6625 J-JALCO HD 2021-09-10 15:00:00
連結完全子会社の戦略的業務提携契約締結に関するお知らせ [pdf]
2021年9月10日
各 位
会 社 名 JALCO ホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社⻑ ⽥辺 順⼀
(JASDAQ・コード 6625)
問合せ先
役 職・⽒ 名 管理本部⻑ 鈴⽊ 英⼀
電 話 050−5536−9824
連結完全⼦会社の戦略的業務提携契約締結に関するお知らせ
当社の連結⼦会社である株式会社ジャルコ(以下、「ジャルコ」といいます。)は、本⽇開催の取締
役会において、株式会社パテント・ファイナンス・コンサルティング(東京都港区北⻘⼭ 代表取締
役:⽇野 慎⼆、以下「PFC」といいます。)と知的財産等の評価及び売買等における戦略的業務提携
契約を締結することを決議いたしましたので、お知らせいたします。
記
1. 戦略的業務提携契約締結の理由
現在、ジャルコの貸⾦事業は主に不動産担保をメインとして顧客に融資を⾏っておりますが、資産の
多様化が進む今般、不動産担保以外での融資の可能性を模索し、2020 年 5 ⽉ 19 ⽇付けで開⽰しました
「第⼆次中期経営計画策定のお知らせ」でも記載のとおり、既に⼀部では、特許権担保による融資を
⾏っておりました。
当社としましては、優れた技術⼒や特許権を有している企業が、適正な評価とともに、事業への更な
る活⽤を図ることで、企業価値を増⼤させ、次なる成⻑ステージに進みたいとのニーズも多いことから、
それらの要請に応えていくことは意義あるものと考えております。
この度の提携により、ジャルコはお客様の保有する、特許権・商標権等の知的財産等、いわゆる無形
固定資産への融資等にも積極的に取り組み、既存事業である貸⾦事業の幅が広がるものと考えておりま
す。
PFC のノウハウを活⽤し、取引先などが所有する知的財産の経済的価値を把握することで、不動産、
遊技機、周辺機器等の動産、営業権などの担保融資に加え、無形固定資産での融資の拡⼤を狙うもので
す。併せて、特許権含めた知的財産権の売買仲介やビジネスマッチングも展開していく予定です。
なお、本業務提携に先⾏し、PFC の個別評価及び助⾔を受け、2021 年 8 ⽉4⽇付けにて、株式会社
ハリーズより同社及び同社代表取締役社⻑である⻘⼭博司⽒(以下、「ハリーズ等」といいます。)が
所有する全特許権(別紙:ジャルコが取得した特許権リスト)の譲渡を受ける代わりに、ハリーズ等か
らは特許使⽤料を受ける形での具体的取り組みを開始しております。
ハリーズ等は、特に次の3分野での実績を基に、今後急拡⼤する EC 需要に対しては、①RFID(無
線による⾃動認識技術)と②IoT ソリューションの活⽤による「スマート倉庫」向け等の事業展開が⼤
きく⾒込めること、また、③スマートフォン向け表⾯ガラスパネルの加⼯装置やクリーニング技術は、
シリコンウエハ端⾯加⼯、LED ガラスパネル加⼯、⾃動⾞ガラスパネル加⼯等への応⽤範囲も幅広く
考えられることから、事業資⾦の提供やマーケティングでの⽀援により、ハリーズ等の上記分野での製
造装置販売、システム販売等の収益拡⼤に⼤きく寄与するものと⾒込んでおり、ひいては、ジャルコの
今後の融資拡⼤に貢献するものと考えております。
加えて、ジャルコが譲り受けた特許権は、将来的に有望な技術を権利化したものであり、PFC との協
業によって、特許権のライセンス等による収益化での更なる業績貢献が期待できるものと考えています。
※別紙の特許権リストは当社ホームページへも掲載する予定です。
1
2. 戦略的業務提携の内容
戦略的業務提携の主な内容は以下のとおりです。
(1) ジャルコの知的財産権評価に基づく融資の業務に対する PFC の助⾔
(2) ジャルコの取引先企業または潜在的取引先企業が所有する知的財産の PFC による評価
(3) 知的財産権がジャルコの担保物件に供された場合の当該知的財産権の PFC による管理及び
