2020年3月期 決算ハイライト
2020/7/31
オンキヨー株式会社
■ 2020年3月期 決算概要 ■
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2020年3月期 連結業績 単位:百万円
売上高 営業損益
43,836
2019年3月期 2020年3月期
21,808 △1,052
△5,346
2019年3月期 2020年3月期
経常損益 親会社株主に帰属する当期純損益
2019年3月期 2020年3月期 2019年3月期 2020年3月期
34
△1,676
△5,668
△9,880
3
売上高
セグメント状況 累計 セグメント損益
ホームAV事業 デジタルライフ事業 OEM事業
29,726 単位:百万円
1,784 6,736 7,373 6,575
11,605 3,626
146
△901 △379 △267
△1,600
2019/3月期 2020/3月期 2019/3月期 2020/3月期 2019/3月期 2020/3月期
全社費用(主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び研究開発費用)2,576百万円は上記セグメント損益には含まれておりません。
ホームAV事業 住宅メーカー向けのインストールビジネスが伸長したものの、全世界的なホームオーディオ市場の縮小や営業債務
の支払遅延に伴う生産の縮小・停止による販売機会損失発生に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、マ
レーシア生産工場の操業停止を受け、AVレシーバーの出荷が大幅に遅延したため、売上減少。
構造改革や欧州子会社の事業譲渡による販売効率の強化が進んだが、売上高減少による利益減が響き損益悪化。
デジタルライフ 「サマンサワイヤレスイヤホン」や人気アニメのコラボモデルの販売が好調に推移、Klipsch社のワイヤレスイヤ
ホンも好調に販売が続いたものの、AV事業同様に、新型コロナウィルス感染症による生産委託工場の操業停止に
事業 よる生産減少の影響や、営業債務の支払い遅延に伴う、生産を縮小・停止による販売機会損失による売上減少が発
生し、売上減少。
コラボモデルの販売増や欧州子会社の事業譲渡による販売効率向上の利益効果はあるが、売上高減少による利益減
が響き、前年同期より損益悪化。
OEM事業 基幹カテゴリの車載スピーカーやサブブランドを付したTV用スピーカーが安定した販売を維持。スマートフォン
に同梱されたパイオニアブランドのイヤホンや、PC向けスピーカーの受注も好調に推移したものの、新型コロナ
ウイルス感染症拡大の影響によるインドや中国工場の生産が減少したことにより、売上の減少。
構造改革による固定費の削減、インド工場における生産コスト改善等により、前年同期より損益改善。
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2021年3月期 連結業績予想
新型コロナウイルス感染症の拡大が
当社グループに与える影響の不確実性が高い
合理的に算出することが困難
2021年3月期 業績予想の見送り
合理的な算定が可能となった時点で速やかに開示いたします
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■ 債務超過解消に向けた取り組み ■
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債務超過解消に向けた取り組み
新株予約権、新株式の発行によるエクイティ調達
2020年 4月
新株式の発行 180 百万円の調達
2020年 4月~6月
第8回新株予約権の行使 545 百万円の調達
725 百万円の調達完了
さらには、第9回新株予約権による
5,000万株 の行使による資金調達を予定
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債務超過解消に向けた取り組み
DES(デッド・エクイティ・スワップ)による債務圧縮
2020年 6月 割当先
オーエス・ホールディング株式会社 約 360 百万円
EVO FUND 500 百万円
Grandsun International Technology 約 490 百万円
Ampacs Corporation 約 190 百万円
AIMobile Co.,Ltd 約 50 百万円
約1,590 百万円 の債務圧縮が完了
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債務超過解消に向けた取り組み
包括的株式発行プログラム(“STEP”)による資金調達
潜在株式数 発行決議 割当決議 割当決議 割当決議 割当決議 割当決議 割当決議
① ② ③ ④ ⑤ ⑥
