6627 テラプローブ 2020-11-13 16:00:00
連結子会社の事業の終了及び特別損失(減損損失)の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                        2020年11月13日
各 位
                                       会 社 名   株式会社テラプローブ
                                       代 表 者   代表執行役社長 横山 毅
                                        (コード番号:6627 東証マザーズ)
                                       問合せ先    執行役CFO     地主   尚和
                                                 (TEL 045-476-5711)


       連結子会社の事業の終了及び特別損失(減損損失)の計上に関するお知らせ


 当社は、本日開催の取締役会において、当社の100%子会社である株式会社テラプローブ会津(以下「TPA」
といいます。
     )について、2021年12月末を目途に事業を終了することを決定し、その決定に伴い、特別損
失(減損損失)を計上することとなりましたので、下記のとおり、お知らせいたします。


                                   記


1.事業終了の理由
 TPA は、2015 年 10 月に会津富士通セミコンダクター株式会社と当社との合弁(当社出資比率 35%)と
して設立され、2017 年2月に当社出資比率を 100%に変更し、当社の連結子会社となりました。
 設立当初から、主として車載向け Logic 製品のウエハテスト受託を行ってまいりましたが、顧客の生
産体制の変化による受託量の減少に加え、新型コロナウイルス感染症や米中貿易摩擦により車載向け半
導体製品の需要が悪影響を受け、新規顧客の獲得が容易でない環境の下で、既存顧客からの受託量も今後
更に大きく減少する見込みであり、また、更なる経営の効率化や追加投資による改善余地が限定的である
ことなども踏まえ、2021 年 12 月末を目途に同社の事業を終了することを決定いたしました。
 なお、現在、TPA で受託している半導体ウエハテストにつきましては、当社九州事業所に移管する予定
です。それに伴い、TPA 従業員の当社への転籍及び必要な設備の移管を実施いたします。具体的な時期等
につきましては、顧客との調整等を経て決定いたします。
 事業終了後の TPA の解散・清算につきましては、決定次第お知らせいたします。


2.当該子会社(TPA)の概要
 (1)名称              株式会社テラプローブ会津
 (2)所在地             福島県会津若松市門田町工業団地4番地
 (3)代表者             代表取締役社長 原田 啓明
 (4)事業内容            半導体ウエハテスト受託
 (5)設立年月日           2015 年 10 月 15 日
 (6)資本の額            45 百万円
 (7)大株主及び持株比率       株式会社テラプローブ(100%)


3.事業終了予定日
 2021 年 12 月末(予定)
4.特別損失の計上
 事業終了の決定に伴い、2020 年 12 月期第3四半期において、事業終了時に使用を停止する建物付属設
備等の減損損失 256 百万円を、特別損失として計上しております。
 また、当第4四半期においても、事業終了に伴い発生が見込まれる構造改革関連費用等を、特別損失と
して約 130 百万円計上する見込みです。


5.今後の見通し
 当期の業績に与える影響につきましては、本日公表の「2020 年 12 月期 第3四半期決算短信〔日本基
準〕
 (連結)
    」の「1(1)経営成績に関する説明」及び「
                        (3)連結業績予想などの将来予測情報に関す
る説明」に記載のとおりです。
 来期(2021 年 12 月期)の業績に与える影響につきましては、今後、四半期ごとに開示している業績予
想に可能な限り織り込む予定です。
 また、別途開示が必要となった際には、都度、速やかに公表いたします。



(参考)当期連結業績予想(2020 年 11 月 13 日公表分)及び前期連結実績
                                                   (単位:百万円)
                                                   親会社株主に帰属
                  売上高        営業損益      経常損益
                                                   する当期純損益
当連結会計年度業績予想
                    18,240       420         160        △40
 (2020 年 12 月期)
 前連結会計年度実績
                    16,908     △110         △393       △243
 (2019 年 12 月期)


                                                        以 上