再評価
(4) 知的財産権がジャルコの担保物件に供された場合の当該知的財産権のジャルコによる売却
に関する助⾔、売却先の仲介
3. 相⼿先の概要
(1)名称 株式会社パテント・ファイナンス・コンサルティング
(2)所在地 東京都港区北⻘⼭2丁⽬7-26-2階
(3)代表者の役職・⽒名 代表取締役 ⽇野 慎⼆
(4)事業内容 知的財産・事業性・企業価値の評価サービス
知的財産売買や M&A 等の仲介・アドバイザリーサービス
事業戦略・知財戦略や⾦融機関向け事業性評価コンサルティング
サービス
(5)資本⾦ 5,000 万円
(6)設⽴年⽉⽇ 2004 年1⽉9⽇
(7)⼤株主及び持株⽐率 ⽇野 慎⼆ 100%
(8)上場会社と当該会社の 資本関係 該当事項はありません。
関係 ⼈的関係 該当事項はありません。
取引関係 該当事項はありません。
関連当事者への該当状況 該当事項はありません。
※同社の経営成績、財政状態ですが、⼀般的な信⽤情報機関からの情報以外の詳細データは⼊⼿してお
りません。その理由として、本業務提携の⽬的が特許権等の評価⼿法やマーケティングノウハウでの
協業であり、当社もまたその点に期待していること及び相⼿先の意向による為であります。
4.当該提携を⾏う連結⼦会社の概要
(1)商号 株式会社ジャルコ
(2)所在地 東京都中央区⽇本橋2丁⽬16番11号
(3) 代表者の役職・⽒名 代表取締役社⻑ ⽥辺 順⼀
(4) 主な事業内容 パチンコホール企業並びに事業会社向けの不動産賃貸事業及び貸⾦事業
(5) 資本⾦の額 350,000千円
(6) 株主構成 JALCO ホールディングス株式会社(100%)
5. ⽇程
(1)取締役会決議 2021 年 9 ⽉ 10 ⽇
(2)業務提携契約締結⽇ 2021 年 9 ⽉ 10 ⽇
(3)業務提携開始⽇ 2021 年 9 ⽉ 10 ⽇
6. 今後の⾒通し
本業務提携に伴う現時点での当社の当期連結業績に与える影響は軽微であり、また来期の計画も未定
2
ですが、中⻑期的には当社の企業価値向上に資するものと考えております。今後の状況により公表すべ
き事項が発⽣した場合には速やかにお知らせいたします。
ご参考
株式会社ハリーズの概要
(1)名称 株式会社ハリーズ
(2)所在地 兵庫県明⽯市⼤久保町江井島 811 番地の 1
(3)代表者の役職・⽒名
代表取締役 ⻘⼭ 博司
(4)事業内容
・ディスプレイ・タッチパネル向け各種装置開発・製造・販売
・医薬・衛⽣材等消費財向け各種製造装置開発・製造・販売
・RFIDタグ・ラベル製造装置開発・製造・販売
・RFIDタグ・ラベル販売
・IoT/RFID統合システム開発・販売
以 上
別紙:ジャルコが取得した特許権リスト(出願中含む)
事業分野 発明の名称
薄板加⼯ 清掃装置及びワーク清掃システム
薄板加⼯ 透明板検査装置及び透明板清掃検査システム
薄板加⼯ 積層体加⼯⽅法、積層加⼯装置及び積層体加⼯物の製造⽅法(Half Hole)
薄板加⼯ 研削装置及び研削⽅法並びに薄板状部材の製造⽅法
薄板加⼯ 薄板状物加⼯装置及び薄板状部材の製造⽅法
薄板加⼯ 薄板清掃システム
薄板加⼯ 薄板移送装置及び薄板清掃システム
RFID 電⼦部品取付装置及び電⼦装置の製造⽅法(HIMS)
RFID 吸着保持装置
RFID RFID 装置
RFID 電⼦部品取付装置、電⼦装置の製造⽅法及びストラップの製造⽅法(HIMS)
RFID インターポーザーの接合⽅法、及び電⼦部品
RFID インターポーザー接合装置
RFID ランダム周期変速可能な⼩⽚移載装置
RFID トランスファー装置
RFID 搬送装置
RFID 電⼦部品の製造装置
RFID 移載装置
RFID 電⼦部品及び、この電⼦部品の製造⽅法
3
ソリューション 管理システム、サーバ、管理装置、および、管理⽅法
ソリューション モニタリングシステム
清掃関係 清掃システム
清掃関係 清掃装置(PDC)
その他 ⽣理⽤タンポンの製造⽅法及び製造装置
その他 マスク及びマスク⽤原反
4