6625 J-JALCO HD 2020-05-01 15:15:00
通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                             2020 年5月1日
各    位
                                    会 社 名 JALCO ホールディングス株式会社
                                    代表者名  代表取締役社長 田辺 順一
                                     (JASDAQ・コード 6625)
                                    問合せ先
                                    役 職・氏 名 管理本部長 松島 正道
                                    電 話   050-5536-9824

               通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
 当社は、2020 年3月期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)通期決算におきまして、2019 年5月 10 日に
公表いたしました 2020 年3月期の連結業績予想について修正することとしましたので、下記のとおりお知ら
せいたします。

                                 記

1. 連結業績予想の修正

 2020 年3月期通期連結業績予想数値の修正(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
                                                           (単位:百万円)
                                               親会社株主に
                                                           1株当たり
                  売上高        営業利益       経常利益    帰属する
                                                           当期純利益
                                                当期純利益
前回発表予想(A)       1,750     1,250     1,000            800
                                                 9円 35 銭
今回修正予想(B)       1,724     1,069       613            565
                                                ※6円 61 銭
増減額(B-A)         △26      △181      △387          -△235
増減率(%)          △1.5%   △14.5%     △38.7%         △29.4%
                                                  -
(ご参考)前期実績
                1,158       643       433   408  6円 55 銭
(2019 年3月期)
※今回修正予想(B)における1株当たり四半期純利益につきましては、第3回新株予約権の権利行使に伴う
 新株式の発行による増加後の発行済株式総数 86,598,018 株を基に算出した期中平均株式数によるものであり
 ます。

2.修正の内訳金額と修正理由

2-1 修正の内訳金額(①②③合計 3.51 億円)

① 賃貸不動産取得不足と取得時期のズレによる逸失利益

上期:想定 50 億円⇒実績 10 億円 取得不足 40 億円×6.5%(NOI)×9/12(賃料収入見込み期間)=1.95 億円
下期:想定 50 億円⇒実績 46 億円 取得不足 4 億円×6.5%(NOI)×3/12(賃料収入見込み期間)=0.07 億円

② 貸金事業の逸失利益

通期想定残高 40 億円⇒実績 30 億円   残高不足 10 億円×12.11%(貸金実績利率)=1.21 億円

③ 自己資本不足を補うための調達コストの増加

全額自己資本の想定⇒6.25 億円を外部調達 6.25 億円×4.4%=0.28 億円の支払利息




                                - 1 -
2-2 修正理由
① 新株予約権の行使が想定よりも進まなかったため


当初、自己資本にて想定していた調達を他人資本にて代用したことにより、金利差額分だけ営業外費用が増加
しました。


② 長期賃貸不動産の取得が「結果的に」下期に偏ったため


資産の取得におきましては、「売り物」を常時複数(実際の買い物件の 10 倍程度)検討しており、中には取得
想定価額が当社の合格水準に達していたとしても、さらに安く購入できる可能性のある限り(他社の BID が入
る、またはウリ案件でなくなってしまう)、限界まで交渉することで極限まで株主の利益を追求しております。

従って、仮に取得時期が想定よりも大幅に遅れ、かつ一時的な金融コストがかかっても値下がり幅がそれらの
負をはるかに上回る経済合理性があれば、今期のように取得時期の遅れによって逸失利益が発生することもあ
ります。


③ お客様(債務者)の借入ニーズに応えるために、エクイティ不足分を外部借入により賄ったため


既存の優良顧客の強い借入ニーズがあり、当社の与信判断が「可」であり、かつ経済合理性が株主にとって大
きいと判断した場合には、当初の調達手段(エクイティ調達)に代えて臨時の外部借入によって貸金の資金を
賄うことがあります。



3.二度と株主様の信用を失わないための改善点

3-1 決算短信の業績予想の基準の変更


・4 月期首の資産を基準にして、それを一年間運用する前提で業績予想を作成します。
・新規案件獲得と新たな資金調達を一切織り込みません。


3-2 タイムリーに業績の変化をお伝えする手段


・不動産の取得案件が発生した場合は、保有不動産を一年間のベースで運用した場合の NOI を都度開示いたし
ます。


3-3   中長期の当社の予算の提示

・第一次中期経営計画の最終年度となったため、5 月中に第二次中期経営計画(2020.4~2023.3 末)の発表を
します。これが本来の当社の予算数値となります。
・不動産・貸金以外に不動産投資部門の回収予測や新規事業についても、レンジの提示を含んだ内容の経営計
画となります。

4.新型コロナの影響について
2020 年3月期業績予想および当社事業に対する影響はないと考えております。

ご注意:本資料に記載しております業績に関する予想数値は、いずれも本資料の発表時現在において入手可能
な情報による判断及び仮定に基づくものであり、実際の業績は当該予想と異なる場合がありますので予めご承
知ください。

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