6618 M-大泉製 2020-02-14 15:00:00
2020年3月期第3四半期決算説明補足資料 [pdf]
2020年2月14日
2020年3月期第3四半期
決算説明補足資料
株式会社大泉製作所
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業績ハイライト
売上減少及び電動化量産等の先行投資により減収減益
⚫ 継続する中国市況等悪化の影響で売上高は前年同期比減少
⚫ 中計達成に向けて、2次電池用量産ラインの立上げ、新焼成炉の稼働開始
*1
⚫ 空調VE 品の原価低減効果で減益を一部カバー
成長分野の電動化、5G用は堅調に推移
⚫ 電動化領域の新規製品は量産開始、新規受注も成約
⚫ 5G普及期に向け需要が拡大、光通信用売上が伸長
*2
通期業績予想は据え置き、COVID-19 の感染拡大影響に注視
⚫ COVID-19対策本部を設置、情報を収集し対応策を実施中
⚫ 業績予想にはCOVID-19の感染拡大による影響は織り込まず、据え置く
*1 Value Engineeringの略、製品の機能価値を低下させずにコストダウンを実現するための手法 1
*2 2019年12月中国で発生した新型コロナウイルスによる感染症
損益計算書サマリー
単位:百万円
18年度第3四半期 19年度第3四半期
実績 構成比 実績 構成比 前年同期比
売上高 9,440 ― 8,678 ― △8.1%
営業利益 622 6.6% 376 4.3% △39.5%
経常利益 670 7.1% 323 3.7% △51.7%
四半期純利益 477 5.1% 236 2.7% △50.5%
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事業別売上高
前年
自動車 空調カスタム エレメント 事業 同期比 増減率 増減コメント
(百万円) (百万円)
10,000 9,440 ⚫第2四半期に続き中国市場低迷の
9,000 570 8,678 全体 △762
影響により減収
△8.1% ⚫人民元、米ドルの円高により為替換
541 算額が減
8,000
⚫5G用は需要増加とシェア拡大の
7,000 3,145 両輪で増収(+162.3%)
2,765 エレメント △28 △4.9% ⚫既存品は中国の自動車、家電用
6,000 が減収
5,000 【空調用】
⚫ASEAN販売が好調継続
4,000 ⚫国内は天候不順、増税影響により
空調 減収
△380 △12.1% ⚫市場低迷により中国向けが減収
3,000 カスタム
5,725 5,370 【カスタム部品】
⚫中国市場低迷により工作機用は
2,000 減収が続く
1,000 ⚫電動化領域は新規立ち上げによ
り増収(+14.8%)
0 自動車 △354 △6.2% ⚫既存品は中国、インドの市場低迷に
より減収
18年度 19年度
3Q 3Q 3
エリア別売上高
⚫ 日本は中国向け自動車の生産減及び天候不順と増税影響による空調販売不振で減収
⚫ 中国は市場の低迷により全ての事業で減収
⚫ ASEANはインド向け自動車が減少するも、欧州向け空調用の増加で増収
(単位:百万円)
エリア 19年度3Q エリア別 前年同期比 増減率
売上高 構成比
日本 5,111 58.9% △ 373 △ 6.8%
中国 1,282 14.8% △ 344 △ 21.2%
ASEAN 1,238 14.3% + 44 + 3.7%
その他 1,047 12.0% △ 89 △ 8.5%
合計 8,678 100.0% △ 762 △ 8.1%
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損益計算書
⚫ 空調VE品が製造原価低減に貢献するも、下記要因により前年同期比減益
・前年同期比減収による影響
・2次電池用の量産ライン立上げ及び新焼成炉の稼働により、償却費・労務費が増加
⚫ 営業外収支は前年同期比円高の影響で為替差益が減少
(単位:百万円)
18年度 19年度
第3四半期 構成比 第3四半期 構成比 前年同期比
売上高 9,440 100.0% 8,678 100.0% △8.1%
売上総利益 2,016 21.3% 1,769 20.4% △12.3%
営業利益 622 6.6% 376 4.3% △39.5%
営業外収支 48 0.5% △52 △0.6% ー
うち、支払利息 △38 △0.4% △52 △0.6% ー
うち、為替差損益 67 0.7% 2 0.0% ー
経常利益 670 7.1% 323 3.7% △51.7%
法人税等 △193 △2.0% △87 △1.0% ー
当期純利益 477 5.1% 236 2.7% △50.5% 5
貸借対照表
⚫ 地産地消を目的とした生産移管及びリスク対応のための在庫増加
⚫ 2次電池用量産ライン及び新焼成炉等の設備投資と、海外子会社のIFRS適用により固定資産が増加
⚫ 設備投資資金借入と在庫増加により有利子負債が増加
⚫ 自己資本比率は25.3%(19年3月末比+1.0ポイント)
(単位:百万円)
資産の部 19年3月 19年12月 増減 負債・純資産の部 19年3月 19年12月 増減
流動資産 6,192 6,060 △132 流動負債 3,169 3,132 △36
現金預金 1,448 1,466 17 仕入債務 1,244 1,156 △87
売上債権 2,505 2,136 △369 有利子負債 942 1,176 233
棚卸資産 2,123 2,348 225 その他 981 800 △181
その他 115 108 △6 固定負債 3,558 3,624 65
固定資産 2,735 3,029 294 有利子負債 2,737 2,892 155
有形固定資産 2,393 2,632 239 その他 821 731 △90
無形固定資産 60 113 53 負債合計 6,727 6,757 29
投資その他 280 282 2 純資産合計 2,200 2,332 132
株主資本 1,957 2,126 169
その他 242 205 △36
6
資産合計 8,928 9,090 162 負債・純資産合計 8,928 9,090 162
19年度業績予想
⚫ 19年度通期業績予想は、2019年11月の公表値を据え置く
単位:百万円
19年度 19年度第3四半期
予想 構成比 実績 構成比 進捗率
売上高 11,958 ― 8,678 ― 72.5%
営業利益 535 4.5% 376 4.3% 70.3%
経常利益 478 4.0% 323 3.7% 67.6%
当期純利益 354 3.0% 236 2.7% 66.7%
※COVID-19の感染拡大に伴う影響については、現在精査中であり、当期の業績予想に
織り込んでおりません 7
注意事項
この資料に掲載されている、株式会社大泉製作所の現在の計画、見通し、戦略などのうち、歴史的
事実でないものは、将来の業績に関する見通しであります。これらは、現在入手可能な情報から得ら
れた株式会社大泉製作所の経営者の判断に基づいており、内容の正確さについては細心の注意を
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