6619 WSCOPE 2020-02-14 19:00:00
特許侵害訴訟に対する当社見解について [pdf]
2020 年 2 月 14 日
各 位
会 社 名 ダブル・スコープ株式会社
代表者名 代表取締役社長 崔 元 根
(コ ー ド 番 号 6619 東 証 第 一 部 )
問合せ先 取締役 大 内 秀 雄
( T E L 0 3 - 5 4 3 6 - 7 1 5 5 )
特許侵害訴訟に対する当社見解について
本年 2 月 4 日付で公表しました「特許侵害訴訟への対応に関するお知らせ」について、当社見解
をお知らせいたします。
1.訴訟提起日
2020 年 1 月 29 日
2.訴訟提起者
旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀 秀毅、以下「旭化成」
)
3.訴訟原因及び経緯
2018 年 2 月 1 日付で旭化成から当社及び中国の当社販売代理店に当該特許権侵害に関する確認
の書簡が送付され、当社は旭化成に対してその書簡についての質問書を返送しておりました。その
質問書に対する回答がないまま、旭化成は 2018 年 8 月 13 日に中国の当社販売代理店に対して特
許権侵害訴訟を提起し、当社の単層セパレータ製品の中国での販売差止と損害賠償を求めています
(現在係争中)。
そして今回、 旭化成は中国での特許訴訟と同様の特許に基づいて、 韓国での製造 販売を対象に、
・
当社及び連結子会社である W-SCOPE KOREA CO., LTD.に対して特許侵害訴訟を提起しました。
4.訴訟内容
旭化成が所有するリチウムイオン二次電池用セパレータに関する韓国特許(特許第 10-0977345
号)に基づき、ダブル・スコープ株式会社等が製造・販売する電池用セパレータ製品の韓国におけ
る製造・販売差止と損害賠償を求めるものです。
5.業績への影響
訴訟対象は当社が販売している単層セパレータの一部製品に限られております。また、当社の主
力製品は、新しい技術を使用した EV 用コーティングセパレータや高耐熱性セパレータに大きくシ
フトしていきますので、本年及び今後の計画に及ぼす影響も軽微なものに留まる事が見込まれます。
なお、本訴訟が結審するまでには数年以上かかる見込みであり、 直ちに結論は出ない見通しです。
また、主要取引先との協力関係にも全く影響は出ておりません。
現在、訴状が届いた W-SCOPE KOREA CO., LTD.で、弁理士法人や弁護士法人と対応を進めて
おります。
以 上