割当決議 割当決議
⑦ ⑧
(想定額面) ※ 2020年 2020年 2020年 2020年 2020年 2020年 2020年 2021年 2021年
7月31日 8月12日 9月1日 10月5日 10月23日 11月24日 12月14日 1月5日 1月25日
新株式① 11.5百万株 割当決議 発行払込
(5.77億円) (価額決定)
割当決議 発行払込
新株式② 11.5百万株
(5.77億円) (価額決定)
割当決議 発行払込
新株式③ 11.5百万株
(5.77億円) (価額決定)
新株式④ 11.5百万株 累計調達額のイメージ 計4,620
(5.77億円)
百万円
新株式⑤ 11.5百万株
(5.77億円)
新株式⑥ 11.5百万株
(5.77億円)
新株式⑦ 11.5百万株
(5.77億円)
新株式⑧ 11.5百万株 発行払込
(5.77億円)
8月27日 9月16日 10月20日 11月9日 12月9日 12月29日 2021年 2021年
1月20日 2月9日
※上記本新株式の払込金額の総額は、本新株式の払込金額が、2020年7月30日(同日を含みます。)までの3取引日において取引所が発表する当社普
通株式の普通取引の売買高加重平均価格(VWAP)の単純平均値の90%に相当する金額(小数第2位切上げ)であると仮定した場合の見込額
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純資産の推移予定
単位:百万円
+4,170 これらの施策を実施することにより
早期の債務超過解消に努めてまいります
+4,620
2,572 -3,200
-1,300 3,355 百万円
-600
-600 -263
+1,590
+725
-2,934
-1,200 ▲3,355
期首純資産 エクイティ 支払い遅延 市場縮小 事業再編、 固定資産 その他 新型コロナ 新型コロナ 期末純資産 ワラント・新株 DES STEP
調達 による による 構造改革 の減損 純資産増減 ウイルス ウイルス による調達(6月完了)(2月完了
影響 影響 による (※4) 拡大等に伴う による (6月完了) 予定)
(※1) (※2) 影響 貸倒引当金 影響(※6)
(※3) 計上による
影響(※5)
※1…支払遅延の継続が続いた結果、生産の縮小・停止影響による損益悪化 ※4…経常損失が継続したことに伴う固定資産の減損
※2…市場の縮小に伴う販売減による損益悪化 ※5…新型コロナウイルス感染症拡大等に伴う貸倒引当金計上による損益悪化
※6…新型コロナウィルス拡大影響に伴い生産工場が操業停止となった
※3…事業再編損、事業構造改善費用などによる損益悪化
影響による損益悪化
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■事業構造改革の取り組み■
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構造改革
組織のスリム化・効率化・合理化のための改革を継続実施
2018年3月 子会社の譲渡(オンキヨーマーケティング(株))
2018年10月 欧州の販売事業をAqipa社へ譲渡
2019年3月 子会社の譲渡(オンキヨーディベロップメント&マニュファクチャリング(株) 他)
2019年5月 ホームAV事業の譲渡契約締結 → 2019年10月 中止
2019年12月 希望退職 募集
2020年2月 拠点集約
(人) 売上高・販管費・人員数の推移 売上高 (億円)
1400
販管費
1200
1052人 1026人 人員数
1000 944人 500
800 798人
600
400 181億 157億 157億 123億
318人
200 82億
0 0
2015年度末 2016年度末 2017年度末 2018年度末 2019年度末
※人員数(国内+海外)。ただし工場人員は除く。
販管費の圧縮を実施完了、2020年度の販管費はさらに40%削減を見込む
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自社工場再編の推移
GOA
広州安橋音響有限公司
ODSへ売却
(戦略的製造拠点)
MOI 中国国内市場向け車載スピーカー ODM 旧三重スピーカー工場
Minda Onkyo India Private Ltd.
及びVibtone/小型スピーカー製造
(グローバル主力製造拠点)
グローバル向け OPI 旧鳥取オーディオ工場、
車載スピーカーの製造 サービス拠点
閉鎖
上海安橋電子有限公司
閉鎖
中山福朗声紙盆有限公司
S&O
S&O Electronics(Malaysia)Sdn.Bhd.
Flexi社へ売却
ホームAV 主力製造工場
Onkyo Jitra
Malaysia SDN BHD OAE
Onkyo Asia Electronics Sdn. Bhd.
