 167 △35.7 138 △50.1 57 △62.7
(注) 包括利益 2021年12月期第3四半期 290 百万円 ( 185.0%) 2020年12月期第3四半期 101 百万円 ( △20.4%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第3四半期 21.08 -
2020年12月期第3四半期 6.06 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年12月期第3四半期 5,374 2,829 51.8
2020年12月期 4,971 2,619 51.9
(参考) 自己資本 2021年12月期第3四半期 2,784 百万円 2020年12月期 2,579 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 0.00 - 7.00 7.00
2021年12月期 - 0.00 -
2021年12月期(予想) 10.00 10.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 3,718 0.9 269 40.1 338 117.7 217 259.8 22.89
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 - 社 (社名) - 、除外 - 社 (社名) -
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期3Q 9,801,549株 2020年12月期 9,801,549株
② 期末自己株式数 2021年12月期3Q 300,182株 2020年12月期 300,182株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期3Q 9,501,367株 2020年12月期3Q 9,501,367株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社C&Gシステムズ(6633) 2021年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………9
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株式会社C&Gシステムズ(6633) 2021年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
[当第3四半期連結累計期間の経営成績]
当第3四半期連結累計期間における金型関連業界は、設備投資の先行指標となる工作機械受注統計によれば、内需・
外需ともに前年同期実績を上回る状況で推移、中国向けの需要回復が継続したほか、半導体関連の投資を背景に国内向
けの回復も目立ちました。しかしながら長期化する新型コロナウイルス感染症(以下、「コロナ」という。)の影響に
加え、半導体不足および原材料高騰等の影響が懸念され依然として先行き不透明な状況が継続しております。
このような状況下、当社グループにおけるCAD/CAMシステム等事業では、上期に引き続き主力製品であるCAD/CAMシス
テムの販売を推進し、既存顧客に対するサポート体制の強化による保守収益の向上を目指し事業活動を継続しました。
また製品開発では既存製品において定期的なバージョンアップ開発などの機能強化に取り組み、当第3四半期は新機能
を搭載した既存製品の最新バージョンをリリースしたほか、当社CAD/CAMシステムの他社へのOEM提供等を進めました。
一方北米で展開している金型製造事業では、オンラインツールを活用した営業活動で新たな顧客開拓を目指し来期以降
の売上につなげるための活動を継続しました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの連結業績は、下記に記載のとおり金型製造事業の売上高
が前年同四半期を下回って推移した影響から、売上高27億96百万円(前年同四半期比1.0%減)と前年同四半期から微減
で推移いたしましたが、利益面ではCAD/CAMシステム等事業の増益効果により、営業利益2億47百万円(前年同四半期比
47.6%増)、経常利益3億11百万円(前年同四半期比126.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億円(前年
同四半期比248.1%増)となりました。
事業セグメント別の概況は以下のとおりです。
CAD/CAMシステム等事業
CAD/CAMシステム等事業では、国内において緊急事態宣言が再発令されるなど先行き不透明な状況が継続する中、状況
に応じた対策を柔軟に講じ営業活動および技術サポートを行ってきましたが、対象地域の拡大による営業機会の減少が
製品販売に影響、また上期から続いていた回復傾向に一服感が見られたことから、当第3四半期の売上は低調に推移し
ました。一方海外では、ASEAN地域におけるコロナ再拡大により事業活動が厳しく制限されたことが影響し、タイおよび
インドネシアでは売上が伸び悩みましたが、上期に半導体関連および自動車関連の需要が好調に推移していたベトナム
では、日系企業を中心に以前から計画されていた設備投資案件の多くが売上に繋がり、堅調を維持しました。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間においては前年同四半期比で売上が低調に推移したものの、上期の業績が
カバーする形となり、また営業活動制限の影響による販管費抑制効果も重なったことから、当第3四半期連結累計期間
のCAD/CAMシステム等事業の売上高は24億33百万円(前年同四半期比1.8%増)、セグメント利益は2億26百万円(前年
同四半期比89.3%増)となりました。
第4四半期は緊急事態宣言が解除され景況感の回復が見込まれるものの、引き続きコロナの影響に加え、半導体不足
および原材料高騰等の影響が懸念され、依然として今後も当社の対象市場において先行き不透明感が拭えない状況が継
続するものと思われます。
金型製造事業
当社の金型製造子会社が拠点を置く北米の自動車業界は、半導体不足による生産の停止等、一部不安定要素が見られ
たものの、当該子会社への影響は現時点においては軽微に留まり、需要は堅調に推移しました。しかしながらコロナの
影響による物流の混乱が金型輸送コスト上昇等に繋がり利益面に大きく影響しました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の金型製造事業の売上高は3億63百万円(前年同四半期比16.2%減)、セ
グメント利益は21百万円(前年同四半期比55.5%減)となりました。
足元の受注動向は概ね良好ではありますが、第4四半期以降もコロナの影響に加え、半導体不足および原材料高騰等
の影響が懸念され、依然として先行き不透明な状況が継続するものと思われます。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して4億2百万円増加し、53億74百万円と
なりました。主な増加要因は現金及び預金1億76百万円、たな卸資産45百万円および投資有価証券67百万円でありま
す。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比較して1億92百万円増加し、25億44百万円とな
りました。主な増加要因は前受金97百万円、未払法人税等49百万円および賞与引当金49百万円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比較して2億9百万円増加し、28億29百万円と
なりました。主な増加要因は親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加2億円、有価証券評価
差額金62百万円および為替換算調整勘定9百万円、主な減少要因は配当金の支払いによる利益剰余金の減少67百万円で
あります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年12月期の通期連結業績予想につきましては、最近の業績動向を踏まえ、2021年2月12日に公表いたしました業
績予想を変更しております。
詳細につきましては、本日(2021年11月12日)公表いたしました「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご
