6619 WSCOPE 2021-02-12 17:30:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                                       2021 年2月 12 日
各      位
                                                          会   社     名     ダブル・スコープ株式会社
                                                          代表者名           代表取締役社長            崔     元   根
                                                          (コ ー ド 番 号            6619   東 証 第 一 部 )
                                                          問 合 せ 先           取 締 役 戦 略 企 画 本 部 長
                                                                                         大 内 秀 雄
                                                          ( T E L       0 3 -   5 4 3 6 -   7 1 5 5 )



                            業績予想の修正に関するお知らせ


  最近の業績動向を踏まえ、2020 年8月 13 日付で公表しました業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお知らせいた
 します。

                                             記


●業績予想の修正について
2020 年 12 月期通期連結業績予想数値の修正(2020 年1月1日~2020 年 12 月 31 日)
                                                                  親会社株主に帰属             1 株当たり
                           売上高         営業利益         経常利益
                                                                  する当期純利益              当期純利益
                              百万円          百万円           百万円               百万円                  円 銭
    前回発表予想(A)                 16,500      △1,300         △3,450           △3,550                △97,60
    今回修正予想(B)                 18,400      △2,800         △7,800           △11,200           △297.95
    増減額(B-A)                   1,900      △1,500         △4,350           △7,650
    増減率(%)                     11.52           -              -                 -
    (ご参考)前期実績                 13,167      △3,286         △3,804           △3,371            △103,84
    (2019 年 12 月期)


 【修正の理由】
 2020 年 12 月期下期においては、9 月以降、当社グループの主要販売市場におけるコロナ禍からの回復が見られ、特に第 4 四半期において
 は 2020 年 8 月に公表した修正計画を上回るペースで売上が伸長しており、通期の売上高は修正計画比で 1,900 百万円増加し、18,400 百万
 円となる見通しです。
     一方、利益面では当第 4 四半期連結会計期間において、売上伸長に伴い 500 百万円の営業利益を計上し黒字転換したものの、通期ではコ
 ロナ禍による世界的な生産活動の停滞に伴う当社グループの工場稼働率の低下等の影響が大きく、通期の営業損失が 2,800 百万円となる見
 通しです。
 営業損益の悪化要因はコスト面にあり、その主な内容は以下のとおりです。
 - コロナ禍における工場稼働率の低下に加え、韓国における EV 火災事故(※)に起因したバッテリー製造各社のセパレータの安全基準の見
 直しへの対応により、原価率が大幅に上昇しました。
 - 一部の中国顧客向けの売上債権について回収が遅延しており、将来の貸倒損失の発生可能性を慎重に検討し、貸倒引当金を計上しまし
 た。
 (※) 当社製品品質に起因したものではありません。


     また、上記の他、当社子会社の W-SCOPE CHUNGJU PLANT CO., LTD.が発行している転換社債に関連したオプション負債の公正価値の変動
 により、営業外費用にオプション評価損 2,800 百万円を計上し経常損失は 7,800 百万円となる見通しです。加えて、W-SCOPE KOREA CO.,
 LTD.の製造設備については 5,000 百万円の減損損失を特別損失として計上するほか、繰延税金資産の回収可能性の見直しにより法人税等調
 整額 1,600 百万円を計上する結果、親会社株主に帰属する当期純損失が 11,200 百万円となる見通しです。
     以上の要因から、2020 年8月 13 日付の公表数値を修正致します。
【業績予想に関する留意事項】
 業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想値
と異なる場合があります。
                                                           以     上