6619 WSCOPE 2019-11-29 16:00:00
子会社転換社債による資金調達に関するお知らせ [pdf]

                                                    2019 年 11 月 29 日
    各    位
                              会 社 名    ダブル・スコープ株式会社
                              代表者名     代表取締役社長 崔 元 根
                              (コ ー ド 番 号 6619 東 証 第 一 部 )
                              問合せ先      取締役 大 内 秀 雄
                              ( T E L   0 3 -   5 4 3 6 -   7 1 5 5 )



          子会社転換社債による資金調達に関するお知らせ


 ダブル・スコープ株式会社の子会社である W-SCOPE CHUNGJU PLANT CO., LTD.(以下、
WCP という。 )は、11 月 11 日に Noh & Partners 株式会社(大韓民国ソウル市江南区)に対し転
換社債を発行することを取締役会で決議し、           同日に転換社債引受契約を締結しており      (決算短信  (11
月 14 日付)
       「3.その他 (1) 継続企業の前提に関する重要事象等」         に記載) 本日 11 月 29 日から順
                                                、
次、転換社債を発行していきますのでお知らせいたします。



【概要】
 当社は今後の設備投資に備えるため、資金調達の検討を行い、すでに当社の新株予約権発行によ
り約 28 億円の資金調達が完了しました。今回の新たな資金調達は、当社 100%子会社である WCP
の転換社債の発行による設備投資資金の調達となり、その契約調達額は 1,150 億ウォン(約 103 億
円)となりました。この契約額は、機関投資家が WCP の時価総額を 2,500 億ウォンと算定して決
定された金額です。

 発行する転換社債の概要は以下のとおりです。
  名称                     WCP株式会社第1回私募転換社債
  発行総額                   115,000,000,000ウォン
  各社債の発行価格               各社債額面金額の100%
  発行日                    2019年11月29日
  償還期日                   2024年11月29日
  償還方法                   額面金額に対して年率6%(複利)に相当する金額を付し
                         て償還する。
  利率                     年2%
  担保・保証の有無               無担保、親会社保証・子会社保証・代表取締役保証
  新株予約権に関する事項
  ①新株予約権の目的となる株式
                         WCP普通株式
   の種類
  ②新株予約権発行による潜在株
                         33,293株
   式数
                      1株当たり3,454,134ウォン
  ③転換価格               ただし、株式の分割・併合等が行われた場合、転換価
                      格は適宜調整されるほか、一定条件下で転換価格が調
                      整されます。
  ④行使期間               社債の発行日の翌日から社債の満期日の前日まで
 割当先                  Noh & Partners株式会社
 資金の使途                事業拡大のため、WCPの設備投資資金に充てるものであ
                      ります。
                      (社債権者の早期償還請求権)
 その他特約事項              社債権者は、社債の発行日から3年になる日以後、自
                      己が保有する社債の全部又は一部の償還を請求するこ
                      とができます。

【決定の理由】
 当社は数年前から欧州 EV 向けの案件に対応するために生産体制を整備してまいりました。
 この第 4 四半期からは欧州 EV 向けとして第 12 号・13 号大型成膜ラインが立ち上がり、このほ
ど黒字化の目途が立ったこと。   また、 大手電池メーカーと 2020 年から 5 年間で 20 億㎡以上の供給
能力を確保していく必要があることから、今後の設備投資のための資金調達を進めていくこととい
たしました。

【今後の見通し】
 現在、当社は投資会社数社と WCP 転換社債による資金調達の検討を進めており、今後も契約内
容が合意され次第、新たに資金調達を行っていく方針です。

【その他】
 転換社債発行による子会社の異動はありません。

                                               以   上