参照ください。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,503,310 2,679,493
受取手形及び売掛金 306,936 336,893
電子記録債権 193,745 224,824
たな卸資産 89,814 134,996
その他 157,743 184,966
貸倒引当金 △808 △875
流動資産合計 3,250,742 3,560,299
固定資産
有形固定資産 288,281 278,458
無形固定資産 21,103 25,144
投資その他の資産
投資有価証券 118,100 186,059
投資不動産(純額) 378,474 373,221
保険積立金 448,633 453,668
その他 470,803 501,659
貸倒引当金 △4,362 △4,361
投資その他の資産合計 1,411,650 1,510,246
固定資産合計 1,721,034 1,813,849
資産合計 4,971,777 5,374,149
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 56,724 65,912
短期借入金 12,181 16,684
未払法人税等 44,325 94,160
賞与引当金 - 49,977
前受金 751,045 848,568
その他 192,818 142,759
流動負債合計 1,057,095 1,218,063
固定負債
役員株式給付引当金 9,066 12,965
退職給付に係る負債 1,017,536 1,050,415
その他 268,243 263,080
固定負債合計 1,294,846 1,326,461
負債合計 2,351,941 2,544,525
純資産の部
株主資本
資本金 500,000 500,000
資本剰余金 125,000 125,000
利益剰余金 2,064,352 2,197,423
自己株式 △117,889 △117,889
株主資本合計 2,571,462 2,704,533
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 10,043 72,689
為替換算調整勘定 △2,029 7,669
その他の包括利益累計額合計 8,014 80,358
非支配株主持分 40,359 44,731
純資産合計 2,619,836 2,829,624
負債純資産合計 4,971,777 5,374,149
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 2,824,093 2,796,398
売上原価 1,038,509 1,002,063
売上総利益 1,785,583 1,794,334
販売費及び一般管理費 1,617,965 1,546,847
営業利益 167,618 247,486
営業外収益
受取利息及び配当金 2,968 2,575
不動産賃貸料 70,173 70,572
その他 10,994 42,001
営業外収益合計 84,137 115,148
営業外費用
支払利息 346 372
投資有価証券評価損 59,608 267
不動産賃貸費用 51,124 49,986
その他 2,646 40
営業外費用合計 113,726 50,666
経常利益 138,029 311,968
税金等調整前四半期純利益 138,029 311,968
法人税、住民税及び事業税 90,326 130,715
法人税等調整額 △29,345 △34,771
法人税等合計 60,981 95,943
四半期純利益 77,048 216,024
非支配株主に帰属する四半期純利益 19,513 15,742
親会社株主に帰属する四半期純利益 57,534 200,281
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四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 77,048 216,024
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 44,200 62,645
為替換算調整勘定 △19,336 11,756
その他の包括利益合計 24,864 74,401
四半期包括利益 101,912 290,426
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 84,773 272,625
非支配株主に係る四半期包括利益 17,139 17,800
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他 合計
CAD/CAM
金型製造事業 計
システム等事業
売上高
外部顧客への売上高 2,390,714 433,378 2,824,093 - 2,824,093
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 2,390,714 433,378 2,824,093 - 2,824,093
セグメント利益 119,421 48,196 167,618 - 167,618
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他 合計
CAD/CAM
金型製造事業 計
システム等事業
売上高
外部顧客への売上高 2,433,011 363,386 2,796,398 - 2,796,398
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 2,433,011 363,386 2,796,398 - 2,796,398
セグメント利益 226,019 21,467 247,486 - 247,486
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(追加情報)
(取締役に対する株式報酬制度)
当社は、社外取締役および監査等委員である取締役を除く取締役(以下、「対象取締役」という。)の報酬と当社
の株式価値との連動性をより明確にし、対象取締役が株価の変動による利益・リスクを株主の皆様と共有することで、
中長期的な業績の向上と企業価値の増大に貢献する意識を高めることを目的として、対象取締役に対する株式報酬制
度(以下、「本制度」という。)を導入しております。
(1) 本制度の概要
本制度は、当社が金銭を拠出することにより設定する信託(以下、「本信託」という。)が当社株式を取得し、当
社が対象取締役に付与するポイントの数に相当する数の当社株式が本信託を通じて対象取締役に対して交付される株
式報酬制度です。なお、対象取締役が当社株式の交付を受ける時期は、原則として対象取締役の退任時です。
また、上記の当第3四半期連結会計期間末の負担見込額については、「役員株式給付引当金」として計上しており
ます。
(2) 信託に残存する自社の株式
信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く)により純資産の部に自己株式として
計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前連結会計年度32,773千円、100千株、当第3四半期連結
会計期間32,773千円、100千株であります。
(会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症に関する一定の仮定について)
第2四半期連結会計期間末において、新型コロナウイルス感染症拡大の現状を考慮し、前連結会計年度の有価証券
報告書の(追加情報)(会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症に関する一定の仮定について)に記
載した新型コロナウイルス感染症の終息時期等を含む仮定について、見直しを行っております。
終息を予測することは困難である状況下にありますが、現時点におきましては新型コロナウイルス感染症による影
響が一定期間継続するとの仮定のもと、会計上の見積りを行っております。
なお、新型コロナウイルス感染症による影響は不確実性が高く、終息時期ならびに経済環境への影響等が変化した
場合には、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
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