ホームAV 主力製造工場
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直近の営業債務の推移
(億円)
支払いが遅延している営業債務
140
通常の営業債務
120
100
35億円
65億円 42億円の
67億円
48億円 営業債務の圧縮
80
65億円
60
60億円
40 83億円 66億円
62億円
54億円
20 36億円
29億円
0
2019年4月 2019年6月 2019年9月 2019年12月 2020年3月 2020年6月
各種エクイティファイナンスによる債務圧縮を実施
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断続的な構造改革を実施
借入債務 従業員数(連結全従業員数)
235億
4338名
88億 15億 1875名 1134名
2008年度 2014年度 2020年度 2008年度 2014年度 2020年度
構造改革実施済みのため
取締役人数 販管費
本年度 約40%削減
見込み
8名
150億
6名
100億
4名 82億
2008年度 2014年度 2020年度 2008年度 2014年度 2020年度
※社外取締役を除く
今回の米国販売代理店への貸倒引当金と減損計上により、事業体質の変更を完了
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■ホームAV事業注力への方針転換 ■
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今後の方向性
個社再編
オンキヨー&
オンキヨーホームエンターテイメント株式会社 パイオニア
マーケティング
ジャパン
株式会社
ホームAV デジタルライフ ゲーミング
事業 事業 事業
ホームAV関連
海外販社
100% 子会社 生産会社
オンキヨーサウンド株式会社 オンキヨー株式会社
デジタルライフ事業 e-onkyo
OEM事業
コラボ ライセンス Onkyo AI
OEM関連
海外販社・生産会社 オンキヨースポーツ株式会社
それぞれで 独立採算を徹底 資本提携を模索
VOXX社との提携
US市場の販売力強化
VOXX International Corporation
会社概要 販路・営業力
米国 Nasdaq 上場企業 Best Buy
本社 フロリダ州 オーランド Regroup
Buying Group
主要事業 主力米国 Distributorほか
プレミアムオーディオ事業
著名スピーカーブランドを保有
当社が強みを持つ
米国スピーカー販売シェア No.1
AVレシーバー/アンプとの組合わせ
今後の共同開発など
自動車用OEMおよびアクセサリー事業
最強タッグを組み
家電用アクセサリー事 米国シェア1位を目指す
米国 ホームスピーカー販売シェアNo.1 と当社HAV商品との
共同開発・流通・販売面での体制強化
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ワーキングキャピタル問題への対応
ビジネススキームの問題上、ワーキングキャピタルの問題が存在
▶ 売掛金回収までに相当日数が必要
※ワーキングキャピタル(運転資本) =売上債権+棚卸資産-買入債務
欧州のスキーム 商社を使ったスキーム USAのスキーム
Onkyo Asia S&O Onkyo Asia S&O Onkyo Asia S&O
Electronics Electronics Electronics Electronics Electronics Electronics
Onkyo Onkyo Onkyo
Home Entertainment Home Entertainment Home Entertainment
売却効果30億 OUS / POE
2018年 在庫 30~60日 2020年 米国VOXXグループとの
POE 業務移管 実現 8月実現 パートナシップ
販売店 販売店 販売店 販売店 販売店 販売店 販売店 販売店 販売店
2018年に欧州代理店変更により売掛金の早期回収を実施
米国代理店を2020年8月よりVOXXグループに変更
▶ 2020年下期より米国向け販売活動正常化へ
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■ 成長に向けた取り組みについて ■
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OCD2007Q[OPR]4Q1.0 - 21
Withコロナ時代のホームAV事業戦略
新たな”レガシー”の始まり
”Next Legacy Revival”
在宅エンターテイメント テレワーク増加 オンライン購入加速
家庭で楽しむ テレワーク主体の 店頭に出向かず
新たな娯楽需要 ライフスタイル需要 ネットで購入
音楽・映画・ゲーム デスクトップ機器 購入手段の利便性
“在宅シアター“提案 テレワーク向け オンライン、RaaSへ
AV機器の買い替え需要 ライフスタイルオーディオ 販売シフト
AVレシーバー販売強化 デスクトップオーディオ ショールーム型店舗販売
ハイファイの売上挽回 テレワークヘッドセット から店頭引き取りへ
8K(HDMI2.1)対応推進 USBスピーカーなど 今後拡大するRaaSに対応
ゲーミング機器展開 * RaaS=Retail as a Service
カスタムインストレーション提案
詳細は本日別途開示「今後の方針について」をご参照
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成長に向けた取り組み
ホームAV事業 デジタルライフ事業 OEM事業
CI (カスタムインストール) の強化 独自領域のラインアップ拡充 バイオミメティクス技術開発
オンキヨー一級建築士事務所 オーダーメイドイヤホン 生物から学ぶデザイン
を設立 ”カスタムインイヤーモニター” “バイオミメティクス”振動板
2015/夏 シリーズC ”トンボのハネの翅脈構造” や
12色展開 ”貝殻の立体構造“”を応用
2020/2
スマートホーム時代に向けた シリーズJ/M 拡大
空間設計とシステムコーデ提案 20色展開 トンボの翅脈構造
Control4との協業協議開始 ゲーミング向けブランド
“SHIDO” 始動開始
米国CI”No1”のシステムスキル 貝殻の立体
トルネード構造
スマートホーム制御 2020/7より一般販売開始
簡単操作のソリューション提案 ゲーミングヘッドセット
SHIDO:001
ボルテックス
対応機器の自動制御で快適提案 ジェネレーターダクト
USBコントロールアンプ
SHIDO:002
”クジラのヒレ形状” を応用した
Klipsch 国内販売代理店 “CYCLOPS athlete gaming“との スピーカーダクトの開発
オフィシャルサポーター契締結
2019/9より国内販売代理店
システムスピーカーの拡充提案 プロeスポーツチーム
"CYCLOPS" クジラのヒレ形状
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