6619 WSCOPE 2021-02-12 17:30:00
営業外費用(オプション評価損)及び特別損失(減損損失)の計上に関するお知らせ [pdf]
2021 年 2 月 12 日
各 位
会 社 名 ダブル・スコープ株式会社
代表者名 代表取締役社長 崔 元 根
(コ ー ド 番 号 6619 東 証 第 一 部 )
問合せ先 取締役 大 内 秀 雄
( T E L 0 3 - 5 4 3 6 - 7 1 5 5 )
営業外費用(オプション評価損)及び特別損失(減損損失)の計上に関するお知らせ
当社は、2020 年 12 月期通期決算において、営業外費用および特別損失 を計上することとなりま
したので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.営業外費用の内容
当社グループは、2020 年 12 月期通期決算において、オプション評価損 28 億円を計上する見通し
となりました。当社の連結子会社である W-SCOPE CHUNGJU PLANT CO., LTD.(以下、WCP)が
前期及び当期に転換社債を発行した際、 転換社債に付されたオプションの公正価値を評価しておりま
す。当連結会計期間におけるオプション評価損は、転換社債発行時から当連結会計年度末までのオプ
ションの公正価値の変動額を営業外費用として計上するものです。 なお、 オプション評価損は当連結
会計期間において現金流出の伴う費用ではありません。
2.特別損失の内容
当社グループは、2020 年 12 月期通期決算において、減損損失 50 億円を計上する見通しとなりま
した。2020 年 12 月期は、上期においてコロナ禍による世界的な生産活動の停滞に伴い、当社グルー
プの工場稼働率は低下しておりましたが、9 月以降は顧客の需要が回復傾向に転じ、特に第 4 四半期
においては、 主に車載用電池向けの売上高が大きく伸長した結果、 当第 4 四半期連結会計期間におけ
る営業損益は黒字転換しております。一方で、当社子会社である W-SCOPE KOREA CO., LTD.(以
下、WSK)の民生用途向けを含む生産設備については、継続して営業損失を計上しており減損の兆候
が認められたことから、 当連結会計年度末において将来の収益性を慎重に判断した結果、 減損損失 51
億円を計上することとなりました。
今後、当社グループは、車載用途向けの顧客の需要拡大に対応すべく、WCP で新規ラインの建設
を進めており(2021 年下期量産稼働開始予定)、引き続き生産量を拡大していくとともに、WSK での
ESS 向けを含む民生用途の生産量拡大に取り組み、利益の改善に努めてまいります。
3.業績に与える影響
上記の営業外費用及び特別損失は、本日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」に反映してお
ります。(当連結会計年度末の連結貸借対照表に計上しているオプション負債は、 将来、転換社債が株
式に転換された場合には現金流出を伴うものではありません。)
なお、当連結会計期間における減損損失 50 億円の計上により、2021 年 12 月期以降の減価償却費
負担は軽減されることとなります。
以 上